JP3181514U - 顕微鏡の照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顕微鏡の照明装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2つの強度最大及び強度最大間に配置された強度最小を有する第1の強度スペクトルの光をもたらす第1のLED10と、第1の強度スペクトルの強度最小領域に強度最大をそれぞれ有するさらなる強度スペクトルK2の光をもたらす少なくとも1つのさらなる第2のLED20と、第1のLED10の光と少なくとも1つのさらなる第2のLED20の光とを結合する装置30とを有する、顕微鏡200の照明装置100であって、照明装置100により、第1の強度スペクトルの光と、さらなる強度スペクトルのそれぞれの光とで構成される結合強度スペクトルを有する照明光を生成することができる、照明装置100。
【選択図】図4

Description

本考案は、顕微鏡の照明装置に関する。
細胞診及び病理学では、例えば、染色された標本が、通常、透過光明視野照明を用いて顕微鏡下で調べられる。顕微鏡下で調べられる標本の色は、診断の重要な基準である。
ここ10年間、ハロゲン灯が、顕微鏡において、例えば、透過光明視野照明の照明手段として使用されている。ハロゲン灯が発する光は主に、黒体放射体(完全放射体)の連続スペクトルに対応する。通常、発せられる放射線の赤外線範囲を大きく減衰させる熱保護フィルタが、ハロゲン灯と共にランプ筐体内に組み込まれる。多くの場合、吸収ガラス(KG1、2mm厚)が、熱保護フィルタとして使用される。結果として生成される照明の連続スペクトルにより、ユーザは染色の確実な評価に辿り着くことができる。
特定の光源を用いた照明下で色を評価するために、いわゆる演色評価数(CRI)が重要である。これは、同じ相関色温度の光源の色再現性の品質を記述するために使用することができる測光値を意味する。最高で色温度5,000Kまでの演色品質を評価するために使用される基準は、対応する色温度の黒体放射体により発せられる光である。5,000Kを超える色温度では、昼光と同様のスペクトル分布が基準として使用される。例えば、2,700Kの温度を有する黒体放射体のスペクトルが、それ自体が完全放射体に近い近似である家庭の白熱灯の演色の計算に使用される。可視波長範囲内の同じ(相関する)色温度の黒体放射体のスペクトルを完全に複製する各光源は、100の演色評価数を達成する。白熱電球のようなハロゲン灯は、最高で100の演色評価数を達成し得る。
顕微鏡法では、ハロゲン灯はますます、既知の利点を有する発光ダイオード(以下、LED)に取って代わられつつある。これらの利点としては、光の放射がより高く、消費電力がより低く、寿命がより長いことが挙げられる。白色光LEDが主に、透過光照明に使用される。標準の商用白色光標準LED、青色、紫色、又はUV−LEDが、一体型帯青ユニットとして、筐体内で光輝性材料と組み合わせられる。通常、黄色の蛍光基板と組み合わせられた青色LEDが使用される。いくつかの異なる蛍光基板(通常、赤、緑、及び青)を有するUV−LEDを使用することもできる。加法混色法の原理によれば、白色光はこの種のLEDを用いて生成される。そうして生成される成分は良好な演色性を有し、70〜90の演色評価数を有する。しかし、白色光LEDは連続スペクトルを発しない。青色LEDに基づく白色光LEDは、例えば、青色スペクトル範囲(約450nm)で強い放射を有し、青−緑(約500nm)で最小の放射を有し、そこから波長が高くなるにつれて強い放射範囲を有し、約550nmで最大になり、約650nmで急激に低下する。
500nmでの強度最小と約450nmでの強度最大との比率は、LEDの種類に応じて約10〜20%である。この主の非連続スペクトルを標本の照明として使用する場合、色の評価はより困難であり、ハロゲン灯を使用する顕微鏡照明により得られる実験値からずれる。
(特許文献1)はこの問題に対処する。昼光に可能な限り対応する連続スペクトル分布を提供するために、この刊行物は、フィルタを使用して、上述した強度最大の範囲をより低く、ほぼ同一の強度に調整することを提案する。このようにして、連続スペクトルをシミュレートすることができるが、昼光の連続スペクトルにいくらかのみしか対応しない。別の欠点は、そのようなフィルタの使用に付随する強度の損失である。この理由により、使用される白色光LEDは非常に強力である必要があり、高いエネルギーコスト、顕微鏡内でのより大きな発熱、及び嵩張る構築(必要な冷却手段又はファンにより)に繋がる。
DE 10 2007 022 666 A1
したがって、本考案の課題は、昼光スペクトルに実質的に対応するか、又は観測者によりそのように知覚される、可能な限り連続したスペクトルを効率的に生成することができる強力な照明を顕微鏡に提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を有する照明装置、請求項10の特徴を有する照明方法、及び請求項11の特徴を有する顕微鏡により解決される。
強度スペクトルが互いに相補的な少なくとも2つのLEDを有する顕微鏡の照明を実施する新規の対策により、強度を失わずに連続スペクトル、特に昼光スペクトルを模倣することが可能である。したがって、従来の解決策と比較して、LED出力のサイズは小さく、エネルギー消費の低減及び発熱の低減に繋がる。従来技術による解決策においてある程度使用する必要があるいかなる除熱手段も冷却手段も必要ない。本考案は、第1のLEDの強度最小の領域において強度最大を有する少なくとも1つの他のLEDの使用により補われる第1のLEDの強度最小をもたらす。特に、この種の別のLEDの強度最大は、第1のLEDの強度最小の場所の可能な限り近く、例えば、この最小を中心とした+/−5〜10nmの範囲内に配置し得る。有利なことには、第1のLEDの強度最小の範囲内に強度最大を有する2つ以上の、例えば、3つの他のLEDの提供により、この種の第1のLEDの強度最小を補償することも可能である。例えば、第1のLEDの最小の波長よりも低い波長で強度最大を有する第1の追加のLEDと、第1のLEDの強度最小の領域に強度最大を有する第2のLEDと、第1のLEDの最小波長よりもいくらか高い波長に強度最大を有する第3のLEDとを使用することも考えられる。
第2のLEDの強度最大が第1のLEDの強度最小の範囲内にあるべきという規則は、特に、第1のLEDの強度最小の所望の補償を達成するために、これらの極値の位置の差が10nm以下であるべきことを意味するものとして解釈されるべきである。
本考案の有利な実施形態は、下位請求項の趣旨である。
第1のLEDが、約450nm及び約570nmに強度最大を有し、約500nmに強度最小を有する白色光LEDとして実施され、追加のLED又は第2のLEDが、約500nmに強度最大を有する青緑LEDとして実施されることが好ましい。
通常使用され得るか、又は好ましい白色光LEDの例として、約500nmに顕著な最小を有する、(公序良俗違反につき、不掲載)の「自然白色」LEDを参照する。使用し得る好ましい青緑LEDの例として、例えば、500nmに顕著な最大を有する、(公序良俗違反につき、不掲載)のLEDを参照する。これらの2つのLED型の強度スペクトルは互いを補うため、フィルタを使用せずに(すなわち、濾波せずに)、昼光スペクトルに大方対応する連続強度スペクトルを生成することが可能である。
好ましくは、第1のLED及び少なくとも1つの追加のLEDからの光を結合する装置は、多色ビームスプリッタ(スプリッタ反射器)として実施される。この種のビームスプリッタは、定義されたスペクトル範囲の光を反射しながら、このスペクトル範囲外の光を透過するという特性を有する。
ビームスプリッタの透過特性及び反射特性は、好ましくは、選択されたLEDのスペクトルパターンに密に対応するように選ぶことができる。
特に、ビームスプリッタが、第1のLEDの強度スペクトルと追加のLEDの強度スペクトルとが交差する波長間のみを透過又は代替として反射することが好ましい。特に、これは、第1のLEDの強度スペクトルと第2のLEDの強度スペクトルとが交差する波長間で透過性を有し、他のスペクトル範囲で反射性を有するか、又は代替として、第1のLEDの強度スペクトルと第2のLEDの強度スペクトルとが交差する波長間で反射性を有し、その他のスペクトル範囲で透過性を有するように、多色ビームスプリッタが実施されることを意味する。このようにして、第1の強度スペクトルの光と第2の強度スペクトルの光又は任意の追加の強度スペクトルの光とで構成される結合強度スペクトルを有する照明光が得られる。
好ましくは、ビームスプリッタは、約480nm〜520nmのスペクトル範囲を透過し、このスペクトル範囲外を反射するように選択される。ビームスプリッタが約480nm〜520nmのスペクトル範囲を反射し、この範囲外を透過することも可能である。
特に好ましくは、ビームスプリッタに入射して、このビームスプリッタから反射される角度は、20°〜50°、好ましくは20°〜35°、より好ましくは30°に調整される。
本明細書では、入射角は、従来の用語により、入射光の中心光線とビームスプリッタの表面の法線との角度を意味する。通常、45°の入射角が使用される。選ばれる入射角が小さいほど、スプリッタ反射器の透過と反射との遷移が急になる。したがって、透過と反射との遷移を特に精密に定義し、より穏やかな、すなわち、より平坦な遷移を伴う強度の損失を最小化することが可能である。
光を結合する装置(ビームスプリッタ)から発せられる照明光が、少なくとも1つのレンズを通して顕微鏡に結合されることが好ましい。
本考案による照明装置は、従来の獣類のすべての範囲の顕微鏡内で使用し得るが、本明細書では、純粋に例として、明視野照明、暗視野照明、透過光照明、及び暗光照明を参照し、これらは、例えば、透過光明視野照明として互いに従来通りに組み合わせて使用することもできる。
実際には、まず、例えば、適した分光計を使用して、使用すべき白色光LEDのスペクトル放射を厳密に特定することができる。少なくとも1つの適した追加のLEDがこのために選択される。
白色光LED及び追加で使用すべきさらなるLEDのスペクトルパターンの詳細は、例として以下に説明される実施形態において見出すことができる。
上述した特徴及びまだ説明されていない特徴は、指定される特定の組み合わせのみならず、本考案の枠組みから逸脱せずに、他の組み合わせ又は単独でも使用可能なことが理解されよう。
本考案は、例として、添付図面に実施形態により概略的に示され、図面を参照して詳細に後述される。
白色光LED(連続線)及び青−緑LED(破線)の典型的な強度スペクトルを示す。 図1によるLEDの強度スペクトルで構成される、本考案の好ましい実施形態により提供される照明光の強度スペクトルを示す。 図2によるが、青−緑LEDが強度最大の周囲により広いピークを有するLEDで置換された複合強度スペクトルを示す。 顕微鏡と一緒に、本考案による照明装置の好ましい実施形態を示す。
図1は、波長(ナノメートル単位)に対して描画された異なるLEDの2つの強度パターン又はスペクトルを概略的に示す。示される強度は100に標準化される。示される波長範囲はおおよそ430〜750nm、ひいては紫から青、緑、黄、橙、そして赤への可視波長範囲を含む。
連続線で記される曲線K1は、青色波長範囲で放射し、例えば、変換着色剤を励起させて、緑−黄スペクトル範囲で発光させる白色光LEDの典型的なスペクトルパターンを示す。相応して、青色波長範囲での曲線K1の最初の最大は約450〜460nmであり、緑−黄スペクトル範囲での2番目の最大は約550〜580nmである。2番目の最大の範囲が1番目の最大よりも広いことが分かる。これらの最大の間に、最小が約500nmにある。同種の様々な白色光LEDの場合(この場合、変換着色剤を有する青色LED)、スペクトルパターンの最大及び最小の位置及び高さが異なり得る。スペクトルパターン内で同様の最大及び最小を有するLEDは、製造業者により特定の色ランクに割り振られる。
昼光スペクトルは、図1に示されず、特に約450nm〜650nmで比較的均一(連続した)強度パターンを有する。これから直接、500nm前後の範囲に示される白色光LEDのスペクトルK1が、十分に高い程度までは昼光スペクトルを複製できないことが分かる。
破線の曲線K2は、厳密に500nm前後の範囲にスペクトル強度最大を有する第2のLED、すなわち、青−緑LED、例えばOsram LV W5SN型の青−緑LEDのスペクトルパターンを表す。本考案の概念は、曲線K1及びK2による強度スペクトルを互いに結合して、実質的に連続したスペクトルを生成可能なことである。
図2は、図4を参照して後述される装置を使用して得られ、K3として示される、図1を参照して上述した2つのLEDの複合強度スペクトルを示す。図1による白色光LEDのみを使用して可能な強度スペクトルよりもはるかに均一な強度スペクトルを可視スペクトル範囲、すなわち、約450〜650nmで生成できることが分かる。したがって、本考案によれば、この強度スペクトルK3を有する顕微鏡の照明光が提供される。
すでに述べた2つのLEDの強度スペクトルの重ね合わせ又は結合により達成可能な強度スペクトルは、生理学的に昼光におおよそ対応する強度分布を構成する。残っている強度最小はあまりに狭いため、人間の目には問題ではない。さらなるLED(例えば、470nm及び/又は530nmに強度最大を有する)を追加使用することにより、生成される強度スペクトルを昼光の強度分布のさらに近くに近似することが可能である。
図3は複合強度スペクトルK4を示し、このスペクトルK4では、図2の第2のLEDが、実際に同じ波長に強度最大を有するが、最大前後の強度パターンがはるかに広いLEDで置換されている。強度最小が図2と比較して高い強度を有することが分かる。
図4では、本考案による照明装置の好ましい実施形態は全体的に100で示される。この照明装置100は、照明光を顕微鏡200に結合するために使用される。顕微鏡については、本明細書では特に説明しない。照明装置の範囲内で関連するいくつかの構成要素について、手短に考察するだけである。
照明装置100は、白色光LEDとして提供される第1のLED10を有する。照明装置100は、青−緑LEDとして提供される第2のLED20も有する。第1のLED10から発せられた光は、レンズ12を通して多色ビームスプリッタ30に向けられ、多色ビームスプリッタ30で光は2つの強度最大の波長範囲で反射する。第1のLED10の最小のスペクトル範囲、すなわち、おおよそ40nm〜520nmでは、多色ビームスプリッタ30は透過性であり、したがって、この光を透過する。ビームスプリッタ30から反射された後、LED10から発せられた光は光軸202に沿って伝播する。
第2のLED20から発せられた光も、第2のレンズ22を通った後、多色ビームスプリッタ30に衝突するが、多色ビームスプリッタ30によりほぼ完全に、すなわち、480nm〜520nmの範囲で透過し、又は通される。換言すれば、多色ビームスプリッタ30は、第2のLED20が発した波長の光を透過するように実施される。第2のLED20は光軸202上に配置される。したがって、ビームスプリッタ30により透過される、第2のLED20からの光も、この光軸202に沿って伝播する。したがって、全体的に、第1のLED10からの反射光とLED20の透過光とが重なり合う。この光は、顕微鏡200の照明光を構成する。照明光は、別のレンズ40を通して光軸202に沿って顕微鏡200に結合される。
図4に示される実施形態では、照明光は偏向反射器204に衝突し、偏向反射器204により下方に、顕微鏡スライド206上に保持された物体208に向けて偏向される。したがって、照明光は、示される実施形態によれば、透過光照明光として使用される。もちろん、照明装置100により提供される光をダウンライト照明等の範囲内で使用することも可能である。
図4は、第1のLED20から発せられ、多色ビームスプリッタ30に衝突する光の入射角が45°未満であることも示す。入射角とは、LED10が発した光の中心光線10aと、反射器30の表面の法線30aとの角度を指す。しかし、特定の実施形態では、より小さな入射角、例えば、30°が好ましい。このように入射光がより小さい場合、多色ビームスプリッタ30の反射−透過遷移に得られる遷移(側面)は急になる。このようにして、LED10から発せられる光の強度損失を最小化することができる。
変更された構造によれば、両方又はいくつかのLEDを光軸202上に実質的に配置することも可能なことに留意されたい。この場合、多色ビームスプリッタを省くことができる。さらに、ビームスプリッタでの強度損失又はビームスプリッタの使用に起因する強度損失を回避することができる。
10 第1のLED
12 レンズ
20 第2のLED
22 レンズ
30 多色ビームスプリッタ
40 レンズ
100 照明装置
200 顕微鏡
202 光軸
204 偏向反射器
206 顕微鏡スライド
208 物体
K1 第1の強度スペクトル
K2 第2の強度スペクトル
K3 結合強度スペクトル
通常使用され得るか、又は好ましい白色光LEDの例として、約500nmに顕著な最小を有する、「自然白色」LEDがある。使用し得る好ましい青緑LEDの例として、例えば、500nmに顕著な最大を有するLEDがある。これらの2つのLED型の強度スペクトルは互いを補うため、フィルタを使用せずに(すなわち、濾波せずに)、昼光スペクトルに大方対応する連続強度スペクトルを生成することが可能である。

Claims (9)

  1. 少なくとも2つの強度最大及びこれら強度最大間に配置された強度最小を有する第1の強度スペクトル(K1)で放射する第1のLED(10)と、前記第1の強度スペクトル(K1)の強度最小の範囲に強度最大をそれぞれ有するさらなる強度スペクトル(K2)を有する光を放射する少なくとも1つのさらなるLED(20)と、前記第1のLED(10)の光と前記少なくとも1つのさらなるLED(20)の光とを結合する装置(30)とを有する、顕微鏡(200)の照明装置(100)であって、前記装置(30)は、前記第1の強度スペクトルの非濾波光と、前記さらなる強度スペクトルのそれぞれの非濾過光とで構成される、連続する結合昼光近似強度スペクトル(K3)を有する照明光をもたらす、照明装置。
  2. 前記第1のLED(10)が、約450nm及び570nmに強度最大を有し、約500nmに強度最小を有する白色光LEDとして具現化され、約500nmに強度最大を有する青−緑LEDとして具現化されるさらなるLED(20)が与えられることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1のLED(10)の光と前記少なくとも1つのさらなるLED(20)の光とを結合する装置(30)が、多色ビームスプリッタ(30)として具現化されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記多色ビームスプリッタ(30)が、前記第1のLED(10)の強度スペクトルと第2のLED(20)の強度スペクトルとが交わる波長間を透過し、その他のスペクトル範囲は反射するように設けられ、又は代替として、前記第1のLED(10)の強度スペクトルと前記第2のLED(20)の強度スペクトルとが交わる波長間を反射し、これらの他のスペクトル範囲を透過するように設けられることを特徴とする、請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記ビームスプリッタ(30)が、約480〜520nmのスペクトル範囲を透過し、その他のスペクトル範囲を反射するように設けられることを特徴とする、請求項3又は4に記載の照明装置。
  6. 前記ビームスプリッタ(30)が、約480〜520nmのスペクトル範囲を反射し、その他のスペクトル範囲を透過するように設けられることを特徴とする、請求項3又は4に記載の照明装置。
  7. 前記ビームスプリッタ(30)に衝突し、前記ビームスプリッタ(30)から反射される光の入射角が20°〜50°であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記装置(30)により結合される複合強度スペクトル(K3)を有する照明光を、少なくとも1つのレンズ(40)を通して前記顕微鏡に結合することができることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の照明装置(100)を有する顕微鏡(200)。
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