JPH04311276A - 図形編集方法および装置 - Google Patents

図形編集方法および装置

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JPH04311276A
JPH04311276A JP3076358A JP7635891A JPH04311276A JP H04311276 A JPH04311276 A JP H04311276A JP 3076358 A JP3076358 A JP 3076358A JP 7635891 A JP7635891 A JP 7635891A JP H04311276 A JPH04311276 A JP H04311276A
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伊勢 広敏
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宗政 成大
Masao Michino
道野 正雄
Kiyomichi Kurino
栗野 清道
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形編集方法および装
置に関する。さらに詳しくは、修正指示に対して修正内
容の推定を行う図形編集方法および装置に関する。特に
、規則的構成をもつ帳票等の図形の編集に有用である。
【0002】
【従来の技術】従来の図形編集方法および装置としては
、例えば株式会社日立製作所製ワークステーション20
50のOFIS/SKETCHや,株式会社日立製作所
製ワードプロセッサWordPalのグラフィック機能
が知られている。
【0003】このような従来の図形編集方法および装置
において、修正を行う場合には、修正のためのパラメー
タをユーザが入力している。例えば、新たな図形を追加
する場合には、追加したい図形を生成するためのパラメ
ータ(位置,サイズ,種類等)をユーザが直接入力して
いる。このとき、入力するべきパラメータの一部を属性
にもつ図形が既に存在しておれば、その図形の複写とい
う操作をユーザが行うことによってパラメータを間接入
力できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形編集方法お
よび装置では、修正のためのパラメータをユーザの操作
によって直接あるいは間接に入力しているが、この操作
が煩雑であるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、ユーザが最小限
の操作を行うだけで必要な修正を行えるようにした図形
編集方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、図形を構成する図形要素の位置,サイズ,種類等の
情報を管理する図形管理データに基づいて画像表示し、
その画像表示に対して修正指示が与えられたときに、前
記図形管理データの情報に基づいて修正内容候補を推定
し、その修正内容候補を画像表示し、その画像表示に対
して確定指示が与えられたときに、前記図形管理データ
を更新することを特徴とする図形編集方法を提供する。
【0007】第2の観点では、本発明は、画像データを
入力する画像データ入力手段と、入力した画像データか
ら図形の位置,サイズ,種類等の図形管理データを抽出
する図形管理データ抽出手段と、入力した画像データま
たは前記図形管理データからフォーマットデータを抽出
するフォーマットデータ抽出手段と、フォーマットデー
タに基づく画像表示を行う画像表示手段と、前記画像表
示に対して修正位置を指示する修正位置指示手段と、前
記図形管理データまたはフォーマットデータに基づいて
前記指示された修正位置における修正内容を推定する修
正内容推定手段とを具備したことを特徴とする図形編集
装置を提供する。
【0008】
【作用】本発明の図形編集方法および装置では、図形を
構成する図形要素の位置,サイズ,種類等の情報を管理
する図形管理データに基づいて修正内容を推定する。例
えば、ユーザが、図形追加位置を指定すると、その図形
追加位置の左右に延びる帯状領域において出現頻度の高
い図形形状を追加図形形状候補として推定する。この場
合、ユーザは、図形形状について入力する必要がなくな
る。そこで、最小限のユーザの操作により図形編集を行
い得ることとなる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
【0010】図1は、本発明の一実施例の図形編集装置
100のブロック図である。1は、キーボードである。 2は、マウスである。3は、帳票の原紙などを読み取る
ためのスキャナである。4は、スキャナ3を制御するた
めのスキャナコントローラである。7は、スキャナ3で
得た画像データやキーボード1で入力されたコードデー
タ等を格納するためのメモリである。
【0011】12は、システム全体を制御するCPUで
あり、図形認識等を行う。5は、図形認識により得た図
形管理データ等を格納するファイルである。6は、ファ
イル5を制御するためのファイルコントローラである。 8は、プリンタである。9は、ディスプレイ10および
ビットマップメモリ11を制御するためのディスプレイ
コントローラである。10は、ディスプレイである。1
1は、ビットマップメモリである。
【0012】図2は、図形編集装置100における図形
編集処理のブロック図である。画像取込処理20は、ス
キャナ3等により帳票の原紙などから画像データ21を
取り込む。図形認識処理22は、画像データ21を解析
し、図形が存在する位置,図形の大きさ,図形の種別な
どを認識し、その認識結果を図形管理データ23とする
。画像表示処理24は、図形管理データ23によりディ
スプレイ10に画像を表示する。図3に、表示された画
像例を示す。e,fの部分は、例えば帳票の原紙の「か
すれ」により図形が不完全になっている。
【0013】修正内容推定処理25は、例えば図3のa
,bの部分について修正指示があったときに、図形管理
データ23を参照して、修正内容を推定する。すなわち
、aの部分では、周囲の図形の配列から、「○」を追加
する確率が高いと推定する。また、bの部分では、周囲
の図形の配列から、「□」を追加する確率が高いと推定
する。推定結果は、前記画像表示処理24によりディス
プレイ10に表示される。図4に、表示された画像例を
示す。E,Fの部分は、推定された修正内容に基づく画
像表示である。
【0014】図形管理データ更新処理26は、修正内容
を確定する指示があったときに、その修正内容で図形管
理データ23を更新する。
【0015】図5は、図形編集装置100における図形
編集処理を利用したフォーマットデータ編集処理のブロ
ック図である。フォーマット抽出処理27は、図形管理
データ23よりフォーマットを抽出し、フォーマットデ
ータ28を作成する。
【0016】図6に、フォーマットデータ28の一例と
して、OCR用帳票のフォーマットデータを示す。この
フォーマットデータは、帳票の各項目に対応するフィー
ルド81の集合からなっている。一つのフィールド81
は、10個の領域81−1〜10で構成される。
【0017】領域81−1は、フィールドIDである。 領域81−2は、フィールド名称である。帳票の項目に
対応したコメントが格納される。領域81−3は、フィ
ールド種別である。領域81−4は、行位置である。こ
のフィールド81に対応する帳票の項目が存在する行の
帳票上端からの位置である。領域81−5は、フィール
ド位置である。このフィールド81に対応する帳票の項
目が存在する帳票左端からの位置である。
【0018】領域81−6は、文字枠である。領域81
−7は、文字高さである。領域81−8は、文字枠ピッ
チである。領域81−9は、文字数である。領域81−
10は、文字種であり、このフィールド81に対応する
帳票の項目に記入される文字の種別(数字、英字、かな
等)を格納する。
【0019】この例では、領域81−1,81−3〜9
が図形管理データ23の物理情報から抽出され、81−
2,81−10が論理情報から抽出される。
【0020】図5に戻り、画像表示処理29は、フォー
マットデータ28によりディスプレイ10に画像を表示
する。
【0021】修正内容推定処理30は、修正指示があっ
たときに、図形管理データ23およびフォーマットデー
タ28を参照して、修正内容を推定する。推定結果は、
前記画像表示処理29によりディスプレイ10に表示さ
れる。
【0022】フォーマットデータ更新処理31は、修正
内容を確定する指示があったときに、その修正内容でフ
ォーマットデータ28を更新する。
【0023】図7は、図形編集装置100によりOCR
用帳票のフォーマットデータを生成する処理のフロー図
である。このフォーマットデータ生成処理は、本発明に
係る図形編集処理を含んでいる。ステップ100では、
スキャナ3により帳票の画像データを読み込む。
【0024】ステップ102では、画像データの歪補正
を行う。この歪補正の処理を図8により説明する。まず
、帳票の原紙30上の点A,点B,点Cの座標を実測し
、キーボード1から入力する。例えば、点Aは、「見出
し下線」の左端点である。点Bは、「罫線枠」の右下角
点である。点Cは、「罫線枠」の左下端点である。
【0025】次に、ディスプレイ10に表示された画像
31上の点A’,点B’,点C’を、前記帳票の原紙3
0上の点A,点B,点Cに対応する点としてマウス2に
より指定する。
【0026】CPU12は、点A,点B,点Cと、点A
’,点B’,点C’の対応から、歪補正係数a,b,c
,d,α,βを算出し、画像データの歪補正を行う。
【0027】図7に戻り、ステップ104では、文字枠
を抽出する。この文字枠抽出の処理を図9により説明す
る。ステップ200では、結線処理するドット数を示す
カウンタiを0に初期化する。ステップ202では、i
ドットの結線処理を行う。ステップ204では、結線処
理した画像に対して、白4連結成分を抽出する。
【0028】ステップ206では、文字枠チェックを行
う。この文字枠チェックの処理を図10により説明する
。ステップ220では、連結成分の番号を示すカウンタ
jを1に初期化する。ステップ222では、第j番目の
連結成分が文字枠条件を満足するかどうかを判定する。 満足する場合には、ステップ224に進む。満足しない
場合には、ステップ228に進む。ステップ224では
、文字枠条件を満足した連結成分が既に文字枠として抽
出されていたかどうかチェックする。まだ抽出されてい
ない場合には、ステップ226に進む。既に抽出されて
いた場合には、ステップ228に進む。ステップ226
では、抽出した連結成分を図形管理データ23の文字枠
データテーブルに登録する。
【0029】図11に文字枠データテーブル110を示
す。文字枠データ70の領域70−1,70−2は、文
字枠(連結領域の外接矩形)71の左上座標x1,y1
である。領域70−3,70−4は、文字枠71の右下
座標x2,y2である。領域70−5は、文字枠IDで
ある。領域70−6は、1文字枠か複数文字枠かチェッ
クマーク枠か等を示す文字枠種別フラグである。
【0030】ステップ228では、カウンタjを1だけ
増加する。ステップ230では、全連結成分に対して上
記ステップ222〜228を繰り返す。
【0031】図9に戻り、ステップ208では、黒8連
結成分を抽出する。ステップ210では、文字枠チェッ
ク(図10)を行う。ステップ212では、結線処理す
るドット数を示すカウンタiを1だけ増加する。ステッ
プ214では、カウンタiが結線処理の最大ドット数m
を超えたかどうかチェックする。超えていない場合には
、上記ステップ202〜212を繰り返す。超えた場合
には、リターンする。
【0032】図7に戻り、ステップ106では、文字枠
編集を行う。この文字枠編集の処理を図12により説明
する。ステップ240では、文字枠に対する編集機能の
うち「消去」機能が選択されたかどうかをチェックする
。「消去」機能が選択された場合には、ステップ250
で、文字枠消去を実行する。この文字枠消去の処理を図
13により説明する。図13の(1)は、文字枠を1個
ずつ指定して消去する方法である。41−1〜41−4
は、文字枠データに基づいてディスプレイ10に表示さ
れた文字枠である。マウスカーソル40で文字枠41−
3を指定することにより文字枠41−3が消去され、文
字枠データが更新される。図13の(2)は、矩形内に
ある文字枠を全て消去する方法である。43−1〜43
−5は、文字枠データに基づいてディスプレイ10に表
示された文字枠である。44−1はマウスカーソルで初
めに指定した点であり、44−2はマウスカーソルで次
に指定した点である。これらの点44−1および点44
−2を指定することにより、点44−1および点44−
2を対角の2点とする矩形45−1の内部にある文字枠
43−3〜43−5が消去され、文字枠データが更新さ
れる。
【0033】図12に戻り、ステップ242では、「生
成」機能が選択されたかどうかチェックする。「生成」
機能が選択された場合には、ステップ252で文字枠生
成を実行する。文字枠生成の処理を図14により説明す
る。まず、マウスカーソル51により文字枠を生成すべ
き位置を指定する。このとき、目盛50−1,50−2
を利用して、概略位置を判別する。位置を指定すと、文
字枠指定ウィンドウ52が表示されるので、文字枠の正
確な位置をキーボード等により設定する。これにより文
字枠53が生成される。
【0034】図12に戻り、ステップ244では、「追
加」機能が選択されたかどうかチェックする。「追加」
機能が選択された場合には、ステップ254で、文字枠
追加を実行する。この文字枠追加の処理を図15により
説明する。ステップ270では、文字枠を追加する位置
を指定する。画像データに基づいく画像(図17の(1
))と文字枠データに基づく画像(図17の(2))と
がディスプレイ10に同時表示されるから、文字枠とし
て抽出されなかった文字枠60−3があることが明確に
分かる。そこで、図17の(3)のように、マウスカー
ソル62により、文字枠を追加する大体の位置を指定す
る。
【0035】ステップ272では、指定された追加位置
に対応した図形候補を生成する。この追加図形候補生成
の処理を図16により説明する。ステップ300では、
追加図形候補を推定するために参照する範囲を決定する
。図18に示す72が指定された追加位置であり、この
座標が(X,Y)であるとき、 (X−n1≦x1≦X+n2) (X1−n1≦x2≦X+n2) (y1≦Y≦y2) を同時に満足するか又は、 (X−n1≦x1≦X+n2) (X1−n1≦x2≦X+n2) (y1≦Y≦y2) を同時に満足するような(x1,y1),(x2,y2
)をもつ文字枠データ70(図11)が参照範囲となる
【0036】ステップ302では、参照範囲にある文字
枠データが存在するかどうかをチェックする。存在する
場合には、ステップ304に進む。存在しない場合には
、ステップ318に進む。
【0037】ステップ306では、参照範囲にある文字
枠データ70の座標値70−1〜70−4から文字枠サ
イズの頻度分布を調査する。ステップ308では、頻度
分布が高い順に追加文字枠サイズ候補を決定する。
【0038】ステップ310では、参照範囲にある文字
枠データ70の座標値70−1〜70−5から文字枠位
置の頻度分布を調査する。ステップ312では、頻度分
布が高い順に追加文字枠位置候補を決定する。
【0039】ステップ314では、参照範囲にある文字
枠データ70の文字枠種別フラグ70−6から文字枠種
別の頻度分布を調査する。ステップ316では、頻度分
布が高い順に追加文字枠種別候補を決定する。このよう
にして、図17の(4)に示すように、文字枠候補63
−3を生成する。
【0040】ステップ318では、文字枠候補なし処理
を行う。例えば、参照範囲を拡大して前記ステップ30
2に戻る。あるいは、デフォルトの文字枠候補を生成す
る。
【0041】そして、図15のステップ274にリター
ンする。
【0042】なお、上記処理では、参照範囲にある文字
枠データを平等に扱っているが、指定位置からの距離に
応じて文字枠データに重み付けしてもよい。
【0043】図15に戻り、ステップ274では、生成
した追加文字枠候補の一つと,その追加文字枠候補に重
なる元の画像データの部分のパターンマッチングを行い
、類似度を算出する。例えば、図19に示すように、追
加文字枠候補からテンプレート64を生成する。領域6
4−1は、黒画素との類似度を算出するためのものであ
る。領域64−2は、白画素との類似度を算出するため
のものである。このテンプレート64と画像データの間
でマッチングを行う。マッチング結果66の斜線領域が
一致した領域である。
【0044】図15に戻り、ステップ276では、類似
度の最大値を表すパラメータmmaxと,前記ステップ
274で算出した類似度を比較する。算出した類似度の
方が大きい場合には、ステップ278で、算出した類似
度の値を新たなmmaxとする。mmaxの方が大きい
場合には、ステップ280に進む。ステップ280では
、次の文字枠候補の有無をチェックする。次の文字枠候
補がある場合には、ステップ274〜280の処理を繰
り返す。次の文字枠候補が無い場合には、ステップ28
2に進む。
【0045】ステップ282では、mmaxが所定のし
きい値を超えているかチェックする。超えている場合に
は、ステップ284で、mmaxを与えた追加文字枠候
補を追加文字枠として確定する。超えていない場合には
、ステップ286で、文字枠生成を行う。文字枠生成の
処理は、先に説明したステップ252の処理と同じある
【0046】ステップ288では、さらに文字枠追加を
行うかどうかを判定する。さらに文字枠を追加する場合
には、前記ステップ270に戻る。文字枠追加を行わな
い場合には、処理を終了する。
【0047】なお、文字枠追加の処理の他の実施例とし
ては、マウス等のポインティングデバイスを利用してユ
ーザが画像上で領域を指定すると、その指定の領域を参
照領域とするものが挙げられる。また、指定の領域内で
パターンマッチング等により追加位置を推定するものが
挙げられる。また、マウス等のポインティングデバイス
を利用してユーザが画像上で文字枠と追加方向(例えば
右方向)を指定すると、その追加方向と文字枠データと
に基づいて追加位置を推定し、その推定追加位置に前記
指定の文字枠を追加するものが挙げられる。
【0048】図12に戻り、ステップ246では、「整
形」機能が選択されたかどうかチェックする。「整形」
機能が選択された場合、ステップ256で文字枠整形を
実行する。文字枠整形の処理を図20により説明する。 ステップ350では、整形対象の文字枠を含む領域を指
定する。ステップ352では、指定された領域にある文
字枠の文字枠サイズの頻度分布を調査する。ステップ3
54では、頻度分布に基づいて文字枠サイズの規格化範
囲を算出する。すなわち、極端に大きい文字枠サイズあ
るいは極端に小さい文字枠サイズを排除する。
【0049】ステップ356では、指定された領域にあ
る文字枠の位置の頻度分布を調査する。ステップ358
では、頻度分布に基づいて文字枠位置の規格化範囲を算
出する。すなわち、規則的な文字枠の並びから大きくず
れた文字枠位置を排除する。
【0050】ステップ360では、指定された領域にあ
る文字枠の順番を表すカウンタiを1に初期化する。ス
テップ362では、第i番目の文字枠の文字枠サイズが
、規格化範囲にあるかどうかチェックする。規格化範囲
にない場合には、ステップ368に進む。規格化範囲に
ある場合には、ステップ364に進む。
【0051】ステップ364では、第i番目の文字枠の
文字枠位置が、規格化範囲にあるかどうかチェックする
。規格化範囲にない場合には、ステップ368に進む。 規格化範囲にある場合には、ステップ366に進む。
【0052】ステップ366では、文字枠サイズおよび
文字枠位置を規格化処理する。
【0053】ステップ368では、カウンタiを「1」
だけ増加させる。ステップ370では、指定された領域
にある文字枠の全てに関して処理が終了したかどうかを
チェックする。終了していない場合には、前記ステップ
362に戻る。終了した場合には、リターンする。
【0054】なお、上記では、頻度分布に基づいて文字
枠サイズを規格化処理する基準値を1つにしているが、
規格化の基準値を複数個にし、指定された領域に存在す
る文字枠の文字枠サイズを各基準値に近い値を持つよう
に分類し、各基準値ごとに規格化することによって、同
時に複数サイズの文字枠を規格化してもよい。
【0055】図12に戻り、ステップ248では、編集
を終了する指示があったかどうかをチェックする。指示
がない場合には、前記ステップ240に戻る。指示があ
れば、図7のステップ108にリターンする。
【0056】なお、上記では、画像データによる表示と
フォーマットデータによる表示を並べて行って文字枠編
集を進めているが、これらを重ね合わせて文字枠編集を
進めてもよい。
【0057】図7に戻り、ステップ108では、編集後
の文字枠に基づいて、フォーマットデータ(図6)のフ
ィールド81を再定義する。ステップ110では、フォ
ーマットデータを出力する。
【0058】他の実施例としては、表形式文書や原稿用
紙に書かれた文書のように、書かれた図形(文字を含む
)と原稿上の位置とが関連するものの図形の編集に本発
明を適用したものが挙げられる。
【0059】
【発明の効果】本発明の図形編集方法および装置によれ
ば、図形管理データに基づいて修正内容を推定するので
、修正のためのパラメータの入力を省略できるようにな
る。すなわち、最小限のユーザの操作で図形編集を行う
ことが可能となる。規則的構成をもつ帳票等の図形の編
集では、統計処理により正しい修正内容を推定できる確
率が高くなるので、特に本発明が有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形編集装置の一実施例のブロック図
である。
【図2】本発明に係る図形編集処理のブロック図である
【図3】編集前の表示画像の例示図である。
【図4】編集後の表示画像の例示図である。
【図5】本発明に係るフォーマットデータ編集処理のブ
ロック図である。
【図6】フォーマットデータの例示図である。
【図7】本発明に係るOCR用フォーマットデータ生成
処理のフロー図である。
【図8】歪補正処理の説明図である。
【図9】文字枠抽出処理のフロー図である。
【図10】文字枠チェック処理のフロー図である。
【図11】文字枠データテーブルの例示図である。
【図12】文字枠編集処理のフロー図である。
【図13】文字枠消去処理の説明図である。
【図14】文字枠生成処理の説明図である。
【図15】文字枠追加処理のフロー図である。
【図16】追加文字枠候補生成処理のフロー図である。
【図17】文字枠追加処理の説明図である。
【図18】参照範囲の説明図である。
【図19】テンプレートマッチング処理の説明図である
【図20】文字枠整形処理のフロー図である。
【符号の説明】
100  図形編集装置 1  キーボード 2  マウス 3  スキャナ 10  ディスプレイ 12  CPU 21  画像データ 23  図形管理データ 28  フォーマットデータ 110  文字枠データテーブル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  図形を構成する図形要素の位置,サイ
    ズ,種類等の情報を管理する図形管理データに基づいて
    画像表示し、その画像表示に対して修正指示が与えられ
    たときに、前記図形管理データの情報に基づいて修正内
    容候補を推定し、その修正内容候補を画像表示し、その
    画像表示に対して確定指示が与えられたときに、前記図
    形管理データを更新することを特徴とする図形編集方法
  2. 【請求項2】  帳票等の原稿をスキャナ等により読み
    取って画像データを得、その画像データから前記原稿に
    書かれた図形要素の位置,サイズ,種類等の情報を図形
    管理データとして抽出すると共にフォーマットデータを
    抽出し、そのフォーマットデータに基づいて画像表示し
    、その画像表示に対して修正指示が与えられたときに、
    前記図形管理データまたは前記フォーマットデータの情
    報に基づいて修正内容候補を推定し、その修正内容候補
    を画像表示し、その画像表示に対して確定指示が与えら
    れたときに、前記フォーマットデータを更新することを
    特徴とする図形編集方法。
  3. 【請求項3】  修正指示が修正位置または修正領域と
    して与えられたときに、所定の参照領域についての図形
    管理データまたはフォーマットデータの統計処理に基づ
    いて修正内容候補を推定することを特徴とする請求項1
    または請求項2の図形編集方法。
  4. 【請求項4】  参照領域が、修正位置または修正領域
    の左右に広がる帯状領域,修正位置または修正領域の上
    下に広がる帯状領域,修正位置または修正領域を含む矩
    形領域,修正領域のいずれかである請求項3の図形編集
    方法。
  5. 【請求項5】  修正位置または修正領域からの距離に
    応じて重み付けした統計処理を行うことを特徴とする請
    求項4の図形編集方法。
  6. 【請求項6】  参照領域が、修正位置または修正領域
    とは独立に与えられた領域である請求項3の図形編集方
    法。
  7. 【請求項7】  修正指示が図形を追加する方向として
    与えられたときに、所定の参照領域についての図形管理
    データまたはフォーマットデータの統計処理に基づいて
    図形追加位置を推定することを特徴とする請求項1また
    は請求項2の図形編集方法。
  8. 【請求項8】  修正内容候補として追加図形候補を推
    定したときに、その追加図形候補を利用してテンプレー
    トを生成し、そのテンプレートと画像データとのパター
    ンマッチングを行い、類似度が所定値より高いときにそ
    の追加図形候補を追加図形として確定することを特徴と
    する請求項2から請求項9の図形編集方法。
  9. 【請求項9】  修正指示が図形サイズの規格化領域と
    して与えられたときに、所定の参照領域についての図形
    管理データまたはフォーマットデータの統計処理に基づ
    いて図形サイズを算出し、その図形サイズに前記規格化
    領域の図形サイズを規格化することを特徴とする請求項
    1または請求項2の図形編集方法。
  10. 【請求項10】  修正指示が図形サイズの規格化領域
    として与えられたときに、所定の参照領域についての図
    形管理データまたはフォーマットデータの統計処理に基
    づいて複数の図形サイズを算出し、それら複数の図形サ
    イズのうちの最も近いものに前記規格化領域の各図形サ
    イズをそれぞれ規格化することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2の図形編集方法。
  11. 【請求項11】  画像データを入力する画像データ入
    力手段と、入力した画像データから図形の位置,サイズ
    ,種類等の図形管理データを抽出する図形管理データ抽
    出手段と、入力した画像データまたは前記図形管理デー
    タからフォーマットデータを抽出するフォーマットデー
    タ抽出手段と、フォーマットデータに基づく画像表示を
    行う画像表示手段と、前記画像表示に対して修正位置を
    指示する修正位置指示手段と、前記図形管理データまた
    はフォーマットデータに基づいて前記指示された修正位
    置における修正内容を推定する修正内容推定手段とを具
    備したことを特徴とする図形編集装置。
  12. 【請求項12】  帳票の原紙をスキャンしてその画像
    データを入力する画像データ入力手段と、入力した画像
    データから文字枠の位置,サイズ,種類等の文字枠デー
    タを抽出する文字枠データ抽出手段と、入力した画像デ
    ータまたは前記文字枠データからフォーマットデータを
    抽出するフォーマットデータ抽出手段と、前記画像デー
    タに基づく画像表示と前記フォーマットデータに基づく
    画像表示とを重ね合わせて行う画像表示手段と、前記画
    像表示に対して修正位置を指示する修正位置指示手段と
    、前記図形管理データまたは前記フォーマットデータに
    基づいて前記指示された修正位置における修正内容を推
    定する修正内容推定手段とを具備したことを特徴とする
    図形編集方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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