JP3181109U - 販売時点情報管理・入退室管理の統合システム - Google Patents

Abstract

【課題】販売時点情報管理・入退室管理の統合システムを提供する。
【解決手段】レジ場所内の区域出入口ドアの開きを制御する販売時点情報管理・入退室管理の統合システムであって、入力装置１１０は、入力を入力信号に変換する。タッチスクリーン１５０は、販売時点情報管理ＰＣ１２０に接続され、決済取引を行う。販売時点情報管理ＰＣ１２０は、身分データベース、及び、商品情報データベースを保存するストレージ装置１３０と入力信号を受信すると共に入力信号を身分情報又は商品情報入として識別するコントローラ１４０とを含む。入力信号が身分情報の場合、コントローラ１４０は身分データベースに基づいて身分情報を認証し、解錠信号を電気錠１６０に出力する。入力信号が商品情報の場合、コントローラ１４０は商品データベースに基づいて商品情報を照合し、決済取引を行う。
【選択図】図１

Description

本考案は、販売時点情報管理・入退室管理の統合システムに関し、特に、販売時点情報管理・入退室管理の統合システムに関する。

現在、販売時点情報管理（Ｐｏｉｎｔ ｏｆ ｓａｌｅ、ＰＯＳ）システムは、例えばデパート或いはスーパーマーケット等の商業施設のような大規模で多種類の物品の販売及び倉庫管理を行う場所において大幅に使用されている。

前記商業施設内には、一般的に入退室管理システムが設けられ、局所エリア（例えば商品倉庫と出納部署等）の出入口に入退室用カードリーダーが設けることで、人員の出入りを管理している。入退室用カードを所持する者が入退室用カードリーダーの認証を経てからこの管理区域を出入りできる。

しかしながら、既存の販売時点情報管理・入退室管理の統合システムと入退室管理システムは独立して設けられ、且つ各自独立したＰＣと端末装置を有するため、ハードウエアの管理が極めて困難になっている。販売時点情報管理・入退室管理の統合システムと入退室管理システムのデータ及び設定も各々分けて管理しなければならない。

そこで、本考案は上記のような従来技術の問題点に鑑みて、従来の技術に存在する販売時点情報管理・入退室管理の統合システムと入退室管理システムの独立管理という困難な問題を解決するための販売時点情報管理・入退室管理の統合システムを提供することを目的とする。

本考案の一実施例では電気錠と入力装置と販売時点情報管理ＰＣとタッチスクリーンとを含み、レジ場所内の区域出入口ドアの開閉を制御するための販売時点情報管理・入退室管理の統合システムを提供する。

電気錠は、区域出入口ドアをロックするために用いられ、また解錠信号によって区域出入口ドアを開くことができる。入力装置は、入力を入力信号に変換するために用いる。販売時点情報管理ＰＣは電気錠と入力装置に接続され、ストレージ装置とコントローラとを備える。タッチスクリーンは、販売時点情報管理ＰＣに接続され、タッチ方法で販売時点情報管理ＰＣを操作して決済取引を行うことを提供する。

コントローラは、身分データベース及び商品情報データベースを保存するストレージ装置に接続される。コントローラは、入力信号を受信すると共に入力信号を身分情報又はと商品情報入として識別する。入力信号が身分情報の場合、コントローラは身分データベースに基づいて身分情報を認証し、認証に通った場合、解錠信号を電気錠に出力する。入力信号が商品情報の場合、コントローラは商品データベースに基づいて商品情報を照合し、合致した場合、決済取引を行う。

本考案に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システムは、同一の販売時点情報管理・入退室管理の統合システムにおいて決済取引と入退室管理の二重機能を実現でき、且つ従来の入退室管理システムと販売時点情報管理・入退室管理の統合システムの二者が別々に独立しているためシステム管理が困難であったという欠点を克服できる。

本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システムを示すブロック図である。 本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システムの使用様子を示す図である。 本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システムを示す他のブロック図である。 本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システムを示す別のブロック図である。

図１は、本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００を示すブロック図である。

図１に示すように、本実施例の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００には、入力装置１１０と販売時点情報管理ＰＣ１２０とタッチスクリーン１５０と電気錠１６０と、を含む。販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００は、レジ場所の区域出入口ドアの開閉をコントロールすることに用いられる。そこで、前記区域出入口ドアは、商品倉庫又は出納部署などの管理区域の出入口ドアとすることができる。

電気錠１６０は、区域出入口ドアをロックするために用いられ、また解錠信号２１０によって区域出入口ドアを開くことができる。入力装置１１０は、入力２２０を入力信号２３０に変換するために用いる。販売時点情報管理ＰＣ１２０は電気錠１６０と入力装置１１０に接続され、ストレージ装置１３０とコントローラ１４０とを備える。ストレージ装置１３０は身分データベース１３１及び商品データベース１３３を保存する。タッチスクリーン１５０は、販売時点情報管理ＰＣ１２０に接続され、タッチ方法で販売時点情報管理ＰＣ１２０を操作して決済取引を行うよう外部に提供する。

入力信号２３０が身分情報の場合、コントローラ１４０は身分データベース１３１に基づいて身分情報を認証し、認証に通った場合、解錠信号２１０を電気錠１６０に出力する。入力信号２３０が商品情報の場合、コントローラ１４０は商品データベース１３３に基づいて商品情報を照合し、合致した場合、決済取引を行う。

このように、本実施例の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００は、入退室用カードリーダーを管理区域の出入口に別途設置する必要がなく、販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００自体が備える入力装置１１０を通じて入力２２０の利用者身分を識別して提供する。
販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００は、該利用者に電気錠１６０を解除する権限があるかどうかを判断する。権限がない場合、該利用者を一般消費者と見なして、決済取引を行う。また、入力２２０が商品情報に対応する時も、決済取引を行うことができる。

そこで、身分データベース１３１には、従業員番号或いは／及び従業員氏名等の情報を含むことができる。商品データベース１３３には、商品名、商品番号或いは／及び在庫量等の情報を含むことができる。

前記入力装置１１０は、キーボード１１１、磁気ストライプカードリーダー１１３（図２）、指紋認識装置、バーコードリーダー、チップカードリーダー或いは無線通信を使った識別技術（ＲＦＩＤ）読取装置とすることができる。入力装置１１０に対応する入力２２０は、キー入力、磁気カード、手指指紋、バーコード、チップカード又はＲＦＩＤカードとすることができる。

前記バーコードは、一次元バーコード或いは二次元バーコードとすることができる。

前記ストレージ装置１３０は、ハードディスク（Ｈａｒｄ ｄｉｓｋ ｄｒｉｖｅ、ＨＤＤ）或いはソリッドステートディスク（Ｓｏｌｉｄ ｓｔａｔｅ ｄｒｉｖｅ、ＳＳＤ）とすることができる。

一実施例において、前記コントローラ１４０はシステムオンチップ（Ｓｙｓｔｅｍ Ｏｎ Ｃｈｉｐ、ＳＯＣ）又は中央処理装置（ＣＰＵ）として結合できる。

一実施例において、ストレージ装置１３０には、販売時点情報管理システムプログラムを保存し、コントローラ１４０で実行する。販売時点情報管理システムプログラムには、商品ユーザインターフェースと入退室管理ユーザインターフェースとを含み、並びにタッチスクリーン１５０或いは他のスクリーンに表示される。商品ユーザインターフェースは、在庫管理、在庫検索、決済取引等の操作のために用いられる。入退室管理ユーザインターフェースは、ドアの開閉と管理に用いられる。

コントローラ１４０が入力信号２３０を商品情報として識別する時、コントローラ１４０が商品ユーザインターフェースを実行して決済取引を行うことができる。コントローラ１４０が入力信号２３０を身分情報と識別した時、コントローラ１４０が入退室管理ユーザインターフェースを実行し、身分情報を認証してから、入退室管理ユーザインターフェースに、認証に成功、認証に失敗、ドアの開閉或いは／及び開いた時間等といった認証結果が表示される。

図２は、本考案の一実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００の使用の様子を示す図である。

図２に示すように、タッチスクリーン１５０に入退室管理ユーザインターフェース内の入力インターフェース１５１が表示され、従業員がパスワード形式の入力信号２３０を入力することに供する。つまり、タッチスクリーン１５０をもう１つの入力装置１１０とすることもできる。レジの場所で従業員はタッチスクリーン１５０を通じて予め設定されたパスワード（即ち入力信号２３０）を入力できる。コントローラ１４０により入力信号２３０を認証した後、解錠信号２１０を出力することで電気錠１６０を解除させる。

また、入力装置１１０がバーコードリーダーの場合、バーコードリーダーで読み取ったバーコードは、商品にあるバーコード或いは従業員カードにあるバーコードとすることができる。コントローラ１４０でバーコードリーダーから生成した入力信号２３０が商品の番号と識別した時、入力信号２３０を商品情報として区分する。コントローラ１４０でバーコードリーダーから生成した入力信号２３０が従業員カード番号と識別した時、入力信号２３０を身分情報として区分する。

バーコードリーダーで商品のバーコードをスキャンした時、販売時点情報管理ＰＣ１２０が決済取引を行う。バーコードリーダーで従業員カードのバーコードをスキャンした時、コントローラ１４０で従業員カードのバーコードに示す従業員カード番号が権限のあることを確認した時、電気錠１６０を解除させる。

磁気ストライブカードリーダー１１３を再度例にすると、入力装置１１０が磁気ストライブカードリーダー１１３の場合、磁気ストライブカードリーダー１１３で磁気カードにある情報を読み取ることで入力信号２３０を生成する。コントローラ１４０は販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００の現在実行しているプロセスにより入力信号２３０を従業員カード番号又は消費者のクレジットカード番号として認定する。

販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００が決済取引（タッチスクリーン１５０に入退室管理ユーザインターフェースが表示）を行っている場合、入力信号２３０を消費者のクレジットカード番号として認定できる。決済取引を行わない場合、入力信号２３０を従業員カード番号として認定できる。入力信号２３０が従業員カード番号の場合、電気錠１６０を解除させるかどうかを決定するため、コントローラ１４０で該従業員カード番号にドアを開く権限があるかどうかを更に確認する。

一実施例において、図１に示すように、コントローラ１４０が解錠信号２１０を出力した時、入退室記録１３５をストレージ装置１３０に保存する。管理者の閲覧に供するため、入退室記録１３５には身分情報と当時の時刻とを含む。

一実施例において、身分情報が認証を通った時、タッチスクリーン１５０に解錠確認画面が表示され、外部を通じてタッチで確認された後、コントローラ１４０が解錠信号２１０を電気錠１６０に出力できる。

例を挙げると、業者は、各従業員のスマートカード（Ｓｍａｒｔ ｃａｒｄ）を従業員カードとすることができる。つまり、スマートカードは従業員が店内で購入に使用することができる以外に、従業員カードとして使用できる。よって、従業員がスマートカードを入力装置１１０に読み取らせる時、コントローラ１４０は該スマートカードが権限のある従業員カードとして認証する。従業員がそのスマートカードを消費決済として使用する場合、従業員が確認してから電気錠１６０を解除させることができ、電気錠１６０が誤って解除される状況を避けることができる。

一実施例においてコントローラ１４０は、サーチ条件により商品データベース１３３をサーチでき、またサーチ結果に基づいて解錠信号２１０を選択的に出力できる。つまり販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００は、従業員が特定の商品に在庫あるかどうかを探し出させるために供することができ、サーチ結果で在庫があった場合、解錠信号２１０を出力することで電気錠６０を解除させる。これを介して従業員は商品の在庫を検索した後、簡単に商品倉庫へ該商品を取り出すことができる。

一実施例において販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００は、２つの入力装置１１０を備えることができ、１つの入力装置１１０は商品情報を表わす入力２２０の受信に用いられ、もう１つの入力装置１１０が身分品情報の入力２２０の受信に用いられる。これにより、コントローラ１４０は、入力２２０がどの入力装置１１０に受信されたかのみを判定することで、入力信号２３０を身分情報或いは商品情報と識別できる。

図３は、本考案の一実施例に係る入販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００を示す他のブロック図である。

図３に示すように、販売時点情報管理ＰＣ１２０は、入出力インターフェースカード１７０を更に含む。入出力インターフェースカード１７０はコントローラ１４０に接続され、電気錠１６０とマッチして接続する接続インターフェース（例えば、ＲＳ−２３２、ＲＳ−４８５又はＵＳＢ等）の提供に用いられる。これを介して入出力インターフェースカード１７０を従来の販売時点情報管理システムＰＣに差し込み、相応しいソフトウェアを組み合わせると本考案の実施例に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００を形成できる。

図４は、本考案の一実施例に係る入販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００を示す別のブロック図である。

図４に示すように、販売時点情報管理ＰＣ１２０は、無線通信モジュール１８０を更に含む。無線通信モジュール１８０がコントローラ１４０に接続され、無線通信方式により解錠信号２１０を電気錠１６０に送る。

そこで、無線通信モジュール１８０は、ブルートゥース（登録商標）通信モジュール、Ｚｉｇｂｅｅ（登録商標）通信モジュール或いはＺ−ｗａｖｅ（登録商標）通信モジュールで実現できる。

上述をまとめると、本考案に係る販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００は、同一の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００において決済取引と入退室管理という二重機能を実現でき、且つ販売時点情報管理・入退室管理の統合システム１００の操作に従い従来の入退室管理システムと販売時点情報管理・入退室管理の統合システムの二者が互いに独立したシステムである場合、管理が困難であるという欠点を克服できる。

１００ 販売時点情報管理・入退室管理の統合システム
１１０ 入力装置
１１１ キーボード
１１３ 磁気ストライブカードリーダー
１２０ 販売時点情報管理ＰＣ
１３０ ストレージ装置
１３１ 身分データベース
１３３ 商品データベース
１３５ 入退室記録
１４０ コントローラ
１５０ タッチスクリーン
１５１ 入力インターフェース
１６０ 電気錠
１７０ 入出力インターフェースカード
１８０ 無線通信モジュール
２１０ 解錠信号
２２０ 入力
２３０ 入力信号

Claims (9)

1. レジ場所内の区域出入口ドアの開閉を制御することに用いられ、
   前記区域出入口ドアをロックするために用いられ、また、解錠信号によって前記区域出入口ドアを開くことができる電気錠と、
   入力を入力信号に変換するために用いる入力装置と、
   身分データベース及び商品情報データベースを保存するストレージ装置と、前記ストレージ装置に接続され、前記入力信号を受信すると共に前記入力信号を前記身分情報、又は、前記商品情報入として識別し、また、前記身分データベースに基づいて前記身分情報を認証し、認証に通った場合、前記解錠信号を前記電気錠に出力し、前記入力信号が商品情報の場合、前記商品データベースに基づいて前記商品情報を照合し、合致した場合、決済取引を行うコントローラと、を備える販売時点情報管理ＰＣと、
   前記販売時点情報管理ＰＣに接続され、タッチ方法で前記販売時点情報管理ＰＣを操作して決済取引を行うことを提供するタッチスクリーンと、を含むことを特徴とする、
   販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
2. 前記入力装置は、キーボード、磁気ストライブカードリーダー、指紋認識装置、バーコードリーダー、チップカードリーダー、或いは、無線通信を使った識別技術読取装置であることを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
3. 前記タッチスクリーンは、入力インターフェースを表示し、パスワード形式の前記入力信号を入力することに用いられることを含むことを特徴とする請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
4. 前記身分情報が認証を通った時、前記タッチスクリーンに解錠確認画面が表示され、外部を通じてタッチにより確認された後、前記コントローラが前記解錠信号を前記電気錠に出力することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
5. 前記コントローラは、サーチ条件により前記商品データベースをサーチし、また、サーチ結果に基づいて前記解錠信号を選択的に出力することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
6. 前記コントローラは、前記商品データベースをサーチして在庫があるというサーチ結果を生成した時、前記解錠信号を出力することを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
7. 前記コントローラは前記解錠信号を出力した時、入退室記録を前記ストレージ装置に保存し、前記入退室記録が前記身分情報と当時の時刻とを含むことを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
8. 前記販売時点情報管理ＰＣは、前記コントローラに接続され、前記電気錠とマッチして接続する接続インターフェースの提供に用いられる入出力インターフェースカードを更に含むことを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。
9. 前記販売時点情報管理ＰＣは、前記コントローラに接続され、無線通信方式により前記解錠信号を前記電気錠に送る無線通信モジュールを更に含むことを特徴とする、請求項１に記載の販売時点情報管理・入退室管理の統合システム。

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