JP3182467U - 遮光機能を備えた眼鏡 - Google Patents

遮光機能を備えた眼鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP3182467U
JP3182467U JP2013000124U JP2013000124U JP3182467U JP 3182467 U JP3182467 U JP 3182467U JP 2013000124 U JP2013000124 U JP 2013000124U JP 2013000124 U JP2013000124 U JP 2013000124U JP 3182467 U JP3182467 U JP 3182467U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
light
light shielding
glasses
spectacles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013000124U
Other languages
English (en)
Inventor
英夫 清水
Original Assignee
株式会社清水工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社清水工業所 filed Critical 株式会社清水工業所
Priority to JP2013000124U priority Critical patent/JP3182467U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3182467U publication Critical patent/JP3182467U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】遮光板が目立たないながらも高いデザイン性を発揮し、軽量で装着時にも違和感を覚えることのない、安価なコストで提供が可能な遮光機能を備えた眼鏡を提供する。
【解決手段】リム又はレンズと利用者の顔面との間の隙間から入射しようとする太陽光等の光を遮光する遮光機構を備えた眼鏡において、左右のレンズの各々の上縁に設けられた保持リム11と、この保持リム11に保持された左右一対の遮光板2,2とを有し、遮光板2,2の各々は、保持リム11のブリッジ16側に取り付けられた基部2aと、この基部2aから智15側に向けて、保持リム11の形状に従って伸びる第一側縁2bと、基部2aから利用者の顔面の形状に従って伸びる第二側縁2cとを有し、左右一対の遮光板2,2は、眼鏡1を平面視したときに、ブリッジ16側から左右の智15に向けて伸びる拡翼状の形状をなす構成とした。
【選択図】図3

Description

本考案は、利用者の顔とリムとの間から前記利用者の眼に入射しようとする光を遮断するための遮光機能を備えた眼鏡に関する。
例えば、釣りや射撃、アーチェリー等の競技においては、眼鏡のレンズが偏光機能を備えることはもとより、レンズと顔との間から入射する太陽光等の光が競技の妨げになることから、このような光の入射を遮断する遮光機能を備えた眼鏡やサングラスの使用が盛んになっている(例えば特許文献1,2参照)。
しかし、これら文献に記載の眼鏡は、遮光板がレンズの外側に張り出しているためデザイン性が悪く、また、利用者の顔とリムとの間に隙間があるので、この隙間から入射しようとする光を遮断できないという問題がある。
そこで、特許文献3に記載の眼鏡では、遮光用のインナーフレームを眼鏡のフレームの内側に取り付けるようにしている。
特開昭60−133430号公報 特開平9−101485号公報
しかし、特許文献3に記載の眼鏡は、インナーフレームが眼鏡と別体であるため、取り付けが煩わしく、また、フレームが重くなるという問題がある。また、インナーフレームが利用者の眼の周囲や顔に触れて、装着時に違和感を覚えるおそれがあるという新たな問題が発生する。さらに、この文献に記載の眼鏡は、インナーフレーム装着時にインナーフレームが目立つことから、デザインに占めるインナーフレームの割合が大きいという問題もある。
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、遮光板の大きさを必要最小限にとどめつつ十分な遮光性を確保するとともに、遮光板が目立たないながらも高いデザイン性を発揮し、かつ、軽量で装着時にも違和感を覚えることのない、安価なコストで提供が可能な遮光機能を備えた眼鏡の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の遮光機構を備えた眼鏡は、リム又はレンズと利用者の顔面との間の隙間から入射しようとする太陽光等の光を遮光する遮光機構を備えた眼鏡において、左右のレンズの各々の上縁に設けられた保持リムと、この保持リムに保持された左右一対の遮光板とを有し、前記遮光板の各々は、前記保持リムのブリッジ側に取り付けられた基部と、この基部から智側に向けて、前記レンズの上縁又は前記保持リムの形状に従って伸びる第一側縁と、前記基部から前記利用者の顔面の形状に従って伸びる第二側縁とを有し、左右一対の前記遮光板は、前記眼鏡を平面視したときに、前記ブリッジ側から左右の智に向けて伸びる拡翼状の形状をなす構成としてある。
この構成によれば、拡翼状の遮光板が高いデザイン性を発揮するとともに、利用者の顔面とリム又はレンズとの間の隙間を遮蔽して、高い遮光性を得ることができる。
また、請求項2に記載するように、前記レンズの左右両側に位置する智の部分に、前記リムのレンズ保持部分と一体的な側面遮光板を設け、前記遮光板の前記第一側縁又は前記第二則縁の一部が、前記側面遮光板の上縁に従った形状に形成されているものとしてもよい。
このようにすることで、リム又はレンズの側面から入射しようとする光を、側面遮光板で遮断することができる。
本考案の眼鏡の製造は、射出成形や削成等で行うことができるが、請求項3に記載するように、前記保持リムと前記智と前記遮光板とを同一の板材から切り出し又は打ち抜き及びプレス成形によって一体に形成することもできる。
前記保持リムが、ハーフリム又はフルリムタイプの眼鏡の場合は、請求項4に記載するように、前記保持リムを前記リムの一部から構成すればよい。本考案はリムレスタイプの眼鏡にも適用が可能で、リムレス眼鏡である場合は、請求項5に記載するように、ブリッジ又は智から保持リムをレンズ上縁に沿って延出させ、この保持リムに前記遮光板を設けるようにするとよい。
本考案によれば、必要最小限の隙間に遮光板を設けることで十分な遮光性を確保することができる。そのため、目立たないながらも遮光板によって高い社交性を確保でき、かつ、拡翼状に拡がる遮光板が高いデザイン性を発揮する。また、本考案の遮光板は軽量で装着時に違和感も無く、遮光機能を備えた眼鏡を安価なコストで製造が可能である。
以下、本考案の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5は、本考案の第一の実施形態にかかる遮光機能を備えた眼鏡の一例にかかり、図1(a)は遮光機能を備えた眼鏡の左側面図、(b)は同右側面図、図2(a)は図1の眼鏡の正面図、図2(b)は同背面図、図3は図1の眼鏡の平面図、図4は同底面図、図5は図1の眼鏡の全体構成を示す斜視図である。
なお、本考案の遮光板は、図示の形態の眼鏡に限らずあらゆる形態の眼鏡に適用が可能であるため、遮光板の部分のみを実線で示し、それ以外の部分は点線で示している。
眼鏡1は、左右のレンズ12,12と、このレンズ12,12を保持するリム11と、このリム11のブリッジ部分16に取り付けられた鼻パッド13,13と、リム11の両端に取り付けられた智15,15及びこの智15,15にヒンジ15a,15aを介して折り畳み自在に取り付けられたテンプル14,14とを有している。この実施形態において眼鏡1はレンズ12,12の全体をリムでするフルリムタイプのものである。
リム11は、例えばチタン等の金属薄板を打ち抜き、プレスして成形することができる。このようなプレス成形では、智15とブリッジ16とヒンジ15aとを一体に形成することができる。この実施形態の智15は、レンズ12又はリム11の側面の上下幅に合わせて幅広に形成され、眼鏡1の側面から利用者の眼に太陽光等が入射しないようになっている。従って、この実施形態では、智15が側面遮光板を構成する。
一対の遮光板2,2は、リム11の左右の上縁に設けられる。遮光板2は、ブリッジ16の両端近傍でリム11に連結される基部2aと、この基部2aからリム11の上縁に沿って智15まで伸び、智15の上縁に沿ってヒンジ15aの上方付近まで伸びる第一側縁部2bと、この第一側縁部2bに連続し、利用者の顔面の形状に沿って凹状に緩やかにカーブし、基部2aまで達する第二側縁部2cとを有している。
第一側縁部2bとリム11bの上縁との間の隙間及び第一側縁部2bと智15の上縁との間の隙間は、太陽光等の入射を可能な限り遮断するために、可能な限り小さいものであるのが好ましい。
上記構成の遮光板2は、打ち抜きプレス成形によりリム11と一体に形成されるものとしてもよいし、リム11と別体に形成された後にロウ付け等でリム11に取り付けられるものとしてもよい。
上記構成の一対の遮光板2,2を備えた本考案の眼鏡1は、例えば図3の平面図に示すように、眼鏡1を上から見たときに、左右の遮光板2,2が拡翼状に左右に伸びる美しい形態をなし、高い遮光機能だけでなく優れたデザイン性も得ることができる。
図6〜図10は、本考案の第二の実施形態にかかる眼鏡の説明図にかかり、図6(a)は遮光機能を備えた眼鏡の左側面図、図6(b)は同右側面図、図7(a)は図1の眼鏡の正面図、図7(b)は同背面図、図8は図6の眼鏡の平面図、図9は同底面図、図10は図6の眼鏡の全体構成を示す斜視図である。
なお、この実施形態においても、遮光板は図示の形態の眼鏡に限らずあらゆる形態の眼鏡に適用が可能であるため、遮光板の部分のみを実線で示し、それ以外の部分は点線で示している。
この実施形態の眼鏡1の基本構成は先の実施形態の眼鏡1と同じである。この実施形態では、遮光板2の形状が先の実施形態と少し異なり、第二側縁部2cの途中部位に円弧形の段付き部を形成し、かつ、全体的に丸みを帯びさせることで、より鳥の翼に近い印象を与えるデザインを得ている。
また、この実施形態の眼鏡1では、遮光板2の形状に合わせて、図6に示すようにテンプル14にも円弧形の段付き部を形成し、遮光板2との相乗効果により眼鏡1のデザイン性を高めている。
本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案は上記の説明に限定されるものではない。例えば、上記の説明でリム11は打ち抜き・プレス成形にて形成されるものとしたが、射出成形や削成によってリム11を形成するようにしてもよい。この場合も、遮光板2をリム11と一体に形成してもよいし、別体に形成してロウ付け等によってリム11に取り付けるようにしてもよい。
本考案は、金属フレームの眼鏡に限らず樹脂フレームや木製又は竹製の眼鏡にも適用が可能である。また、フルリムやハーフリムに限らず、リムレス眼鏡にも適用が可能である。この場合は、ブリッジ又は智から延ばしたリム用部材に遮光板を取り付けるか又は一体に形成する。
(a)は遮光機能を備えた眼鏡の左側面図、(b)は同右側面図である。 (a)は図1の眼鏡の正面図、図2(b)は同背面図である。 図1の眼鏡の平面図である。 図1の眼鏡の底面図である。 図1の眼鏡の全体構成を示す斜視図である。 (a)は遮光機能を備えた眼鏡の左側面図、(b)は同右側面図である。 (a)は図6の眼鏡の正面図、(b)は同背面図である。 図6の眼鏡の平面図である。 図6の眼鏡の底面図である。 図6の眼鏡の全体構成を示す斜視図である。
1 フルリム眼鏡
11 リム
12 レンズ
13 鼻パッド
14 テンプル
15 智
15a ヒンジ
2 遮光板
2a 基部
2b 第一側縁部
2c 第二側縁部

Claims (5)

  1. リム又はレンズと利用者の顔面との間の隙間から入射しようとする太陽光等の光を遮光する遮光機構を備えた眼鏡において、
    左右のレンズの各々の上縁に設けられた保持リムと、この保持リムに保持された左右一対の遮光板とを有し、
    前記遮光板の各々は、前記保持リムのブリッジ側に取り付けられた基部と、この基部から智側に向けて、前記レンズの上縁又は前記保持リムの形状に従って伸びる第一側縁と、前記基部から前記利用者の顔面の形状に従って伸びる第二側縁とを有し、
    左右一対の前記遮光板は、前記眼鏡を平面視したときに、前記ブリッジ側から左右の智に向けて伸びる拡翼状の形状をなすこと、
    を特徴とする遮光機能を備えた眼鏡。
  2. 前記レンズの左右両側に位置する智の部分に、前記リムのレンズ保持部分と一体的な側面遮光板を設け、前記遮光板の前記第一側縁又は前記第二則縁の一部が、前記側面遮光板の上縁に従った形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遮光機能を備えた眼鏡。
  3. 前記保持リムと前記智と前記遮光板とを同一の板材から切り出し又は打ち抜き及びプレス成形によって一体に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の遮光機能を備えた眼鏡。
  4. 前記保持リムが、ハーフリム又はフルリムタイプの眼鏡のリムの一部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遮光機能を備えた眼鏡。
  5. 前記眼鏡がリムレス眼鏡である場合において、ブリッジ又は智から保持リムをレンズ上縁に沿って延出させ、この保持リムに前記遮光板を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遮光機能を備えた眼鏡。
JP2013000124U 2013-01-11 2013-01-11 遮光機能を備えた眼鏡 Expired - Fee Related JP3182467U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013000124U JP3182467U (ja) 2013-01-11 2013-01-11 遮光機能を備えた眼鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013000124U JP3182467U (ja) 2013-01-11 2013-01-11 遮光機能を備えた眼鏡

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010004453A Continuation JP2011145356A (ja) 2010-01-12 2010-01-12 遮光機能を備えた眼鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3182467U true JP3182467U (ja) 2013-03-28

Family

ID=50426557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013000124U Expired - Fee Related JP3182467U (ja) 2013-01-11 2013-01-11 遮光機能を備えた眼鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3182467U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002014303A5 (ja)
JP5876531B2 (ja) 眼鏡曇り防止器具
JP2016505172A (ja) 補助レンズ着脱型眼鏡
JP6990238B2 (ja) 交換可能レンズを有する眼鏡
JP3182467U (ja) 遮光機能を備えた眼鏡
CN204101827U (zh) 一种运动防护眼镜
TWD194261S (zh) Glasses frame (6)
JP3124380U (ja) 眼鏡
JP2015099217A (ja) インナーフレーム付き眼鏡フロント枠
US2574896A (en) Sunglass frames
JP2011145356A (ja) 遮光機能を備えた眼鏡
JP2012047962A (ja) 保護眼鏡
KR20190143263A (ko) 렌즈 교환형 안경
EP3109691A1 (en) Sun glasses
JP3123640U (ja) フィッティング眼鏡
TWD194262S (zh) Glasses frame (seven)
US20180252945A1 (en) Front Hanging Eyeglasses
JP3197221U (ja) 分離可能型軽量メガネ枠
JP3189038U (ja) 老眼用レンズつきサングラス
CN208399836U (zh) 双层磁吸眼镜
US20190155051A1 (en) Lens for glasses
US7748841B1 (en) Side-view mirror attachment for spectacles
CN212965653U (zh) 一种商务钛合金镜框架
JP7349718B2 (ja) 隻眼者用眼鏡
CN208224642U (zh) 眼镜腿

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160306

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees