JP3183337U - 安全短靴 - Google Patents

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宏樹 三浦
泰佑 橋本
興 清水
翔汰 逆井
孝臣 粂
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Midori Anzen Co Ltd
Central Japan Railway Co
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Midori Anzen Co Ltd
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Abstract

【課題】耐滑性を良好に維持し、かつ長距離歩行を続けても不意に脱げることなく、躓きにくい安全性の高い安全短靴を提供することにある。
【解決手段】安全短靴1は、床面と接する面2aの動摩擦係数が0.28である靴底2と、面ファスナーを有する2本の独立したバンド6a,6bを有する締め付け具6と、つま先2bの先端の高さが23mmであるトウスプリングと、を備えている。
【選択図】図2

Description

本考案は、鉄道車両基地の作業者等が使用するのに適した耐滑性及び安全性を備えた安全短靴に関する。
従来、鉄道車両基地の作業者が使用する安全短靴としては、床面と接する靴底の面の動摩擦係数が0.24〜0.26であるものが知られている。
また、足を靴に固定させる締め付け具としては、靴紐を使用しているものが多く、面ファスナーを有するバンドを締め付け具としているものであっても、1本の幅広い形状のバンドを使用している。
一方、靴のつま先であるトウスプリングの高さは18mm程度のものが多く使用されている。
上記安全短靴によれば、ある程度の耐滑性は確保できる。また、在来線車両基地の場合の多くは、車両編成が短いために車両を点検する作業者の歩行距離が少なく、靴紐の締結状態が不十分でも歩行の振動により靴紐が緩むことなく足を固定できる。また、歩行による作業者の足の疲労も少ないため、前記トウスプリング高さでも、躓くことが少なかった。
ミドリ安全株式会社 フットウェア総合カタログ 2010年2月版(第44頁)
しかしながら、上記従来の安全短靴によれば、以下に述べるような問題があった。
鉄道車両基地においては、給油等の車両整備を行う結果、床面に油が付着している場合が多く、滑りやすくなっている箇所が多い。例えば、新幹線車両の場合は編成が長いため、広範囲にわたって油が床面に付着し、その分、油が付着した床面を踏んでしまうことが多いため、靴底の動摩擦係数がすぐに低下してしまい、滑りやすくなる。
また、靴紐の締結状態が不十分である場合、新幹線車両のように編成長が長くなると作業者の歩行距離も長くなり、歩行による振動で靴紐が次第に緩むため、不意に靴が脱げるおそれがある。
一方、同様に歩行距離が長くなると作業者の足が疲労して、膝の曲がりが不十分となり、トウスプリングの高さが18mm程度では、つま先が床面を向いた状態で着地することになり、つま先部を床面にぶつけて躓くおそれがある。
本考案は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、鉄道車両基地の場合でも、耐滑性を良好に維持し、かつ作業者の歩行距離が長くなっても不意に脱げることなく、躓きにくく安全性の高い安全短靴を提供することにある。
以下、本考案において、上記目的を達成するために採用した構成について説明する。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の安全短靴は、床面と接する面の動摩擦係数が0.28 〜0.30である靴底と、面ファスナーを有する2本以上の独立したバンドである締結部材と、先端の高さが23〜25mmであるトウスプリングと、を備えることを特徴とする。
以上のように構成された安全短靴によれば、床面と接する面の動摩擦係数が0.28〜0.30であるので、油が付着した床面を歩行しても、滑り始めた足の動きを瞬時に阻止することができ、作業者が滑って転倒してしまうことを防止することができる。
また、本考案の安全短靴によれば、面ファスナーを貼り合わせるだけの動作で安全短靴を足に固定でき、また面ファスナー自体、強力な保持力を維持するため、面ファスナーを軽く貼り合わせただけでも容易に外れない。また、2本以上のバンドが独立しているため足の甲の形に合わせて固定することができ、不意に当該安全短靴から足が抜けにくく、また、フィット感が向上し、作業者の脚の疲労が軽減される。
また、本考案の安全短靴によれば、先端の高さを23〜25mmとしたトウスプリングを備えるので、歩行の疲れにより作業者の膝の曲がりが不十分な場合でも、つま先が常に床面より上方向に向く状態に維持されやすく、足を着地させる時も、つま先を床面にぶつけることが少なくなり、躓きを防止することができる。
本考案の実施形態として説明した安全短靴の斜視図である。 本考案の実施形態として説明した安全短靴の側面図である。 本考案の実施形態として説明した安全短靴の靴底面の図である。
次に、本考案の実施形態について、一例を挙げて説明する。
この安全短靴1は、靴底2と甲覆い革3とを有し、甲覆い革3には足挿入口4と、この脚挿入口4の開口を開くための切り込み5と、が形成され、さらに、甲覆い革3には、この切り込み5を閉じた状態に保持する締結部材としての締め付け具6が取り付けられている。
靴底2については通常、軽量化を考慮し材質として発泡ポリウレタンを使用する。靴底2の床面に接する面2aの動摩擦係数は、前記面2aに配置してある突起部の形状、大きさ及び配置によって決まる。
これらの要素の組み合わせにより、複数の面パターンを作成し、定置試験により、所定の動摩擦係数となるような面パターンを決定する。動摩擦係数は、鉄道車両基地での車両点検を想定した試験により0.28〜0.30が好ましいことが判明したが、今回は、図3に示すような面パターンとし、動摩擦係数0.28とする。
なお、前記動摩擦係数を0.28とするには、靴底2自体の材質を発砲ポリウレタンから別の材質に変更しても良く、また発砲ポリウレタンに耐滑性物質、例えば、胡桃の粉を添加しても良い。
締め付け具6については、「剥れにくさ」が11.0N/cm2以上である面ファスナーを有する2本の独立したバンド6a,6bからなり、切り込み5の長手方向に略直交する状態で形成されている。なお、バンドの数量は3本以上であってもよい。なお、上記「剥れにくさ」の設定値(11.0N/cm2以上)は、鉄道車両基地での車両点検を想定した試験により設定されている。
前記バンド6a,6bのうち、上部のバンド6aは切り込み5で左右に分けられた一方の甲覆い部分に基部が固定され、他方の甲覆い部分に設けられた折り返し用リングを挿通して折り返し、バンド6aの基部に設けられたフック状の面ファスナー部分にバンドの先端側に設けられたループ状の面ファスナー部分を掛合させて貼り付ける。
下部のバンド6bは、切り込み5で左右に分けられた一方の甲覆い部分に基部が固定され、他方の甲覆い部分に設けられたフック状の面ファスナー部分にバンド6bの先端側に設けられたループ状の面ファスナー部分を掛合させて貼り付ける。
「剥れにくさ」が11.0N/cm2以上であるため、面ファスナー部分の掛合せが多少不十分な状態で安全短靴1を装着した作業者の歩行距離が長くなっても、面ファスナー部分が簡単に剥がれることはないため、安全短靴1が不意に脱げることを防止することができる。
また、足の甲の形は中央部付近と上部付近で異なるため、それぞれで独立して固定することにより足の足甲部の形に合わせて固定することになり、特に、締め付け具6の上部のバンド6aは折り返し式になっているため、左右から足甲部を締め込むことができ、着用時のフィット感が向上し、長距離歩行による作業者の脚の疲労も軽減できる。
床面を基準とした安全短靴1のつま先2bの先端高さを示すトウスプリングは、鉄道車両基地での車両点検を想定した試験により、23 〜25mmが好ましいことが判明したが、今回は、23mmとしている。一般的に、脚が疲れてくると作業者の膝が上がらなくなり、摺り足で歩行する傾向になり、そのためトウスプリングが低いと、つま先2bを床面とぶつけやすくなる。
この点、先端の高さを23mmとなるような構造にすることで、足が疲れて作業者の膝が上がらない場合でも、つま先2bは床面に向きにくく、常に床面より上に向いた状態を維持できる。このため、床面につま先2bが当たりにくく、躓いて作業者が前方に転倒することを防止できる。
1…安全短靴、2…靴底、2a…面、2b…つま先、3…甲覆い革、4…足挿入口、5…切り込み、6…締め付け具、6a,6b…バンド

Claims (1)

  1. 床面と接する面の動摩擦係数が略0.28 〜0.30である靴底と、
    面ファスナーを有する2本以上の独立したバンドである締結部材と、
    先端の高さが23〜25mmであるトウスプリングと、
    を備えることを特徴とする安全短靴。
JP2013000970U 2013-02-22 2013-02-22 安全短靴 Expired - Lifetime JP3183337U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019188635A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 アキレス株式会社 安全靴

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