JP3182218B2 - 背面投射型スクリーン - Google Patents

背面投射型スクリーン

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JP3182218B2 JP18307192A JP18307192A JP3182218B2 JP 3182218 B2 JP3182218 B2 JP 3182218B2 JP 18307192 A JP18307192 A JP 18307192A JP 18307192 A JP18307192 A JP 18307192A JP 3182218 B2 JP3182218 B2 JP 3182218B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、背面投射型の画像表示装
置における画像投影スクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、背面投射型のスクリーンとして
は、図11に示すように投射管より投射される光束を観
視者の方向に集める、フレネルレンズシートと、画像が
結像し、水平、垂直方向に光を分配させるレンチキュラ
ーレンズを有するレンチキュラーレンズシートとを組み
合わせた2枚式のスクリーン構成が多く採用されてい
る。そしてこの構成においては、スクリーンに対して図
12に示すように背面よりスクリーンに垂直な方向から
光を投射して画像を表示する配置となるため、装置の奥
行きが大きくなる。奥行きを小さくしようとすると、投
射距離が短くなり、カラーシフトが大きくなるという傾
向があった。
【0003】これを改善するため、特開昭57−109
481,同59−9649,同59−15925等に図
1に示すようにスクリーンに対して投射光を斜めに入射
し、前記スクリーンの入射面側にリニアフレネルレンズ
シートやプリズムシート等の光束の向きを変える光学素
子を配して、サーキュラーフレネルレンズシートに対し
て垂直に投射光が入射するようにすることで従来と同等
の性能を維持しながら、図2に示すように、装置の薄型
化を図る方法が提案されている。また、図3に示すよう
に、同様の考え方により、装置の高さを短縮し、直視型
TVと同様の外観をした、背面投射型TVを作ることも
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際にポリメチルメタ
クリレート、ポリカーボネート等の透光性樹脂を用いて
リニアフレネルレンズおよびプリズムを作製する場合に
製造法としては、プレス法、キャスト法、紫外線重合
法、ロール押出し法などがある。これらの方法のうち、
プレス法とキャスト法および紫外線重合法は、フレネル
形状やプリズム形状の製品への転写性は、ロール押出し
法に比べ良好であるが、バッチ式の製造法であるため、
ロール押出し法に比べ生産性が悪い。一方、ロール押出
し法は、連続成形法であるため、安価に大量のレンズシ
ートを製造することが可能である。しかし、連続法であ
るため、賦形に時間がかけられず、即ち、樹脂が充分に
冷却されてフルネル形状やプリズム形状が固定する前に
ロール型から離れるために、金型ロールの形状がそのま
ま転写されないという問題を有している。
【0005】また、新たにリニアフレネルレンズまたは
プリズムがスクリーンに加わることにより、サーキュラ
ーフレネルレンズとの間で生じるモアレ縞の他に、リニ
アフレネルレンズのピッチパターンとレンチキュラーレ
ンズのピッチパターンの間で発生する交点列と、サーキ
ュラーフレネルレンズとの間にも図6に示すようなモア
レを生じ、これまでのレンチキュラーレンズとサーキュ
ラーフレネルレンズとのピッチの関係をリニアフレネル
レンズに適用するだけでは、新たに発生したモアレ縞に
は対応できないことが明らかになった。
【0006】スクリーンを構成するレンズシートの枚数
が増えたことにより、光の反射面が増えたため、投射光
の反射によるロスが増加して、画面が暗くなったり、外
光の反射が増え、画面が白っぽく見える等の問題が生じ
る。
【0007】更に、これまでもあった、サーキュラーフ
レネルレンズ内部での迷光に起因するゴーストの他に、
リニアフレネルレンズ又はプリズムに起因するゴースト
も生じる。このゴーストには、2種類の見え方がある。
1つは、像が2重に見えるという現象で、もう1つは白
画面とした際に虹状の模様が生じるというものである。
【0008】また、TVセットに取り付けた状態で輸送
した場合等、リニアフレネルレンズのレンズ面が、サー
キュラーレンズシート側を向いていると、両シート擦れ
により傷が付き、画面が白く曇ってしまうという問題も
ある。
【0009】本発明は、上記問題について、リニアフレ
ネルレンズの厚さ、レンズピッチ等選択することによっ
て、ロール押出し法により生産性の高い、高性能な背面
投射型スクリーンを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、種々の実験を行ない、以下のことが明らかになっ
た。まず、本発明の背面投射型スクリーンの構成につい
て説明する。
【0011】図1に示すようにスクリーンに斜めに投射
光が入射する配置の光学系を有するTVのスクリーンに
おいて、リニアフレネルレンズが設けられない場合は、
レンチキュラーレンズの拡散特性に指向性があり、入射
方向と同方向に最も強く、その方向からずれるに従って
急激に強度が落ちるため、入射方向とは異なる方向であ
るスクリーン正面では、画像が非常に暗くなる。そのた
め、リニアフレネルレンズを設けることで、サーキュラ
ーレンズシートに入射する投射光が、スクリーンに対し
て垂直に入射するように変える必要がある。この時、リ
ニアフレネルレンズに入射した光は、図4に示したよう
な光路を通り、方向が変えられる。
【0012】ここで、上で述べた、リニアフレネルレン
ズのレンズ面が、入射側を向いていた場合には、図5に
示すように、斜線部を通り入射した光は、正規の方向に
出射されず、入射した光の利用効率が低くなってしま
う。このため、リニアフレネルレンズ面は、リニアフレ
ネルレンズシートの入射側に設けることは、不適当であ
ることがわかる。
【0013】次に3枚構成のスクリーンに生ずるモアレ
と、その対策について述べる。これまで2枚式のスクリ
ーンにおけるモアレに対しては、レンチキュラーレンズ
のピッチPL とサーキュラーフレネルレンズのピッチと
の比が式2 n+0.35≦PL /PF ≦n+0.45 または、n+0.55≦PL /PF ≦n+0.65 式2 nは正の整数 の範囲にあればモアレ縞は目立たなくなることが知られ
ている。(特開昭61−269135)ここにリニアフ
レネルレンズが加わった場合には、リニアフレネルレン
ズのピッチPLFとの関係だけではなく、図7で示され
る、リニアフレネルレンズとレンチキュラーレンズのレ
ンズ要素の交点が作る、(1,2),(1,1),
(2,1)方向の交点列との干渉により、図6で示した
位置に生じるモアレ縞も、目立たなくなる条件を選ぶ必
要がある。ここで、(1,2),(1,1),(2,
1)各方向の交点列のピッチは、それぞれ式3−1,
2,3で表される。
【0014】
【数1】 これらの交点列および、リニアフレネルレンズはレンチ
キュラーレンズに比べ、モアレ縞の原因となる縞の変調
度が弱いため、式2の条件に比べ若干条件の緩和された
式1の条件を満足することで、モアレ縞を目立たなくす
ることができることがわかった。
【0015】 n+0.2≦PX /PF ≦n+0.45 または、n+0.55≦PX /PF ≦n+0.8 式1 nは正の整数 Px はPLF,P1,1 ,P1,2 ,P2,2 式1の条件はPX とPF の比が整数倍に近い関係の場合
には、モアレ縞のピッチが大きく目立ちやすくなり、整
数倍から離れるとピッチが小さくかつ薄くなり、目立た
なくなることを表わしている。n+0.5付近では、高
調波モアレが生じるために不適当である。
【0016】以上より式2を満足するレンチキュラーレ
ンズとサーキュラーフレネルレンズの組合わせに対し
て、式1の条件をすべて満足するようにリニアフレネル
レンズのピッチを定めることにより、モアレ縞の目立た
ない背面投射型スクリーンを得ることができる。
【0017】次に本発明では、リニアフレネルレンズシ
ートを以下のような形状とすることで、ロール成形によ
り、材料としてポリメチルメタクリレートやポリカーボ
ネート等の押出し成形可能な透光性樹脂を用いて、安定
的かつ安価にリニアフレネルレンズシートを製造できる
ことを見出した。
【0018】リニアフレネルレンズは図4に示したよう
な形状で、図に示した光路を通り、投射光の向きを変え
ている。このときレンズの賦形が完全でなかった場合、
レンズ先端部の形状が図のように丸くなる。これが大き
くなると、投射光の一部が本来の方向と異なる方向に曲
げられ、画面に明るさの不均一が発生するなどの不都合
が生じる。しかしこの丸まりに関しては、図4に示され
たように構成要素先端部には利用されない部分があるた
め、この範囲では、丸くなっていても問題ない。さらに
フレネルレンズ面の約90%で直線性が確保されていれ
ば、スクリーンとして問題は生じない。また、むしろあ
る程度丸い方がサーキュラーフレネルレンズとの擦れに
よる傷付きに関しては、良い結果を与え、その曲率半径
は50μm以上であれば効果が期待できる。
【0019】ロール押出し成形では、板厚が薄いほど賦
型が良く、前述の条件を満たすためには1.4mm以下
にする必要があることがわかった。一方0.5mm以下
の板厚では、押出し成形自体が困難であり、かつ成形品
も弱く割れやすいため板厚は0.5mm以上とする必要
がある。
【0020】次に、ゴーストと呼ばれる、メインの光以
外の方向に出射される光について述べる。このゴースト
の解析の結果、2種類の原因によるものがあることがわ
かった。第1は、図8に示すようにリニアフレネルレン
ズのフレネル面の山と谷を結ぶ面(ライズ面)の角度が
出射光の角度よりも小さい場合に、この面での反射光が
本来の方向とは別の方向で見えるため、白画面を映した
際に虹状の模様が生じていたものである。これを防止す
るためこの、ライズ面は、出射光を遮らないような角度
に設定される必要がある。
【0021】第2は、サーキュラーフレネルレンズおよ
びリニアフレネルレンズの内部との遮光に起因するもの
で、サーキュラーフレネルレンズシートまたはリニアフ
レネルレンズシートあるいはその両方に、可視光吸収材
料を含ませることにより、シート内での反射によるゴー
ストと呼ばれる二重像を少なくすることができる。これ
は、入射後、レンズ面で反射した後、入射面で再び反射
し、観視者側に出てくる光が、直接、通過してくる光に
比べ、長い光路にわたって可視光吸収材料含有層を通過
するためである。
【0022】表面反射の増加により、画面が暗くなる現
象を防ぐため、スクリーンを構成するレンズシートの少
なくとも1つの面に、レンズシート材料の屈折率より低
い屈折率の薄膜を形成することが効果がある。形成方法
としては、ディップコート、蒸着法等の方法が適用でき
る。これにより、表面反射が減少し、透過光の減衰が小
さくなり、明るい画面が得られる。また外光の反射も減
少するため、コントラストが向上する。
【0023】3枚式のスクリーンにおいては、吸水等の
原因により、リニアフレネルレンズシートが反り、サー
キュラーフレネルレンズシートとの間に隙間の生じるこ
とを防ぐため、あらかじめ、レンズ面凸の反りをリニア
フレネルレンズに垂直に与えておくことが有効であり、
その反り量としては、1m当り50mm〜150mmが
適当であり、それより小さいと効果がなく、大きいと逆
に初期の状態で隙間が生じてしまうことが明らかになっ
た。
【0024】
【作用】本発明により上記のような構成により、薄型背
面投射型画像表示装置のスクリーンを低コストで得るこ
とができる。
【0025】
【実施例】
実施例1 図1に示した構成のスクリーンに使用するリ
ニアフレネルレンズを作製した。サイズは対角40″、
厚さt=0.9mm、ピッチ0.5mmとした。フレネ
ル角度は27.5°〜39.5°で連続的に変化してい
る。この試料のフレネル角39°付近の断面を図9に示
す。
【0026】この図の状態であれば光は図に示した光路
を通り出射される。このとき、光束がレンズ構成要素の
先端の丸まりにかかっていないことから、充分な賦形が
得られていると判断される。またライズ面が出射光を遮
ぎらない角度になっており、このライズ面が原因となる
ゴーストは発生しない。
【0027】このレンズシートを図1の構成で、ピッチ
0.136mmのサーキュラーフレネルレンズシート
と、ピッチ0.9mmのレンチキュラーレンズシートと
組み合わせて取り付けた。このときの各レンズピッチ
と、サーキュラーフレネルレンズのピッチの関係は表1
に示したとおりであり、式1,2の関係を満たしてい
る。この状態でスクリーンに対して斜め方向から画像を
投写して画像評価したところ、モアレの目立たない均一
で良好な画像が得られた。
【0028】 表 1 L.F (1,1) (1,2) (2,1) L P 0.5 0.4472 0.2425 0.3536 0.9 P/PF 3.676 3.288 1.783 2.60 6.618 上記のリニアフレネルレンズシートにレンズ面凸の反り
をレンズ方向に垂直に施した反り量は50mm(1m
当り80mm)とした。その結果、スクリーン組立て
後、60℃80%中で1週間放置後にリニアフレネルレ
ンズシートとサーキュラーフレネルレンズシートの間に
隙間は生じなかった。比較例 リニアフレネルレンズ
ートの厚みを1.5mmとして成形したところ、図10
に示すような形状の成形品しか得られず、これをスクリ
ーンとした場合は、画面が暗くなり、背面投射型スクリ
ーン用リニアフレネルレンズシートとしては、不適当で
ある。
【0029】実施例1のリニアフレネルレンズのレンズ
ピッチを0.6mmとしたところ、スクリーン斜め方向
にモアレが生じた。このとき、(1,2)方向のピッチ
とサーキュラーフレネルレンズのピッチとの比は2.1
1であり式1の条件を満していなかった。
【0030】ライズ角を図8のようにすべて0°とした
リニアフレネルレンズシートをスクリーンに取り付けた
ところ、正規の像の他にゴーストが生じ、白画面を映し
た際に虹状の模様が生じた。 実施例2 実施例1のスクリーンにおいて、サーキュラ
ーフレネルレンズに旭ガラス製、登録商標Cytopを
ディップ法により120mmコーティングを行ない、ス
クリーンの透過率を測定した。ここでサーキュラーフレ
ネルレンズシートの屈折率は1.494であり、登録商
標Cytopの屈折率は1.34である。その結果、コ
ートのないもので92%の透過率であったものが、コー
トすることにより透過率が97.4%になり、透過率の
向上が認められた。 実施例3 実施例1のスクリーンにおいてサーキュラー
フレネルレンズシートに、透過率が可視光吸収材料を含
有しないものに対し85%になるように、可視光吸収材
料を含有させたスクリーン作製した。このスクリーンを
使うことで、本来のメインの光は、吸収のないものの8
5%になるのに対し、2重像は、メインの光のほぼ10
倍の光路長となるため吸収のない時の約20%の強さに
なり、ほとんど見えなくなった。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の形状で
作製したリニアフレネルレンズシートを用いることによ
り、安定で、モアレの少ない、薄型プロジェクションT
V用スクリーンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の背面投射型スクリーンの原理図と投影
系への適用例。
【図2】本発明の背面投射型スクリーンの原理図と投影
系への適用例。
【図3】本発明の背面投射型スクリーンの原理図と投影
系への適用例。
【図4】本発明のリニアフレネルレンズ中の光路の説明
図および、比較例の説明図。
【図5】本発明のリニアフレネルレンズ中の光路の説明
図および、比較例の説明図。
【図6】本発明で解決されたモアレ縞の説明図およびモ
アレ縞原因の説明図。
【図7】本発明で解決されたモアレ縞の説明図およびモ
アレ縞原因の説明図。
【図8】本発明におけるゴースト対策の説明図。
【図9】本発明の実施例および比較例の説明図。
【図10】本発明の実施例および比較例の説明図。
【図11】従来の背面投射型スクリーンの構成と投影系
の説明図。
【図12】従来の背面投射型スクリーンの構成と投影系
の説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−9649(JP,A) 特開 平2−167588(JP,A) 特開 平3−220542(JP,A) 特開 平2−251945(JP,A) 特開 平5−333437(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/62

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンに投影光を垂直方向に非対称
    に入射する投射光学系を有する背面投射型TV装置に用
    いられる背面投射型スクリーンにおいて、入射レンズと
    それにより集光される光集光部に出射レンズを、その非
    集光部に光吸収層を配したレンチキュラーレンズシート
    と、サーキュラーフレネルレンズシートおよびリニアフ
    レネルレンズシートの3枚のレンズシートが観視者側か
    ら順に構成され、かつ、該リニアフレネルレンズシート
    のレンズ面がその出射側に設けられており、該サーキュ
    ラーフレネルレンズのピッチ(P F )が、該レンチキュ
    ラーレンズと該リニアフレネルレンズのピッチ(P L
    よびP LF )および、該レンチキュラーレンズと該リニア
    フレネルレンズによつて作られる暗線の交点からなる交
    点列の(1,2)方向、(1,1)方向、(2,1)方
    向のピッチP 1,2 ,P 1,1 ,P 2,1 との間に、式(1)の
    関係が成り立つ背面投射型スクリーン。 n+0.2≦P X /P F ≦n+0.45 あるいはn+0.55≦P X /P F ≦n+0.8 (1) nは正の整数 X =P L ,P LF ,P 1,1 ,P 1,2 ,P 2,1
  2. 【請求項2】 スクリーンに投影光を垂直方向に非対称
    に入射する投射光学系を有する背面投射型TV装置に用
    いられる背面投射型スクリーンにおいて、入射レンズと
    それにより集光される光集光部に出射レンズを、その非
    集光部に光吸収層を配したレンチキュラーレンズシート
    と、サーキュラーフレネルレンズシートおよびリニアフ
    レネルレンズシートの3枚のレンズシートが観視者側か
    ら順に構成され、かつ、該リニアフレネルレンズシート
    のレンズ面がその出射側に設けられており、リニアフレ
    ネルレンズのレンズ構成要素の先端が、曲率半径50μ
    m以上の丸みを有する背面投射型スクリーン。
  3. 【請求項3】 リニアフレネルレンズシートの厚さが、
    0.5〜1.4mmである請求項1または2に記載の背
    面投射型スクリーン。
  4. 【請求項4】 3枚のシートの中でサーキュラーフレネ
    ルレンズシートの厚さが最も厚く、スクリーンの構造強
    度の最も多くを担い、リニアフレネルレンズシートが、
    レンズ面を凸にして、レンズ要素の方向と、垂直な方向
    に1m当り5 0〜150mmの反りが与えられている請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の背面投射型スクリー
    ン。
  5. 【請求項5】 リニアフレネルレンズのフレネル面の山
    と谷を結ぶ面(ライズ面)が、出射光束を遮らない角度
    に設計された請求項1〜4のいずれか一項に記載の背面
    投射型スクリーン。
  6. 【請求項6】 スクリーンを構成するレンズシートが形
    成する面の少なくとも1方の面にレンズシート材料より
    も低い屈折率を有する薄膜を設ける請求項1〜5のいず
    れか一項に記載の背面投射型スクリーン。
  7. 【請求項7】 サーキュラーフレネルレンズシート、リ
    ニアフレネルレンズシートの少なくとも一方が、可視光
    吸収材料を含む請求項1〜6のいずれか一項に記載の背
    面投射型スクリーン。
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