JP3181110U - 販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム - Google Patents

Abstract

【課題】販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムを提供することを課題とする。
【解決手段】入力装置と販売時点情報管理ＰＣとタッチスクリーンと、を含む販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムであって、入力装置が入力を受信すると共に入力信号に変換する。ストレージ装置が従業員データベースを保存する。コントローラが入力信号を受信すると共に身分情報として識別し、且つ、従業員データベースに基づいて身分情報を認証することで認証結果を生成し、認証結果に基づき勤怠記録をストレージ装置に保存する。身分情報が販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムのオペレータに対応した時、コントローラはこの身分情報で販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムにログインする。タッチスクリーンは、タッチ方法で販売時点情報管理ＰＣを操作して決済取引を行うことを提供する。
【選択図】図１

Description

本考案は、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムに関し、特に、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムに関する。

現在、販売時点情報管理（Ｐｏｉｎｔ ｏｆ ｓａｌｅ、ＰＯＳ）システムは、例えばデパート或いはスーパーマーケット等の商業施設のような大規模で多種類の物品の販売及び倉庫管理を行う場所において大幅に使用されている。

これらの商業施設には一般的に勤怠管理システムが設置され、指紋、カード或いはパスワード等の身分識別方式を通じて人員の出勤打刻と退勤打刻を行うことで、従業員の出勤状況を記録する。

しかしながら、既存の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムと勤怠管理システムは独立して設けられ、且つ各自独立したＰＣと端末装置を有するため、ハードウエアの管理が極めて困難になっている。販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムと勤怠管理システムのデータ及び設定も各々分けて管理しなければならない。

そこで、本考案は上記のような従来技術の問題点に鑑みて、従来の技術に存在する販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムと勤怠管理システムの独立管理という困難な問題を解決するための販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムを提供することを目的とする。

本考案の一実施例では入力装置と販売時点情報管理ＰＣとタッチスクリーンと、を含む販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムを提供する。

タッチスクリーンは、販売時点情報管理ＰＣに接続される。販売時点情報管理ＰＣは入力装置に接続され、コントローラとストレージ装置とを含む。コントローラはストレージ装置に接続される。

入力装置が入力を受信すると共に入力信号に変換する。ストレージ装置が従業員データベースを保存する。コントローラが入力信号を受信すると共に身分情報として識別し、且つ従業員データベースに基づいて身分情報を認証することで認証結果を生成し、認証結果に基づき勤怠記録をストレージ装置に保存する。身分情報が販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムのオペレータに対応した時、コントローラはこの身分情報で販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムにログインする。タッチスクリーンは、タッチ方法で販売時点情報管理ＰＣを操作して決済取引を行うことを提供する。

本考案に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムは、同一の販売時点情報管理システムにおいて決済取引と勤怠管理の二重機能を実現でき、且つ従来の勤怠管理システムと販売時点情報管理システムの二者が別々独立しているためシステム管理が困難であったという欠点を克服できる。

本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムを示すブロック図である。 本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムの外観を示す図である。 本考案の他の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムを示すブロック図である。 本考案の他の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムを示すブロック図である。

図１は、本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００を示すブロック図である。図２は、本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００の外観を示す図である。

図１に示すように、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００は、入力装置１１０と販売時点情報管理ＰＣ１２０とタッチスクリーン１３０と、含む。

タッチスクリーン１３０は、販売時点情報管理ＰＣ１２０に接続される。販売時点情報管理ＰＣ１２０は入力装置１１０に接続され、コントローラ１２１とストレージ装置１２２とを含む。コントローラ１２１はストレージ装置１２２に接続される。

入力装置１１０が入力２００を受信すると共に入力信号２１０に変換する。ストレージ装置１２２が従業員データベース１２３を保存する。コントローラ１２１が入力信号２１０を受信すると共に身分情報として識別し、且つ従業員データベース１２３に基づき身分情報を認証することで認証結果を生成し、また認証結果に基づき勤怠記録１２４をストレージ装置１２２に保存する。
身分情報が販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータに対応した時、コントローラ１２１は身分情報で販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００にログインする。タッチスクリーン１３０は、タッチ方法で販売時点情報管理ＰＣ１２０を操作して決済取引を行うことを提供する。これを介して販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータは、出勤打刻しながら販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００にログインできる。

図２に示すように、前記入力装置１１０は、キーボード１１２、磁気ストライブカードリーダー１２４或いは指紋認識装置、バーコードリーダー、チップカードリーダー及び無線通信を使った識別技術（ＲＦＩＤ）読取装置等その他身分識別装置とすることができる。よって、前記入力装置１１０に対応して、入力２００が異なる形態とすることができる。
例えば、入力装置１１０はキーボード１１２の場合、入力２００がキー入力（身分情報が従業員のアカウントとパスワード）とすることができる。入力装置１１０は磁気ストライブカードリーダー１１４の場合、入力２００が磁気カード（身分情報が従業員の磁気カード番号）とすることができる。

前記ストレージ装置１２２は、ハードディスクドライブ（Ｈａｒｄ ｄｉｓｋ ｄｒｉｖｅ、ＨＤＤ）或いはソリッドステートディスク（Ｓｏｌｉｄ ｓｔａｔｅ ｄｒｉｖｅ、ＳＳＤ）とすることができる。

一実施例において、前記コントローラ１２１はシステムオンチップ（Ｓｙｓｔｅｍ Ｏｎ Ｃｈｉｐ、ＳＯＣ）又は中央処理装置（ＣＰＵ）として接続できる。

一実施例において、ストレージ装置１２２には、販売時点情報管理システムプログラムを保存し、コントローラ１２１で実行する。販売時点情報管理システムプログラムには、商品ユーザインターフェースと勤怠管理ユーザインターフェースとを含み、並びにタッチスクリーン１３０或いは他のスクリーンに表示される。商品ユーザインターフェースは、在庫管理、在庫検索、決済取引等の操作のために用いられる。勤怠管理ユーザインターフェースは、勤怠管理に用いられる。

一般的な状況において、コントローラ１２１が商品ユーザインターフェースを実行して決済取引を行うことができる。入力信号２１０を身分情報と識別した時、コントローラ１２１が勤怠管理ユーザインターフェースを実行し、身分情報を認証してから、勤怠管理ユーザインターフェースに、認証に成功、認証に失敗、出勤打刻時刻或いは／及び退勤打刻時刻等といった認証結果が表示される。

一実施例において、勤怠記録１２４は識別を経た身分情報と入力装置１１０が入力２００を受信した当時の時刻とを含む。勤怠記録１２４は出勤打刻記録と退勤打刻記録とを含む。

二人のオペレータのシフト交代状況において、身分情報が販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００の次時間帯のオペレータに対応した時、コントローラ１２１が該オペレータの出勤打刻記録をストレージ装置１２２に保存し、また対応する身分情報ログイン前の別のオペレータの退勤打刻記録をストレージ装置１２２に保存する。

前記従業員データベース１２３には、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータの従業員情報を含むが、本考案の実施例はこれに限らない。従業員データベース１２３にも非販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータ（例えばレストランのコック）の従業員情報も含むことができる。
コントローラ１２１により身分情報が非販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータに対応する従業員を認証した時、出勤打刻記録或いは退勤打刻記録をストレージ装置１２２にも保存できる。ここで、従業員情報には従業員番号或いは／及び従業員氏名を含むことができる。

言い換えると、本考案の実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００は、従業員全員の出勤打刻或いは退勤打刻の勤怠管理に使用でき、同時に販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータにとって、該オペレータの出勤打刻或いは退勤打刻に基づき販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００に自動的にログイン又はログアウトできる。

ここで、前記認証結果は、身分情報が販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータ若しくは非販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータに対応できる。また認証結果で認証に間違うと、つまり身分情報により営業拠点に対応する従業員と認められない。

図３は、本考案の他の実施例に基づく販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００を示すブロック図である。

図３に示すように、ストレージ装置１２２は、オペレータの交替勤務表１２５も保存する。コントローラ１２１がオペレータの交替勤務表１２５及び従業員データベース１２３に基づいて前記身分情報を認証することで、該身分情報が次時間帯のオペレータとなっているかどうかを判断する。身分情報が次時間帯のオペレータに対応した時、コントローラ１２１が該身分情報で販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００にログインする。

一実施例において、ストレージ装置１２２は、取引情報１２６を更に含む。コントローラ１２１が前記身分情報で販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００にログインした後、決済取引過程においてコントローラ１２１が取引情報１２６をストレージ装置１２２に保存する。取引情報１２６は、商品品目、商品数量、取引額、購買者或いは／及びオペレータの身分情報等の内容を含むことができる。

図４は、本考案の他の一実施例に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００を示すブロック図である。

図４に示すように、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００は、サーバー１４０を更に含むことができる。そこで、販売時点情報管理ＰＣ１２０とサーバー１４０には、ネットワークモジュール（図示略）を含むものとするが、これに限定されることはなく、これを介して通信リンクし、サーバー１４０が販売時点情報管理ＰＣ１２０のストレージ装置１２２内の情報を取得させることができる。

販売時点情報管理ＰＣ１２０のネットワークモジュールとサーバー１４０のネットワークモジュールの間に有線ネットワーク（イーサネット（登録商標））、無線ネットワーク（例えばＩＥＥＥ８０２．１１仕様に適合するいずれかのバージョン）又はその組み合わせを利用して相互通信できる。

前記有線ネットワーク、無線ネットワーク或いはその組合わせは、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ、Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）又はインターネット（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ）とすることができる。つまり、営業拠点内に同一のサーバー１４０と通信接続する複数台の販売時点情報管理ＰＣ１２０を設置できる。若しくは、異なる営業拠点に少なくとも１台の販売時点情報管理ＰＣ１２０をそれぞれ設置でき、これら販売時点情報管理ＰＣ１２０をリモートサイトのサーバー１４０に通信接続することで、業者が各支店について管理を行うことに供する。

サーバー１４０は販売時点情報管理ＰＣ１２０に接続され、身分情報でログインしていた期間の取引情報１２６を分析して従業員の実績レポート、売上レポート或いは労働力再配置アドバイスを生成する。

つまり、サーバー１４０は、各取引情報１２６に基づき各オペレータの作業期間における売上を統計でき、従って前記従業員の実績レポートを生成できる。各従業員の実績レポートを通じて、サーバー１４０は営業拠点の売上レポートを統計できる。各従業員の実績レポートを通して、各営業時間帯の売上を統計すると共に労働力を追加或いは削減するかを評価する根拠として提供でき、前記労働力再配置アドバイスを生成できる。

これ以外に、サーバー１４０は勤怠記録１２４に基づいて出席レポートを生成できる。

一実施例において、事業者は、コンピュータ或いはスマートフォン等のインターネット接続設備を通じて前記サーバー１４０に接続することで、サーバー１４０を通じて販売時点情報管理ＰＣ１２０にある従業員データベース１２３或いは／及びオペレータの交替勤務表１２５を新規作成、削除、変更又は更新できる。

一実施例において、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００も前記サーバー１４０を設けることなく、販売時点情報管理ＰＣ１２０のコントローラ１２１により先に述べた分析を行うことができる。

つまりコントローラ１２１は、勤怠記録１２４に基づいて出席レポートを生成できる。若しくはコントローラは、販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００のオペレータに対応する身分情報でログインしていた期間の取引情報１２６を分析して従業員の実績レポート、売上レポート或いは労働力再配置アドバイスを生成できる。

そこで、事業者は、販売時点情報管理ＰＣ１２０において従業員データベース１２３或いは／及びオペレータの交替勤務表１２５を新規作成、削除、変更又は更新できる。

上述をまとめると、本考案に係る販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００は、同一の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００において決済取引と勤怠管理という二重機能を実現でき、且つ販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム１００の操作に従い従来の勤怠管理システムと販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムの二者が互いに独立したシステムである場合、管理が困難であるという欠点を克服できる。

１００ 販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム
１１０ 入力装置
１１２ キーボード
１１４ 磁気ストライブカードリーダー
１２０ 販売時点情報管理ＰＣ
１２１ コントローラ
１２２ ストレージ装置
１２３ 従業員データベース
１２４ 勤怠記録
１２５ オペレータ交替勤務表
１２６ 取引情報
１３０ タッチスクリーン
１４０ サーバー
２００ 入力
２１０ 入力信号

Claims (10)

1. 入力を受信すると共に入力信号に変換する入力装置と、
   従業員データベースを保存するストレージ装置と、前記ストレージ装置に接続され、前記入力信号を受信すると共に身分情報として識別し、従業員データベースに基づいて身分情報を認証することで認証結果を生成し、また、前記認証結果に基づき勤怠記録を前記ストレージ装置に保存し、前記身分情報が前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムのオペレータに対応した時、前記身分情報で前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムにログインするコントローラと、を備え、前記入力装置に接続される販売時点情報管理ＰＣと、
   前記販売時点情報管理ＰＣに接続され、タッチ方法で前記販売時点情報管理ＰＣを操作して決済取引を行うことを提供するタッチスクリーンと、を含むことを特徴とする、
   販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
2. 前記ストレージ装置はオペレータ交替勤務表を保存し、前記コントローラが前記オペレータ交替勤務表、及び、前記従業員データベースに基づいて前記身分情報を認証し、前記身分情報が次時間帯の前記オペレータと合致した時、前記身分情報で前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムにログインすることを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
3. 前記勤怠記録は退勤打刻記録を含み、前記コントローラにより前記身分情報が前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムの次時間帯の前記オペレータと合致すると認証した時、前記身分情報によるログイン前の別の前記オペレータに対応する前記退勤打刻記録を前記ストレージ装置に保存することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
4. 前記勤怠記録は出勤打刻記録を含み、前記コントローラにより前記身分情報が前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムの次時間帯の前記オペレータと合致すると認証した時、前記オペレータの前記出勤打刻記録を前記ストレージ装置に保存することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
5. 前記勤怠記録は、前記身分情報と前記入力装置が前記入力を受信した当時の時刻とを含むことを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
6. 前記入力装置は、キーボード、指紋認識装置、バーコードリーダー、チップカードリーダー、磁気ストライブカードリーダー、或いは、無線通信を使った識別技術読取装置であることを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
7. コントローラは、前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムの前記オペレータに対応する前記身分情報でログインしていた期間の取引情報を分析して従業員の実績レポート、売上レポート、或いは、労働力再配置アドバイスを生成することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
8. 前記コントローラは、前記勤怠記録に基づいて出席レポートを生成することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
9. 販売時点情報管理ＰＣに接続され、前記販売時点情報管理・勤怠管理の統合システムの前記オペレータに対応する前記身分情報でログインしていた期間の取引情報を分析して従業員の実績レポート、売上レポート、或いは、労働力再配置アドバイスを生成するサーバーを更に含むことを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。
10. 前記サーバーは、前記勤怠記録に基づいて出席レポートを生成することを特徴とする、請求項９に記載の販売時点情報管理・勤怠管理の統合システム。

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