JP3183971U - 可搬プロンプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に保持して雑音を立てることなくプロンプすることができ、かつ撮影直前の台詞等の急な変更に迅速に対応することが可能な可搬プロンプタを提供する。
【解決手段】文字情報を情報利用者に視覚的に提供するための可搬プロンプタは、前記文字情報を表示する表示面を有する表示部と、前記表示部を制御して所望の前記文字情報を前記表示面に表示させる制御部と、前記制御部に接続されて、前記表示面に表示する前記文字情報を切り替えるスイッチと、前記表示部に取り付けられた把持部であって、前記表示面を前記情報利用者に向けて保持するために使用者が把持する把持部とを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は可搬プロンプタに関する。
テレビ番組や映画等の映像作品を制作する現場においては、撮影を円滑に進めるため、出演者等に次の台詞や段取り等に関する助言を与える、いわゆるプロンプが行われている。プロンプは、撮影現場で撮影の進行を取り仕切るフロアディレクター(FD)や、アシスタントディレクター(AD)が行うのが一般的である。
FDやADがプロンプを行う場合には、台詞をマジック等で大きく書き写したスケッチブックや、台詞を印字したA3判等の大判の出力紙を束ねたものを用いる。FDやADは、撮影現場においてカメラには映らない位置に構え、スケッチブックや出力紙を1ページずつめくり、これらに記載された台詞を順次出演者に提示してプロンプを行う。
撮影中、FDやADは多忙である。しかしスケッチブックや出力紙の束を用いたプロンプでは、片手でスケッチブックや出力紙の束を保持し、もう片方の手でページをめくる動作を行う必要があるため、プロンプを行う間は、FDやADは実質的に両手をふさがれた状態となる。よって最適なタイミングでプロンプを行いながら同時に他の作業を行うことは熟練したFDやADでなければ難しく、撮影現場によっては、プロンプ専従のFDやADの他にもう一人のFDやADを配置する必要が生じている。これは人件費の増加、ひいては撮影コストの増加にも繋がり問題である。
また、スケッチブックや出力紙を用いたプロンプでは、ページをめくるたびに紙と紙のこすれあう音が生じてしまう。よって静謐さが要求される撮影現場においては細心の注意を払いつつページをめくる必要があり、FDやADにとって大きな負担となっている。
さらに、映像作品の撮影現場においては、撮影開始の直前に、出演者の台詞や、撮影の段取りが急遽変更となることも少なくない。このような場合、変更後の台詞や変更後の段取りのFDやADへの伝達は、B5判やA4判の出力紙への印字や手書きのメモで行われることが多い。
よってスケッチブックによりプロンプを行う場合は、FDやADは撮影直前に急遽、変更後の台詞をマジックで大きく書き写す必要があり、文字が乱れたり、誤字・脱字が生じてしまうという問題が生じている。また、台詞等の変更量が多い場合には、書き写しに時間がかかり、プロンプの準備が整うのを待つために撮影開始が遅れるという問題も生じている。
また、出力紙に印字してプロンプを行う場合も、撮影現場にはA3判等の大判の出力紙に印字できるプリンタが備えられていないのが一般的であるため、変更が生じた場合は結局スケッチブックに大きく書き写すことになる。よって同様に、文字の乱れ、誤字・脱字、撮影開始の遅れといった問題が生じる。ここで、大判の出力紙を印字可能なプリンタを撮影現場に持ち込むことも行われているが、このようなプリンタは非常に大型であり、持ち運びが大きな負担となっている。
そこで本考案は、上記の課題を解決することを目的とし、容易に保持して雑音を立てることなくプロンプすることができ、かつプロンプ開始直前の台詞等の急な変更に迅速に対応することが可能な可搬プロンプタを提供することを目的とする。
本考案の第1の態様に従えば、
文字情報を情報利用者に視覚的に提供するための可搬プロンプタであって、
前記文字情報を表示する表示面を有する表示部と、
前記表示部を制御して所望の前記文字情報を前記表示面に表示させる制御部と、
前記制御部に接続されて、前記表示面に表示する前記文字情報を切り替えるスイッチと、
前記表示部に取り付けられた把持部であって、前記表示面を前記情報利用者に向けて保持するために使用者が把持する把持部とを有する可搬プロンプタが提供される。
本考案の可搬プロンプタによれば、紙を用いずに出演者に文字情報を提示するため、使用中に雑音が生じることがない。また、本考案の可搬プロンプタによれば、使用者は把持部を把持して、スイッチを操作するのみで、容易に可搬プロンプタを保持しつつ適切なタイミングで文字情報を切り替えることができる。
本考案の可搬プロンプタによれば、制御部を用いて、表示面に表示する文字情報を制御することにより、出演者への情報の提示を行っている。よって、台詞等の急な変更が生じた際は、制御部により制御される文字情報を入れ替えるだけで迅速に変更に対応することができる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記スイッチは、前記把持部を把持した使用者が前記把持部を把持した手で前記スイッチを操作可能な位置に設けられていてもよい。これにより使用者は、可搬プロンプタの保持、及び適切なタイミングでの文字情報の提示を片手で行うことが可能となり、プロンプ中の使用者の自由度がより高まる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記スイッチ及び前記把持部は、前記表示面の裏面側において前記表示部に取り付けられていてもよい。この配置により、可搬プロンプタの保持はより容易となる。
本考案の可搬プロンプタは、さらに、前記文字情報を記憶する記憶部を備えてもよい。これにより、記憶部が記憶する文字情報を入れ替えて、台詞等の急な変更に迅速に対応することができる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記文字情報は、時系列的に配列された複数の情報であってもよく、前記スイッチが押されるごとに、時系列的に配列された情報が順次表示されてもよい。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記スイッチは、前記表示面に表示された情報を時系列的に前進させるための送りボタンと、前記表示面に表示された情報を時系列的に後退させるための戻りボタンとを有してもよい。このように送りボタンと戻りボタンとを別個に設けることで、文字情報の切替がより容易となり、適切なタイミングでの文字情報の提供がより容易となる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記把持部は、前記表示面の裏面側において所定方向に延在して前記表示部に取り付けられていてもよく、前記送りボタン及び前記戻りボタンは、前記把持部の上方、かつ前記把持部と前記表示部との間において、前記所定方向に並置されていてもよい。このような構成によれば、前記把持部を把持した使用者にとってより操作し易い位置に、送りボタン及び戻りボタンを配置することができる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記スイッチは、前記表示面の裏面側において前記表示部に取り付けられた基部に設けられていてもよく、前記把持部は前記基部に取り付けられていてもよい。このような構成によれば、前記把持部を把持した使用者にとってより操作し易い位置に、スイッチを配置することができる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記表示面の裏面側において前記表示部に取り付けられた副表示部をさらに有してもよく、前記副表示部は、前記表示部に対して着脱可能であってもよい。このような構成により、使用者は、表示面に表示された文字情報に関する情報を副表示部より得ることができ、適切な情報の提示がより容易となる。
本考案の可搬プロンプタにおいて、前記使用者による前記表示部の保持を容易とするためのベルトを更に有してもよく、前記表示部を載置面に対して保持するスタンド、一脚、三脚のいずれかを更に有してもよい。このような構成により、使用者は、より容易に可搬プロンプタを保持することが可能となる。
本考案によれば、容易に保持して雑音を立てることなくプロンプすることができ、かつプロンプ開始直前の台詞等の急な変更に迅速に対応することが可能な可搬プロンプタが提供される。
図1は、本考案の実施形態に係るプロンプタの斜視図であり、図1(a)は前側から、図1(b)は後側から見た斜視図である。 図2は、使用者がプロンプタを保持する様子を示す説明図である。 図3は、撮影スタジオ内の様子を示す概略図である。 図4は、プロンプタにより提示される情報の一例を示す説明図である。 図5は、本考案の他の実施形態に係るプロンプタを後側から見た斜視図である。 図6(a)、(b)は、サブディスプレイの表示の様子を示す説明図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図4を参照して、本考案の第1の実施形態について説明する。
図1(a)(b)に示すように、プロンプタ100は、主に表示部10、切替部20、記憶/制御部30を有する。また、プロンプタ100には、ベルト40、スタンド50が取り付けられている。以下の説明においては、表示部10のディスプレイ11側をプロンプタ100の前側、その反対側をプロンプタ100の後側とする。また、ディスプレイ11に向かって左側及び右側を、プロンプタ100の左側及び右側とし、ディスプレイ11に向かって上側及び下側を、プロンプタ100の上側及び下側とする。
表示部10は、ディスプレイ11と筐体12とを有する。ディスプレイ11は、出演者等に対して、後述する記憶/制御部30から出力される文字情報としての台詞を表示する部分である。本実施形態では液晶ディスプレイを用いており、上下方向の寸法が約300mm、左右方向の寸法が約420mmである。ディスプレイ11の寸法をこのような値とすることで、A3判の紙と同等の面積を一度にディスプレイ11に映し出すことが可能となる。よって、映し出す台詞の一文字一文字を十分大きくした上で、かつ十分な数の文字を同時に映し出すことが可能となり、出演者等による台詞の視認及び把握が容易となる。筐体12はディスプレイ11の上下端部、左右端部、及び裏面に接触してディスプレイ11を保持している。
切替部20は、ディスプレイ11に映し出される台詞を切り替えるための機構であり、箱状の基部21、送りボタン22、戻りボタン23、把持部24を有する。基部21は、表示部10の筐体12の裏面12bの上方に取り付けられており、送りボタン22、戻りボタン23は、基部21の上面21eにおいて、左右方向に並置して設けられている。把持部24は、基部21の後面(背面)21bに取り付けられている。
送りボタン22は、ディスプレイ11に表示された台詞データP(図4)を、次の台詞データP(図4)に送るためのボタンであり、戻りボタン23は、ディスプレイ11に表示された台詞データPを、前の台詞データPに戻すためのボタンである。本実施形態においては、送りボタン22が左側に、戻りボタン23が右側に設けられている。
送りボタン22と戻りボタン23とは、互いに異なる色とすることが望ましい。これにより、送りボタン22と戻しボタン23との押し間違いを防止することが可能となる。さらに、送りボタン22と戻りボタン23は、使用者や外部の物体との接触によって誤って操作されることがないよう、押圧に対してある程度の抵抗を有するボタンであることが望ましい。
把持部24は、プロンプタ100の使用時に、使用者が把持する持手である。把持部24は、プロンプタ100を軽量とするため、アルミニウム、合成樹脂等により形成するのが望ましい。
切替部20においては、送りボタン22、戻りボタン23、把持部24が上記の通り配置されているため、使用者は把持部24を把持した状態で、親指により送りボタン22、戻りボタン23を容易に操作することができる。ここで、送りボタン22が左側に、戻りボタン23が右側に配置されているため、使用者が右手で把持部24を把持すれば、より使用頻度の高い送りボタン22が親指での操作により適した位置となる。なお、送りボタン22を右側に、戻りボタン23を左側に配置してもよく、この場合は、使用者が左手で把持部24を把持すれば、送りボタン22が親指での操作により適した位置となる。また、送りボタン22及び戻りボタン23の機能を互いに交換可能とし、右手で把持部24を把持する場合と左手で把持部24を把持する場合とで、送りボタン22及び戻りボタン23の機能を互いに交換して使用してもよい。
記憶/制御部30は、内部に記憶装置31及び制御装置32を有する。記憶装置31は、出演者等に対して提示する台詞を含む複数の台詞データP、及びこの複数の台詞データPを提示する順番を記憶する。制御装置32は、送りボタン22、戻りボタン23の入力に従って、記憶装置31内に記憶された台詞データPをディスプレイ11に送る。また、記憶/制御部30には、記憶/制御部30への台詞データPの入出力を行うための接続端子(不図示)が設けられている。
ベルト40は、使用者によるプロンプタ100の保持を補助するために装着されてもよく、両端部が、筐体12の裏面12bの右上部及び左上部に接続されている。使用者は、ベルト40を首の後ろに回した状態でプロンプタ100を保持することで、プロンプタ100の重量の一部を肩によって担い、より容易にプロンプタ100を保持できる(図2)。なおベルト40は、ナス環等を用いて係脱可能に筐体12に取り付けられているのが好ましいが、ベルト40と筐体12とを一体に固定してもよい。
スタンド50は、プロンプタ100を床等に載置する場合に使用することができ、ディスプレイ11が出演者を向いた状態で保持されるように表示部10を支持する。スタンド50は、上端部50eが切替部20の基部21の下面21fに回転可能に取り付けられている。よって、スタンド50の下端部50fを後方に引けば、スタンド50は筐体12に対して回転し、ディスプレイ11の支持が可能な状態に至る。なお、スタンド50の上端部50eの取り付け位置は任意であり、筐体12の裏面12bや、切替部20の基部21の左右側面21c、21d、後面21bに取り付けられていてもよい。
次に本実施形態のプロンプタ100の動作について、使用者U(図2)が出演者X、Y(図3)に対してプロンプを行う場合を例として説明する。
プロンプタ100の使用時には、図2に示すとおり、使用者Uはディスプレイ11を自らの身体の前面側に向けた状態で、プロンプタ100を保持する。図2には示されていないが、使用者Uは、右手で切替部20の把持部24を把持している。
図3に、映像番組収録中のスタジオの概略的な様子を示す。図3において、出演者X及び出演者Yは、ステージS上においてカメラCに対峙している。使用者Uは、ディスプレイ11を出演者X及び出演者Yに向けてプロンプタ100を保持している。なお、使用者Uの位置は任意であり、例えば、出演者X、Yが向かい合った状態で会話する様子をカメラCが出演者X、Yの側方から撮影する場合には、使用者Uは、出演者Yの後方に構えて、出演者Xにプロンプを行うことができる。このようにプロンプタ100によるプロンプは、出演者によって都合のよい任意の位置において行うことができる。
ここで、プロンプタ100の記憶装置31は、出演者X及び出演者Yに提示するための、複数の台詞データP(図4)を記憶している。図4において記号「○」は文字であり、出演者X、Yの台詞を表している。また記憶装置31は、複数の台詞データPを表示すべき順番も記憶している。以下の説明においては、記憶装置31は、複数の台詞データPを、台詞データp、p+1、p+2、・・・p+nの順に表示すべきものと記憶しているとする。
ディスプレイ11に台詞データpが表示されている状態において、使用者Uが送りボタン22を操作すると、制御部32は、記憶部31の台詞データp+1をディスプレイ11に送り、ディスプレイ11の表示内容を台詞データp+1に切り替える。更にもう一度使用者Uが送りボタン22を操作すると、制御部32は、記憶部31の台詞データp+2をディスプレイ11に送り、ディスプレイ11の表示内容を台詞データp+2に切り替える。以降も同様に、使用者Uが送りボタン22を操作すると、制御部32は、ディスプレイ11の表示内容を台詞データp+3、p+4、・・・、p+nと切り替える。
一方で、ディスプレイ11に台詞データp+nが表示されている状態において、使用者Uが戻りボタン23を操作すると、制御部32は、記憶部31の台詞データp+n−1をディスプレイ11に送り、ディスプレイ11の表示内容を台詞データp+n−1に切り替える。更にもう一度使用者Uが戻りボタン23を操作すると、制御部32は、記憶部31の台詞データp+n−2をディスプレイ11に送り、ディスプレイ11の表示内容を台詞データp+n−2に切り替える。以降も同様に、使用者Uが戻りボタン23を操作すると、制御部32は、ディスプレイ11の表示内容を、台詞データp+n−3、p+n−4、・・・、pと切り替える。
以上の動作によれば、使用者Uが撮影の進行に合わせて切替部20を操作するだけで、出演者X、出演者Yは容易に適切な台詞を発することが可能となる。
本実施形態に係るプロンプタ100の効果を以下にまとめる。
本実施形態のプロンプタ100は、ディスプレイ11が液晶により形成されている。したがって、撮影現場の照明が抑制されており、十分な照度が得られない場合であっても、視認性の高い状態で、台詞を出演者X、Yに提示することができる。
本実施形態のプロンプタ100によれば、紙を扱うことなく、切替部20の送りボタン22及び戻りボタン23を操作するだけで、出演者X、Yに提示する台詞データPを切り替えることができる。従って、本実施形態のプロンプタ100によれば、使用者Uは、静謐さが要求されるスタジオにおいても、ページめくりによる雑音の発生に注意を払う必要がなくなる。
本実施形態のプロンプタ100は、使用者Uが把持部24を把持した際に、把持した手によって操作し易い位置に送りボタン22、戻りボタン23が設けられている。従って使用者Uは、プロンプタ100の保持及び操作を片手で行うことが可能であり、空いたもう片方の手を自由に使用することができる。撮影現場においては、様々な出来事に臨機応変に対応することが要求されるため、プロンプタ100をこのように片手で操作できることは特に有利である。
本実施形態のプロンプタ100は、不図示の接続端子を介して、記憶/制御部30への台詞データPの入出力を自在に行うことができる。したがって、撮影現場における台詞の突然の変更にも臨機応変に対応することが可能である。
次に、本実施形態のプロンプタ100を製造する際は、必要な部品を準備して適宜組み付けるのみでよい。ディスプレイ11としては、液晶ディスプレイに代えて、有機ELディスプレイやプラズマディスプレイを用いることも可能である。
<第2実施形態>
以下、図5〜図6を参照して、本考案の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態のプロンプタ200は、使用者に対する情報を表示する副表示部60を備える点において、第1の実施形態のプロンプタ100と異なっている。その他の点は第1の実施形態のプロンプタ100と同様である。よって第1の実施形態のプロンプタ100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
副表示部60は、サブディスプレイ61と筐体62とを有する。図5に示すように、副表示部60は、サブディスプレイ61が右上方を向くように、筐体62の一辺を表示部10の筐体12の裏面12bに固定して取り付けられている。サブディスプレイ61は、使用者に対する情報を映し出す画面である。本実施形態では液晶ディスプレイを用いており、上下方向の寸法が約210mm、前後方向の寸法が約150mmである。
次に本実施形態のプロンプタ200の動作について、使用者Uが出演者X、Yに対してプロンプを行う場合を例として説明する。
プロンプタ200の使用時には、第1実施形態のプロンプタ100と同様に、使用者Uは、ディスプレイ11を前方に向けた状態で、プロンプタ200を保持する。これにより使用者Uは、副表示部60を、自らが視認しやすい位置として、プロンプタ200を保持することができる。
ここで、プロンプタ200の使用時には、副表示部60のサブディスプレイ61には、表示部10のディスプレイ11に表示される台詞データPの前後に表示すべきの台詞データPが表示される。すなわち、サブディスプレイ61に台詞データp及び台詞データp+2が示されている時(図6(a))、ディスプレイ11には、台詞データp+1が表示されている。この状態において使用者Uが送りボタン22を操作すると、制御部32は、記憶部31の台詞データp+2をディスプレイ11に送り、ディスプレイ11には台詞データp+2が表示される。同時に、制御部32は記憶部31の台詞データp+1及び台詞データp+3をサブディスプレイ61におくり、サブディスプレイ61には、台詞データp+1及び台詞データp+3が表示される。使用者Uが戻りボタン23を操作した場合も同様である。よってサブディスプレイ61には、ディスプレイ11に表示される台詞データPの変化に連動して、常にディスプレイ11に表示される台詞データPの前後に表示すべき台詞データPが表示される。
なお、サブディスプレイ61に同時に表示される台詞データPの数は任意であり、例えば、ディスプレイ11に表示中の台詞データPの前後各4つの台詞データP、前後各9つの台詞データPが表示されるようにしてもよい。また、サブディスプレイ61に表示される台詞データPの数を自在に変更可能としてもよい。
本実施形態に係るプロンプタ200の効果を以下にまとめる。
本実施形態のプロンプタ200によれば、使用者Uは、出演者X、Yに次に提示するべき台詞データPの内容、及び先ほどまで提示していた台詞データPの内容を、サブディスプレイ61を用いて常に確認することができる。したがって、撮影の進行に応じた適切な台詞の提示を行うことが、より容易となる。
次に、本実施形態のプロンプタ200を製造する際は、必要な部品を準備して適宜組み付けるのみでよい。サブディスプレイ61としては、液晶ディスプレイに代えて、有機ELディスプレイやプラズマディスプレイを用いることも可能である。
<変形例>
第2実施形態のプロンプタ200の変形例として、副表示部60のサブディスプレイ61には、表示部10のディスプレイ11に表示されている台詞データPを含む複数の台詞データPが表示されるようにしてもよい。図6(b)において、サブディスプレイ61には、台詞データp〜p+7が表示されており、台詞データp+3の周囲にはフレームFが表示されている。このフレームFは、フレームFにより囲まれている台詞データp+3が、現在ディスプレイ11に表示されている台詞データPであることを示している。
ここで、ディスプレイ11の表示が、台詞データp+3から台詞データp+4に切り替えられたときは、サブディスプレイ61においては、フレームFの位置は変えずに、台詞データp〜p+7の表示位置が1つずつ繰り上げられる。すなわち、図6(b)おいて台詞データpが表示されている位置に台詞データp+1が表示され、台詞データp+1が表示されている位置に台詞データp+2が表示され、台詞データp+7が表示されている位置には台詞データp+8が表示される。フレームFの位置には、台詞データp+4が表示される。
または、サブディスプレイ61においては、ディスプレイ11の表示が台詞データp+3から台詞データp+4に切り替えられたときに、台詞データp〜p+7の表示位置を変えずに、フレームFの表示位置を変えてもよい。
なお、サブディスプレイ61に同時に表示される台詞データPの数は任意であり、例えば、ディスプレイ11に表示中の台詞データPを含む16個の台詞データP、又は32個の台詞データPが表示されるようにしてもよい。また、サブディスプレイ61に表示される台詞データPの数を自在に変更可能としてもよい。
このように、ディスプレイ11に表示中の台詞データPもサブディスプレイ61に表示することで、使用者Uは、ディスプレイ11を覗き込むことなく、ディスプレイ11の現在の表示内容を確認することができる。
なお、上記の第2実施形態において、副表示部60は、表示部10との位置関係が調整可能なように筐体12に取り付けられていてもよい。例えば、筐体12の裏面12bから後方に延在し、上方に屈曲して更に延在するL字型のアームを設け、該アームの上端部を球形として、副表示部60の筐体62の裏面とをボールジョイント機構により接続してもよい。また、このボールジョイント機構を係脱可能とすれば、副表示部60は、表示部10に対して係脱可能となる。
なお、上記の第2実施形態において、サブディスプレイ61をタッチパネルとして、サブディスプレイ61に表示された台詞データPのいずれかに触れるだけで、ディスプレイ11に当該台詞データPを表示することができるようにしてもよい。これにより、出演者に対して、予定の順番とは異なる台詞データを急遽提示する必要が生じた場合にも、臨機応変な対応が可能となる。また、タッチパネルに指で文字を書き、これをディスプレイ11に表示することが可能な構成してもよい。このような構成とすれば、記憶装置31に記憶された台詞データP以外の情報を、必要に応じて臨機応変に出演者に提示することが可能となる。
なお、ディスプレイ11、サブディスプレイ61の画面寸法は上記の実施形態におけるよりも大きくてもよい。ここで、限定はされないが、使用者がプロンプタ100、200を片手で保持することが可能な重量に収まる程度とすることが好ましい。また、ディスプレイ11、サブディスプレイ61の画面寸法は上記の実施形態におけるよりも小さくてもよい。また、ディスプレイ11やサブディスプレイ61の手前に、ディスプレイ11やサブディスプレイ61と所定の間隔を隔ててフレネルレンズ等の板レンズを設け、出演者や使用者が、フレネルレンズ等を介してディスプレイ11やサブディスプレイ61の拡大像を視認する構造としてもよい。
なお、上記の実施形態においては、切替部20は、基部21の上面21eに送りボタン22、戻りボタン23を有しているが、送りボタン22、戻りボタン23は、基部21の左側面21c、右側面21d、後面21b、または下面21fに設けられていてもよく、把持部24を把持した使用者が、把持部24を把持した手で操作できる任意の位置とすることができる。例えば、送りボタン22、戻りボタン23を、基部21の下面21fに設け、把持部24を把持した使用者が、人差し指と小指を用いて送りボタン22、戻りボタン23を操作する構成としてもよい。または、送りボタン22、戻りボタン23を、基部21の後面21bに設け、把持部24を把持した使用者が、親指を用いて送りボタン22、戻りボタン23を操作する構成としてもよい。また把持部24は、水平方向に延在するものに限られず、鉛直方向に延在する把持部であってもよい。なお、送りボタン22、戻りボタン23の位置は、その他の位置であってもよい。例えば、表示部10の筐体12の右下部の側面又は裏面に送りボタン22、戻りボタン23を設け、右手で把持部24を把持した使用者が、左手で送りボタン22、戻りボタン23を操作する構成とすることもできる。
なお、上記の実施形態においては、切替部20は、送りボタン22及び戻りボタン23の両方を有しているが、戻りボタン23を省略してもよい。この時は例えば、送りボタン22を2連続で押すことにより、台詞データPを1つ前の台詞データPに戻すことが可能な構成としてもよい。または、送りボタン22及び戻りボタン23を省略してレバースイッチを与え、例えばレバースイッチを左側に倒すことで台詞データPを送る機能が、レバースイッチを右側に倒すことで台詞データPを戻す機能が行われるように構成してもよい。または、ダイヤル式のスイッチを基部21の上面21eに設けて、例えばこのダイヤル式スイッチを上方からみて反時計方向に回すことで台詞データPを送る機能が、時計方向に回すことで台詞データPを戻す機能が行われるように構成してもよい。
なお、上記の実施形態において、切替部20の送りボタン22を2段式ボタンとして、例えば送りボタン22を1段階押せばディスプレイ11に表示された台詞データpの上半分のみが次に表示すべき台詞データp+1の上半分に切り替わり、送りボタン22をさらにもう1段階押せば、ディスプレイ11に表示された台詞データpの下半分が、次に表示すべき台詞データp+1の下半分に切り替わるように構成してもよい。このように構成すれば、出演者が台詞データpの上半分を読み終わった時点で送りボタン22を1段階押し、台詞データpの上半分に変えて台詞データp+1の上半分を表示することができる。これにより出演者は、台詞データpの下半分を読みながら、次に読むべき台詞データp+1の上半分を、目視して確認することができる。そして使用者は、出演者が台詞データpをすべて読み終えたら、更に送りボタン22を押し、ディスプレイ11に台詞データp+1の全体を表示させることができる。これにより出演者に対する適切な台詞データの提示が、より容易に行えるようになる。戻りボタン23も同様に2段式ボタンとし、例えば、戻りボタン23を1段階押せば、台詞データp+1の下半分が前に表示すべき台詞データpの下半分に切り替わり、更に1段階押せば、台詞データp+1の上半分も台詞データpの上半分に切り替わるように構成してもよい。
なお、上記の実施形態において、切替部20はさらに、例えば送りボタン22と戻りボタン23との間に、スクロールレバーを有していてもよい。これにより使用者は、例えばスクロールレバーを左に倒せば台詞データpから台詞データp+1へとスクロールさせて切り替えることができ、右に倒せば、台詞データp+1から台詞データpへとスクロールさせて切り替えることができる。なお、送りボタン22を傾けることでスクロール送りが、戻りボタン23を傾けることでスクロール戻りが行われる構成としてもよい。
なお、上記の実施形態において、記憶/制御部30は記憶部31を有さない構成としてもよい。この時は例えば、台詞データPを記憶した外部記憶装置を制御部32に接続して、制御部32が、外部記憶装置の台詞データPを表示部10、60に送る構成としてもよい。
なお、上記の実施形態において、プロンプタ100、200は、ベルト40やスタンド50を有さなくてもよい。
なお、上記の実施形態において、プロンプタ100、200は、スタンド50に変えて、またはこれに加えて、伸縮可能な一脚や三脚等を有していてもよい。これにより使用者は、より容易にプロンプタ100、200を保持することが可能となり、三脚を備える場合は、自力により保持する必要がなくなる。
なお、上記の実施形態において、複数のプロンプタ100、200を互いに通信可能として、一台のプロンプタ100、200の送りボタン22、戻りボタン23を操作することで、複数のプロンプタ100、200のディスプレイ11の表示を切り替えることが可能としてもよい。これにより、出演者が多数である場合であっても、複数のプロンプタ100、200を協働させて、適切かつ視認しやすい状態でプロンプを行うことができる。
なお、上記の実施形態において、プロンプタ100、200は、送りボタン22、戻りボタン23を遠隔で操作するリモコンをさらに備えていてもよい。これにより使用者は、プロンプタ100、200から離れた位置で作業を行いながら、プロンプタ100、200を操作することが可能となる。
なお、上記の実施形態においては、プロンプの内容は台詞であるとして説明したが、プロンプの内容は段取りの提示や、撮影停止までの残り時間の提示等、出演者が必要とする情報であれば台詞以外のいかなる情報であってよい。
なお、上記の実施形態においては、カメラの前の出演者に対してプロンプを行うものとして説明を行ったが、プロンプを行う相手は、カメラではなく観客に対峙している舞台上の役者や司会者、講演者であってもよく、ラジオ番組等の放送や収録を行っているマイクの前の出演者であってもよい。その他、文字情報の提示による補助を必要とする者に対して、広く本考案のプロンプタを用いることができる。
本考案によれば、容易に保持して雑音を立てることなくプロンプすることができ、かつ撮影等の開始直前に生じる台詞や段取り等の急な変更に迅速に対応することが可能な可搬プロンプタが提供される。よって、映像作品の撮影現場等において、より効率のよい撮影を行うことが可能となるとともに、出演者に対するより適切な情報の提示が可能となり、ひいてはより低いコストでより質の高い作品を制作することが可能となる。
10 表示部
11 ディスプレイ
12 筐体
20 切替部
21 基部
22 送りボタン
23 戻りボタン
24 把持部
30 記憶/制御部
31 記憶部
32 制御部
40 ベルト
50 スタンド
60 副表示部
61 サブディスプレイ
62 筐体
100、200 プロンプタ
C カメラ
F フレーム
P、p、p+1、p+2、・・・、p+n 台詞データ
S ステージ
U 使用者
X、Y 出演者

Claims (12)

  1. 文字情報を情報利用者に視覚的に提供するための可搬プロンプタであって、
    前記文字情報を表示する表示面を有する表示部と、
    前記表示部を制御して所望の前記文字情報を前記表示面に表示させる制御部と、
    前記制御部に接続されて、前記表示面に表示する前記文字情報を切り替えるスイッチと、
    前記表示部に取り付けられた把持部であって、前記表示面を前記情報利用者に向けて保持するために使用者が把持する把持部とを有する可搬プロンプタ。
  2. 前記スイッチは、前記把持部を把持した使用者が前記把持部を把持した手で前記スイッチを操作可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の可搬プロンプタ。
  3. 前記スイッチ及び前記把持部は、前記表示面の裏面側において前記表示部に取り付けられている請求項1又は請求項2に記載の可搬プロンプタ。
  4. さらに、前記文字情報を記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  5. 前記文字情報は、時系列的に配列された複数の情報であり、前記スイッチが押されるごとに、時系列的に配列された情報が順次表示されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  6. 前記スイッチは、前記表示面に表示された情報を時系列的に前進させるための送りボタンと、前記表示面に表示された情報を時系列的に後退させるための戻りボタンとを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  7. 前記把持部は、前記表示面の裏面側において、所定方向に延在して前記表示部に取り付けられており、
    前記送りボタン及び前記戻りボタンは、前記把持部の上方、かつ前記把持部と前記表示部との間において、前記所定方向に並置されていることを特徴とする請求項6に記載の可搬プロンプタ。
  8. 前記スイッチは、前記表示面の裏面側において前記表示部に取り付けられた基部に設けられており、前記把持部は前記基部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  9. 前記表示面の裏面側において前記表示部に取り付けられた副表示部をさらに有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  10. 前記副表示部は、前記表示部に対して着脱可能である請求項1〜9のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  11. 前記使用者による前記表示部の保持を容易とするためのベルトを更に有する請求項1〜10のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
  12. 前記表示部を載置面に対して保持するスタンド、一脚、三脚のいずれかを更に有する請求項1〜11のいずれか一項に記載の可搬プロンプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112672001A (zh) * 2020-12-31 2021-04-16 杭州云端文化创意有限公司 一种用于电影拍摄的提词系统及其工作方法

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