JP3181543U - ヘッドホンスタンド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドホンスタンドに掛けたままでも、ヘッドホンの音を正面方向に出して聞くことが出来るヘッドホンスタンド装置を提供する。
【解決手段】支柱8の下部側面の左右にそれぞれ側板9、10を設け、側板の更に下部側面の左右にそれぞれ保持板11、12を設ける手段により、重量のあるヘッドホン4の部分を保持板に乗せ、安定を保ち、重量の軽い部分を支柱上部に置くようにする。また支柱の両側面の側板のヘッドホンのイヤーパッド6が当る部分の中心部に穴をあけ、更に側板の前面に穴をあけ、穴と穴を空洞でつなぎ、音の通路を設ける手段により、ヘッドホンの音を正面から聞くことが出来る。
【選択図】図6
【解決手段】支柱8の下部側面の左右にそれぞれ側板9、10を設け、側板の更に下部側面の左右にそれぞれ保持板11、12を設ける手段により、重量のあるヘッドホン4の部分を保持板に乗せ、安定を保ち、重量の軽い部分を支柱上部に置くようにする。また支柱の両側面の側板のヘッドホンのイヤーパッド6が当る部分の中心部に穴をあけ、更に側板の前面に穴をあけ、穴と穴を空洞でつなぎ、音の通路を設ける手段により、ヘッドホンの音を正面から聞くことが出来る。
【選択図】図6
Description
本考案は、オーバーヘッドバンド型のヘッドホンを掛けて置くための、ヘッドホンスタンド装置に関する。
従来のオーバーヘッドバンド型のヘッドホンスタンド装置は、上部にあるヘッドホン掛けにヘッドホンを掛ける方法のものであり、ヘッドホン掛けに掛けることなく、支柱に添えるようにして、置くことが出来るものは無い。またそのような状態で、ヘッドホンの音を正面に出すことの出来るものは無い。
従来のヘッドホンスタンドの上部のヘッドホン掛けにヘッドホンのヘッドバンドを掛ける方法は、ヘッドホン掛けにヘッドホンの全重量が加わるため、安定性に欠け、それを支える為の、ヘッドホン掛けと支柱の強度を保つことが必要であり、更に支柱を安定して立てるために、支える台は倒れない為の重量と底面積が必要になる。またヘッドホンをヘッドホンスタンドに掛けたまま、ヘッドホンの音を出すと、従来のヘッドホンスタンドでは、左右のイヤーパッドが支柱両側面に接触したとき、音が密閉されるため、ヘッドホンユニットからの音は聞こえない。このためヘッドホンスタンドに掛けたままでも、ヘッドホンの音を正面方向に出して聞きたいという課題がある。
この課題を達成する為、本考案装置は、オーバーヘッドバンド型ヘッドホンを掛けるとき、ヘッドホンスタンドの支柱にそえるようにして置き、支柱の両側面に側板を設け、側板の更に側面に保持板を設ける手段により、重量のあるヘッドホンのヘッドホンユニット部及びイヤーパッドの部分を保持板に乗せ保持板下面で支え、安定を保ち、重量の軽いヘッドバンドの部分を支柱上部に置くようにする。また支柱の両側面の側板のヘッドホンのイヤーパッドが当る部分の中心部に穴をあけ、更に側板の前面に穴をあけ、穴と穴を空洞でつなぎ、音の通路を設ける手段により、ヘッドホンの音を正面から聞くことが出来るようにしたヘッドホンスタンド装置。
上記手段及び構成による本考案によれば、専用のヘッドホン掛けや台は不要となり、生産コストを抑えることができ、ヘッドホンを安定して置くことができる。更に側板の側面穴から入ったヘッドホンの音は、側板の前面の穴に出て来て、ヘッドホンの音をヘッドホンスタンドの正面にて聞くことが出来る。
以下、本考案を具体化した実施例を図1から図14を参照にして説明する。図1、図2、図3は、従来のヘッドホンスタンド装置の一実施例である。台3の中央部に支柱▲1▼2が固定され支柱▲1▼2の上部にヘッドホン掛け1が取り付けられている。図3はヘッドホンスタンド装置にヘッドホンを掛けたときの正面図である。ヘッドホンの重心は、上部のヘッドホン掛け1でつり上げられている為、安定性に欠ける。またイヤーパッド6が支柱▲1▼2の側面に接触し、この状態でヘッドホンより音を出したとき、ヘッドホンの音は密閉され、前面に出てこない事がわかる。図4から図14までは、本考案のヘッドホンスタンド装置の一実施例である。図4は正面図▲1▼、図5は側面図▲1▼である。中央に設けられた後ろ向きに任意の角度を持った板状の支柱▲2▼8の下部両側面には、右側板▲1▼9、左側板▲1▼10、右保持板11、左保持板12が固定される。夫々の材質は、木材、金属、プラスチック等限定するものではない。また夫々の固定方法は、ねじ、接着、溶着等限定するものではない。また成型や切削加工等の方法による一体製作の方法でも良い。右側板▲1▼9と左側板▲1▼10は、ヘッドホンのイヤーパッド6が側面に当る。形は半円形の形をしているが、この形に限らず、イヤーパッド6が側面に当る部分は円形が望ましいが、その形を超える部分は、円形の必要はない。右保持板11と左保持板12は、ヘッドホンの重量のあるヘッドホンユニット部7及びイヤーパッド6の部分を乗せる。形状はイヤーパッドの形状に合わせて曲線が望ましいが、限定するものではない。右側板▲1▼9、左側板▲1▼10、右保持板11、左保持板12の下面はヘッドホンを置いた時、ヘッドホンの重量を支え、左右に倒れるのを防ぐ役目を持つ。支柱▲2▼8の下面は、ヘッドホンを置いた時、主に支柱上部に接触するヘッドバンド5の重力を支え、後に倒れるのを防ぐ役目を持つ。図6はヘッドホンスタンド装置にヘッドホンを掛けた時の正面図▲1▼である。図7は支柱▲2▼8の右側構成を示す図である。図8は支柱▲2▼8の左側構成を示す図である。各構成部品は、夫々矢印で示した位置に固定される。図9は右側板▲2▼13の詳細を示す図である。右側板▲2▼13の右側面のイヤーパッド6が接触する中心部に右側板側面穴15が開けられ、右側板▲2▼13の前面に右側板前面穴17が開けられている。穴と穴は空洞でつなげられ、音の通路が出来ている。右側板側面穴15から入ったヘッドホンの音は、右側板前面穴17から音がでる。図10は左側板▲2▼14の詳細を示す図である。▲2▼14の左側面のイヤーパッド6が接触する中心部に左側板側面穴16が開けられ、左側板▲2▼14の前面に左側板前面穴18が開けられている。穴と穴は空洞でつなげられ、音の通路が出来ている。左側板側面穴16から入ったヘッドホンの音は、左側板前面穴18から音がでる。左右側板の側面穴径はイヤーパッド6の径より小さいものとする。図11は正面図▲2▼、図12は側面図▲2▼である。穴の開いた、右側板▲2▼13、左側板▲2▼14を使用している。図13はヘッドホンを掛けた時の正面図▲2▼、図14はヘッドホンを掛けた時の側面図▲2▼である。オーバーヘッドバンド型ヘッドホン4を、支柱▲2▼8に添えるようにして、置くことが出来る様子を示す。またイヤーパッド6は、右側板▲2▼13、左側板▲2▼14の側面に接触し、ヘッドホンの音は、右側板前面穴17、左側板前面穴18から、ヘッドホンスタンド正面に出すことができる様子を示す。また左右の音の通路は、別々に分離しているため、ステレオ感を保つことが出来る。
1 ヘッドホン掛け
2 支柱▲1▼
3 台
4 オーバーヘッドバンド型ヘッドホン
5 ヘッドバンド
6 イヤーパッド
7 ヘッドホンユニット部
8 支柱▲2▼
9 右側板▲1▼
10 左側板▲1▼
11 右保持板
12 左保持板
13 右側板▲2▼
14 左側板▲2▼
15 右側板側面穴
16 左側板側面穴
17 右側板前面穴
18 左側板前面穴
2 支柱▲1▼
3 台
4 オーバーヘッドバンド型ヘッドホン
5 ヘッドバンド
6 イヤーパッド
7 ヘッドホンユニット部
8 支柱▲2▼
9 右側板▲1▼
10 左側板▲1▼
11 右保持板
12 左保持板
13 右側板▲2▼
14 左側板▲2▼
15 右側板側面穴
16 左側板側面穴
17 右側板前面穴
18 左側板前面穴
Claims (2)
- 中央に設けられた後ろ向きに角度を持った板状の支柱と、ヘッドホンのイヤーパッドが側面に当る、支柱の下部両側面に設けられた側板と、側板の外側の下部側面に設けられたイヤーパッドを支える保持板とによる構成からなり、ヘッドホンを掛けたときに、重いヘッドホンのイヤーパッド部分を保持板に乗せ、軽いヘッドバンド部を支柱上部に乗せ、支柱に添えるようにして、置くことが出来、ヘッドホンの主な重量を、保持板で受け、保持板及び側板の下面で支えることにより、安定にヘッドホンを掛けることが出来るように成したことを特徴とするヘッドホンスタンド装置。
- 側板の側面のヘッドホンのイヤーパッドが当る部分の中心部に穴を開け、更に側板の前面に穴を開け、穴と穴を空洞でつなぎ、音の通路を設けることにより、ヘッドホンの音が正面から出るように成したことを特徴とする、請求項1のヘッドホンスタンド装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007376U JP3181543U (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | ヘッドホンスタンド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007376U JP3181543U (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | ヘッドホンスタンド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3181543U true JP3181543U (ja) | 2013-02-14 |
Family
ID=50425736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012007376U Expired - Fee Related JP3181543U (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | ヘッドホンスタンド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181543U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105451113A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-30 | 惠州市新耀胶粘材料有限公司 | 耳机架 |
CN105430551B (zh) * | 2015-12-25 | 2019-04-19 | 新昌县聚凯宝农业发展有限公司 | 新型耳机架 |
-
2012
- 2012-11-16 JP JP2012007376U patent/JP3181543U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105451113A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-30 | 惠州市新耀胶粘材料有限公司 | 耳机架 |
CN105451113B (zh) * | 2015-12-25 | 2019-04-12 | 新昌县惠赢凯贸易有限公司 | 耳机架 |
CN105430551B (zh) * | 2015-12-25 | 2019-04-19 | 新昌县聚凯宝农业发展有限公司 | 新型耳机架 |
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