JP3183108B2 - 付加硬化型液状シリコーンエラストマー耐油組成物 - Google Patents

付加硬化型液状シリコーンエラストマー耐油組成物

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JP3183108B2
JP3183108B2 JP18987395A JP18987395A JP3183108B2 JP 3183108 B2 JP3183108 B2 JP 3183108B2 JP 18987395 A JP18987395 A JP 18987395A JP 18987395 A JP18987395 A JP 18987395A JP 3183108 B2 JP3183108 B2 JP 3183108B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンオイル等の鉱
物油をベースとし、各種添加剤が添加された潤滑油等の
油と高温下で長時間接触してもゴム物性の低下が小さ
く、良好な一般物性を有し、かつ耐久性に優れたシリコ
ーンゴムを与え、ガスケット等として好適に使用できる
付加硬化型液状シリコーンエラストマー耐油組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーンゴム成形体は、優れた耐熱性、耐寒性、低圧縮永久
歪を有するため自動車、車両、船舶、飛行機等のロッカ
ーカバーガスケット、オイルパンパッキン、ヘッドカバ
ーパッキン、シリンダーライナーパッキン、バルブステ
ムシール、オイルフィルター、シーリング、シャフトシ
ール等のガスケット用途に用いられている。
【0003】しかしながら、近年のエンジンオイルの高
性能化に伴い、エンジンオイルには鉱物油又は合成炭化
水素油に加えて各種の添加剤(粘度指数向上剤、油性向
上剤、極圧添加剤、酸化防止剤、腐食防止剤、錆止め剤
等)が使用されており、このため、これらのオイルと一
時的或いは常時接触する環境で用いられるガスケット、
パッキン、シール材などの耐油部品として使用する場
合、シリコーンゴム成形体は高温下で長時間使用される
と亀裂が発生したり、軟化劣化し、ゴム弾性を失うなど
の問題が発生している。
【0004】このような欠点を改良する方法としては、
シリコーンゴムに3,3,3−トリフルオロプロピル基
を導入する方法が知られているが、この方法で得られた
シリコーンゴムはコストが高く、限られた用途にしか使
用できない。
【0005】また、上記のようなシリコーンゴムの劣化
は、エンジンオイルが成形体に浸透し、高温下でシロキ
サン結合を切断するために発生するもので、オイルによ
る膨潤を防ぐためシリコーンゴム組成物に結晶性シリカ
などの無機充填剤を加える方法もあるが、この場合は無
機充填剤の添加量が多すぎるとゴム物性を低下させるこ
とになり、また液状ゴムの場合には粘度上の制約も大き
い。
【0006】更に、塩基性フィラーを充填し、高温下で
酸化劣化したオイルを中和する方法も知られているが、
その効果は不十分なものであり、しかも塩基性フィラー
を増量したり、その塩基性を高めると、フィラー自体の
影響をシロキサンが受けることになってしまうという問
題があった。
【0007】また、膨潤度を下げるため付加官能基を有
しないオルガノポリシロキサンを添加する方法が特開平
5−5604号公報に提案されているが、この方法はシ
ロキサン結合の切断に対する本質的な解決にはなってい
ない。
【0008】なお、シロキサン結合の切断に対しては、
オルガノポリシロキサンの付加官能基を増やし、架橋密
度を高めることが効果的であるが、単純に官能基を増や
すとシリコーンゴム組成物の硬度が上がり、ゴム物性が
急激に失なわれてしまうことになる。
【0009】従って、ガスケット等として好適な耐油耐
久性に優れたシリコーンゴムを与えるシリコーンゴム組
成物の開発が望まれる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、エンジンオイル等の鉱物油をベースとし、各種添加
剤が添加された潤滑油等の油と高温下で長時間接触して
もゴム物性の低下が小さく、一般物性に優れ、かつ耐久
性に優れたシリコーンゴムを与える付加硬化型液状シリ
コーンエラストマー耐油組成物、特には各種ガスケット
などに好適に使用される耐油部品用のシリコーンエラス
トマー耐油組成物を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、1分子中に
ケイ素原子と結合するアルケニル基を2個以上有し、オ
ルガノポリシロキサン1g当りのアルケニル基のモル数
が0.00004〜0.0002モルであり、分子中の
アルケニル基が結合したケイ素原子同志が平均して10
0〜500個のジオルガノシロキサン単位を介して位置
しているものであり、かつ25℃における粘度が200
〜200000センチポイズであるオルガノポリシロキ
サン100部(重量部、以下同様)と、1分子中にケイ
素原子と結合する水素原子を3個又は4個有するオルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンを該オルガノハイドロ
ジェンポリシロキサンのケイ素原子結合水素原子のモル
数と前記オルガノポリシロキサンのケイ素原子結合アル
ケニル基のモル数の比が0.8:1〜5:1となるよう
な量と、白金系触媒を前記オルガノポリシロキサン及び
オルガノハイドロジェンポリシロキサンの合計量100
万部に対して白金金属として0.1〜500部とを配合
することにより、鉱物油又は合成炭化水素油に加えて各
種の添加剤が使用されているエンジンオイル等の油と高
温下で長時間接触していても亀裂の発生、軟化劣化、ゴ
ム弾性を失うなどの問題が発生することがなく、ゴム物
性の低下が小さく、それ故、良好な一般物性を有し、か
つ耐久性に優れたシリコーンゴムを与える付加硬化型液
状シリコーンエラストマー耐油組成物が得られることを
知見し、本発明をなすに至った。
【0012】従って、本発明は、 (1)1分子中にケイ素原子と結合するアルケニル基を
2個以上有し、オルガノポリシロキサン1g当りのアル
ケニル基のモル数が0.00004〜0.0002モル
であり、分子中のアルケニル基が結合したケイ素原子同
志が平均して100〜500個のジオルガノシロキサン
単位を介して位置しているものであり、かつ25℃にお
ける粘度が200〜200000センチポイズであるオ
ルガノポリシロキサン100部 (2)1分子中にケイ素原子と結合する水素原子を3個
又は4個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
を該オルガノハイドロジェンポリシロキサンのケイ素原
子結合水素原子のモル数と前記オルガノポリシロキサン
のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0.8:
1〜5:1となるような量 (3)白金系触媒を前記オルガノポリシロキサン及びオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサンの合計量100万
部に対して白金金属として0.1〜500部を含有して
なることを特徴とする付加硬化型液状シリコーンエラス
トマー耐油組成物を提供する。
【0013】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の付加硬化型液状シリコーンエラストマー耐
油組成物の第1成分は、1分子中にケイ素原子と結合す
るアルケニル基を2個以上有し、オルガノポリシロキサ
ン1g当りのアルケニル基のモル数が0.00004〜
0.0002モルであり、かつ25℃における粘度が2
00〜200000センチポイズ(cp)であるオルガ
ノポリシロキサンである。
【0014】上記オルガノポリシロキサンとしては、下
記一般組成式(3) R1 a2 bSiO[4-(a+b)]/2 …(3) (但し、式中R1は同一又は異種の脂肪族不飽和結合を
含有しない非置換又は置換の炭素数1〜20の一価炭化
水素基であり、R2は同一又は異種のアルケニル基であ
り、a,bはそれぞれ1≦a<3、0<b≦0.1、1
<a+b<3、好ましくは1.8<a≦2.2、0.0
005≦b≦0.05、1.9≦a+b≦2.25、特
に0.002≦b≦0.02を満たす数である。)で示
されるものを好適に使用することができる。
【0015】上記式(3)においてR1は非置換又は置
換の一価炭化水素基で、炭素数1〜20、好ましくは1
〜12、より好ましくは1〜8のものであり、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデ
シル基、ドデシル基等のアルキル基、フェニル基、トリ
ル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジ
ル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラ
ルキル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフ
ッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換
したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、
ブロモエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチ
ル基などが挙げられる。また、R2は、ビニル基、アリ
ル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、
イソブテニル基等の炭素数2〜8、特に2〜4のアルケ
ニル基である。
【0016】上記式(3)において、各置換基は異なっ
ていても同一であってもよいが、1分子中にケイ素原子
と結合するアルケニル基を2個以上有し、オルガノポリ
シロキサン1g当りのアルケニル基のモル数が0.00
004〜0.0002モル、好ましくは0.00005
〜0.00015モルである必要がある。オルガノポリ
シロキサン1g当りのアルケニル基のモル数が0.00
004モルに満たないと十分な耐油性能が得られず、
0.0002モルを超えると高硬度となり、ガスケット
として必要なゴム物性が得られない。
【0017】なお、分子中に含有されるアルケニル基
は、分子鎖末端あるいは分子鎖途中のいずれのケイ素原
子に結合したものであってもよいが、少なくとも分子鎖
両末端のケイ素原子に結合したアルケニル基を有するも
のであることが、硬化速度あるいは硬化物の物性などの
点から好ましい。また、分子中のアルケニル基が結合し
たケイ素原子同士はその間に平均して100〜800
個、特に150〜500個程度のジオルガノシロキサン
単位(繰り返し単位)を介して位置していることが好ま
しく、アルケニル基間のジオルガノシロキサン単位の数
が少なすぎると一般的なゴム物性に劣るものとなる場合
があり、また介在するシロキサン単位数が多すぎると耐
油性能に劣るものとなる場合がある。
【0018】また、上記オルガノポリシロキサンは、2
5℃における粘度が200〜200000cp、好まし
くは500〜100000cpである必要があり、粘度
が200cpより低いと硬化物が脆くゴム物性が不十分
となり、200000cpを超えると粘度が高くなりす
ぎて液状ゴムとしての成形性のメリットが失われてしま
う。
【0019】上記オルガノポリシロキサンの平均重合
度、即ち分子中のケイ素原子の数は、80以上、通常1
00〜5000、特に150〜2000程度が好適であ
る。
【0020】更に、上記オルガノポリシロキサンの分子
構造は、主鎖部分が基本的にジオルガノシロキサン単位
の繰り返しからなり、分子鎖末端がトリオルガノシロキ
シ単位で封鎖された直鎖状構造を有するジオルガノポリ
シロキサンであるのが一般的であるが、部分的には分岐
状や環状の骨格を有していてもよい。
【0021】ここで耐油性の観点からは、上記オルガノ
ポリシロキサンが比較的低分子量(例えば25℃の粘度
で200〜50000cp、特に300〜10000c
p、とりわけ500〜5000cp程度)の場合、アル
ケニル基は分子鎖両末端のケイ素原子のみに結合したも
のであることが好ましく、またオルガノポリシロキサン
が比較的高分子量(例えば25℃の粘度で5000〜2
00000cp、特に10000〜200000cp程
度)の場合には、アルケニル基は少なくとも分子鎖途中
のケイ素原子、特に分子鎖両末端及び分子鎖途中のケイ
素原子に結合したものであることが好ましい。
【0022】本発明では、このようなオルガノポリシロ
キサンとして特に下記のようなものが好適に使用され
る。 (A)下記一般式(1)で示され、オルガノポリシロキ
サン1g当りのアルケニル基のモル数が0.00004
〜0.00015モルであり、かつ25℃における粘度
が200〜50000cp、特に300〜10000c
p、とりわけ500〜5000cpであるオルガノポリ
シロキサン。
【0023】
【化3】 (但し、式中R1は同一又は異種の脂肪族不飽和結合を
含有しない非置換又は置換の炭素数1〜20、好ましく
は1〜8の一価炭化水素基、R2はアルケニル基であ
り、nはn≧80でオルガノポリシロキサンを上記粘度
とする正数である。)
【0024】(B)下記一般式(2)で示され、オルガ
ノポリシロキサン1g当りのアルケニル基のモル数が
0.00005〜0.0002モルであり、かつ25℃
における粘度が5000〜200000cp、特に10
000〜200000cpであるオルガノポリシロキサ
ン。
【0025】
【化4】 (但し、式中R1は上記と同様の意味を示し、R3は同一
又は異種の非置換又は置換の炭素数1〜20、好ましく
は1〜8の一価炭化水素基であり、n,mはn≧20
0、m≧1であり、m+nがオルガノポリシロキサンを
上記粘度とする正数であるが、R3の少なくとも3個は
アルケニル基であり、分子鎖両末端のR3がいずれもア
ルケニル基以外の基である場合mは3以上の正数であ
る。)
【0026】次に、第2成分のオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンは、1分子中にケイ素原子と結合する水
素原子を3〜6個有するものであり、下記一般組成式
(4) R4 c(H dSiO(4-c-d)/2 …(4) (但し、式中R4は同一又は異種の炭素数1〜12、好
ましくは1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基であ
り、好ましくは脂肪族不飽和結合を有しないものがよ
い。cは0.8≦c≦2.2の正数、dは0.005≦
d≦1.0の正数であり、0.8<c+d≦3.0であ
る。好ましくは1.6≦c≦2.0、0.01≦d≦
0.8、1.6<c+d≦2.5、特には0.05≦d
≦0.8である。)で示されるオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンが好適に使用される。
【0027】上記オルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは、架橋剤として作用するもので、第3成分の白金系
触媒の存在下、第2成分のオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンのケイ素原子結合原子が第1成分のオルガノ
ポリシロキサンのケイ素原子結合アルケニル基に付加反
応し、その結果、架橋して硬化に至るものである。
【0028】上記式(4)のオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンにおいて、ケイ素原子結合水素原子以外の
有機基、即ちR4としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル
基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、デシ
ル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル
基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニル
エチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基や、こ
れらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩
素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例え
ばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル
基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基などの前
記したR1と同様の同一又は異種の好ましくは脂肪族不
飽和結合を含有しない非置換又は置換の炭素数1〜12
の一価炭化水素基が挙げられる。
【0029】上記式(4)のオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンは、1分子中にケイ素原子と結合する水素
原子(SiH基)を3〜6個、特に4〜5個有すること
が必要であり、前記水素原子が2個未満では十分なゴム
物性が得られず、7個を超えると架橋点が集中するため
耐油性能が低下してしまう。
【0030】なお、ケイ素原子に結合した水素原子は、
分子鎖末端に位置するものであっても、分子鎖途中に位
置するものであってもよい。
【0031】上記オルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは、例えば基本的に2官能性シロキサン単位(=Si
2/2)の繰り返し単位からなり、単官能性シロキシ単
位(≡SiO1/2)で封鎖された直鎖構造のものを用い
ることができ、3官能性シロキサン単位(−Si
3/2)やSiO2単位などの分岐状や三次元網状構造を
有するものあるいは環状構造のものを使用することもで
きる。
【0032】なお、このオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンの重合度、即ち1分子中のケイ素原子数は3〜
300、特に4〜100程度であることが好ましく、分
子量に特に制限はないが、25℃での粘度が800cp
以下、通常0.5〜800cp、より好ましくは1〜5
00cp程度であることが好ましい。
【0033】このようなオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンとして具体的には、下記化合物を例示すること
ができるが、これらに限定されるものではない。
【0034】
【化5】 (式中pは0又は正数を示す。)
【0035】第2成分のオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンの配合量は、その1分子中に含まれるケイ素原
子結合水素原子のモル数と第1成分のオルガノポリシロ
キサンの1分子中に含まれるケイ素原子結合アルケニル
基のモル数の比が0.8:1〜5:1、好ましくは1:
1〜3:1となるような量である。ケイ素原子結合アル
ケニル基のモル数1に対してケイ素原子結合水素原子の
モル数が0.5より小さいと硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物が十分に硬化することができず、また、5よ
り大きいと硬化が不十分となったり、発泡することがあ
る。
【0036】次に、第3成分の白金系触媒は、シリコー
ンエラストマー組成物を硬化させるための触媒である。
この白金系触媒としては、具体的に塩化白金酸、塩化白
金酸のアルコール溶液、塩化白金酸とオレフィン類との
錯化合物、白金黒、白金を担持させたもの等が挙げられ
る。
【0037】白金系触媒の添加量は、第1、2成分の合
計量100万部に対して白金金属として0.1〜500
部、好ましくは1〜100部であり、0.1部未満では
硬化が十分に進行せず、500部を超えると不経済にな
る。
【0038】本発明組成物には、これら必須成分に加え
て強度を向上させたり、耐油性を更に向上させるなどの
目的で各種の充填剤を混入することが望ましい。充填剤
として具体的には、二酸化チタン、酸化亜鉛、ケイ酸ジ
ルコニウム、シリカエアロゲル、酸化鉄、ケイソウ土、
炭酸カルシウム、ヒュームドシリカ、シラザン処理シリ
カ、沈降性シリカ、ガラス繊維、酸化マグネシウム、酸
化第2クロム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、
α石英、焼成クレー、石綿、カーボン、黒鉛、コルク、
合成繊維等が挙げられる。補強を目的とする場合には、
ヒュームドシリカ、沈降性シリカ等のシリカ、又はこれ
らを表面処理したものが好ましく、耐油性向上剤として
は、ケイソウ土、石英粉等の吸油量の大きい充填剤、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の塩基性粉が好まし
い。なお、これら任意成分の添加量は、本発明の効果を
妨げない範囲で通常量とすることができる。例えば前記
の補強性充填剤の場合、第1成分のオルガノポリシロキ
サン100部に対して1〜100部、特に5〜50部程
度配合することができ、また増量性の充填剤などその他
の充填剤の場合には第1成分100部に対して0〜30
0部程度配合することができる。
【0039】本発明のシリコーンエラストマー耐油組成
物は、上記した成分を2本ロール、バンバリミキサー、
ドウミキサー(ニーダー)などのゴム練り機を用いて均
一に混合した後、必要に応じて加熱処理を施すことによ
り得ることができる。このようにして得られるシリコー
ンゴム組成物は、金型加圧成形、押し出し成形などの種
々の成形法によって必要とされる用途に成型することが
でき、その成型条件は別に限定されないが、60〜25
0℃、特に80〜220℃の温度で数秒〜数時間の範囲
が好ましい。
【0040】
【発明の効果】本発明の付加硬化型液状シリコーンエラ
ストマー耐油組成物は、エンジンオイル等の鉱物油をベ
ースとし、各種添加剤が添加された潤滑油等の油と高温
下で長時間接触してもゴム物性の低下が小さく、一般物
性に優れ、かつ耐久性に優れたシリコーンゴムを与える
もので、自動車、車両、船舶、飛行機等のロッカーカバ
ーガスケット、オイルパンパッキン、ヘッドカバーパッ
キン、シリンダーライナーパッキン、バルブステムシー
ル、オイルフィルター、シーリング、シャフトシール等
のガスケット用途など、特に耐油部品に有効に使用する
ことができる。
【0041】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の部はいずれも重量部であ
る。
【0042】〔実施例1〕粘度1000csの両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン(ビニル基含有量0.000125モル/g、
1分子中のビニル基の数:2個、ビニル基間に介在する
ジメチルシロキサン単位の平均数:216)60部に比
表面積300m2/gのヒュームドシリカ30部、ヘキ
サメチルジシラザン6部、水3部をニーダーミキサーに
入れ、1時間そのまま攪拌を続けた後、内部温度が15
0℃になるまで加熱し、更に攪拌を3時間続け、ゴムコ
ンパウンドを得た。このゴムコンパウンド90部に上記
ジメチルポリシロキサン30部、石英粉末50部、炭酸
マグネシウム10部を加えて均一になるまで混合した
後、3本ロールに通し、シリコーンゴムベースとした。
これに更に下記式(5)で示されるジメチルシロキサン
・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体2.95部
と塩化白金酸の1%イソプロピルアルコール溶液を0.
1部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール
0.1部とを添加し、均一に混合し、シリコーンエラス
トマー組成物を得た。
【0043】
【化6】
【0044】この組成物を120℃で10分間プレス成
形し、厚さ2mmのゴムシートを得、更にポストキュア
ーを200℃で4時間行い、シリコーンゴムシートを得
た。
【0045】得られたシリコーンゴムシートについて、
JIS K6301加硫ゴムの物理的試験法に規定され
た方法に準拠して一般物性(硬度、引張強さ、破断伸
び、引裂強さ〔A〕)の測定を行い、同様に試験油に1
75℃で3日及び1週間浸漬した後の一般物性(硬度、
引張強さ、破断伸び)を測定し、耐油性を評価した。な
お、試験油としては、ゴム劣化の促進試験としてトヨタ
純正キャッスルオイル5W−30SG級をフラスコ中で
ガラス管を通してエアーを吹き込みながら175℃で7
0時間強制劣化させたものを使用した。
【0046】〔実施例2〕粘度20000csの両末端
がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリ
シロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビニル
基含有量0.000086モル/g、1分子中のビニル
基の平均数:4.1個、ビニル基間に介在するジメチル
シロキサン単位の平均数:208)60部に比表面積3
00m2/gのヒュームドシリカ30部、ヘキサメチル
ジシラザン6部、水3部をニーダーミキサーに入れ、1
時間そのまま攪拌を続けた後、内部温度が150℃にな
るまで加熱し、更に攪拌を3時間続け、ゴムコンパウン
ドを得た。このゴムコンパウンド90部に上記ジメチル
ポリシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体30
部、石英粉末50部、炭酸マグネシウム10部を加えて
均一になるまで混合した後、3本ロールに通し、シリコ
ーンゴムベースとした。これに更に上記式(5)で示さ
れるジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキ
サン共重合体2.16部と塩化白金酸の1%イソプロピ
ルアルコール溶液を0.1部、反応制御剤としてエチニ
ルシクロヘキサノール0.1部とを添加し、均一に混合
し、シリコーンエラストマー組成物を得た。
【0047】この組成物を120℃で10分間プレス成
形し、厚さ2mmのゴムシートを得、更にポストキュア
ーを200℃で4時間行い、実施例1と同様に一般物性
及び耐油性を測定した。
【0048】〔実施例3〕実施例2と同様にしてシリコ
ーンゴムベースを得た後、これに更に下記式(6)で示
されるメチルハイドロジェンシロキサン環状体0.75
部と塩化白金酸の1%イソプロピルアルコール溶液を
0.1部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノー
ル0.1部とを添加し、均一に混合した。
【0049】この組成物を120℃で10分間プレス成
形し、厚さ2mmのゴムシートを得、更にポストキュア
ーを200℃で4時間行い、実施例1と同様に一般物性
及び耐油性を測定した。
【0050】
【化7】
【0051】〔実施例4〕粘度50000csの両末端
がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリ
シロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビニル
基含有量0.000052モル/g、1分子中のビニル
基の平均数:3.25個、ビニル基間に介在するジメチ
ルシロキサン単位の平均数:375)30部に、粘度1
0000csの両末端がジメチルビニルシロキシ基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン・メチルビニルシロキ
サン共重合体(ビニル基含有量0.000102モル/
g、1分子中のビニル基の平均数:3.89個、ビニル
基間に介在するジメチルシロキサン単位の平均数:17
8)30部、比表面積300m2/gのヒュームドシリ
カ30部、ヘキサメチルジシラザン6部、水3部をニー
ダーミキサーに入れ、1時間そのまま攪拌を続けた後、
内部温度が150℃になるまで加熱し、更に攪拌を3時
間続け、ゴムコンパウンドを得た。このゴムコンパウン
ド90部に上記ジメチルポリシロキサン・メチルビニル
シロキサン共重合体(ビニル基含有量0.000102
モル/g)30部、石英粉末50部、炭酸マグネシウム
10部を加えて均一になるまで混合した後、3本ロール
に通し、シリコーンゴムベースとした。これに更に上記
式(5)で示されるジメチルシロキサン・メチルハイド
ロジェンシロキサン共重合体2.00部と塩化白金酸の
1%イソプロピルアルコール溶液を0.1部、反応制御
剤としてエチニルシクロヘキサノール0.1部とを添加
し、均一に混合し、シリコーンエラストマー組成物を得
た。
【0052】この組成物を120℃で10分間プレス成
形し、厚さ2mmのゴムシートを得、更にポストキュア
ーを200℃で4時間行い、実施例1と同様に一般物性
及び耐油性を測定した。
【0053】〔比較例1〕粘度5000csの両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン(ビニル基含有量0.000062モル/g、
1分子中のビニル基の数:2個、ビニル基間に介在する
ジメチルシロキサン単位の平均数:436)60部に比
表面積300m2/gのヒュームドシリカ30部、ヘキ
サメチルジシラザン6部、水3部をニーダーミキサーに
入れ、1時間そのまま攪拌を続けた後、内部温度が15
0℃になるまで加熱し、更に攪拌を3時間続けた。この
ゴムコンパウンド90部に上記ジメチルポリシロキサン
30部、石英粉末50部、炭酸マグネシウム10部を加
えて均一になるまで混合した後、3本ロールに通し、シ
リコーンゴムベースとした。これに更に下記式(7)で
示されるジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシ
ロキサン共重合体2.86部と塩化白金酸の1%イソプ
ロピルアルコール溶液を0.1部、反応制御剤としてエ
チニルシクロヘキサノール0.1部とを添加し、均一に
混合し、シリコーンエラストマー組成物を得た。
【0054】
【化8】
【0055】この組成物を120℃で10分間プレス成
形し、厚さ2mmのゴムシートを得、更にポストキュア
ーを200℃で4時間行った後、実施例1と同様に一般
物性及び耐油性を測定した。
【0056】〔比較例2〕実施例2のジメチルポリシロ
キサン・メチルビニルシロキサン共重合体60部に比表
面積300m2/gのヒュームドシリカ30部、ヘキサ
メチルジシラザン6部、水3部をニーダーミキサーに入
れ、1時間そのまま攪拌を続けた後、内部温度が150
℃になるまで加熱し、更に攪拌を3時間続けた。このゴ
ムコンパウンド90部に上記ジメチルポリシロキサン3
0部、石英粉末50部、炭酸マグネシウム10部を加え
て均一になるまで混合した後、3本ロールに通し、シリ
コーンゴムベースとした。これに更に下記式(8)で示
されるジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロ
キサン共重合体1.52部と塩化白金酸の1%イソプロ
ピルアルコール溶液を0.1部、反応制御剤としてエチ
ニルシクロヘキサノール0.1部とを添加し、均一に混
合し、シリコーンエラストマー組成物を得た。
【0057】
【化9】
【0058】この組成物を120℃で10分間プレス成
形し、厚さ2mmのゴムシートを得、更にポストキュア
ーを200℃で4時間行った後、実施例1と同様に一般
物性及び耐油性を測定した。以上の結果を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】表1の結果より、本発明に係わるゴムシー
ト(実施例)は、一般物性及び耐油性、耐久性に優れて
いるのに対して、比較例1のゴムシートは耐油性、耐久
性に劣り、比較例2のゴムシートは初期物性、特に伸び
と引裂強さが小さくてシール材としては不十分なもので
あり、耐油性に劣ることが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−152560(JP,A) 特開 平5−5064(JP,A) 特開 平3−39360(JP,A) 特開 平6−32987(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/07 C08L 83/05

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)1分子中にケイ素原子と結合する
    アルケニル基を2個以上有し、オルガノポリシロキサン
    1g当りのアルケニル基のモル数が0.00004〜
    0.0002モルであり、分子中のアルケニル基が結合
    したケイ素原子同志が平均して100〜500個のジオ
    ルガノシロキサン単位を介して位置しているものであ
    り、かつ25℃における粘度が200〜200000セ
    ンチポイズであるオルガノポリシロキサン100重量部 (2)1分子中にケイ素原子と結合する水素原子を3個
    又は4個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
    を該オルガノハイドロジェンポリシロキサンのケイ素原
    子結合水素原子のモル数と前記オルガノポリシロキサン
    のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0.8:
    1〜5:1となるような量 (3)白金系触媒を前記オルガノポリシロキサン及びオ
    ルガノハイドロジェンポリシロキサンの合計量100万
    重量部に対して白金金属として0.1〜500重量部を
    含有してなることを特徴とする付加硬化型液状シリコー
    ンエラストマー耐油組成物。
  2. 【請求項2】 オルガノポリシロキサンが、下記一般式
    (1)で示され、オルガノポリシロキサン1g当りのア
    ルケニル基のモル数が0.00004〜0.00015
    モルであり、かつ25℃における粘度が200〜500
    00センチポイズである請求項1記載の付加硬化型液状
    シリコーンエラストマー耐油組成物。 【化1】 (但し、式中R1は同一又は異種の脂肪族不飽和結合を
    含有しない非置換又は置換の炭素数1〜20の一価炭化
    水素基、R2はアルケニル基であり、nはオルガノポリ
    シロキサンを上記粘度とする正数である。)
  3. 【請求項3】 オルガノポリシロキサンが、下記一般式
    (2)で示され、オルガノポリシロキサン1g当りのア
    ルケニル基のモル数が0.00005〜0.0002モ
    ルであり、かつ25℃における粘度が5000〜200
    000センチポイズである請求項1記載の付加硬化型液
    状シリコーンエラストマー耐油組成物。 【化2】 (但し、式中R1は上記と同様の意味を示し、R3は同一
    又は異種の非置換又は置換の炭素数1〜20の一価炭化
    水素基であり、n,mはオルガノポリシロキサンを上記
    粘度とする正数であるが、R3の少なくとも3個はアル
    ケニル基である。)
  4. 【請求項4】 耐油部品用である請求項1,2又は3記
    載のシリコーンエラストマー耐油組成物。
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