JP3183377B2 - Pdpの輝度特性補正回路 - Google Patents

Pdpの輝度特性補正回路

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JP3183377B2 JP31736794A JP31736794A JP3183377B2 JP 3183377 B2 JP3183377 B2 JP 3183377B2 JP 31736794 A JP31736794 A JP 31736794A JP 31736794 A JP31736794 A JP 31736794A JP 3183377 B2 JP3183377 B2 JP 3183377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報装置やパソコンの
ディスプレイ、あるいはテレビジョンの画像表示等に用
いられるプラズマディスプレイ(PDP)に係わり、特
に、アドレス・表示分離型サブフィールド駆動法によっ
て表示するPDPの輝度特性補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】PDPパネルはフラットディスプレイの
中でも大画面化が容易、応答速度が速い、視野角が広い
などの特徴を備えていて、大画面ディスプレイに適して
いる。特に、AC型PDPパネルはメモリ特性を有し高
効率、長寿命なパネルであり、多階調でフルカラー表示
を実現した表示装置が既に商品化されている。AC型P
DPパネルは、以下に述べるアドレス・表示分離型サブ
フィールド法と呼ばれる表示駆動方法を使って表示制御
している。アドレス・表示分離型サブフィールド法の駆
動シーケンスを、32階調表示の場合の例を図5に示
し、同図を参照して説明する。1フレームは、輝度の相
対比が、1、2、4、8、16の5個のサブフィールド
で構成され、5画面の輝度の組み合わせで32階調の表
示を行う。それぞれのサブフィールドは、リフレッシュ
した1画面分のデータの書き込みを行うアドレス期間と
そのサブフィールドの輝度レベルを決めるサステイン期
間で構成される。アドレス期間では、最初全画面同時に
各画素に初期的に壁電荷が形成され、その後、サステイ
ンパルスが全画面に与えられ表示が行う。サブフィール
ドの明るさはサステインパルスの数に比例し、所定の輝
度に設定される。より詳細にのべる。1フレームの明る
さはバイナリの重み付けをした5枚のサブフィールドで
構成されている。つまり、図4に示すように、先ず最初
のサブフィールド:SF1の明るさを1とすると、つぎ
のサブフィールド:SF2は2となり、5枚目のサブフ
ィールド:SF5は16となる。各サブフィールドはア
ドレス期間とサステイン期間で構成され、アドレス期間
はそれぞれ1.5ミリ秒であり、1フレームにかかる時
間は12ミリ秒となる。1フレーム期間の残り4.7ミ
リ秒がサステイン期間に使われる。輝度はサステインサ
イクルに比例し、最初のサブフィールド:SF1のサス
テインサイクル数は2サイクル、つぎのサブフィール
ド:SF2のサステインサイクル数は4サイクル、5枚
目のサブフィールド:SF5のサステインサイクル数は
32サイクルである。
【0003】アドレスの方法は、以下の手順で行われ
る。全画面消去、全画面点灯(書き込み放電)全
画面消去、線順次書き込みアドレス(3マイクロ秒×
480行)以上のサイクルを繰り返す。駆動波形図を図
6に示す。最初の全画面消去では、前のサブフィール
ドのサステイン期間における点灯状態の影響を受けない
ようにするため、すべてのセルの消去放電が行われる。
つぎの全画面点灯(書き込み放電)はXとYの電極間
で行われる。この瞬間、アドレス電極が0Vに維持され
ているので、イオンの一部が蛍光体の表面に蓄積する。
さらに全画面消去では、つぎの書き込みアドレスに不
要な壁電荷を消去する。この消去パルスは、放電終了後
もアドレス電極上の蛍光体表面の壁電荷が残留する。最
後は、線順次の選択書き込みを行う。Y電極としてア
ドレス電極間のアドレス放電は、蛍光体表面に残留して
いるイオンとY電極側のMgO面に残留している電子
が、外部印加電圧に積み重なった形で効果的に放電に関
与するため、非常に低いアドレス電圧での書き込み放電
が可能となる。
【0004】ところで、上述したようにサブフィールド
の明るさ(輝度)はバイナリの重み付けをしたサブフィ
ールドの数をビット数とする2進数に対応させることが
でき、その場合、1フレームの明るさ(輝度)は同2進
数の論理和に対応することになる。しかし、実際のAC
型PDPパネルでは高周波数のサステインパルスを供給
する電源の特性、あるいは、PDPパネルを構成する蛍
光体の発光特性及び残光特性等が充分に理想的なもので
はない。そのためそれらの影響の結果、各サブフィール
ドの明るさは、全ての2進数値において必ずしもサステ
インパルスの数に比例した明るさとならず、例えば、図
4に示すように点灯したサブフィールドの2進数値の全
てのビット値が反転(大きく変化)する「01111」
と「10000」等の箇所では、平均輝度特性との誤差
が最大のプラス誤差とマイナス誤差を発生することにな
りし、フレームの明るさの逆転現象が起こる。
【0005】そのため、上記の輝度特性を備えた、従来
のAC型PDPパネルに、パソコンの画像や、テレビの
画像などを表示させると、輝度階調の表示誤動作が発生
し、適正な画像を得ることが困難である問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、従来のAC型PDPパネルの外部
に設け、フレームの明るさが直線的に変化するように輝
度補正するPDPの輝度特性補正回路を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、供給されたビデオデータから所定のデータを判定す
る判定部と、前記判定部の判定結果に基づき前記ビデオ
データに加算或いは減算を行い補正する演算部とでな
る。
【0008】
【作用】以上のように構成したので、判定部に最上位ビ
ットが1で他のビットが全て0のデータ及び最上位ビッ
トが0で他のビットが全て1のデータなるデータ、例え
ば、5ビットの場合は「01111」及び「1000
0」を設定しておき、供給されたビデオデータが「0
1111」であると判定すると、演算部は同ビデオデー
タ「01111」から所定値の減算を実施し、供給さ
れたビデオデータが「10000」であると判定する
と、演算部は同ビデオデータ「10000」に所定値の
加算を実施する。
【0009】
【実施例】以下、本発明によるPDPの輝度特性補正回
路について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本発
明によるPDPの輝度特性補正回路の実施例ブロック図
である。1は複数のデコーダで構成され、供給されたビ
デオ信号からデコーダ毎に所定データを判定してデコー
ド信号を出力する判定部である。2は前記判定部1のデ
コード信号4を入力し、同デコード信号4毎に、前記供
給されたビデオ信号に所要の値を演算する演算部であ
る。
【0010】本発明によるPDPの輝度特性補正回路の
動作を図1に従い説明する。供給されたビデオ信号がデ
コーダ3毎に予め設定している値のどれかである場合、
相応のデコーダ3から所定のデコード信号4が演算部2
に転送される。演算部2は、前記デコード信号4毎に相
応の演算を実施する。具体例で説明する。デコーダ1
と、デコーダ2と、デコーダ3と、デコーダ4との4つ
のデコーダが設けられ、それぞれの設定値が順に、「1
0」と、「20」と、「30」と、「40」であるとす
る。供給されたビデオ信号が、例えば、「10」である
と、デコーダ2から「10」に相応したデコード信号4
が演算部2に転送され、演算部2では、例えば、前記ビ
デオ信号(「10」)に定数、例えば、0.5を加算す
る。また、例えば、「20」であると、デコーダ2から
「20」に相応したデコード信号4が演算部2に転送さ
れ、演算部2では定数、例えば2を減算する。他の設定
値も同様にして、供給されたビデオ信号がそれらのどれ
かに一致するとき、相応のデコード信号4を演算部2へ
転送すると、同演算部2ではデコード信号4毎に予め設
定した定数と演算することにより補正を行う。尚、上記
説明は補正の概念を説明したもので、数値は10進数を
使用した。
【0011】図2は、本発明によるPDPの輝度特性補
正回路の他の実施例ブロック図である。11は供給され
たビデオ信号から所定データ「01111」を検出し、
S1を出力するNAND回路13と、所定データ「10
000」を検出し、S2を出力するAND回路14とで
構成されたデータ検出部である。12は前記データ検出
部11の検出結果の信号S1と、S2とに基づき、前記
ビデオ信号のデータ「01111」から、例えば1を減
算し、データ「10000」には、例えば1を加算する
加算/減算部である。
【0012】本発明によるPDPの輝度特性補正回路の
他の実施例の動作を図2、図3に従い説明する。ビデオ
信号が供給され、そのデータが「01111」である場
合、データ検出部11のNAND回路13の出力S1が
0で、AND回路14の出力S2が0となる。加算/減
算部12では、図3に示したように、S1、S2が共に
0で、「01111」に対して、例えば、1の減算を行
う。また、データが「10000」である場合、データ
検出部11のNAND回路13の出力S1が1で、AN
D回路14の出力S2が1となる。加算/減算部12で
は、図3に示したように、S1、S2が共に1で、「1
0000」に対して、例えば、1の加算を行う。尚、そ
れ以外のデータでは、データ検出部11はS1が1でS
2を出力し、その状態では、加算/減算部12はなにも
演算を行わない。
【0013】上述したように、複数のデコーダで構成
し、同デコーダの出力に応じた定数で加算或いは減算等
の演算を実施することにより、図4に示したサブフィー
ルドの相応の2進数にたいする複数の誤差を補正する。
特に、データ「01111」及びデータ「10000」
を判定し、所定値を加算或いは減算することにより、図
4に示した、サブフィールドの相応2進数が15(「0
1111」)の所で発生する平均輝度特性に対する最大
プラス誤差及び、同16(「10000」)の所で発生
する平均輝度特性に対する最大マイナス誤差を解消す
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は従来のA
C型PDPパネルの外部に設け、フレームの明るさが直
線的に変化するように輝度補正するPDPの輝度特性補
正回路を提供する。従って、本発明によるPDPの輝度
特性補正回路を使用することにより、従来のAC型PD
Pパネルでも、パソコンの画像や、テレビの画像などを
適正な輝度階調の画像で表示できるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPDPの輝度特性補正回路の実施
例ブロック図である。
【図2】本発明によるPDPの輝度特性補正回路の他の
実施例ブロック図である。
【図3】本発明によるPDPの輝度特性補正回路の補正
動作を説明する真理値図である。
【図4】従来のPDPの輝度特性を説明する図である。
【図5】従来のPDPの32階調の場合の駆動シーケン
スを説明する図である。
【図6】従来のPDPの駆動波形を説明する図である。
【符号の説明】
1 判定部 2 演算部 3 デコーダ 4 デコード信号 11 データ検出部 12 加算/減算部 13 NAND回路 14 AND回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されたビデオデータから最上位ビッ
    トが1で他のビットが全て0のデータ及び最上位ビット
    が0で他のビットが全て1のデータを判定する判定部
    と、前記判定部の判定結果に基づき前記最上位ビットが
    1で他のビットが全て0のデータの場合は加算補正し、
    最上位ビットが0で他のビットが全て1のデータの場合
    は減算補正する演算部とでなることを特徴としたPDP
    の輝度特性補正回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101577295B1 (ko) * 2015-08-03 2015-12-15 (주)이노하이텍 이액형 정량 토출 장치
KR101629239B1 (ko) * 2014-09-23 2016-06-21 한석인 미량용 2액 혼합 주입기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101629239B1 (ko) * 2014-09-23 2016-06-21 한석인 미량용 2액 혼합 주입기
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