JP3183690B2 - 図形編集装置 - Google Patents

図形編集装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形編集装置に係り、特
にフローチャートの入力画像の画像データをベクトルデ
ータに変換して、そのベクトルデータに基づいて入力画
像の記号または図形を特定し、該記号または図形に関し
て編集加工処理を行う、例えばデジタルプリンタ、ファ
クシミリ、デジタル式印刷機、デジタル複写機等に応用
される図形編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラスター走査で読み取った画像信号を画
像処理して画像を認識する技術として、例えば特開昭5
4−154935号公報には図中の2つの円を結ぶ連結
線を認識できる方法が、また、特開昭55−83972
号公報にはある領域を用いてビットマップ画像内の異な
る記号を区別する方法が、特開昭56−59374号公
報にはビットマップ画像内の線同士の接合点と、その点
での線の方向を取り出す装置が、特開昭56−1055
67号公報、特開昭59−52384号公報および特開
昭60−24681号公報には方眼紙に描かれた例えば
回路図のような線図を読み取り、方眼紙の枡目毎に「辞
書」と比較して異なる記号を区別する図面読取装置が開
示されている。また、特開昭56−105580号公報
には細線化処理によってビットマップデータをベクトル
データに変換した後、線長さを計算し記号を認識する図
形認識方法が、特開昭57−25083号公報には対象
図形の認識方法が、特開昭57−150075号公報に
はビットマップ画像の水平および垂直線を調べて矩形形
状を認識する装置が、特開昭58−18776号公報に
はまず、図形中心を見つけ、該中心から図形外周上の点
までの距離を全方位にわたって測定して、その距離、即
ち半径rと角度をグラフ化し、該グラフの一次微分を計
算して図形の形状を認識する技術が開示されている。さ
らに、特開昭58−24974号公報、特開昭59−2
2175号公報、特開昭59−22178号公報および
特開昭61−877号公報にはまず、ビットマップ画像
の輪郭線を見つけ、該輪郭線上の各点において8方向へ
の濃度変化を調べて輪郭線上の開始点からの距離に対し
てグラフ化することにより画像の形状を認識する方法
が、特開昭60−45887号公報には認識すべき形状
の領域を指定し、デジタル画像の水平方向の切断線の画
素数を数えることにより形状を認識する装置が、特開昭
60−142486号公報には線ベクトルの交点を見つ
け、該交点を含む小領域を取り出し「辞書」と比較して
例えば回路図記号等を認識する図面認識装置が、特開昭
61−74078号公報および特開昭61−74079
号公報にはマトリックス演算を用いて接合線と記号を分
離する形状分離装置および形状認識装置が、特開昭61
−182183号公報にはビットマップ画像の形状が画
像分割法を用いて「辞書」中の1組の形状と比較するパ
ターン認識方法が、特開昭61−208171号公報に
は回路図等の図面要素を見つけ、「辞書」と比較して図
面を読み取る装置が、さらに、特開昭62−13358
8号公報には交点と接合点を求め、それらの領域の画像
を取り出し「辞書」と比較することによって、それらの
形状を決定する画像認識装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からコンピュータ
でフローチャートを設計することは可能であったが、描
画プログラムが複雑でコンピュータの知識が必要であっ
たり、タイプ技術に習熟することが必要であった。他
方、手書きによる設計方法では定規やテンプレートを使
用した煩わしい作業になる。本発明は従来技術の上記問
題点を解決し、例えば、手書きフローチャートにおい
て、本来好ましくない図形位置の乱れや図形の大きさ
が不揃いな見づらい画像で整列処理すべき図形か否かを
(自動的に)判別し、整列すべき図形のみを整列処理し
て、大きさが揃い、整然と配列された画像が出力され、
例えば、手書きフローチャートの入力画像に対して専門
家と変わらない出来映えのフローチャートが得られる
形編集装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1の手段は、始点、終点、角度および幅
から成るベクトルデータを保持するベクトル記憶手段
と、前記ベクトルデータから図形要素を構成するベクト
ルデータを検出し、その図形を認識する図形認識手段
と、認識した図形の種類、中心点、高さ、幅等の図形デ
ータを記憶する図形データ記憶手段と、図形中心のx,
y座標の差が予め定められた閾値内にある図形を水平方
向、あるいは垂直方向に整列させる図形整列手段と、
形の高さ、または幅の差が予め定められた閾値内にある
図形の高さ、または幅を、平均化するように調整する図
形サイズ調整手段とを有し、ベクトルデータから図形と
認識された図形の図形データを用いて、各々の図形どう
しのデータの値の差が予め定められた閾値内に納まって
いるかどうかにより、整列処理をすべき図形とすべきで
ない図形を自動的に判断するようにしたものである。
【0005】
【作用】第1の手段においては、文字、図面が混在した
図面を読取り、それらのデータを全て始点、終点、角度
及び幅から成るベクトルデータに変換記憶し、それらベ
クトルデータから図形要素を構成するベクトルデータを
検出する事で、文字データと図形データを識別し、図形
データの種類、中心点、高さ、幅などの図形データを記
憶する。また、図形中心のx、y座標の(他の図形と
の)差が所定の範囲内に有る図形を整列させるべき図形
と判定し、水平、垂直方向へ整列させ、図形の高さ、幅
の(他の図形との)差が、予め定められた閾値内に有る
図形を整列させるべき図形と判断している。
【0006】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。図1は第1の実施例に係るデジタル
複写機の画像処理回路の概略ブロック図である。図にお
いて、1は原稿読み取り装置であって、原稿を光学的に
読み取り画像データを2値データに変換した後、画像デ
ータとしてメモリに格納する。2は画像判定部であり格
納された画像データが文字データなのか、図形画像デー
タなのかを判定する。3はベクトル変換部であり、図形
画像と判定された画像データを読み出して図形画像デー
タを抽出し、それをベクトルデータに変換する。4は図
形認識部であって、ベクトルデータを読み出して直線、
円等の図形要素として認識すると共に、それらの認識結
果を図形要素データとしてメモリに格納する。5は作画
装置であって、図形要素データと文字データを合成し記
録紙上に作画する。ベクトル変換部3でベクトル変換さ
れた画像データは多くの処理を得て出力されるが、その
前に最も圧縮された状態に変換される。図形認識部4で
はまず、画像中の閉図形を検出しなければならないが、
この処理は閉形状を構成する各ベクトルはその両端にそ
れぞれ連結するベクトルを有しているという原理を応用
すれば容易になる。この原理によってどちらかの端に隣
接するベクトルを有しないベクトルは記号ベクトルを構
成しないと考えることができる。上記処理を何度も繰り
返すことにより、次に述べる唯一の例外を除いて殆どの
非記号ベクトルは取り除かれることが分かる。即ち、そ
の例外とは3つのベクトルの終端が同一の点で終わって
いる場合である。なお、本明細書ではベクトルの終端が
一致している時のみ接合していると言い、ベクトルの長
さ方向に沿った途中で他のベクトルに交差する時には接
合しているとは言わないことにする。
【0007】図2および図3は実施例による流れ図編集
処理のフローチャートを示したものである。以下、この
フローチャートに従って上記処理を説明する。まずスキ
ャナーから走査画像データが入力されると(S−1)、
画像データはベクトルデータに変換される(S−2)。
ステップS−3では不要ベクトル除去処理によって除去
フラグが立てられた点(ベクトル)をバッファメモリか
ら除去する。即ち、ベクトル画像中の連結ベクトルと非
記号ベクトルを取り除く。次に同じ記号に含まれるベク
トルをグループ化し、記号を検出する。検出された記号
の形状認識処理を行い(S−4)、認識された記号の記
号データを作る(S−5)。次に、記号中心の調整を行
った後(S−6)、記号の高さと幅を平均値に等しくな
るように調整し(S−7)、画像中の記号ベクトルを十
字マークで置き換える(S−8)(図3参照)。置き換
えた十字マークおよび流れ線の並べ換えを行った後(S
−9)、ベクトル画像中の十字マークを記号に置き換え
(S−10)、さらに、ベクトルデータを元の画像デー
タに変換し画像メモリに格納する。次に、画像データを
取り出して画像中に円および他の非多角形の図形を追加
し、他の処理の後、出力する(S−11)。
【0008】図4は不要ベクトル除去処理のフローチャ
ートを示したものである。図に従って不要ベクトル除去
処理を説明する。まず、ステップS−12では画像中の
全てのベクトルの終点を取り出しバッファメモリに記録
する。このバッファメモリにはベクトルの2倍の数の点
座標と共に、取り出したベクトルのカウンタ(NUM−
JP)、除去フラグ(ST)および指標(PT)が記憶
される。次に、ステップS−13で、ベクトルの除去、
即ち不要ベクトル除去処理の速度を上げるために、高速
整列法によってx座標の小さい順に各点を整列させる。
ステップS−14では最初の点から始まって、それぞれ
の点に連なる他の点を見つけ、その点からの距離が一定
の範囲に入る他の点の数を数える。こうして数えた点の
数を対応するベクトルのカウンタNUM−JPとして記
憶させる。次に、ステップS−15でベクトルのカウン
タNUM−JPが0より大きいかどうかを判断し、その
結果NO(NUM−JP=0)ならばその点に除去フラ
グを立てて、その点のベクトルの反対側の終点にも除去
フラグを立てる。除去フラグが立てられた点(ベクト
ル)はバッファメモリから除去される。この不要ベクト
ル除去処理はバッファメモリの最後の記憶部分に達して
除去すべき点がなくなるまで続けられ、全ての除去処理
が終了すると(S−16でNO)、カウンタNUM−J
Pの値が0にリセットされ、不要ベクトル除去処理のサ
ブルーチンの処理を終える。
【0009】図6、図7は2つの異なる画像のベクトル
除去処理の手順を示す説明図である。図から明らかなよ
うに、閉図形を構成するベクトルは分離され、非形状ベ
クトルは取り除かれる。図7には3つのベクトルの終端
が一致する例外的な場合の画像が示されている。これら
のベクトルはそのままにして後述の処理に委ねられる。
そのまま残しておくのはそれらのベクトルが閉図形の一
部を構成するかもしれないからである。
【0010】図5は記号認識処理のフローチャートであ
り、同図に従って図2のステップS−4での記号認識処
理を説明する。除去フラグが立てられて殆どの非記号ベ
クトルが除去されると、各々の記号の周囲に沿ってその
記号を構成するベクトルおよび、ベクトル終点のx座標
およびy座標の最大値と最小値を記録するのは容易にな
る。これらの値を用いて記号の中心点、幅および高さが
決定される。3つのベクトルの終端が一致することがあ
る場合には処理に複雑になる。まず、終点が格納されて
いるバッファメモリから開始点を選ぶ。この開始点は両
端にそれぞれ接合点を有し、かつ接合点には除去フラグ
が立てられていないベクトルの終点でなければならな
い。即ち、NUM−JP=2、ST=0、PT=1であ
る開始点を見つける(S−17)。次に、同じベクトル
の反対側の終点、PT=2の点を見つけ、さらに、この
開始点に最も近い終点を探し、記号の周りを回る方向、
即ち時計周りか反時計周りかを決定する(S−18)。
次に記号の周回方向が変わったかどうかを判断し(S−
19)、その結果がNOならばPT=1およびPT=2
の点に除去フラグを立て、記号に対するベクトルを別々
に記録する(S−20)。ステップS−21ではPT=
2のカウンタNUM−JPの値が3かどうかを判断す
る。その結果がNOならばこのベクトルの終点を見つけ
る、即ち、記号の次の点PT=1の点を見つける(S−
22)。以下、最近接点の探索、ベクトルの他端への移
動および不要ベクトル除去の処理は開始点に再び戻るま
で繰り返される(S−27)。3ベクトルが接合した記
号の処理は以下のように行われる。3ベクトル接合点が
見つかった時、即ちPT=2の点のカウンタNUM−J
Pの値が3(S−21でYES)の時、ステップS−2
3でそれが記号における開始点かどうかを判断する。N
Oの時は何時でもレジスタの状態を記憶する(S−2
4)。ステップS−23で判断がYESの時は除去フラ
グを解除し、PT=1の点のカウンタNUM−JPの値
を3にセットする(S−25)。ステップS−19で3
ベクトル接合点で間違った過程を採ったことが分かれば
レジスタの値を前の値に戻し、各ベクトルの終点には除
去フラグを立てて3ベクトルをST=0にリセットする
(S−26)。3ベクトルには除去フラグが立てられた
ままになっているが、やがてこれらは除去される。記号
の周りを回る方向が変わると、順路違いになってしまう
ことが分かる。この記号認識処理はこれ以上記号が見つ
からなくなるまで繰り返される。
【0011】ところで、記号の認識処理によって得られ
た画像データは出力側が記号を受入れ得る形態にしてや
らなければならない。例えばベクトル変換された円はち
っともそれらしく見えない。そこで、実際には記号を認
識し記号データとして格納する時に、より高レベルの対
象の記号データが作られる。つまり、記号タイプが最終
画像に記号を出力する際の記号データの使用形態を指示
し、記号の高さ、幅および中心点等のパラメータは記号
を構成する各ベクトルに対してではなく、記号の全体に
対する情報を与えるようにする。記号を区別するために
多くのパラメータが用いられる。基本的なものとしてベ
クトル数count−vecがあり、他に平行線の数p
ar、水平線の数hor、垂直線の数verおよび高さ
と幅の比が用いられる。
【0012】次に、図2のステップS−5で作られる記
号データのフォーマットを説明する。即ち、記号データ
は次の各要素データから成っている。 xc (2バイト):記号中心のx座標 yc (2バイト):記号中心のy座標 xl (2バイト):x方向の長さ(幅) yl (2バイト):y方向の長さ(高さ) offset (2バイト):記号を構成するベクトル群の細
目 line-wdt(2バイト):記号を形成する線分の平均幅 parm1 (2バイト):予備パラメータ count-vec(1バイト):原記号のベクトル数 type (1バイト):タイプ番号 図2のステップS−3の記号検出処理では記号のベクト
ルを見つけ、指標PTをメモリ中、count−vec
とoffset領域に設定する。残りの領域は認識領域
である。
【0013】図8ないし図18は本実施例で認識される
記号を、それらの認識のためのパラメータと共に示した
ものである。なお、これらの図において、タイプ番号は
JISに従っている。即ち、図8は長方形で表される処
理記号(タイプ=1)、図9は菱形で表される判断記号
(タイプ=2)、図10は六角形で表される準備記号
(タイプ=3)、図11は逆台形で表される手操作記号
(タイプ=5)、図12は正方形で表される補助操作記
号(タイプ=6)、図13は逆三角形で表される併合記
号(タイプ=7)、図14は三角形で表される取出し記
号(タイプ=8)、図15は不等辺四辺形で表される手
動入力記号(タイプ=11)、図16は平行四辺形で表
される入出力記号(タイプ=12)、図17は円で表さ
れる接続端記号(タイプ=28)および図18は楕円で
表される終端記号(タイプ=29)をそれぞれ示したも
のである。
【0014】図2のステップS−7での記号の高さおよ
び幅の調整処理を説明する。まず(1) 各記号の高さおよ
び幅を取り出し、(2) それを順に並べ換え、(3) 高さま
たは幅の値の近い記号をグループ化し、(4) 高さまたは
幅の値を調整する。記号内に含まれ得る文字を切断して
しまわないようにするために、各記号にはそのグループ
の最大高さおよび幅がそれぞれその高さおよび幅に設定
される。次に、図2のステップS−8での記号の置換処
理を説明する。ベクトル画像中で記号が十字マークに置
き換えられることによって、連結ベクトルの整列が可能
になる。記号の修正した大きさと中心位置に基づいて十
字マークの大きさと中心位置が決められる。こうして十
字マークを結ぶようにフローチャートの流れ線が引かれ
る。後に十字マークは削除され最終出力画像中で記号に
置換される。
【0015】図3のステップS−9での記号の整列処理
を説明する。最終画像を見た目にバランスの取れたもの
にするために、フローチャート記号の中心を垂直方向に
整列させなければならない。本実施例では原画像で殆ど
整列している記号中心を出力画像において正しく整列さ
せる。整列処理は以下の手順で検出した記号をその位置
と範囲を示す十字マークで置き換えて、後で記号を置き
換える時の位置を決め、それによって画像中の他の記号
に対して配列し直す。即ち、(1) 各記号中心のx座標を
取り出し、(2) x座標の小さい順に並べ換え、(3) 記号
中心のx座標が類似している記号、即ち互いの距離が予
め決められた閾値内にある記号をグループ化し、(4) 記
号中心の座標を更新する。記号中心のy座標は処理前と
同じであるが、x座標はそのグループの記号の中心x座
標の平均値に一致するように変更される。
【0016】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図19は第2の実施例に係るデジタル複写機の画像処理
回路の概略ブロック図である。図において、10は図形
整列部であって、認識した図形の中心点を算出して、そ
の中心点座標を基に図形を整列させる。11は図形サイ
ズ調整部であり、図形のサイズ(高さ、または幅)の差
が予め定められた閾値内にある図形をグループ化し、そ
の大きさが同一になるように調整する。本実施例におい
ても、どちらかの端に隣接するベクトルを有しないベク
トルは図形ベクトルを構成しないものと考えて取り除か
れる。図20および図21は図形認識処理のフローチャ
ートを示したものである。以下、図20および図21を
参照して図形認識処理の動作を説明する。まず、スキャ
ナーで原稿の画像データを読み取り(S−28)、画像
データをベクトルデータに変換する(S−29)。次の
ステップS−30では図形検出処理によって不要ベクト
ルに対して除去フラグが立てられた点(ベクトル)をバ
ッファメモリから除去することによって、ベクトル画像
中の連結ベクトルと非図形ベクトルが取り除かれる。そ
の後、同じ図形に含まれるベクトルをグループ化して図
形を検出し、検出された図形の形状認識処理を行う(S
−31)。一方、図形と認識されなかったベクトルの
中、図形に接続しているものを接続線として認識する
(S−32)。次のステップS−33では形状認識した
図形の中心点の座標を算出する。即ち、図形形状のx方
向、y方向の最大値、最小値の平均値を図形の中心点の
座標とする。算出した全ての図形の中心点の座標をx方
向、y方向に順に配列させ、x方向、y方向の距離が所
定の閾値内にあるものをその平均座標に配列させる(S
−34)。複数の図形の中、その高さ、または幅の差が
予め決められた閾値内にある場合、それらの平均値、ま
たは最大値を算出して、その図形の図形サイズとする
(S−35)(図21参照)。算出した図形サイズによ
り各図形の大きさ、即ち、図形の高さおよび幅を調整し
(S−36)、さらに、その図形サイズに従って接続線
を整列させた後(S−37)、編集画像として出力する
(S−38)。
【0017】図20のステップS−31の図形認識処理
のサブルーチンは第1の実施例における記号認識処理の
サブルーチンと同一なのでここでは説明を省略する。次
に、図20のステップS−34の図形整列処理について
説明する。出力された最終画像が見た目にバランスの取
れたものとするために、フローチャート中の図形の中心
を垂直方向に整列させなければならない。本実施例では
原画像で殆ど整列している図形の中心を出力画像におい
て正確な位置に整列させる。整列処理は以下の手順で行
われる。 (1) 各図形中心のx座標、y座標を取り出し、(2) x座
標、y座標の小さい順に並べ替え、(3) 図形中心のx座
標、y座標が類似している図形、即ち、互いの距離が予
め決められた閾値内にある図形をグループ化し、(4) 図
形中心の座標を更新する。x座標、y座標はそのグルー
プ図形の中心座標の平均値に変更される。
【0018】図22および図23はグリッド設定手段に
より認識した図形の中心点を予め設定したグリッド位置
に合わせて図形を整列させる図形整列処理を示す説明図
である。図20のステップS−33で認識された図形の
中心点の座標が求められる。中心点の座標値は下記の算
式に示すように、単純に図形形状のx方向、y方向の座
標値の最大値、最小値の平均値として計算される。即
ち、 x方向の中心点の座標値=(xmax −xmin ) /2+xmin y方向の中心点の座標値=(ymax −ymin ) /2+ymin 図22は入力図形の一例と、整列処理が施された出力
図形をそれぞれ示す説明図である。図において、(a) の
実線で描かれた13は入力された矩形図形を表し、破線
で描かれた矩形図形14は入力図形13に整列処理が施
された出力図形を表す。点cは上記の算式により求めら
れた図形の中心点を表している。15は縦横に等間隔で
配列されたグリッドであり、図形の中心点cが最も近い
グリッド位置に合わさるように矩形図形14を整列させ
る。(b) は図形の中心点cと、その近傍のグリッド点の
みを抽出した図であり、点a1 ないし点a4 は中心点c
に近接して囲むグリッド点を表している。図23(a),
(b) は入力図形の一例と、図形の中心点を最も近いグリ
ッド位置に合わせる整列処理が施された出力図形をそれ
ぞれ表す。図23を参照して、グリッド設定手段により
入力図形の中心点を予め設定したグリッド位置に最も近
い点に合わせて図形を整列させる図形整列処理につい
て、さらに詳述する。まず、入力図形の図形要素データ
よりx方向、y方向の座標値の最大値、最小値を求め
る。求められたx方向、y方向の座標値の最大値、最小
値から、上記の算式により図形の中心点cを求める。次
に、中心点cの周りのグリッド点a1 ないしa4 を算出
する。グリッド点a1 ないしa4 を算出するには、グリ
ッド設定手段により予め設定したグリッド間隔を図形の
中心点cからの周辺距離の範囲で周辺のグリッド点を抽
出すれば良い。さらに、算出されたグリッド点a1 ない
しa4 と中心点cの距離をそれぞれ算出し、得られた最
短距離のグリッド位置に図形の中心点cを合わせる。グ
リッド位置と図形の中心点cを合わせるには、合わせら
れるグリッド点と図形の中心点cのx方向、y方向の座
標値の差を図形要素データから差し引けば良い。
【0019】図21のステップS−35の図形サイズ計
算処理においては、高さ、または幅が予め決められた閾
値内にある図形をグループ化し、グループ図形の高さお
よび幅の平均値を算出して、各図形にその平均値を設定
するか、図形内に含まれ得る文字が切断されることのな
いように、各図形にそのグループ図形の最大高さ、およ
び最大幅を設定する。次に、図21のステップS−36
の図形サイズ調整処理について説明する。本実施例にお
いてはグリッド設定手段により図形の高さ、および幅を
予め設定したグリッド位置の中、最も近い点のグリッド
位置に入力図形の端部が来るように図形サイズが調整さ
れる。図24は入力図形の一例と、図形サイズ調整処理
が施された出力図形をそれぞれ示す説明図である。図に
おいて、実線で描かれた16はスキャナーの操作により
入力された原稿画像より認識された矩形図形の画像であ
り、破線で描かれた矩形図形17は入力図形16に図形
サイズ調整処理が施された出力図形を表す。18は入力
図形16の端部の(頂)点である。図25は図形サイズ
調整処理のフローチャートを示したものである。以下、
図25を参照して図形サイズ調整処理の動作を説明す
る。まず、入力図形の端部の点の座標値、およびその周
りのグリッド点の座標値を抽出する(S−39)。抽出
された入力図形の端部の点の座標値と、その周りのグリ
ッド点の座標値より、入力図形の端部の点とその周りの
グリッド点間の距離をそれぞれ算出する(S−40)。
入力図形の端部の点とその周りのグリッド点間の距離は
それらの点の座標値より容易に算出される。この入力図
形の端部の点とその周りのグリッド点間の距離が最短距
離となるグリッド点の座標値に入力図形の端部の点の座
標値を変更する(S−41)。ステップS−42では入
力図形の全ての端部の点の座標値が変更されたかどうか
を判断する。判断結果がNOであれば、ステップS−4
1に戻る。判断結果がYESであれば、入力画像中の全
ての図形に対して端部の点の座標値を変更する処理が行
われたかどうかを判断する(S−43)。判断結果がN
Oであれば、ステップS−39に戻り、判断結果がYE
Sであれば、図形サイズ調整処理を終了する。
【0020】上述した図形サイズ調整処理において、図
形の高さ、および幅を変更して図形サイズを調整する際
に、単純に入力図形の端部の点とその周りのグリッド点
間の距離が最短距離となるグリッド点の座標値に入力図
形の端部の点の座標値を変更せずに、入力図形の座標値
のx方向、y方向の最大値、最小値によって座標値を変
更するように図形サイズ調整処理を変えても良い。図2
6は第2の実施例の変形例に係る入力図形の一例と、図
形サイズ調整処理が施された出力図形をそれぞれ示す説
明図である。図において、19ないし22はそれぞれ入
力矩形図形の端部の点であり、これらの端部の点の座標
値のx方向、y方向の最大値および最小値は、図から明
らかなように、それぞれ点22の(xmax ,ymax )、
点19の(xmin ,ymin )となる。入力図形の端部の
点の座標値の変更は、x方向、y方向の最小値の点19
ではその周りのグリッド点の中、各方向でより小さな値
で最短距離となるグリッド点の座標値に変更し、最大値
の点22では、その周りのグリッド点の中、各方向でよ
り大きな値で最短距離となるグリッド点の座標値に変更
する。破線で描かれた矩形図形23は図形サイズ調整処
理が施された出力図形を表している。図27は変形例に
係る図形サイズ調整処理のフローチャートを示したもの
である。以下、図27を参照して図形サイズ調整処理の
動作を説明する。まず、認識図形の端部の点の座標値、
およびその周りのグリッド点の座標値を抽出する(S−
44)。この抽出動作は入力画像中の全ての図形に対し
て行われる。全ての図形の端部の点の座標値のx方向、
y方向の最大値および最小値をそれぞれ算出する(S−
45)。ステップS−46ではx方向、y方向の最大値
は図形の端部の点の抽出された周りのグリッド点の中、
切り上げた値で端部の点と周りのグリッド点の距離が最
短距離となるグリッド点の座標値に変更する。即ち、x
方向の最大値である座標値の図形の端部の点と、その周
りのグリッド点の座標値の中でx方向の座標値が大きい
値(図形の端部の点の座標値のx方向の最大値<その端
部の点の周りのグリッド点のx座標値)の中、図形の端
部の点とグリッド点間の距離が最短距離となるグリッド
点の座標値に変更する。y方向の最大値も同様の変更を
行う。一方、x方向、y方向の最小値はx方向の最小値
である座標値の図形の端部の点と、その周りのグリッド
点の座標値の中でx方向の座標値が小さい値(図形の端
部の点の座標値のx方向の最小値>その端部の点の周り
のグリッド点のx座標値)の中、図形の端部の点とグリ
ッド点間の距離が最短距離となるグリッド点の座標値に
変更する。y方向の最小値も同様の変更を行う。図形の
端部の点の座標値の変更が全て終了すると、ステップS
−47、さらに、ステップS−48に移って図25のス
テップS−42およびS−43と同じ判断動作を行う。
【0021】
【発明の効果】求項1記載の発明にあっては、ベクト
ルデータから図形と認識された図形の図形データ(中心
座標、図形のサイズなど)を用いて、各々の図形どうし
のデータの値の差が予め定められた閾値内に納まってい
るかどうかにより、整列処理をすべき図形とすべきでな
い図形を自動的に判断しているので、例えば、手書きフ
ローチャートにおいて、本来好ましくない図形位置の乱
れや、図形の大きさが不揃いな見づらい画像で整列処理
すべき図形か否かを(自動的に)判別し、整列すべき図
形のみを整列処理して、大きさが揃い、整然と配列され
た画像が出力され、例えば、手書きフローチャートの入
力画像に対して専門家と変わらない出来映えのフローチ
ャートが得られる。また、例えば、複数の経路の有るフ
ローチャートなどでとなりのラインの図形と混じること
なく、それぞれのラインでの整列処理を自動的に行なう
ことができる。請求項記載の発明にあっては、図形サ
イズ調整手段は差が閾値内にある図形の高さ、または幅
を、その最大値に合わせるように調整するので、その図
形内に文字等の他の図形があった場合でも、内部の図形
を損なうことなく出力画像の大きさを調整することがで
きる。請求項記載の発明にあっては、図形整列手段が
グリッド設定手段により設定されたグリッド位置の中、
最も近い位置に図形中心を整列させるように調整するよ
うにしたので、入力画像の図形整列処理を容易に行うこ
とができる。請求項記載の発明にあっては、図形サイ
ズ調整手段がグリッド設定手段により設定されたグリッ
ド位置の中、最も近い位置に図形の端部が位置するよう
に図形の高さ、または幅を調整するようにしたので、入
力画像の図形サイズ調整処理を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るデジタル複写機の
画像処理回路の概略ブロック図である。
【図2】同じく流れ図編集処理のフローチャートであ
る。
【図3】図2に続く流れ図編集処理のフローチャートで
ある。
【図4】同じく不要ベクトル除去処理のフローチャート
である。
【図5】同じく記号認識処理のフローチャートである。
【図6】同じく画像のベクトル除去処理の手順を示す説
明図である。
【図7】同じく他の画像のベクトル除去処理の手順を示
す説明図である。
【図8】処理記号をパラメータと共に示した説明図であ
る。
【図9】判断記号をパラメータと共に示した説明図であ
る。
【図10】準備記号をパラメータと共に示した説明図で
ある。
【図11】手操作記号をパラメータと共に示した説明図
である。
【図12】補助操作記号をパラメータと共に示した説明
図である。
【図13】併合記号をパラメータと共に示した説明図で
ある。
【図14】取出し記号をパラメータと共に示した説明図
である。
【図15】手動入力記号をパラメータと共に示した説明
図である。
【図16】入出力記号をパラメータと共に示した説明図
である。
【図17】端子記号をパラメータと共に示した説明図で
ある。
【図18】末端記号をパラメータと共に示した説明図で
ある。
【図19】本発明の第2の実施例に係るデジタル複写機
の画像処理回路の概略ブロック図である。
【図20】同じく図形認識処理の前段のフローチャート
である。
【図21】同じく図形認識処理の後段のフローチャート
である。
【図22】同じく矩形図形の図形整列処理を示す説明図
である。
【図23】同じく図形整列処理の入力画像と出力画像を
示す説明図である。
【図24】同じく矩形図形の図形サイズ調整処理を示す
説明図である。
【図25】同じく図形サイズ調整処理のフローチャート
である。
【図26】本発明の第2の実施例の変形例に係る矩形図
形の図形サイズ調整処理を示す説明図である。
【図27】同じく図形サイズ調整処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 原稿読み取り装置 2 画像判定部 3 ベクトル変換部 4 図形認識部 5 作画装置 10 図形整列部 11 図形サイズ調整部 13,16 入力矩形図形 14,17,23 出力矩形図形 15 グリッド 18〜22 図形端部の点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオ・マカナ 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−233565(JP,A) Apple Computer In c.,LisaDraw Manua l,1984,p128−130,”Aligni ng Objects" (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 602

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始点、終点、角度および幅から成るベク
    トルデータを保持するベクトル記憶手段と、 前記ベクトルデータから図形要素を構成するベクトルデ
    ータを検出し、その図形を認識する図形認識手段と、 認識した図形の種類、中心点、高さ、幅等の図形データ
    を記憶する図形データ記憶手段と、図形中心のx,y座標の差が予め定められた閾値内にあ
    る図形を水平方向、あるいは垂直方向に整列させる 図形
    整列手段と、図形の高さ、または幅の差が予め定められた閾値内にあ
    る図形の高さ、または幅を、平均化するように調整する
    図形サイズ調整手段と を有し、 ベクトルデータから図形と認識された図形の図形データ
    を用いて、各々の図形どうしのデータの値の差が予め定
    められた閾値内に納まっているかどうかにより、整列処
    理をすべき図形とすべきでない図形を自動的に判断する
    ようにした ことを特徴とする図形編集装置。
  2. 【請求項2】 前記図形サイズ調整手段は差が閾値内に
    ある図形の高さ、または幅を、その最大値に合わせるよ
    うに調整することを特徴とする請求項1記載の図形編集
    装置。
  3. 【請求項3】 グリッドを設定するグリッド設定手段を
    有し、前記 図形整列手段は前記グリッド設定手段により設定さ
    れたグリッド位置の中、最も近い位置に図形中心を整列
    させるように調整するものであることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の図形編集装置。
  4. 【請求項4】 前記図形サイズ調整手段は前記グリッド
    設定手段により設定されたグリッド位置の中、最も近い
    位置に図形の端部が位置するように図形の高さ、または
    幅を調整するものであることを特徴とする請求項記載
    の図形編集装置。
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