JP3181453U - 体位固定具及び体位固定補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者の体格に応じて安楽な体位となるように調整し、その体位を維持して固定可能な体位固定具及び体位固定補助具を提供する。
【解決手段】体位固定具1は、複数の突起による凹凸面を有し、患者の後頭部を位置させる孔が形成されており、孔に後頭部を位置させることで、頭部の転動を抑え、頭部の自由な回動が抑止される。また、体位固定補助具4は、複数の突起による凹凸面を有し、体位固定補助具4の凹凸面と体位固定具1の凹凸面とを当接して体位を固定可能にする。
【選択図】図5
【解決手段】体位固定具1は、複数の突起による凹凸面を有し、患者の後頭部を位置させる孔が形成されており、孔に後頭部を位置させることで、頭部の転動を抑え、頭部の自由な回動が抑止される。また、体位固定補助具4は、複数の突起による凹凸面を有し、体位固定補助具4の凹凸面と体位固定具1の凹凸面とを当接して体位を固定可能にする。
【選択図】図5
Description
本考案は、患者の体格に適応して安楽な体位を固定可能な体位固定具及び体位固定補助具に関する。
仰臥位での手術を施す際には、頚部前屈かつ頭部後屈の体位とするために、頭の下に枕を入れることが多い。枕には、角枕、ゴム製の枕、ドーナツ型の枕などがあるが、頭部の転動を抑え、頭部の自由な回動が抑止されるようになっているものが好ましい。これは、通常、人体では、頭の向きと身体の向きが一致するような性状があるため、頭部の回動が抑止されることにより患者の身体の転動を防止できるとされているからである。
しかしながら、既成の枕によっては、様々な患者の体格に適応することができず、最適な体位によって手術が行われているとはいえなかった。また、ドーナツ型(円座)の枕は、手術中に患者の頭部に褥瘡が発生することもあった。
本考案は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、患者の体格に応じて安楽な体位となるように調整し、その体位を維持して固定可能な体位固定具及び体位固定補助具を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本考案は、以下のものを提供する。
(1) 複数の突起による凹凸面を有し、患者の後頭部を位置させる孔が形成された、屈曲自在かつ略四角形状の体位固定具。
本考案によれば、複数の突起による凹凸面が体にフィットするとともに、孔に患者の後頭部を位置させることで頭部の回動を抑止することができる。
(2) 複数の突起による凹凸面を有する略四角形状の体位固定補助具であって、前記凹凸面と屈曲された前記体位固定具の凹凸面とを当接して体位を固定可能にする体位固定補助具。
本考案によれば、凹凸面同士を当接することにより体位固定具と体位固定補助具のズレを防止し、体位を維持して容易に固定することができる。
以上説明したように、本考案の体位固定具によれば、頭部の回動を抑止するとともに、屈曲した厚みによって頚部前屈かつ頭部後屈の体位となるように容易に調整することができる。また、本考案の体位固定補助具によれば、体位固定具の屈曲領域を固定し、安楽な体位を維持することができる。
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る体位固定具1の概略図であって、略四角形状の体位固定具本体2には、患者の後頭部(特に項部)を位置させる孔3が形成されている。体位固定具本体2は、屈曲自在でクッション性の良好な素材、例えばポリウレタン素材を用いることができる。ポリウレタン素材によって体圧分散に優れている。また、帯電防止加工や防水加工を施すことにより、手術中の使用も容易となる。
図2は、本考案の実施の形態に係る体位固定補助具4の概略図であって、略四角形状をなしている。体位固定補助具4は、屈曲自在でクッション性の良好な素材、例えばポリウレタン素材を用いることができる。ポリウレタン素材によって体圧分散に優れている。また、帯電防止加工や防水加工を施すことにより、手術中の使用も容易となる。
図3は、本考案の実施の形態に係る体位固定具1又は体位固定補助具4の断面図であって、体位固定具1及び体位固定補助具4は、複数の突起による凹凸面5を有している。なお、複数の突起は、図3に示す山形状の他、四角状など、種々の形状をとることができる。また、片面に凹凸面5を有し、その反対面は平坦面6であってもよく(図3(a))、両面に凹凸面5を有していてもよい(図3(b))。
図4は、本考案の実施の形態に係る体位固定具1及び体位固定補助具4の使用例であって、角枕7の上部に体位固定補助具4を載せ、体位固定補助具4の上部に体位固定具1を載せて使用する。患者の後頭部を孔3に位置させ、角枕7や体位固定具1の屈曲位置を調整することにより、気道確保が行いやすい頚部前屈かつ頭部後屈の体位とする。
図5は、本考案の実施の形態に係る体位固定具1及び体位固定補助具4の使用例であって、体位固定補助具4の上部に体位固定具1を載せて使用する。患者の後頭部を孔3に位置させ、体位固定具1の屈曲位置を調整することにより、頚部前屈かつ頭部後屈の体位とする。なお、図4から図5の状態に移す際には、角枕7を除去するだけでもよい。
本考案に係る体位固定具及び体位固定補助具は、頭部の回動を抑止して安楽な体位を維持することができ、手術の迅速化に寄与することが可能なものとして有用である。
1 体位固定具
2 体位固定具本体
3 孔
4 体位固定補助具
5 凹凸面
6 平坦面
7 角枕
2 体位固定具本体
3 孔
4 体位固定補助具
5 凹凸面
6 平坦面
7 角枕
Claims (2)
- 複数の突起による凹凸面を有し、患者の後頭部を位置させる孔が形成された、屈曲自在かつ略四角形状の体位固定具。
- 複数の突起による凹凸面を有する略四角形状の体位固定補助具であって、
前記凹凸面と屈曲された請求項1記載の凹凸面とを当接して体位を固定可能にする体位固定補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007195U JP3181453U (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 体位固定具及び体位固定補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007195U JP3181453U (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 体位固定具及び体位固定補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3181453U true JP3181453U (ja) | 2013-02-07 |
Family
ID=50425659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012007195U Expired - Fee Related JP3181453U (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 体位固定具及び体位固定補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181453U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019122743A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-07-25 | 有限会社シマヅ化成 | 医療機器用緩衝パッド |
JP7431482B1 (ja) | 2023-06-30 | 2024-02-15 | 株式会社ジスクリエーション | 枕 |
-
2012
- 2012-11-28 JP JP2012007195U patent/JP3181453U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019122743A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-07-25 | 有限会社シマヅ化成 | 医療機器用緩衝パッド |
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