JP3182668U - 首周り保冷装飾具 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、留め具を備える必要が無く取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富む首周り保冷装飾具を提供する。
【解決手段】首周り保冷装飾具1は、細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地11を少なくとも一面側に有する外被材2と、外被材2の一端側両隅部に配置したホック等からなる留め付け具3と、を有する。さらに、外被材2の一部を首周りに巻き付け、留め付け具3により外被材2の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として、接触冷感素材生地11による首周りの保冷と外被材2の巻き付け及び垂れ下げによる首周りの装飾とを行う構成とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、留め具を備える必要が無く取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富む首周り保冷装飾具に関するものである。
首周り保冷装飾具の一種である保冷スカーフに関しては、従来からポリマー生地使用のもの、PVAタオル生地使用のもの等種々の構成からなるものが提案されている。
ポリマー生地使用の保冷スカーフは、一度給水すると排水することができないため、汗をかいた時に汗の成分を素材中に保持してしまい、肌荒れの原因となってしまう。
一方、PVAタオル生地使用の保冷スカーフは、乾いた時に固くなる性質から持ち運び、保管に不便さを伴う。
また、乾かす前にその形状を固定(小さくして保管したいときには濡れている状態において畳んでおく)することから、乾きにくくカビ発生の原因にもなる。
更に、従来から販売されている保冷スカーフ製品は、結んだり付属のリングを使用して首周りにフィットさせるものが多い。
そして、濡らして涼感を得る製品の場合、濡れた生地を結ぶと固く締ってしまい、ほどくのが困難になり、再度涼感を得るために水に浸ける際に不便だったり、何かに引っかかった際使用者の首が締り重大な事故につながる要因となってしまう。
また、付属のリングを使用するものでは、リングを失くしてしまい以降の使用に不便を来たす場合もある。
更にまた、ポリマー使用の保冷スカーフやPVAタオル生地使用の保冷スカーフは、洗濯する際に洗剤を使用した場合、洗剤成分が素材に保持されてしまい、洗濯ができないか又は雑菌が素材中に残り、使用者の肌のかぶれ、肌荒れや湿疹の原因になるという不都合な事態が生じる。
特許文献1には、第1布地と第2布地とが縫合されて構成されるとともに、所定部位に発熱材等を挿抜(脱・着)するためのポケットを形成し、更に、使用者の首に巻き付けたときに留め付ける留め具を有する構成とした保冷スカーフが提案されている。
特許文献1の保冷スカーフの場合、所定部位にポケットを形成し発熱材等を挿抜(脱・着)する構成であるとから取り扱いが煩雑であるとともに、既述した場合と同様、留め具を失くして以降の使用に不便を来たす場合も生じる。
登録実用新案第3155487号公報
本考案が解決しようとする問題点は、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、別部品である留め具を備える必要が無く取り扱い便利であり、また、使用者の肌のかぶれ、肌荒れの惧れもなく、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富むような首周り保冷装飾具が存在しない点である。
本考案に係る首周り保冷装飾具は、細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を少なくとも一面側に有する外被材と、前記外被材自体に設けた外被材の一部を首周りに留め付ける留め付け具と、を有し、前記外被材を首周りに巻き付け留め付けた状態で前記接触冷感素材生地による首周りの保冷と、首周りの装飾とを行うようにしたことを最も主要な特徴とする
請求項1記載の考案によれば、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、別部品である留め具を備える必要が無く、取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富む首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を少なくとも一面側に有する外被材と、前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具を有する構成の基に、外被材の一部を使用者の首周りに巻き付け、ホック又はスナップボタン等からなる留め付け具により、外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として使用に供することにより、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、別部品である留め具を備える必要が無く、取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富む首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を一面側に、吸汗性・速乾性素材生地を他面側に備える外被材と、前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具と、を有する構成の基に、外被材の一部を使用者の首周りに巻き付け、ホック又はスナップボタン等からなる留め付け具により、外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として使用に供することにより、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、別部品である留め具を備える必要が無く、取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富み、更に、垂れ下げた外被材の一部を構成する吸汗性・速乾性素材生地の部分汗拭き具として利用することも可能な首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を一面側に、吸汗性・速乾性素材生地を他面側に備える外被材と、前記外被材内部に収納したマイクロファイバー材と、前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具と、を有する構成の基に、外被材の一部を使用者の首周りに巻き付け、ホック又はスナップボタン等からなる留め付け具により、外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として使用に供することにより、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、別部品である留め具を備える必要が無く、取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富み、更に、垂れ下げた外被材の一部を構成する吸汗性・速乾性素材生地の部分汗拭き具として利用することも可能であり、加えて、外被材内部に収納したマイクロファイバー材により洗濯時の洗剤成分の滞留を無くして使用者の肌のかぶれ、肌荒れ、湿疹等の発生を回避することもできる首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、外部に表出させる表生地と、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地からなる裏生地とを重合した外被材と、前記外被材自体に設けたこの外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付ける留め付け具と、を有し、接触冷感素材生地からなる裏生地を首周りに接触させる状態で巻き付け、前記留め付け具により前記外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けて付け襟形態として、前記裏生地による首周りの保冷と、前記表生地による首周りの装飾とを行うことができる首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、襟先部分に装飾ボタンを付けた綿材等からなる表生地と、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地からなる裏生地とを重合した外被材と、前記外被材自体に設けたこの外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けるリボンからなる留め付け具と、を有し、前記外被材を接触冷感素材生地からなる裏生地を首周りに接触させる状態で巻き付け、前記リボンにより前記外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けて付け襟形態として、前記裏生地による首周りの保冷と、前記表生地、リボン及び装飾ボタンによる首周りの装飾とを行うことができる首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項7記載の考案によれば、全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、装飾加工された綿材等からなる表生地と、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地からなる裏生地とを重合した外被材と、前記外被材自体に設けたこの外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けるフックからなる留め付け具と、を有し、前記外被材を接触冷感素材生地からなる裏生地を首周りに接触させる状態で巻き付け、前記フックにより前記外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けて付け襟形態として、前記裏生地による首周りの保冷と、前記装飾加工された表生地による首周りのより効果的な装飾とを行うことができる首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
請求項8記載の考案によれば、請求項5乃至7のいずれかに記載の首周り保冷装飾具において、前記外被材内部にマイクロファイバー材を収納した構成としているので、請求項5乃至7のいずれかに記載の考案の効果を発揮するとともに、外被材内部に収納したマイクロファイバー材により洗濯時の洗剤成分の滞留を無くして使用者の肌のかぶれ、肌荒れ、湿疹等の発生を回避することもできる首周り保冷装飾具を実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例1に係るスカーフ型の首周り保冷装飾具の表面図である。 図2は図1のA−A線概略断面図である。 図3は本実施例1に係る首周り保冷装飾具を首周りに巻き付ける手順の最初の段階を示す説明図である。 図4は本実施例1に係る首周り保冷装飾具を首周りに巻き付ける手順中の留め付け具側の上に吊り下げ側の途中部分を二つに折って乗せる段階を示す説明図である。 図5は本実施例1に係る首周り保冷装飾具を首周りに巻き付ける手順中の留め付け具側の部分により吊り下げ側の途中部分を囲み込み留める段階を示す説明図である。 図6は本実施例1に係る首周り保冷装飾具を首周りに巻き付ける手順中の吊り下げ側の長さ調節段階を示す説明図である。 図7は本実施例1に係る首周り保冷装飾具を首周りに巻き付ける手順の終了状態を示す説明図である。 図8は本考案の実施例1に係る首周り保冷装飾具の他例の概略断面図である。 図9は本考案の実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具の表面図である。 図10は図9のB−B線概略断面図である。 図11は本実施例2に係る首周り保冷装飾具の首周りへの取り付け形態を示す概略斜視図である。 図12は本実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具の別の例を示す表面図である。 図13は図12に示す首周り保冷装飾具の首周りへの取り付け形態を示す概略斜視図である。 図14は本実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具の更に別の例を示す表面図である。 図15は本実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具の構造変形例である首周り保冷装飾具を示す概略断面図である。
本考案は、保冷パック等を挿抜(脱・着)したり、留め具を備える必要が無く取り扱い便利であり、首周りの保冷性に優れ、かつ、首周りの装飾性にも富む首周り保冷装飾具を提供するという目的を、細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を少なくとも一面側に有する外被材と、前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具と、を有し、前記外被材の一部を首周りに巻き付け、前記留め付け具により外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として、前記接触冷感素材生地による首周りの保冷と、前記外被材巻き付け及び垂れ下げによる首周りの装飾とを行う構成により実現した。
以下、本考案の実施例に係る首周り保冷装飾具について図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
本考案の実施例1に係る首周り保冷装飾具1について図1乃至図7を参照して詳細に説明する。
本実施例1に係る首周り保冷装飾具1は、図1、図2に示すように、例えば、細長長方形状で、含水により保冷効果を発揮するとともにメッシュ状に形成した接触冷感素材生地11を一面側とし、同じく細長長方形状で、吸汗性・速乾性素材生地12を他面側として、これらを袋縫いの形態で縫合し、全体として細長袋帯状に形成した外被材2と、前記外被材2の一端側両隅部に、図1に示すように、上下に一定の間隔をおいて配置した一対構成からなる留め付け具3と、を有している。
前記留め付け具3は、例えば一対構成のホック(図1に示すホック・オス4、ホック・メス5)により構成している。留め付け具3としては、この他スナップボタン等を用いて構成することもできる。
前記首周り保冷装飾具1の全体寸法の一例を挙げると、例えば長さ50cm〜100cm、幅8cm〜10cmの範囲としている。
更に、前記首周り保冷装飾具1は、前記留め付け具3を設けた一端側から他端側(吊り下げ側)に至るにしたがい漸減する形状とし、一端側と他端側との幅寸法差1cm程度となるように形成している。
前記した接触冷感素材生地11は、例えばキュープラテ((株)東レ:登録商標)を素材(可視光線や紫外線を効率的に遮蔽する特殊無機粒子をナイロンポリマー中にブレンドした素材で、防透け性とUVカット機能を発揮する)として採用したものであり、水分を与えるとナイロンポリマー繊維の作用をもって気化熱で冷却効果を発揮する高吸放湿機能を有し、本実施例1に係る首周り保冷装飾具1を首周りに巻き付けて使用すると、首周りの保冷効果を発揮し快適な保冷感を得ることがでる。
なお、前記接触冷感素材生地11は、例えばキュープラテを素材として採用していることから、本実施例1に係る首周り保冷装飾具1を首周りに巻き付けて使用した場合、当該素材中の特殊無機粒子の作用をもって、首周り等の日焼け防止効果を発揮するUVカット機能も有する。
前記した吸汗性・速乾性素材生地12は、例えばセオα((株)東レ:登録商標)を素材(超微細な溝を持つ異形断面の糸と丸断面の糸がランダムに組み合わせられ、ねじれを与えた独特の構造を有する素材)として採用したものであり、優れた吸汗性・速乾性を発揮するものである。
次に、本実施例1に係る首周り保冷装飾具1を、使用者の首周りに巻き付ける具体的手順について図3乃至図7を参照して説明する。
本実施例1に係る首周り保冷装飾具1を使用者の首周りに巻き付けるには、まず、図3に示すように、首周り保冷装飾具1の留め付け具3を設けた一端側を使用者の右肩から、他端側(吊り下げ側)を左肩側から各々首周りに巻き付け、留め付け具3を設けた一端側を使用者の胸元に配置する。
次に、図4に示すように、留め付け具3側の上に吊り下げ側の途中部分を二つに折って細くした状態にして乗せる。
次に、図5に示すように、細くした吊り下げ側の途中部分を留め付け具3側で囲み包み込むようにしてホック又はスナップボタン等の留め付け具3により留め付ける。
これにより、首周り保冷装飾具1の留め付けた部分より先方の吊り下げ側は使用者の胸元から下方に垂れ下がる状態となる。
この状態で、図6に示すように、使用者が留め付け具3で留めた部分を右手で持ちつつ吊り下げ側を左手で下方に引っ張ることにより、留め付け具3で留めた部分の位置が上方に移動し、留め付け具3で留めた部分が、図7に示すように、首の近くに位置する状態となりネクタイ風のスカーフ形態の基に、首周りのきつさ、吊り下げ側の長さが適切に調整され、使用者の使用感の最適化と、首周り及び胸元の装飾効果を高めることができる。
以上説明した本実施例1に係る首周り保冷装飾具1によれば、この首周り保冷装飾具1自体が接触冷感素材生地11による首周りの保冷効果を発揮するので、上述したような態様で首周りに巻き付け、留め付け具3で留めて首周りのきつさ、吊り下げ側の長さを調節するだけの簡略操作だけで従来例のような保冷パック等を挿抜(脱・着)するというような煩雑さを伴うことなく快適な保冷感を得ることがでる。
同時に首周り及び胸元の装飾性、すなわち、見た目の良好さ、おしゃれ効果を実現することが可能となるとともに、吊り下げ側の吸汗性・速乾性素材生地12をタオル替わりの汗拭き具として使用することも可能となる。
また、首周り保冷装飾具1自体に留め付け具3を設けているので、別部品である留め具を備える必要が無くなり、留め具を失くすというような心配もなくなり、取り扱いが極めて便利となる。
更に、本実施例1に係る首周り保冷装飾具1によれば、上述したような首周りへの取り付け時の簡略操作性により、若い女性の首周りへはもちろんのこと小児や年配者の首周りへの取り付けも簡略容易となる。
本実施例1に係る首周り保冷装飾具1によれば、細くした吊り下げ側の途中部分を留め付け具3側で囲み包み込むようにして留め付け具3で留める構成としているので、首周り保冷装飾具1の一部が何かに引っかかったりした場合も留め付け具3を解放状態とすることで首周りからすっと抜き取ることができ、首が締るというような不都合な事態を回避できる。
図8は本実施例1に係る首周り保冷装飾具1の他例である首周り保冷装飾具1Aの構成を示す概略断面図であり、この首周り保冷装飾具1Aは、基本的構成は図2に示す首周り保冷装飾具1と同様であるが、外被材2を構成する接触冷感素材生地11と、吸汗性・速乾性素材生地12との間に、マイクロファイバー(microfiber)材13を収納したことが特徴である。
なお、首周り保冷装飾具1Aの外観形態は図示しないが既述した首周り保冷装飾具1の場合と同様である。
前記マイクロファイバー材13は、公知のように化学的に組成された例えば8マイクロメートル以下の極細のナイロンやポリエステルなどの繊維で構成され、綿と同等以上の吸水性や通気性、速乾性を持たせた素材である。
この首周り保冷装飾具1Aによれば、既述した首周り保冷装飾具1の場合と同様な効果を発揮させることができ、更に、前記マイクロファイバー材13を外被材2の内部に内装していることから、この首周り保冷装飾具1Aを洗剤を用いて洗濯した場合にも、洗剤成分はマイクロファイバー材13内に留まることはなく、これにより、使用者の肌のかぶれ、肌荒れ、湿疹等の発生を回避することができる。
なお、前記首周り保冷装飾具1又は首周り保冷装飾具1Aによる首周りの巻き付け形態は、上述したネクタイ風とする他、前記留め付け具3を使用しない種々の形態、例えば図示しないがアスコット形態、リボン結び形態、片結び形態等として実施することができる。
この場合、前記留め付け具3は、ホック又はスナップボタン等を用いて構成しているので、外被材2の生地面からの突出寸法は僅少であり、前記首周り保冷装飾具1又は首周り保冷装飾具1Aをアスコット形態、リボン結び形態、片結び形態とする場合においても、前記留め付け具3が邪魔となることは無い。
(実施例2)
本考案の実施例2に係る首周り保冷装飾具1Bについて図9乃至図11を参照して詳細に説明する。
本実施例2に係る首周り保冷装飾具1Bは、図9、図10に示すように、全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、襟先部分に装飾ボタン25、25を付けた綿材又はテトロン・コットン等からなる表生地22と、含水により保冷効果を発揮する実施例1の場合と同様な接触冷感素材生地からなる裏生地23とを袋縫い形態で重合した外被材21と、前記外被材21自体に設けたこの外被材21の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付ける紐状のリボン形態からなる留め付け具24と、を有している。
前記表生地22の両端部を占める襟先部分には、各々例えば星形状の装飾ボタン25、25を取り付けている。
前記外被材21は、全体として平面視略台形状に形成され、かつ、その寸法例の一例を挙げると、長さ寸法Lは例えば39cm、幅寸法Wは両端部において例えば6cmに設定している。
また、前記外被材21の底辺側中央部は上辺側に湾曲形成されて、両端部より狭幅に設定され、その寸法例の一例を挙げると、最も狭い幅寸法W1を5cmとしている。
なお、これらの形状、寸法は一例であり、前記外被材21は種々の形状、寸法に設定できることは言うまでもない。
前記留め付け具24は、前記外被材21の上辺側両端部に各々一端を逢着した第1リボン26、第2リボン27からなり、これらの突出長を共に30cm程度としている。
図11は本実施例2に係る首周り保冷装飾具1Bの使用者の首周りへの取り付け形態を示すものであり、前記外被材21を接触冷感素材生地からなる裏生地23を首周りに接触させる状態で巻き付け、前記第1リボン26、第2リボン27により前記外被材21の上辺両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付け、前記第1リボン26、第2リボン27の結び目を使用者の首周りの近傍位置に位置させ、かつ、前記第1リボン26、第2リボン27の突出端側を下方に垂れ下げ、全体として付け襟形態として実用に供するものである。
本実施例2に係る首周り保冷装飾具1Bによれば、上述したような使用者の首周りへの取り付け形態、すなわち、付け襟形態によって、前記接触冷感素材生地からなる裏生地23による使用者の首周りの保冷効果と、前記表生地22、装飾ボタン25、25及び前記第1リボン26、第2リボン27による首周りのファッション性に富む装飾効果とを発揮させることができる。
そして、従来の保冷スカーフでは合わせにくいフォーマルなブラウス等の衣装に付加して使用することが可能となり、若い女性等のような外観にこだわりの強い消費者層の購買意欲を喚起することが可能となる。
図12は本実施例2の別の例である首周り保冷装飾具1Cを示すものであり、この首周り保冷装飾具1Cは、図9に示す首周り保冷装飾具1Bと略同様な構成であるが、前記リボン形態からなる留め付け具24に替えて、外被材21の上辺側両端部に各々フック金具32、ループ金具33からなる留め付け具としてのフック31を取り付けたことが特徴である。
この首周り保冷装飾具1Cは、図13に示すように、前記外被材21を接触冷感素材生地からなる裏生地23を使用者の首周りに接触させる状態で巻き付け、前記フック金具32をループ金具33に掛け留めることにより、前記外被材21の上辺両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けことにより、全体として付け襟形態として実用に供するものである。
この首周り保冷装飾具1Cによれば、前記接触冷感素材生地からなる裏生地23による使用者の首周りの保冷効果と、前記表生地22、装飾ボタン25、25による首周りのファッション性に富む装飾効果とを発揮させることができる。
そして、前記首周り保冷装飾具1Bの場合と同様、従来の保冷スカーフでは合わせにくいフォーマルなブラウス等の衣装に付加して使用することが可能となり、若い女性等のような外観にこだわりの強い消費者層の購買意欲を喚起することが可能となる。
図14は本実施例2の更に別の例である首周り保冷装飾具1Dを示すものであり、この首周り保冷装飾具1Cは、図12、図13に示す首周り保冷装飾具1Bと略同様な構成で、かつ、同様な使用形態を採用するものであるが、前記装飾ボタン25付きの表生地22に替えて、前記表生地22と同様な生地を用い、かつ、例えばレース網のような装飾性の高い表生地22Aを用いたことが特徴である。
この首周り保冷装飾具1Dによれば、前記接触冷感素材生地からなる裏生地23による使用者の首周りの保冷効果と、レース網構造とした表生地22Aによる首周りのファッション性に富む装飾効果とを発揮させることができる。
そして、この首周り保冷装飾具1Dによれば、前記首周り保冷装飾具1Cの場合と同様、従来の保冷スカーフでは合わせにくいフォーマルなブラウス等の衣装に付加して使用することが可能となり、若い女性等のような外観にこだわりの強い消費者層の購買意欲を喚起することが可能となる。
図15は、本実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具1Bの構造変形例である首周り保冷装飾具1Eを示すものである。
この首周り保冷装飾具1Eは、実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具1Bと略同様な構成であるが、前記表生地22と、裏生地23とからなる外被材21の内部にマイクロファイバー材13を収納したことが特徴である。
なお、首周り保冷装飾具1Eの外観形態は図示しないが既述した首周り保冷装飾具1Bの場合と同様である。
図15に示す首周り保冷装飾具1Eの場合には、既述した実施例2に係る付け襟型の首周り保冷装飾具1Bの場合と同様な効果を発揮させることができる
加えて、前記外被材21の内部にマイクロファイバー材13を収納したことにより、この首周り保冷装飾具1Eを洗剤を用いて洗濯した場合にも、洗剤成分はマイクロファイバー材13内に留まることはなく、これにより、実施例1の場合と同様、使用者の肌のかぶれ、肌荒れ、湿疹等の発生を回避することができる。
図12、図13に示す首周り保冷装飾具1C、図14に示す首周り保冷装飾具1Dの場合においても前記外被材21の内部にマイクロファイバー材13を収納した構成とすることができ、これらの場合においても、図15に示す首周り保冷装飾具1Eの場合と同様、使用者の肌のかぶれ、肌荒れ、湿疹等の発生を回避することができる。
本考案の首周り保冷装飾具は、襟を有しないブラウスやフォーマルウェア等と組み合わせる使用態様の基に、首周りの保冷性、首周りの装飾性に富む斬新な首周り保冷装飾具として好適に利用可能である。
1 保冷装飾具
1A 保冷装飾具
1B 保冷装飾具
1C 保冷装飾具
1D 保冷装飾具
1E 保冷装飾具
2 外被材
3 留め付け具
4 ホック・オス
5 ホック・メス
11 接触冷感素材生地
12 吸汗性・速乾性素材生地
13 マイクロファイバー材
21 外被材
22 表生地
22A 表生地
23 裏生地
24 留め付け具
25 装飾ボタン
26 第1リボン
27 第2リボン
31 フック
32 フック金具
33 ループ金具

Claims (8)

  1. 細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を少なくとも一面側に有する外被材と、
    前記外被材自体に設けた外被材の一部を首周りに留め付ける留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材を首周りに巻き付け留め付けた状態で前記接触冷感素材生地による首周りの保冷と、首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  2. 細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を少なくとも一面側に有する外被材と、
    前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材の一部を首周りに巻き付け、前記留め付け具により外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として前記接触冷感素材生地による首周りの保冷と、前記外被材巻き付け及び垂れ下げによる首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  3. 細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を一面側に、吸汗性・速乾性素材生地を他面側に備える外被材と、
    前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材の一部を首周りに巻き付け、前記留め付け具により外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として前記接触冷感素材生地による首周りの保冷及び前記吸汗性・速乾性素材生地による吸汗と、前記外被材巻き付け及び垂れ下げによる首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  4. 細長袋帯状に形成されるとともに、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地を一面側に、吸汗性・速乾性素材生地を他面側に備える外被材と、
    前記外被材内部に収納したマイクロファイバー材と、
    前記外被材の一端側両隅部に配置したホック又はスナップボタン等からなる留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材の一部を首周りに巻き付け、前喉留め付け具により外被材の一部分を囲み留めしつつ他端側を垂れ下げてスカーフ形態として前記接触冷感素材生地による首周りの保冷及び前記吸汗性・速乾性素材生地による吸汗と、前記外被材巻き付け及び垂れ下げによる首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  5. 全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、外部に表出させる表生地と、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地からなる裏生地とを重合した外被材と、
    前記外被材自体に設けたこの外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付ける留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材を接触冷感素材生地からなる裏生地を首周りに接触させる状態で巻き付けて、前記留め付け具により前記外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けて付け襟形態とし、前記裏生地による首周りの保冷と、前記表生地による首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  6. 全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、襟先部分に装飾ボタンを付けた綿材等からなる表生地と、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地からなる裏生地とを重合した外被材と、
    前記外被材自体に設けたこの外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けるリボンからなる留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材を接触冷感素材生地からなる裏生地を首周りに接触させる状態で巻き付けて、前記リボンにより前記外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けて付け襟形態とし、前記裏生地による首周りの保冷と、前記表生地、リボン及び装飾ボタンによる首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  7. 全体として細長袋帯状で両端部が襟先状に形成されるとともに、装飾加工された綿材等からなる表生地と、含水により保冷効果を発揮する接触冷感素材生地からなる裏生地とを重合した外被材と、
    前記外被材自体に設けたこの外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けるフックからなる留め付け具と、
    を有し、
    前記外被材を接触冷感素材生地からなる裏生地を首周りに接触させる状態で巻き付けて、前記フックにより前記外被材の両端部を使用者の首周りの近傍位置で留め付けて付け襟形態とし、前記裏生地による首周りの保冷と、前記装飾加工された表生地による首周りの装飾とを行うようにしたことを特徴とする首周り保冷装飾具。
  8. 前記外被材内部にマイクロファイバー材を収納してなることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の首周り保冷装飾具。
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