JP3183199U - 掛け式綴具 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作が便利で、安全に使用できる掛け式綴具を提供する。
【解決手段】掛け式綴具は、左半分リング部3と右半分リング部4からなるリング部と、前記リング部をノートブックのカバーに固定するように形成される基板2と、を含み、前記左半分リング部3は前記基板2に固定され、前記右半分リング部4の下側に回転部5が設けられ、当該回転部5には回転孔6,7が設けられ、回転軸8と基板2を通じて締め付け関係を形成し、前記回転軸8上には、前記回転部5と、前記右半分リング部を回転させるように設けられかつ係合部を有するロック部9と、が取り付けられ、前記基板2上には前記係合部と対応する箇所に溝部11が設けられている。
【選択図】図3
【解決手段】掛け式綴具は、左半分リング部3と右半分リング部4からなるリング部と、前記リング部をノートブックのカバーに固定するように形成される基板2と、を含み、前記左半分リング部3は前記基板2に固定され、前記右半分リング部4の下側に回転部5が設けられ、当該回転部5には回転孔6,7が設けられ、回転軸8と基板2を通じて締め付け関係を形成し、前記回転軸8上には、前記回転部5と、前記右半分リング部を回転させるように設けられかつ係合部を有するロック部9と、が取り付けられ、前記基板2上には前記係合部と対応する箇所に溝部11が設けられている。
【選択図】図3
Description
本考案は、ノートブックに紙を挟んだりノートブックから紙を外したりする際に使われる綴具に関する。
綴具付きノートブックは、綴具を利用してその中の紙を便利に外したり、交換したり、調整したりすることができるノートブックであり、整理、整頓の利便性を有する。綴具付きノートブックにおいて、紙を外したり取り付けたりする機能を有する綴具は、リング部における左半分リング部と右半分リング部の開閉により紙の取外しと取り付け機能を有し、リング部は基板を通じてノートブックのカバーに固定されている。
従来型の綴具は、左半分リング部と右半分リング部が一定角度回転可能な締付け関係を有し、更に、その底部のステンレス板自体の弾性性により、左半分リング部と右半分リング部の開き状態又は締め状態を維持するようになっている。このような綴具を開閉するには大きな力が必要であり、綴具の動作も固くなり、使用者による操作が不便であり、指が挟まれるなどの危険性がある。
本考案の目的は、操作が便利で、安全に使用できる掛け式綴具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の綴具は、左半分リング部と右半分リング部から形成されるリング部と、前記リング部をノートブックのカバーに固定するように形成される基板と、を含み、前記左半分リング部は前記基板に固定され、前記右半分リング部の下側に回転部が設けられ、当該回転部には回転孔が設けられ、回転軸と基板を通じて締め付け関係を形成し、前記回転軸上には、前記回転部と、前記右半分リング部を回転させるように設けられかつ係合部を有するロック部と、が取り付けられ、前記基板上には前記係合部と対応する箇所に溝部が設けられている。
本考案の綴具の使用方法は、下記の通りである。即ち、ロック部を回転させることにより、右半分リング部を回転させることで、リング部の開閉動作行い、紙を取外したり取り付けたりすることが可能になり、また、ロック部の係合部を基板上の溝部に取り付けることにより、リング部の閉めた状態を維持することで勝手に開かれることを防ぐ。
本考案によれば、ロック部を操作するため、リング部の開閉動作を簡単に実現することができ、大きな力が必要なくなり、かつ、リング部を直接扱う必要がないため、操作が便利でかつ安全性も高い。
更に、綴具の実際応用でノートブックの平面状態の影響を受けていることを考慮して、通常、右半分リング部の回転角度は90度以下になっており、ロック部と右半分リング部が時間差の無い連動を行う場合、リング部が開いた状態でロック部が左半分リング部と右半分リング部の間に位置すると、紙の入れ替えに邪魔になる。
この問題を解消するために、前記回転部の回転孔と、前記ロック部の回転孔は何れもその断面形状が3/4円の形状に設けられており、前記回転軸と前記回転部の回転孔との取付部位の断面形状が3/4円の形状であり、前記回転軸と前記ロック部の回転孔との取付部位の断面形状が半円の形状である。
前記のように回転孔及び回転軸の断面形状を設けることにより、先ずロック部を90度回転させた後に前記右半分リング部と共に回転するようになり、これにより、右半分リング部の回転角度が90度以下であっても、ロック部が左半分リング部と右半分リング部の間に位置することがなく、紙の入れ替えを邪魔することがない。また、ロック部と右半分リング部が時間差を有する連動を行うため、ロック部が右半分リング部より先立って一定角度を自由回転することができ、複数のロック部を設ける場合、複数のロック部がそれぞれ前後独立的に開かれ、強制的に一気に開く必要がなくなり、使用者の実際操作が便利になる。
本考案の綴具は、設計が新規で、構造が合理的で、掛け式連動方式を採択し、操作が便利で、安全に使用できる。
1:リング部
2:基板
3:左半分リング部
4:右半分リング部
5:回転部
6,7:回転孔
8:回転軸
9:ロック部
10:係合部
11:溝部
2:基板
3:左半分リング部
4:右半分リング部
5:回転部
6,7:回転孔
8:回転軸
9:ロック部
10:係合部
11:溝部
以下、図面を参照しながら本考案について更に詳細に説明する。
図1、2、3を参照する。本考案の掛け式綴具は、左半分リング部3と右半分リング部4からなるリング部1と、前記リング部1をノートブックのカバーに固定するように形成される基板2と、を含み、左半分リング部3は基板2に固定され、右半分リング部4の下側に回転部5が設けられ、当該回転部5には回転孔6が設けられ、回転軸8と基板2を通じて締め付け関係を形成し、前記回転軸8上には、前記回転部5と、前記右半分リング部4を回転させるように設けられかつ係合部10を有するロック部9と、が取り付けられ、前記基板2上には前記係合部10と対応する箇所に溝部11が設けられている。前記ロック部9には回転孔7が設けられ、前記回転部5の回転孔6と、前記ロック部9の回転孔7は何れもその断面形状が3/4円の形状であり、前記回転軸8と前記回転部5の回転孔6との取付部位の断面形状が3/4円の形状であり、前記回転軸8と前記ロック部9の回転孔7との取付部位の断面形状が半円の形状である。
図1、2、3を参照する。本考案の掛け式綴具は、左半分リング部3と右半分リング部4からなるリング部1と、前記リング部1をノートブックのカバーに固定するように形成される基板2と、を含み、左半分リング部3は基板2に固定され、右半分リング部4の下側に回転部5が設けられ、当該回転部5には回転孔6が設けられ、回転軸8と基板2を通じて締め付け関係を形成し、前記回転軸8上には、前記回転部5と、前記右半分リング部4を回転させるように設けられかつ係合部10を有するロック部9と、が取り付けられ、前記基板2上には前記係合部10と対応する箇所に溝部11が設けられている。前記ロック部9には回転孔7が設けられ、前記回転部5の回転孔6と、前記ロック部9の回転孔7は何れもその断面形状が3/4円の形状であり、前記回転軸8と前記回転部5の回転孔6との取付部位の断面形状が3/4円の形状であり、前記回転軸8と前記ロック部9の回転孔7との取付部位の断面形状が半円の形状である。
Claims (2)
- 掛け式綴具であって、
左半分リング部と右半分リング部からなるリング部と、前記リング部をノートブックのカバーに固定するように形成される基板と、を含み、
前記左半分リング部は前記基板に固定され、
前記右半分リング部の下側に回転部が設けられ、当該回転部には回転孔が設けられ、回転軸と基板を通じて締め付け関係を形成し、
前記回転軸上には、前記回転部と、前記右半分リング部を回転させるように設けられかつ係合部を有するロック部と、が取り付けられ、
前記基板上には前記係合部と対応する箇所に溝部が設けられている、
ことを特徴とする掛け式綴具。 - 前記ロック部には回転孔が設けられ、
前記回転部の回転孔と、前記ロック部の回転孔は何れもその断面形状が3/4円の形状であり、
前記回転軸と前記回転部の回転孔との取付部位の断面形状が3/4円の形状であり、
前記回転軸と前記ロック部の回転孔との取付部位の断面形状が半円の形状である、
ことを特徴とする請求項1に記載の掛け式綴具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000831U JP3183199U (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 掛け式綴具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000831U JP3183199U (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 掛け式綴具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3183199U true JP3183199U (ja) | 2013-05-09 |
Family
ID=50427189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000831U Expired - Fee Related JP3183199U (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 掛け式綴具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183199U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016080228A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 株式会社キングジム | 綴じ具 |
JP2017149107A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社キングジム | 綴じ具 |
-
2013
- 2013-02-18 JP JP2013000831U patent/JP3183199U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016080228A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 株式会社キングジム | 綴じ具 |
JP2016097502A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社キングジム | 綴じ具 |
CN107107652A (zh) * | 2014-11-18 | 2017-08-29 | 株式会社锦宫事务 | 装订器 |
CN107107652B (zh) * | 2014-11-18 | 2019-05-03 | 株式会社锦宫事务 | 装订器 |
JP2017149107A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社キングジム | 綴じ具 |
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