JP3181778B2 - 多関節マニピュレータ - Google Patents

多関節マニピュレータ

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JP3181778B2 JP30820893A JP30820893A JP3181778B2 JP 3181778 B2 JP3181778 B2 JP 3181778B2 JP 30820893 A JP30820893 A JP 30820893A JP 30820893 A JP30820893 A JP 30820893A JP 3181778 B2 JP3181778 B2 JP 3181778B2
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康夫 平田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屈曲する通路を通して移
動させる多関節のマニピュレータに係り、特にその駆動
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、形状記憶合金のような熱力学変
換素子は、素材自体がアクチュエータとして機能するの
で微小化の点で非常に有利であり、マイクロマシン用ア
クチュエータとして注目を集めている。
【0003】この種のアクチュエータを内視鏡等に用い
られる多関節のマニピュレータに適用した例として、例
えば、特開昭63−136014号公報には、各アクチ
ュエータを独立に制御し、フィードバック制御する方式
が記載されている。
【0004】このような多関節のマニピュレータの微小
化を図るためには、センサやアクチュエータが必要とす
る配線数を削減することが必要であり、各関節に電子回
路を配置し、それらの制御信号線と電源線をそれぞれに
共通させることによって駆動されることが望ましい。
【0005】しかし実際には、径や大きさが限定された
微小マニピュレータ内に配置するものとすると、形状記
憶合金を通電加熱できるようなインピーダンスの小さい
制御回路を構成することは不可能である。このため、比
較的インピーダンスの高い電熱ヒータを制御回路に接続
して形状記憶合金を加熱する方式が考えられる。
【0006】このような電熱ヒータを利用して、各関節
に配置された電子回路によって、多関節マニピュレータ
を制御する方式について、制御回路と電熱ヒータを一体
形成する方式について、図31乃至図36を参照して説
明する。
【0007】まず、図31(a),(b)に示すよう
に、面方位が〈100〉のP型低濃度半導体基板1に、
リンのイオン注入及び熱拡散工程を用いて、接合深さ1
0μmのN型低濃度領域2を複数形成する。
【0008】次に図32に示すように、各々のN型低濃
度領域2の、Pch MOSFETを形成するためのNウ
ェル領域3を、Nch NOSFETを形成するためのP
ウェル領域4をそれぞれ形成し、通常のCMOS半導体
デバイスの製造技術に従って、フィールド酸化膜5、ゲ
ート電極6、P型高濃度拡散層7、N型高濃度拡散層
8、シリコン酸化膜よりなる第1層間絶縁膜9、第1金
属配線層10の形成工程を経て、各々のN型低濃度拡散
領域にCMOS集積回路を形成し、更にポリイミドより
成る第2層間絶縁膜11を形成する。
【0009】ここで、N型低濃度領域2に形成されるC
MOS集積回路は図33に示すように、D型フリップフ
ロップ12とスイッチング用トランジスタ13を含み、
入力電源線の端子領域14、入力GND線の端子領域1
5、入力同期信号線の端子領域16、入力制御線の端子
領域17、駆動線の端子領域18、出力電源線の端子領
域19、出力GND線の端子領域20、出力同期信号
端子領域21及び出力制御線の端子領域22を有して
いる。ここで、スイッチング用トランジスタは、エンハ
ンスメント型Nch MOSFETを用いている。
【0010】次に図34に示すように、所定の位置に、
ポリイミドのような柔軟な絶縁素材によって覆われて、
各電子回路領域を相互接続するアルミニウム(Al)薄
膜による関節間配線25とTi薄膜による電熱線パター
ン26をTiのスパッタリング及びリソグラフィ工程に
よって形成する。ここで、関節間配線は図33で示し
た、各端子領域にコンタクト孔を介して接続されてお
り、Ti薄膜による電熱線パターンは駆動線の端子領域
に接続されている。
【0011】次に図35に示すように、図34に示した
構成の上層に層間絶縁膜を形成し、さらに駆動体となる
厚さ50μmの形状記憶合金薄膜パターン27を形成す
る。そして、前述した電子回路、配線、形状記憶合金を
形成した以外の領域の層間絶縁膜をリソグラフィ工程に
よって、エッチング除去した後、基板の形状記憶合金薄
膜等を形成した側の主面を保護膜によって保護した上
で、N型低濃度領域2に1Vの電圧を印加しながら、7
0℃の20w%のテトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイド溶液中で処理する電気化学エッチング処理によ
って、N型低濃度領域以外の領域の半導体基板を選択的
に除去する。
【0012】一般的なCMOS回路においては、電源線
がNウェルに接続されており、電源配線をバイアスする
ことでN型低濃度領域がバイアスされる。その後、フッ
酸溶液等によってシリコン酸化膜の第1層間絶縁膜10
のN型低濃度領域以外の露出した領域をエッチング除去
してから表面保護膜を除去する。
【0013】この様にして、柔軟なポリイミドによって
覆われた配線及び電熱線パターンと、その下部に部分的
に残存した電子回路を構成する半導体領域と、上部に形
成された形状記憶合金が一体化された駆動機構が得られ
る。この駆動機構を別に用意されたリンク機構等を有す
る構造体に実装することによって、多関節マニピュレー
タとして機能させることができる。
【0014】このように電熱ヒータ及び形状記憶合金と
一体化して形成された制御回路を用いた多関節マニピュ
レータを制御する方式について、図36のタイムチャー
トを参照して説明する。ここで、多関節マニピュレータ
は、n個の関節を有し、電子回路は全体としてnビット
のシフトレジスタを構成しているものとする。
【0015】このタイムチャートからわかるように、制
御における単位時間を第1、第2、第3の3つの時間領
域に分けて考える。第1時間領域においては、n個の同
期信号パルスが出力され、その最初の立上り時に前段の
ビットの状態が転送される。従って、第1時間領域を通
じて、この図のように最初に1つだけ制御信号線にパル
スを与えると、順次各ビットが1つだけHレベル状態と
なり、そのビットに対応した電熱ヒーターが通電され
る。電熱ヒーターの抵抗値は温度依存性を有するので、
この際の電流量をモニタすることで、各電熱ヒータの抵
抗値から温度を検出することができる。このように検出
された温度を基に通電すべき電熱ヒータを決定して、第
2時間領域で必要なパルスを入力して、所定の関節に対
応するDFFをHレベル状態にすることにより、必要な
アクチュエータを駆動し(図示したタイムチャートでは
1番目とk番目の関節が駆動される)、この状態を第3
時間領域で保持する。
【0016】その後、このタイムチャートには図示して
いないが、制御信号線をLレベル状態としたまま、同期
信号線にn個のパルスを出力して、各DFFをLレベル
状態としてから第1時間領域の処理に戻る。このような
処理を充分に短い周期で行えば、きめ細かいフィードバ
ックによって各駆動体の形状記憶合金を所定の温度に維
持することができる。
【0017】次に、前述した電熱ヒータと制御回路の基
本的な構成について、図37に示す。この構成において
は、1つの駆動体には、1つのDFFと1つのヒータが
対応している。
【0018】以上説明したように、従来の方式では、電
熱ヒータが温度センサとしても機能し、各関節に配置さ
れた電子回路によって、多くの関節を有する場合にあっ
ても4本の配線によってフィードバック制御が可能で、
しかも各構成要素が一体形成されているために、非常に
微細な多関節マニピュレータを得ることができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
方式は、センサの読み出し時における積分時間が回路の
動作サイクルを制限する。即ち、前記センサの測定精度
を高めるためには、読み出し時の積分時間を長くする必
要があるが、これによって回路の動作サイクルが長くな
ってしまう。この場合は、ヒータがOFFの状態のサイ
クルでの温度低下が大きくなるため、特に周囲温度が低
い場合には、温度振幅が大きくなり、アクチュエータの
安定した位置制御が難しくなる。
【0020】一方、ヒータの状態がONとOFFの2状
態に設定されているため、回路の動作サイクルを十分に
短くしないと温度振幅が大きくなり、安定した位置制御
が難しくなる。
【0021】また、前述したヒータの抵抗値の変化を検
出して、センサとして利用する方式においては、アクチ
ュエータの応答性を高めることを目的として、ヒータの
抵抗値を比較的小さく設定した場合にあっては、制御回
路のスイッチングトランジスタや配線抵抗に対するヒー
タの抵抗値の変化が相対的に小さくなるので、高精度の
計測が困難になり、アクチュエータの位置精度が低下す
る。
【0022】また、前記した制御回路とヒータの一体形
成において、回路領域を選択的に残存させて基板を除去
することを目的として行う電気化学エッチング法は、エ
ッチング装置が複雑になり、また各基板に対してバイア
スを印加する必要があるので一度に大量の基板を処理す
ることができず、製造コストの増大につながる。
【0023】また、前述したヒータによる間接加熱法
は、通電加熱法と比較すると熱効率が劣るので消費電力
が大きくなるという問題がある。そこで本発明は、周囲
温度に影響されず、且つ回路の動作サイクルが比較的長
い場合にあっても温度振幅が小さく安定した位置制御が
可能で、且つ応答性が高く、位置精度の高い多関節マニ
ピュレータを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の関節部を有し、各関節部に形状記憶
素子による駆動部を配した多関節マニピュレータにおい
て、前記形状記憶素子を駆動させるための第1の熱電変
換制御手段と、前記形状記憶素子を所望温度に保持させ
る予熱を与える第2の熱電変換制御手段とで構成される
多関節マニピュレータを提供する
【0025】
【作用】以上のような構成の多関節マニピュレータは、
所望する際にON状態となっている予熱用の電熱ヒータ
によって、周囲温度が低く、駆動用の電熱ヒータがOF
Fの状態にあっても温度低下が少なく、安定、且つ高応
答性の位置制御が可能になる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1乃至図5には、本発明による第1実施
例としての多関節マニピュレータの一例を示し、構成及
び動作について説明する。
【0027】まず図1に示すように、P型半導体基板3
1上に、各関節に配置する電子回路を形成する領域にP
型高濃度埋め込み層32を形成し、基板表面にN型の低
濃度エピタキシャル層33を形成する。
【0028】次に図2に示すように、各々のP型高濃度
埋め込み層32の上部に、Pch MOSFETを形成す
る領域にNウェル34をNch MOSFETを形成する
領域にPウェル35をそれぞれ形成する。
【0029】さらに、通常のCMOS半導体デバイスの
製造技術を用いて、フィード酸化膜36、ゲート電極3
7、P型高濃度拡散層38、N型高濃度拡散層39、シ
リコン酸化膜よりなる第1層間絶縁膜40、第1金属配
線層41をそれぞれ形成し、各々のP型高濃度埋め込み
層の上部のN型低濃度エピタキシャル層にCMOS集積
回路を形成する。さらにポリイミドからなる第2層間絶
縁膜42を形成する。
【0030】そして各関節部に形成されるCMOS集積
回路は、図3に示すように、D型フリップフロップ43
とスイッチング用トランジスタ44を含み、入力電源線
の端子領域45、入力GND線の端子領域46、入力同
期信号線の端子領域47、入力制御線の端子領域48、
駆動線の端子領域49、予熱線の端子領域50、出力電
源線の端子領域51、出力GND線の端子領域52、出
力同期信号線53の端子領域54及び出力制御線の端子
領域55を有している。ここでスイッチング用トランジ
スタはエンハンスメント型Nch MOSFETである。
【0031】次に図4に示すように、所定領域をポリイ
ミドのような柔軟な絶縁素材によって覆った後、各電子
回路領域を相互接続するAl薄膜による関節間配線55
と、Ti薄膜による駆動用電熱線パターン56と予熱用
電熱線パターン57をTi薄膜によって形成する。
【0032】ここで、関節間配線は図3で示した各端子
領域にコンタクト孔を介して接続されており、Ti薄膜
による駆動用電熱線パターン56は駆動線の端子領域に
接続される。予熱用電熱線パターン57は、予熱線の端
子領域に接続されている。但し予熱用電熱ヒータは駆動
用電熱ヒータと比較して、発熱量が充分に小さくなるよ
うに電気抵抗値が設定されている。
【0033】次に図5に示すように、この上層に層間絶
縁膜を形成し、この層間絶縁膜を介して、駆動体となる
厚さ50μmの形状記憶合金薄膜パターン58を形成す
る。前述した電子回路、配線、形状記憶合金を形成した
以外の領域の層間絶縁膜をリソグラフィ工程によって、
エッチング除去した後、基板の形状記憶合金薄膜等を形
成した側の主面を保護膜によって保護した上で、70℃
の20w%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサ
イド溶液中で処理する。
【0034】この時、高濃度のP型埋め込み領域は、低
濃度領域と比較して、エッチングレートが非常に遅いた
め、エッチング時間を適切に制御することによって、制
御回路を形成したP型埋め込み層の上部領域を選択的に
残存させることができる。この手法は、先に述べた電気
化学エッチング工程が不要になるため、基板に電圧を印
加する必要がなく、単純なエッチング装置で、一度に多
量の基板を処理することができる。
【0035】ここで、このアクチュエータの制御方式
は、基本的には、図36に示した方式と同様であるが、
図3からわかるように電源ラインに電圧が印加されてい
る状態では、予熱用電熱ヒータが常に通電状態になって
いる。このため温度の測定精度を高めるために、計測時
の積分時間を長く設定し、動作サイクルが長く、しかも
周囲温度が低い場合にあっても、予熱用電熱ヒータの作
用で、駆動用電熱ヒータがOFFの状態での温度低下が
抑制され、安定したアクチュエータの位置制御が可能と
なる。
【0036】次に図6には、本発明による第2実施例と
しての多関節マニピュレータに用いられるCMOS集積
回路の素子構造例を示し説明する。前述した第1実施例
は、CMOSデバイスからなる制御回路を用いたもので
あったが、この第2実施例は、バイポーラデバイスを用
いた例である。
【0037】この多関節マニピュレータにおいては、図
1と同様に、P型半導体基板31上には、各関節に配置
する電子回路を形成する領域に、P型高濃度埋め込み層
32を形成する。そして基板表面にN型の低濃度エピタ
キシャル層33を形成した後に、N型高濃度埋め込み層
61を形成し、N型高濃度埋め込み層61を介して第2
のN型低濃度エピタキシャル層62を形成する。
【0038】さらに通常の製造工程に従い、コレクタ領
域63、ベース領域65、エミッタ領域64、フィール
ド酸化膜66を形成する。その後、シリコン酸化膜より
なる第1層間絶縁膜67、第1金属配線層68を形成し
て、各々のP型高濃度埋め込み層の上部のN型低濃度エ
ピタキシャル層にバイポーラ集積回路を形成する。
【0039】以下、第1実施例に準じた製造工程で多関
節マニピュレータを構成する。但し、スイッチングトラ
ンジスタには、NPNバイポーラトランジスタを用い
る。この製造工程でも、高濃度P型埋め込み層によっ
て、電気化学エッチングを用いることなく回路領域を残
存させて基板をエッチングすることが可能である。一般
的にバイポーラデバイスは、CMOSデバイスよりも駆
動能力が大きいので、電熱ヒータの発生熱量を大きくす
る上では有利である。
【0040】次に図7には、本発明による第3実施例と
しての多関節マニピュレータに用いられる駆動制御部の
構成例を示し、説明する。この第3実施例は、従来で説
明した図31乃至図36で説明した方式の電熱ヒータ
と、図37に示した制御回路の構成とは、基本的には同
じであるが、本実施例は、図7に示すように改善したも
のである。
【0041】第3実施例は、1つの駆動体に対して、3
つのヒータと3つのDFFが設けられている。この構成
は、入力される駆動パルスによって、駆動状態とする電
熱ヒータの数を規定することで形状記憶合金に与える熱
量を段階的に制御することができる。
【0042】従って、きめ細かな温度制御が可能とな
り、温度振幅が小さく、安定したアクチュエータの制御
が可能となる。3つのヒータはレイアウトを工夫して入
り組んだ形とすることで、ヒータ領域での温度の均一性
を確保することができる。
【0043】次に図8には、本発明による第4実施例と
しての多関節マニピュレータに用いられる駆動制御部の
構成を示し、説明する。この第4実施例は、1つの駆動
体に対して1つのヒータと3つのDFFが設けられてい
る。この構成は、入力される駆動パルスによって、駆動
状態とするDFFの数によって導通状態とする並列に接
続されたスイッチングトランジスタの数を規定すること
により、スイッチングトランジスタの全体としてのON
抵抗を制御することによって、ヒータの印加電圧を制御
し、形状記憶合金に与える熱量を段階的に制御すること
ができる。これによってきめ細かな温度制御が可能とな
り、温度振幅が小さく、安定してアクチュエータの制御
が可能となる。
【0044】次に図9,10には、本発明による第5実
施例としての多関節マニピュレータの構成例を示し、説
明する。図9に示すように、形状記憶合金ワイヤ71を
ボンドに72に巻き付けた状態で、イオン注入機を用い
て高加速度の酸素イオンをボビンの軸方向にのみスキャ
ンして注入する。このようにイオン注入すると、図10
に示すようにワイヤを延ばしたときに、一定の間隔でイ
オン注入領域73ができる。この領域では注入された酸
素によって抵抗値が大きくなるので、ワイヤの平均抵抗
率が大きくなる。通電時の発熱はイオン注入領域に集中
し、この領域はアモルファス化するので形状記憶効果を
示さないが、熱伝導によって注入されていない領域も加
熱されるので実際の動作には問題ない。
【0045】このように形状記憶合金の抵抗率を大きく
することができるので、駆動能力の比較的小さい制御回
路でも、熱効率の高い通電加熱法で多関節マニピュレー
タを構成することができる。
【0046】次に図11,12には、本発明による第6
実施例としての多関節マニピュレータに用いられる駆動
部材の構成を示し、説明する。この第6実施例は、形状
記憶合金平板74に、通電すべき方向とは垂直に、帯状
で等間隔のイオン注入領域75を形成する。効果は第5
実施例の場合と同様である。いずれの場合でもイオン注
入量を適当に制御することによって、抵抗値を制御系に
対して適当な値にすることができる。
【0047】次に図13には、本発明による第7実施例
としての多関節マニピュレータに用いられる駆動制御部
の構成例を示し、説明する。この第7実施例は、各駆動
体に2つのDFFと低抵抗パターン76と高抵抗パター
ン77の2つで構成される電熱ヒータを配置する。それ
ぞれの抵抗パターンの一端は、スイッチングトランジス
タ78を介して電源ライン19に接続され、他端は、G
NDライン80に接続される。前記スイッチングトラン
ジスタ78は、それぞれ2つのDFFに駆動制御され
る。
【0048】前記低抵抗パターン76は、発熱量が大き
いため、形状記憶合金を高速で加熱でき、高抵抗パター
ン77は、抵抗値が大きいため、高精度の温度センサと
して用いることができる。
【0049】このような2つ抵抗値が異なる電熱ヒータ
パターンは同一の薄膜を用いて、線幅を変えてパターニ
ングすることで容易に得られる。制御に際しては駆動パ
ルスを適当に設定することで、センシング時は高抵抗パ
ターンを、駆動時には低抵抗パターンをそれぞれ使用す
る。このような構成にすることで、電熱ヒータの発熱量
が大きく、しかも高抵抗パターンによってセンシングさ
れるために、各種寄生抵抗の影響を受けることが少な
く、高精度の計測が可能で、結果として高精度の位置制
御を行うことができる。
【0050】このような多関節マニピュレータによれ
ば、高精度の制御が可能で効率と生産性の高いアクチュ
エータを得ることができる。次に図14乃至図19に
は、本発明による第8実施例としての多関節マニピュレ
ータの構成例を示し、説明する。ここでは、第1〜7実
施例が電熱ヒータによる間接加熱をしているものである
のに対して、通電加熱の場合を示しておく。
【0051】図14には、多関節マニピュレータの外観
を示す。この多関節マニピュレータ90は、断面形状と
して複数のルーメンを有しており、図17に示すような
一端が平面で他端が球面状に凹となっている円環状の管
状体92の2つを平面側を継合させる。その管状体92
の両側の凹部と他の管状体92の凹部との間に、ほぼ球
形で断面形状が図16に示すような複数のルーメンを有
する球状体93を挟む。この多関節マニピュレータは、
このような組み合わせを連続させて構成する関節部を複
数設けており、内部には長手方向に弾性体94を配して
ある。
【0052】前記弾性体94には、図15に示すよう
に、前記球状体93が、ほぼ等間隔にさし込まれた状態
であり、それらの球状体93の間に管状体92が設けら
れている。
【0053】そして、図18に示すように多関節マニピ
ュレータ90の各関節部には、加熱すると収縮し、冷却
すると伸びる形状記憶合金ワイヤ95(以下SMAワイ
ヤと略す)が4本設けられており、SMAワイヤ95の
端部は管状体92に固定支持されている。その固定方式
は、図18に示すように管状体92の端部の切り欠き部
に図19で示す形状の固定部材96がはめ込まれてお
り、その固定部材96の中に前記SMAワイヤ95を入
れて端部を平たくつぶして引っかかりを設けている。S
MAワイヤ95の端部には、通電加熱をするための通電
線97が溶接されている。こうして、1関節分の構造体
を連結的に長手方向に接着若しくは接合により結合され
たものが図14に示される多関節マニピュレータ90で
ある。
【0054】なお、管状体92および球状体93のルー
メン内には内蔵物としてライトガイドケーブル通電線9
7、それに図示しない先端部に設けられた処置具(ドリ
ル、鉗子等)を動作させるための電力供給線数を配して
ある。
【0055】また、前記SMAワイヤ95の管状体92
への固定方式の他の例を示す。その構造は、図24
(a)に示すような構造であり、端部を変形させたSM
Aワイヤ95の外側に内パイプ116と固定部材96と
をはんだ付により接合してSMAワイヤ95と反対側か
ら通電線97をはんだ付している。このときのSMAワ
イヤ95の端部形状は、図25に示すようにSMAワイ
ヤ95の側面より治具117で押し付けて変形させたも
ので、端部が平らな形状断面である。
【0056】そしてこのSMAワイヤ95の端部のサイ
ズは、まず内パイプ116の内径よりも大きく固定部材
96の内径より小さいように加工されている。または固
定部材96より多少大きくとも後で変形させて押し込ん
だものでもよい。
【0057】また、前記SMAワイヤ95の管状体92
への固定方式は固定部材96を管状体92へはめ込む形
を取っているが、管状体92を図27に示す多孔とし
て、そのルーメン内に固定部材96を図28に示すよう
に引っかけてもよい。この場合には、固定部材96の外
径をルーメンの内径より大きくしておき、図のように管
状体92のSMAワイヤ95の配される部分の端部を固
定部材96が入るように一段下げておく。
【0058】このような場合には、例えばSMAワイヤ
95はルーメン120e,f,g,hに入れることがで
き、残りのルーメンには内蔵物として図示しないライト
ガイドケーブルイメージガイドケーブルや、SMAワ
イヤ95を通電するための通電線を入れる。
【0059】さらに、SMAワイヤ95の管状体92へ
の固定方式の他の例として、SMAワイヤと通電線の接
続方式の一例を示す。例えば、図24(b)のように、
固定部材96に内パイプ116を圧入したり、または、
2つを焼はめする方式がある。または、同図(c)のよ
うに、固定部材96と内パイプ116とを接剤により
接続する方式がある。
【0060】さらにSMAワイヤ95の形状としては、
他にも、図29(a)に示すようにSMAワイヤ95の
両端を治具121,122ではさみ込み、押し潰した形
状として同図(b)のような断面形状に形成する。
【0061】また、本実施例に用いることができるSM
Aワイヤの端部形状の他の処理例を示す。図30(a)
は、SMAワイヤ95の端部をレーザ等により溶融させ
て球状とした例であり、同図(b)、SMAワイヤ9
5の端部のみをスパッタリング技術等により金属を堆積
させて太径とした例である。
【0062】この様に構成された第8実施例の多関節マ
ニピュレータの動作について説明する。まず、ユーザー
の手元側にある図示しない制御装置を動作させて、前記
SMAワイヤ95を加熱すると、球状体93の部分がジ
ョイントの役割を果たして、SMAワイヤ95を加熱し
た方向に関節部が曲がる。加熱を止めると、弾性体94
がバイアス力として働き、関節部を直線状にもどす。S
MAワイヤ95は、関節部にほぼ4等分して設けられて
いるので、全方向への湾曲が可能である。またSMAワ
イヤの加熱の比率を変えることもできる。
【0063】この多関節マニピュレータは構造がシンプ
ルで小型化可能である。次に図20には、本発明による
第9実施例としての多関節マニピュレータを駆動する駆
動部材の構成を示し、説明する。
【0064】この第9実施例は、第8実施例における弾
性体94を図20に示すような弾性パイプ98として設
けたものであり、他の部材は基本的に第8実施例と同じ
である。なお、弾性パイプ98は超弾性合金であっても
よい。
【0065】この第9実施例は、第8実施例と同様に、
構造がシンプルであり、且つ小型化可能な多関節マニピ
ュレータである。次に図21,図22,図26には、本
発明による第10実施例としての多関節マニピュレータ
の構成例を示し、説明する。
【0066】この第10実施例の多関節マニピュレータ
は、図21に示すように円環状の管状体101に切り欠
きを設けて、切り欠き部で曲がるようにしてあり、管状
体101の切り欠き部近傍に2つの円環102を設け、
円環102内部にSMAワイヤ103を配して、端部を
円環102の端部に第8実施例と同様にして固定してあ
る。そして、前記管状体101と円環102のすき間の
部分には、図9のようにライトガイドケーブル(LG)
104、イメージガイドケーブル105、SMAワイヤ
103に接続されている通電線106が設けられてお
り、これらの内蔵物により円環102は管状体101内
部のほぼ中央に固定されている。この1関節分が長時間
に複数個、設けられており、それぞれの管状体101に
おけるSMAワイヤ103の固定部は180°ないし9
0°づつずれている。
【0067】この様に構成された多関節マニピュレータ
の動作は、SMAワイヤ103の両端部を管状体101
の端部に固定されている位置の方向と同じ方向に円環1
02内にあるSMAワイヤ103が加熱により移動する
ため、中心軸上からずれた方向に管状体101の切り欠
き部が曲がる。
【0068】この第10実施例は、湾曲角を大きくする
ことができる特徴がある。従来では、図26に示すよう
に湾曲角を大きくするために、図26(a)に示すよう
に103を中心軸近傍に設けたが、これを動作させる
と、同図(b)のように湾曲とともにSMAワイヤ10
3が軸近傍から外側に移動してしまうため、大きい湾曲
角を得るには効率が悪い。従って、第10実施例では、
大きい湾曲角に改善したものである。
【0069】次に図23を参照して、本発明による第1
1実施例としての多関節マニピュレータについて説明す
る。この第11実施例は、円環102を予め中心軸から
SMAワイヤ固定方向と同じ方向にずらして設けた。こ
の円環102のサイズは第10実施例よりも小さいもの
でSMAワイヤ103を挿通でき、摺動可能な最小のサ
イズである。
【0070】この第11実施例は、円環102を予め中
心軸からSMAワイヤ固定方向と同じ方向にずらして設
けた。この円環102のサイズは第10実施例よりも小
さいものでSMAワイヤ103を挿通でき、摺動可能な
最小のサイズである。この多関節マニピュレータの動作
は、SMAワイヤ103を加熱すると、円環102のず
れた方向へと管状体101の切り欠き部が曲がる。よっ
て、この多関節マニピュレータは、第10実施例と比べ
て、円環が小さくでき、内蔵物を多く入れられる。
お、第8〜11実施例では、通電加熱について述べてい
るが第1〜7実施例のような方法で、電熱ヒータによる
間接加熱を行うことも可能である。この場合は、通電線
を取り外し、電熱ヒータを配置すればよい。
【0071】以上説明したように、本実施例の多関節マ
ニピュレータは、1つのアクチュエータに発熱量の大き
い駆動用ヒータと発熱量の小さい予熱用ヒータを設ける
ことによって、回路サイクルがそれ程速くなく、周囲温
度が低い場合であっても安定した制御が可能な省線化制
御回路を提供できる。
【0072】また、本実施例の多関節マニピュレータ
は、1つのアクチュエータに複数のシフトレジスタを割
り当て、それらのスイッチングトランジスタをヒータに
対して、並列に設けることによって、ON状態のシフト
レジスタの数によって、ON抵抗が変り、ヒータの発熱
量を制御することが容易にできる。同様に、1つのアク
チュエータに複数のシフトレジスタとヒータを割り当
て、各ヒータのON/OFFを制御することにより、発
熱量をコントロールすることができる。この発熱量のコ
ントロールによって、回路サイクルがそれ程速くなくて
も安定した制御が可能な省線化制御回路を提供できる。
【0073】さらに、回路領域全面に高濃度埋め込み層
を形成して、その領域に到達するとレンチ分離領域が形
成される構造の制御回路を用いることにより、電気化学
エッチングを製造工程に含まずに駆動能力が大きいバイ
ポーラ構造の素子にも適用することができる。従って製
造工程の簡素化及び製造コストの低減が実現される。
【0074】また、本実施例の多関節マニピュレータ
は、複数の関節部を有する多関節管状構造体であり、そ
れらの関節部が球体と弾性体を用いた球状関節構造を成
し、簡素な構造で小型化が容易に可能である。また本発
明は、前述した実施例に限定されるものではなく、他に
も発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や応用が可
能であることは勿論である。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、周
囲温度に影響されず、且つ回路の動作サイクルが比較的
長い場合にあっても温度振幅が小さく安定した位置制御
が可能で、且つ応答性が高く、位置精度の高い多関節マ
ニピュレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例としての多関節マニピ
ュレータに用いられるCMOS回路領域を形成する基板
構造を示す図である。
【図2】第1実施例に用いられるCMOS集積回路の素
子構造を示す断面図である。
【図3】図2に示したCMOS集積回路の回路構成を示
す図である。
【図4】電熱線パターンを含む電子回路領域の接続構成
を示す図である。
【図5】図4に示した電子回路領域の電熱線パターン上
に形成された形状記憶合金薄膜パターンを含む電子回路
領域の接続構成を示す図である。
【図6】本発明による第2実施例としての多関節マニピ
ュレータに用いられるCMOS集積回路の素子構造を示
す図である。
【図7】本発明による第3実施例としての多関節マニピ
ュレータに用いられる駆動制御部の構成を示す図であ
る。
【図8】本発明による第4実施例としての多関節マニピ
ュレータに用いられる駆動制御部の構成を示す図であ
る。
【図9】本発明による第5実施例としての多関節マニピ
ュレータに用いられる駆動部材の構成を示す図である。
【図10】図9の駆動部を用いた駆動部材の構成例であ
る。
【図11】本発明による第6実施例としての多関節マニ
ピュレータに用いられる駆動部材の概略を説明するため
の図である。
【図12】本発明による第6実施例としての多関節マニ
ピュレータに用いられる駆動部材の構成を示す図であ
る。
【図13】本発明による第7実施例としての多関節マニ
ピュレータに用いられる駆動制御部の構成を示す図であ
る。
【図14】本発明による第8実施例としての多関節マニ
ピュレータの外観構成を示す図である。
【図15】第8実施例における弾性体と球状体の接続構
成を示す図である。
【図16】第8実施例の多関節マニピュレータに用いら
れる球状体の構造を示す図である。
【図17】第8実施例の多関節マニピュレータに用いら
れる管状体の構造を示す図である。
【図18】多関節マニピュレータの関節部の構造を示す
図である。
【図19】第8実施例の多関節マニピュレータに用いら
れる固定部材の構造を示す図である。
【図20】本発明による第9実施例としての多関節マニ
ピュレータを駆動する駆動部材の構成を示す図である。
【図21】本発明による第10実施例としての多関節マ
ニピュレータの外観構成を示す図である。
【図22】第10実施例の多関節マニピュレータの管状
体に挿入されたSMAワイヤの配置を示す図である。
【図23】第11実施例としての多関節マニピュレータ
に用いられる管状体に挿入されたSMAワイヤの配置を
示す図である。
【図24】多関節マニピュレータに用いられるSMAワ
イヤと管状体との固定方式の例を示す図である。
【図25】SMAワイヤの端部形状を示す図である。
【図26】湾曲した管状体に挿入されたSMAワイヤの
位置関係を示す図である。固定部材9
【図27】多孔を有する管状体の構造例を示す図であ
る。
【図28】多関節マニピュレータに用いられるSMAワ
イヤと管状体との固定方式の例を示す図である。
【図29】SMAワイヤの端部形状を示す図である。
【図30】SMAワイヤの端部形状の例を示す図であ
る。
【図31】従来のCMOS集積回路を形成する基板構造
を示す図である。
【図32】従来のCMOS集積回路の素子構造を示す断
面図である。
【図33】従来のCMOS集積回路の回路構成を示す図
である。
【図34】従来の電熱線パターンを含む電子回路領域の
接続構成を示す図である。
【図35】図34に示した電子回路領域の電熱線パター
ン上に形成された形状記憶合金薄膜パターンを含む電子
回路領域の接続構成を示す図である。
【図36】従来の多関節マニピュレータの制御方式を説
明するためのタイムチャートである。
【図37】従来の多関節マニピュレータの電熱ヒータと
制御回路の基本的な構成を示す図である。
【符号の説明】
1…P型低濃度半導体基板、2…N型低濃度領域、3…
Nウェル領域、4…Pウェル領域、5,36…フィール
ド酸化膜、6,37…ゲート電極、7,38…P型高濃
度拡散層、8,39…N型高濃度拡散層、9,40…第
1層間絶縁膜、10…第1金属配線層、11,42…第
2層間絶縁膜、12…D型フリップフロップ、13…ス
イッチング用トランジスタ、14,15,16,17,
18,19,20,22,24…端子領域、21…出力
同期信号線、31…P型半導体基板、32…P型高濃度
埋め込み層、33…N型の低濃度エピタキシャル層、4
3…D型フリップフロップ、46…入力GND線の端子
領域、47…入力同期信号線の端子領域、48…入力制
御線の端子領域、49…駆動線の端子領域、50…予熱
線の端子領域、51…出力電源線の端子領域、52…出
力GND線の端子領域、53…出力同期信号線、54…
出力同期信号線の端子領域、55…出力制御線の端子領
域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−261078(JP,A) 特開 昭61−46475(JP,A) 特開 昭60−37629(JP,A) 特開 平3−54378(JP,A) 実開 昭63−179083(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 19/00 F03G 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の関節部を有し、各関節部に形状記
    憶素子による駆動部を配した多関節マニピュレータにお
    いて、 前記形状記憶素子を駆動させるための第1の熱電変換制
    御手段と、 前記形状記憶素子を所望温度に保持させる予熱を与える
    第2の熱電変換制御手段と、を具備することを特徴とす
    る多関節マニピュレータ。
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