JP3182694B2 - 図形編集方法および装置 - Google Patents

図形編集方法および装置

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JP3182694B2
JP3182694B2 JP7635891A JP7635891A JP3182694B2 JP 3182694 B2 JP3182694 B2 JP 3182694B2 JP 7635891 A JP7635891 A JP 7635891A JP 7635891 A JP7635891 A JP 7635891A JP 3182694 B2 JP3182694 B2 JP 3182694B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形編集方法および装
置に関する。さらに詳しくは、ユーザが最小限の操作を
行うだけで必要な修正を行えるようにした図形編集方法
および装置に関する。特に、規則的構成をもつ帳票等の
図形の編集に有用である。
【0002】
【従来の技術】従来の図形編集方法および装置として
は、例えば株式会社日立製作所製ワークステーション2
050のOFIS/SKETCHや,株式会社日立製作
所製ワードプロセッサWordPalのグラフィック機
能が知られている。
【0003】このような従来の図形編集方法および装置
において、修正を行う場合には、修正のためのパラメー
タをユーザが入力している。例えば、新たな図形を追加
する場合には、追加したい図形を生成するためのパラメ
ータ(位置,サイズ,種類等)をユーザが直接入力して
いる。このとき、入力するべきパラメータの一部を属性
にもつ図形が既に存在しておれば、その図形の複写とい
う操作をユーザが行うことによってパラメータを間接入
力できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形編集方法お
よび装置では、修正のためのパラメータをユーザの操作
によって直接あるいは間接に入力しているが、この操作
が煩雑であるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、ユーザが最小限
の操作を行うだけで必要な修正を行えるようにした図形
編集方法および装置を提供することにある。
【0006】第1の観点では、本発明は、複数の図形を
含む文書を画像データとして入力し、前記画像データか
ら複数の図形のサイズと位置の頻度情報を抽出し、操作
者が前記画像データ上に追加位置を指定したとき、前記
頻度情報に基づいて、追加する図形のサイズと位置の候
補を生成することを特徴とする図形編集方法を提供す
る。第2の観点では、本発明は、上記構成の図形編集方
法において、画像データから図形のサイズ, 位置,種類
等の情報を図形管理データとして抽出すると共に、追加
する図形のサイズと位置が確定されたときに、前記図形
管理データを更新することを特徴とする図形編集方法を
提供する。第3の観点では、本発明は、上記構成の図形
編集方法において、図形管理データからフォーマットデ
ータを抽出すると共に、追加する図形のサイズと位置が
確定されたときに、前記フォーマットデータを更新する
ことを特徴とする図形編集方法を提供する。
【0007】第の観点では、本発明は、複数の図形を
含む文書を画像データとして入力し画面に表示する手段
と、操作者が前記表示した画像データ上に追加位置を指
定するための手段と、前記画像データから複数の図形の
サイズと位置の頻度情報を抽出する手段と、追加位置が
指定されたとき前記頻度情報に基づいて追加する図形の
サイズと位置の候補を生成する手段とを具備したことを
特徴とする図形編集装置を提供する。第5の観点では、
本発明は、上記構成の図形編集装置において、画像デー
タから図形のサイズ, 位置,種類等の情報を図形管理デ
ータとして抽出する手段と、追加する図形のサイズと位
置が確定されたときに前記図形管理データを更新する手
段とを備えたことを特徴とする図形編集装置を提供す
る。第6の観点では、本発明は、上記構成の図形編集装
置において、図形管理データからフォーマットデータを
抽出する手段と、追加する図形のサイズと位置が確定さ
れたときに前記フォーマットデータを更新する手段とを
備えたことを特徴とする図形編集装置を提供する。
【0008】
【作用】本発明の図形編集方法および装置では、図形を
追加したい場合、ユーザが、図形追加位置を大雑把に
定すると、図形のサイズと位置の候補が生成されるの
で、多くの場合、図形のサイズと位置を入力する必要が
なくなる。そこで、最小限のユーザの操作により図形編
集を行い得ることとなる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
【0010】図1は、本発明の一実施例の図形編集装置
100のブロック図である。1は、キーボードである。
2は、マウスである。3は、帳票の原紙などを読み取る
ためのスキャナである。4は、スキャナ3を制御するた
めのスキャナコントローラである。7は、スキャナ3で
得た画像データやキーボード1で入力されたコードデー
タ等を格納するためのメモリである。
【0011】12は、システム全体を制御するCPUで
あり、図形認識等を行う。5は、図形認識により得た図
形管理データ等を格納するファイルである。6は、ファ
イル5を制御するためのファイルコントローラである。
8は、プリンタである。9は、ディスプレイ10および
ビットマップメモリ11を制御するためのディスプレイ
コントローラである。10は、ディスプレイである。1
1は、ビットマップメモリである。
【0012】図2は、図形編集装置100における図形
編集処理のブロック図である。画像取込処理20は、ス
キャナ3等により帳票の原紙などから画像データ21を
取り込む。図形認識処理22は、画像データ21を解析
し、図形が存在する位置,図形の大きさ,図形の種別な
どを認識し、その認識結果を図形管理データ23とす
る。画像表示処理24は、図形管理データ23によりデ
ィスプレイ10に画像を表示する。図3に、表示された
画像例を示す。e,fの部分は、例えば帳票の原紙の
「かすれ」により図形が不完全になっている。
【0013】修正内容推定処理25は、例えば図3の
a,bの部分について修正指示があったときに、図形管
理データ23を参照して、修正内容を推定する。すなわ
ち、aの部分では、周囲の図形の配列から、「○」を追
加する確率が高いと推定する。また、bの部分では、周
囲の図形の配列から、「□」を追加する確率が高いと推
定する。推定結果は、前記画像表示処理24によりディ
スプレイ10に表示される。図4に、表示された画像例
を示す。E,Fの部分は、推定された修正内容に基づく
画像表示である。
【0014】図形管理データ更新処理26は、修正内容
を確定する指示があったときに、その修正内容で図形管
理データ23を更新する。
【0015】図5は、図形編集装置100における図形
編集処理を利用したフォーマットデータ編集処理のブロ
ック図である。フォーマット抽出処理27は、図形管理
データ23よりフォーマットを抽出し、フォーマットデ
ータ28を作成する。
【0016】図6に、フォーマットデータ28の一例と
して、OCR用帳票のフォーマットデータを示す。この
フォーマットデータは、帳票の各項目に対応するフィー
ルド81の集合からなっている。一つのフィールド81
は、10個の領域81−1〜10で構成される。
【0017】領域81−1は、フィールドIDである。
領域81−2は、フィールド名称である。帳票の項目に
対応したコメントが格納される。領域81−3は、フィ
ールド種別である。領域81−4は、行位置である。こ
のフィールド81に対応する帳票の項目が存在する行の
帳票上端からの位置である。領域81−5は、フィール
ド位置である。このフィールド81に対応する帳票の項
目が存在する帳票左端からの位置である。
【0018】領域81−6は、文字枠である。領域81
−7は、文字高さである。領域81−8は、文字枠ピッ
チである。領域81−9は、文字数である。領域81−
10は、文字種であり、このフィールド81に対応する
帳票の項目に記入される文字の種別(数字、英字、かな
等)を格納する。
【0019】この例では、領域81−1,81−3〜9
が図形管理データ23の物理情報から抽出され、81−
2,81−10が論理情報から抽出される。
【0020】図5に戻り、画像表示処理29は、フォー
マットデータ28によりディスプレイ10に画像を表示
する。
【0021】修正内容推定処理30は、修正指示があっ
たときに、図形管理データ23およびフォーマットデー
タ28を参照して、修正内容を推定する。推定結果は、
前記画像表示処理29によりディスプレイ10に表示さ
れる。
【0022】フォーマットデータ更新処理31は、修正
内容を確定する指示があったときに、その修正内容でフ
ォーマットデータ28を更新する。
【0023】図7は、図形編集装置100によりOCR
用帳票のフォーマットデータを生成する処理のフロー図
である。このフォーマットデータ生成処理は、本発明に
係る図形編集処理を含んでいる。ステップ100では、
スキャナ3により帳票の画像データを読み込む。
【0024】ステップ102では、画像データの歪補正
を行う。この歪補正の処理を図8により説明する。ま
ず、帳票の原紙30上の点A,点B,点Cの座標を実測
し、キーボード1から入力する。例えば、点Aは、「見
出し下線」の左端点である。点Bは、「罫線枠」の右下
角点である。点Cは、「罫線枠」の左下端点である。
【0025】次に、ディスプレイ10に表示された画像
31上の点A’,点B’,点C’を、前記帳票の原紙3
0上の点A,点B,点Cに対応する点としてマウス2に
より指定する。
【0026】CPU12は、点A,点B,点Cと、点
A’,点B’,点C’の対応から、歪補正係数a,b,
c,d,α,βを算出し、画像データの歪補正を行う。
【0027】図7に戻り、ステップ104では、文字枠
を抽出する。この文字枠抽出の処理を図9により説明す
る。ステップ200では、結線処理するドット数を示す
カウンタiを0に初期化する。ステップ202では、i
ドットの結線処理を行う。ステップ204では、結線処
理した画像に対して、白4連結成分を抽出する。
【0028】ステップ206では、文字枠チェックを行
う。この文字枠チェックの処理を図10により説明す
る。ステップ220では、連結成分の番号を示すカウン
タjを1に初期化する。ステップ222では、第j番目
の連結成分が文字枠条件を満足するかどうかを判定す
る。満足する場合には、ステップ224に進む。満足し
ない場合には、ステップ228に進む。ステップ224
では、文字枠条件を満足した連結成分が既に文字枠とし
て抽出されていたかどうかチェックする。まだ抽出され
ていない場合には、ステップ226に進む。既に抽出さ
れていた場合には、ステップ228に進む。ステップ2
26では、抽出した連結成分を図形管理データ23の文
字枠データテーブルに登録する。
【0029】図11に文字枠データテーブル110を示
す。文字枠データ70の領域70−1,70−2は、文
字枠(連結領域の外接矩形)71の左上座標x1,y1
である。領域70−3,70−4は、文字枠71の右下
座標x2,y2である。領域70−5は、文字枠IDで
ある。領域70−6は、1文字枠か複数文字枠かチェッ
クマーク枠か等を示す文字枠種別フラグである。
【0030】ステップ228では、カウンタjを1だけ
増加する。ステップ230では、全連結成分に対して上
記ステップ222〜228を繰り返す。
【0031】図9に戻り、ステップ208では、黒8連
結成分を抽出する。ステップ210では、文字枠チェッ
ク(図10)を行う。ステップ212では、結線処理す
るドット数を示すカウンタiを1だけ増加する。ステッ
プ214では、カウンタiが結線処理の最大ドット数m
を超えたかどうかチェックする。超えていない場合に
は、上記ステップ202〜212を繰り返す。超えた場
合には、リターンする。
【0032】図7に戻り、ステップ106では、文字枠
編集を行う。この文字枠編集の処理を図12により説明
する。ステップ240では、文字枠に対する編集機能の
うち「消去」機能が選択されたかどうかをチェックす
る。「消去」機能が選択された場合には、ステップ25
0で、文字枠消去を実行する。この文字枠消去の処理を
図13により説明する。図13の(1)は、文字枠を1
個ずつ指定して消去する方法である。41−1〜41−
4は、文字枠データに基づいてディスプレイ10に表示
された文字枠である。マウスカーソル40で文字枠41
−3を指定することにより文字枠41−3が消去され、
文字枠データが更新される。図13の(2)は、矩形内
にある文字枠を全て消去する方法である。43−1〜4
3−5は、文字枠データに基づいてディスプレイ10に
表示された文字枠である。44−1はマウスカーソルで
初めに指定した点であり、44−2はマウスカーソルで
次に指定した点である。これらの点44−1および点4
4−2を指定することにより、点44−1および点44
−2を対角の2点とする矩形45−1の内部にある文字
枠43−3〜43−5が消去され、文字枠データが更新
される。
【0033】図12に戻り、ステップ242では、「生
成」機能が選択されたかどうかチェックする。「生成」
機能が選択された場合には、ステップ252で文字枠生
成を実行する。文字枠生成の処理を図14により説明す
る。まず、マウスカーソル51により文字枠を生成すべ
き位置を指定する。このとき、目盛50−1,50−2
を利用して、概略位置を判別する。位置を指定すと、文
字枠指定ウィンドウ52が表示されるので、文字枠の正
確な位置をキーボード等により設定する。これにより文
字枠53が生成される。
【0034】図12に戻り、ステップ244では、「追
加」機能が選択されたかどうかチェックする。「追加」
機能が選択された場合には、ステップ254で、文字枠
追加を実行する。この文字枠追加の処理を図15により
説明する。ステップ270では、文字枠を追加する位置
を指定する。画像データに基づいく画像(図17の
(1))と文字枠データに基づく画像(図17の
(2))とがディスプレイ10に同時表示されるから、
文字枠として抽出されなかった文字枠60−3があるこ
とが明確に分かる。そこで、図17の(3)のように、
マウスカーソル62により、文字枠を追加する大体の位
置を指定する。
【0035】ステップ272では、指定された追加位置
に対応した図形候補を生成する。この追加図形候補生成
の処理を図16により説明する。ステップ300では、
追加図形候補を推定するために参照する範囲を決定す
る。図18に示す72が指定された追加位置であり、こ
の座標が(X,Y)であるとき、 (X−n1≦x1≦X+n2) (X1−n1≦x2≦X+n2) (y1≦Y≦y2) を同時に満足するか又は、 (X−n1≦x1≦X+n2) (X1−n1≦x2≦X+n2) (y1≦Y≦y2) を同時に満足するような(x1,y1),(x2,y
2)をもつ文字枠データ70(図11)が参照範囲とな
る。
【0036】ステップ302では、参照範囲にある文字
枠データが存在するかどうかをチェックする。存在する
場合には、ステップ304に進む。存在しない場合に
は、ステップ318に進む。
【0037】ステップ306では、参照範囲にある文字
枠データ70の座標値70−1〜70−4から文字枠サ
イズの頻度分布を調査する。ステップ308では、頻度
分布が高い順に追加文字枠サイズ候補を決定する。
【0038】ステップ310では、参照範囲にある文字
枠データ70の座標値70−1〜70−5から文字枠位
置の頻度分布を調査する。ステップ312では、頻度分
布が高い順に追加文字枠位置候補を決定する。
【0039】ステップ314では、参照範囲にある文字
枠データ70の文字枠種別フラグ70−6から文字枠種
別の頻度分布を調査する。ステップ316では、頻度分
布が高い順に追加文字枠種別候補を決定する。このよう
にして、図17の(4)に示すように、文字枠候補63
−3を生成する。
【0040】ステップ318では、文字枠候補なし処理
を行う。例えば、参照範囲を拡大して前記ステップ30
2に戻る。あるいは、デフォルトの文字枠候補を生成す
る。
【0041】そして、図15のステップ274にリター
ンする。
【0042】なお、上記処理では、参照範囲にある文字
枠データを平等に扱っているが、指定位置からの距離に
応じて文字枠データに重み付けしてもよい。
【0043】図15に戻り、ステップ274では、生成
した追加文字枠候補の一つと,その追加文字枠候補に重
なる元の画像データの部分のパターンマッチングを行
い、類似度を算出する。例えば、図19に示すように、
追加文字枠候補からテンプレート64を生成する。領域
64−1は、黒画素との類似度を算出するためのもので
ある。領域64−2は、白画素との類似度を算出するた
めのものである。このテンプレート64と画像データの
間でマッチングを行う。マッチング結果66の斜線領域
が一致した領域である。
【0044】図15に戻り、ステップ276では、類似
度の最大値を表すパラメータmmaxと,前記ステップ27
4で算出した類似度を比較する。算出した類似度の方が
大きい場合には、ステップ278で、算出した類似度の
値を新たなmmaxとする。mmaxの方が大きい場合には、ス
テップ280に進む。ステップ280では、次の文字枠
候補の有無をチェックする。次の文字枠候補がある場合
には、ステップ274〜280の処理を繰り返す。次の
文字枠候補が無い場合には、ステップ282に進む。
【0045】ステップ282では、mmaxが所定のしきい
値を超えているかチェックする。超えている場合には、
ステップ284で、mmaxを与えた追加文字枠候補を追加
文字枠として確定する。超えていない場合には、ステッ
プ286で、文字枠生成を行う。文字枠生成の処理は、
先に説明したステップ252の処理と同じある。
【0046】ステップ288では、さらに文字枠追加を
行うかどうかを判定する。さらに文字枠を追加する場合
には、前記ステップ270に戻る。文字枠追加を行わな
い場合には、処理を終了する。
【0047】なお、文字枠追加の処理の他の実施例とし
ては、マウス等のポインティングデバイスを利用してユ
ーザが画像上で領域を指定すると、その指定の領域を参
照領域とするものが挙げられる。また、指定の領域内で
パターンマッチング等により追加位置を推定するものが
挙げられる。また、マウス等のポインティングデバイス
を利用してユーザが画像上で文字枠と追加方向(例えば
右方向)を指定すると、その追加方向と文字枠データと
に基づいて追加位置を推定し、その推定追加位置に前記
指定の文字枠を追加するものが挙げられる。
【0048】図12に戻り、ステップ246では、「整
形」機能が選択されたかどうかチェックする。「整形」
機能が選択された場合、ステップ256で文字枠整形を
実行する。文字枠整形の処理を図20により説明する。
ステップ350では、整形対象の文字枠を含む領域を指
定する。ステップ352では、指定された領域にある文
字枠の文字枠サイズの頻度分布を調査する。ステップ3
54では、頻度分布に基づいて文字枠サイズの規格化範
囲を算出する。すなわち、極端に大きい文字枠サイズあ
るいは極端に小さい文字枠サイズを排除する。
【0049】ステップ356では、指定された領域にあ
る文字枠の位置の頻度分布を調査する。ステップ358
では、頻度分布に基づいて文字枠位置の規格化範囲を算
出する。すなわち、規則的な文字枠の並びから大きくず
れた文字枠位置を排除する。
【0050】ステップ360では、指定された領域にあ
る文字枠の順番を表すカウンタiを1に初期化する。ス
テップ362では、第i番目の文字枠の文字枠サイズ
が、規格化範囲にあるかどうかチェックする。規格化範
囲にない場合には、ステップ368に進む。規格化範囲
にある場合には、ステップ364に進む。
【0051】ステップ364では、第i番目の文字枠の
文字枠位置が、規格化範囲にあるかどうかチェックす
る。規格化範囲にない場合には、ステップ368に進
む。規格化範囲にある場合には、ステップ366に進
む。
【0052】ステップ366では、文字枠サイズおよび
文字枠位置を規格化処理する。
【0053】ステップ368では、カウンタiを「1」
だけ増加させる。ステップ370では、指定された領域
にある文字枠の全てに関して処理が終了したかどうかを
チェックする。終了していない場合には、前記ステップ
362に戻る。終了した場合には、リターンする。
【0054】なお、上記では、頻度分布に基づいて文字
枠サイズを規格化処理する基準値を1つにしているが、
規格化の基準値を複数個にし、指定された領域に存在す
る文字枠の文字枠サイズを各基準値に近い値を持つよう
に分類し、各基準値ごとに規格化することによって、同
時に複数サイズの文字枠を規格化してもよい。
【0055】図12に戻り、ステップ248では、編集
を終了する指示があったかどうかをチェックする。指示
がない場合には、前記ステップ240に戻る。指示があ
れば、図7のステップ108にリターンする。
【0056】なお、上記では、画像データによる表示と
フォーマットデータによる表示を並べて行って文字枠編
集を進めているが、これらを重ね合わせて文字枠編集を
進めてもよい。
【0057】図7に戻り、ステップ108では、編集後
の文字枠に基づいて、フォーマットデータ(図6)のフ
ィールド81を再定義する。ステップ110では、フォ
ーマットデータを出力する。
【0058】他の実施例としては、表形式文書や原稿用
紙に書かれた文書のように、書かれた図形(文字を含
む)と原稿上の位置とが関連するものの図形の編集に本
発明を適用したものが挙げられる。
【0059】
【発明の効果】本発明の図形編集方法および装置によれ
ば、図形管理データに基づいて修正内容を推定するの
で、修正のためのパラメータの入力を省略できるように
なる。すなわち、最小限のユーザの操作で図形編集を行
うことが可能となる。規則的構成をもつ帳票等の図形の
編集では、統計処理により正しい修正内容を推定できる
確率が高くなるので、特に本発明が有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形編集装置の一実施例のブロック図
である。
【図2】本発明に係る図形編集処理のブロック図であ
る。
【図3】編集前の表示画像の例示図である。
【図4】編集後の表示画像の例示図である。
【図5】本発明に係るフォーマットデータ編集処理のブ
ロック図である。
【図6】フォーマットデータの例示図である。
【図7】本発明に係るOCR用フォーマットデータ生成
処理のフロー図である。
【図8】歪補正処理の説明図である。
【図9】文字枠抽出処理のフロー図である。
【図10】文字枠チェック処理のフロー図である。
【図11】文字枠データテーブルの例示図である。
【図12】文字枠編集処理のフロー図である。
【図13】文字枠消去処理の説明図である。
【図14】文字枠生成処理の説明図である。
【図15】文字枠追加処理のフロー図である。
【図16】追加文字枠候補生成処理のフロー図である。
【図17】文字枠追加処理の説明図である。
【図18】参照範囲の説明図である。
【図19】テンプレートマッチング処理の説明図であ
る。
【図20】文字枠整形処理のフロー図である。
【符号の説明】
100 図形編集装置 1 キーボード 2 マウス 3 スキャナ 10 ディスプレイ 12 CPU 21 画像データ 23 図形管理データ 28 フォーマットデータ 110 文字枠データテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道野 正雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (72)発明者 栗野 清道 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (56)参考文献 特開 昭63−158669(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 G06T 11/60 - 11/80 G06F 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図形を含む文書を画像データとし
    て入力し、前記画像データから複数の図形のサイズと位
    置の頻度情報を抽出し、操作者が前記画像データ上に追
    加位置を指定したとき、前記頻度情報に基づいて、追加
    する図形のサイズと位置の候補を生成することを特徴と
    する図形編集方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の図形編集方法におい
    て、画像データから図形のサイズ, 位置,種類等の情報
    を図形管理データとして抽出すると共に、追加する図形
    のサイズと位置が確定されたときに、前記図形管理デー
    タを更新することを特徴とする図形編集方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の図形編集方法におい
    て、図形管理データからフォーマットデータを抽出する
    と共に、追加する図形のサイズと位置が確定されたとき
    に、前記フォーマットデータを更新することを特徴とす
    る図形編集方法。
  4. 【請求項4】 複数の図形を含む文書を画像データとし
    て入力し画面に表示する手段と、操作者が前記表示した
    画像データ上に追加位置を指定するための手段と、前記
    画像データから複数の図形のサイズと位置の頻度情報を
    抽出する手段と、追加位置が指定されたとき前記頻度情
    報に基づいて追加する図形のサイズと位置の候補を生成
    する手段とを具備したことを特徴とする図形編集装置
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の図形編集装置におい
    て、画像データから図形のサイズ, 位置,種類等の情報
    を図形管理データとして抽出する手段と、追加する図形
    のサイズと位置が確定されたときに前記図形管理データ
    を更新する手段とを備えたことを特徴とする図形編集装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の図形編集装置におい
    て、図形管理データからフォーマットデータを抽出する
    手段と、追加する図形のサイズと位置が確定されたとき
    に前記フォーマットデータを更新する手段とを備えたこ
    とを特徴とする図形編集装置。
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