JP3182442U - カセットコンロ用脚付加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構成で、調理室内を均一な温度に保持できるカセットコンロ用脚付加熱調理器を提供する。
【解決手段】カセットコンロ用脚付加熱調理器は、箱体1aの底部四隅に設けた脚注7の内側に配置されるカセットコンロの燃焼熱を導炎装置26により案内し、散熱盤で受けつつ、二重構造底板との隙間を循環して調理室に誘導する形態で、調理室内壁の側壁側に向かう熱の一部を熱流調整盤で調理室の前方に迂回させ、調理室内の温度が均一に保てるよう構成している。
【選択図】図2

Description

本考案は、カセットコンロの熱源を用いて、底部に開口部を持つ箱体型の内部を構成する調理室を加熱することにより、調理室内の調理物の調理可能な加熱調理器に関し、特に屋内(卓上)において好適に使用可能なカセットコンロ用脚付加熱調理器に関する。
従来、ガスを熱源とするオーブン機能を持たせた加熱調理器は、都市ガス、LPガスなどに存在するが設備が大型化し、設置場所に制限を受けた。又、それらは、移動させることを目的としない為、軽量さに欠け、利用目的も限られていた。又、ガステーブルに上乗せするタイプで底部に開口部を持つガスオーブンも存在したが、使用断熱材や火災等種々の社会的問題が生じ現在では生産されていない。
既存するオーブン形式の加熱調理器は、シンク収納型や固定設置型があり、焼きムラを防ぐ為、ファンを回すことにより熱風を循環させていた。又、設置型ガステーブルの上に乗せる形式の物も存在した。前者は、ガス以外に電気を要し、設置場所も限られ大型であった。後者は、調理室外壁と内壁の隙間に熱風を送る構成で、壁面を高温に至らしめ危険で、かつ、焼きムラが生じ、調理の途中で調理物の向きや位置を変えてやらなければならなかった。いずれも熱源となるガス設備が簡便でなく、小型簡便なガス設備で、調理室内の温度効率良く、かつ、安全な調理器具にする点に改良の余地があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、簡便な構成で電源不要、かつ、外壁が過熱状態にならない構造で、さらに、焼きムラを生じない、安全で簡便な構成のカセットコンロ用脚付加熱調理器を提供することを目的とする。
本考案に係るカセットコンロ用脚付加熱調理器は、前記略調理器の下方に配置されるカセットコンロの燃焼熱を、導炎装置を用いて誘導し、調理室内を加熱することにより、調理室内の調理物を調理する加熱調理器であって、導炎装置により上昇した熱を散熱盤で受け止めた後、調理室底面内部と散熱盤の隙間を循環し、調理室内部に至らしめ、其の一部の熱を熱流調整板で前方に迂回させることにより焼きムラ防止を図る構成を特徴とする。
本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器は、底部に開口部を持つ二重構造の箱体に脚を付け、其の下部接地面にカセットコンロを設置して加熱源とし、其のカセットコンロの燃焼熱を箱体を構成する調理室内に導炎装置を用いて案内し、調理室内の調理物を加熱調理可能とした構成となっている。又、本考案のカセットコンロ用脚付き加熱調理器では、導炎装置で案内された熱を調理室下方に設置された散熱盤で受け、拡散された熱を散熱盤と箱体底部の二重構造底板との隙間に迂回させ、側壁側に向かう熱風の一部を熱流調整板に沿って前方扉方向に循環させることで調理室内の温度を均一にして焼きムラ防止を図った構成としている。
また、上記構成のカセットコンロ用脚付加熱調理器の箱体正面には、内側に耐熱ガラス、外側に強化ガラスを施した二重構造の扉を配し、調理物の進行状態を確認できるようにするとともに調理室内前方の温度低下防止を図った構造としている。
さらにまた、本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器の箱体を構成する調理室側面内壁に突起状のレールを設け網板、調理板が挿入できるようにし、散熱板に直接調理物の底面が接触するのを防ぎ、調理物底面が過度に加熱するのを防ぐ構成となっている。
本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器の上部を構成する二重構造天板の中央付近には開口部が設けてあり、羽釜、寸胴鍋などの調理器具を搭載可能としている。すなわち、本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器の調理室下方に配する散熱盤及び網板又は調理板を外した状態で、カセットコンロの熱を直接調理器具に受けるようにすることで、かまどとしての機能を持たせることが可能となっている。
本考案の一実施形態であるカセットコンロ用脚付加熱調理器の概略斜視図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の取り外し可能部材を取り外し、正面扉を開いた状態の概略斜視図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の正面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の右側面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の左側面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の背面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の平面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の底面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の図7に示すA−A線方向に沿った縦断面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の図4に示すB−B線方向に沿った横断面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の導炎装置の斜視図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器の一実施例を示す正面図である。 図1のカセットコンロ用脚付加熱調理器に羽釜を搭載して、かまどとして利用した状態の一実施例である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態のカセットコンロ用脚付加熱調理器1は、図3〜6に示すように、外形形状を箱型立方体状として、下方4隅に4本の脚柱7を取り付けた形態で構成されている。なを、実施形態では、上下、左右、及び前後の方向は、特に断らない限り、カセットコンロ用脚付加熱調理器1を接地面G(図3参照)に設置した状態の鉛直方向に沿った方向を上下方向とし、扉外壁36、強化ガラス18側を正面として説明する。(図1〜3参照)
本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器1は、調理室31を構成する箱体1a下部の脚柱7の4本の内側にカセットコンロ38を設置し(図12〜13参照)、その燃焼熱を加熱源とした加熱調理器であって、加熱源から上昇した炎を囲うようにして調理室31内に誘導する為、箱体1a下部の二重構造底板15に設けた底板開口部16に取り付けた導炎装置26によって案内し、散熱盤12で受け止める構成となっている。(図1〜6、8,9,11,12参照)
さらに、散熱盤12で受け止めた熱は、散熱盤12を加熱するとともに、散熱盤定置金具13によって保持された散熱盤12と二重構造底板15内側との僅かな隙間を調理室内壁32及び扉内壁22に向かって誘導し、側壁側に向かう熱の一部を熱流調整板35によってさらに前方の扉内壁22方向に迂回させ、調理室31内の温度ムラが生じない構成としている。(図9,10参照)
さらにまた、散熱盤12は、カセットコンロ38の熱を直接受けて高温加熱されるので、調理物の底部が直接触れないように網板10を網板ガイドレール11に挿入し、散熱盤12と調理物底部との間に隙間を設ける構成となっている。(図9参照)
本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器1は、調理室31前方に二重構造の扉37を扉開閉用蝶番21で連結し、開閉可能としている。また、扉37中央部に大きな開口部(符号略)を設け、内側に耐熱ガラス17、外側に強化ガラス18を施し、のぞき窓としている。また、調理室31と扉内壁22は扉連結枠23を設けて外部からの冷気の侵入を防いでいる。(図3,5,9,10参照)
さらに、調理室31の上方には、二重構造天板14で保熱を図り、中央部に開口部を設け、その天板開口部14aの円周に排気孔付釜輪4を施し、天板開口部14aは取り外し可能な釜蓋2を用いて調理室31を閉塞している。なお、調理循環後の熱風は、排気孔付釜輪4の排気孔5より排出する構成としている。(図2,3,7参照)
本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器1は、箱体1aを構成する調理室31の下方の散熱盤定置金具13に設置した散熱盤12及び網板ガイドレール11に挿入された網板10を取り外し、調理室31の上方、釜蓋2を取り除いた状態で、羽釜39等の鍋類を搭載することで、かまどとして利用できる特徴を持たせてある。(図2,13参照)
本考案のカセットコンロ用脚付加熱調理器1は、カセットコンロ38を熱源としているが、型や大きさの異なる器具を利用可能とする為、導炎装置26の導炎装置可動部27を上下動させて高さを調整できるよう構成されている。(図11参照)
すなわち、導炎装置可動部27を上下動させることにより、二重構造底板15より導炎装置可動部27の最下部までの距離H2を調整し、導炎装置可動部固定ネジ28で固定することで高さの異なるカセットコンロ38を使用可能とすることができる。
また、導炎装置28で炎を誘導する距離H1を確保することで、二重構造底板15からカセットコンロ38のボンベカバー41までの距離を保ちボンベカバー41の加熱を抑制できる形態となっている。
さらに、導炎装置26の最下部とコンロ五徳40の隙間H3を、導炎装置可動部固定ネジで導炎装置可動部27を固定、確保することで相乗的に過熱するのを防ぐことが出来るので安全である。(図12参照)
なを、導炎装置26には、導炎装置遮蔽板ガイドレール30が設けてあり、導炎装置遮蔽板29を挿入することで、炊飯後の蒸らし等、調理室31が急激に冷却するのを防ぐことができる構成となっている。(図11、13参照)
1 カセットコンロ用脚付加熱調理器
1a 箱体
2 釜蓋
3 釜蓋用取っ手
4 排気孔付釜輪
5 排気孔
6 本体取っ手
7 脚柱
8 脚柱終端キャップ
9 脚柱座金
10 網板
11 網板ガイドレール
12 散熱盤
13 散熱盤定置金具
14 二重構造天板
14a天板開口部
15 二重構造底板
16 底板開口部
17 耐熱ガラス
18 強化ガラス
19 扉ロックつまみ
20 扉用取っ手
21 扉開閉用蝶番
22 扉内壁
23 扉連結枠
24 扉ロック爪
25 ロック爪受け口
26 導炎装置
27 導炎装置可動部
28 導炎装置可動部固定ネジ
29 導炎装置遮蔽板
30 導炎装置遮蔽ガイドレール
31 調理室
32 調理室内壁
33 調理室外壁
34 網板ガイドレール
35 熱流調節盤
36 扉外壁
37 扉
38 カセットコンロ
39 羽釜
40 コンロ五徳
41 ボンベカバー
G 接地面
H1 二重構造底板下部よりボンベカバーまでの距離
H2 二重構造底板より導炎装置最下部までの距離。
H3 導炎装置最下部とコンロ五徳の隙間
H4 散熱盤と二重構造底板の内側の隙間

Claims (2)

  1. 箱体下部の四隅に接続する4本の脚柱内側に設置されたカセットコンロのガス燃焼熱を用いて、前記箱体内に形成される調理室内を加熱することにより、該調理室内の調理物を調理可能とするカセットコンロ用脚付加熱調理器であって、前記箱体上部には、鍋類などが載置可能な開口部を有し、前記箱体下部には、前記燃焼熱を取り入れる開口部を有し、また、前記箱体前方には、のぞき窓を有した扉を配した構成とし、略全域にわたって内壁と外壁の間に隙間を有した二重構造とし、前記調理室の下方に載置した散熱盤と二重構造底板の間の隙間を経て前記調理室内に前記燃焼熱を案内することにより、前記調理室内を循環可能とし、側壁側に向かう熱の一部を前方の扉方向に迂回させ、前記調理室内の温度が均一に保てるように構成されたことを特徴とするカセットコンロ用脚付加熱調理器。
  2. 前記箱体底面開口部にカセットコンロの炎及び熱を前記調理室に案内するため、高さが調節可能な導炎装置を備えたことを特徴とした請求項1に記載のカセットコンロ用脚付加熱調理器。
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