JP3181040U - 半固形栄養剤の注入補助具 - Google Patents

半固形栄養剤の注入補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP3181040U
JP3181040U JP2012006709U JP2012006709U JP3181040U JP 3181040 U JP3181040 U JP 3181040U JP 2012006709 U JP2012006709 U JP 2012006709U JP 2012006709 U JP2012006709 U JP 2012006709U JP 3181040 U JP3181040 U JP 3181040U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semi
solid nutrient
solid
pack
nutrient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012006709U
Other languages
English (en)
Inventor
嘉子 村田
Original Assignee
三戸 安代
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三戸 安代 filed Critical 三戸 安代
Priority to JP2012006709U priority Critical patent/JP3181040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3181040U publication Critical patent/JP3181040U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】構造が簡単で操作性の良い半固形栄養剤の注入補助具及び胃瘻からの半固形栄養剤注入器具を提供する。
【解決手段】半固形栄養剤パック11内には、半固形栄養剤が収納され、患者の胃瘻から半固形栄養剤が注入される。半固形栄養剤パック11の末端部を、一対の挟持部22,23の間に形成されたスリット部に挿入し、一対の挟持部22,23から延長して形成された円弧状の把持部24.25を指に掛け、矢印方向に回転することにより、半固形栄養剤パック11を巻き込んで、収納された半固形栄養剤を押し出して注入する。半固形栄養剤の注入補助具20の全体は、金属製の材料で形成された中心軸部26と、中心軸部26をゴムなどの弾性のある材料で被覆する被覆部27とを屈曲して形成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、PEG(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy:経皮内視鏡的胃瘻造設術)により患者の腹部に形成された胃瘻から半固形(semi-solid)栄養剤を注入する半固形栄養剤の注入補助具に関する。
食物や飲料や医薬品などの経口摂取が不可能または困難な患者に対し、人為的に皮膚と胃に瘻孔を作成して、チューブを留置し、食物や水分や医薬品を流入させ投与するための処置である内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が開発され、広範囲な普及が見込まれている。
先天的な原因または後天的な病気や外傷による脳神経や口腔や咽頭や食道の機能の障害により、口腔・咽頭・食道を経由して食物や水分や医薬品などの経口摂取が不可能または困難な嚥下障害がある場合、患者に胃瘻からの人工栄養や水分や医薬品を投与することにより、必要で十分な栄養や水分や医薬品を摂取し、患者の生命を維持し生活水準を向上させる目的で胃瘻が造設され、胃瘻から半固形栄養剤の注入が行われている。
本技術分野の背景技術としては、特許文献1〜4が知られている。特許文献1には、基台1上に回転子2が軸支され、その外周縁部にローラー7が軸支され、圧接部材4は、円弧状の圧接面4aを有し、圧接面が回転子との間に溝状間隙8を形成する後退位置、及び近接した近接位置を取り得、圧接部材が後退位置に位置するときにポンプチューブ21を溝状間隙に装着可能であり、ポンプチューブを装着した状態で、圧接部材を近接位置に移動させ回転子を回動させることにより、ローラーがポンプチューブを押圧駆動する半固形化栄養剤の注入装置が開示されている。
また、特許文献2には、半固形化栄養剤が充填された可撓性を有する栄養剤容器9から、半固形化栄養剤を押し出して注入するための注入装置であって、加圧媒体液2が収容された加圧媒体液容器3と、可撓性膜からなる変形可能な押圧部4aを有する加圧容器部4を含み、押圧部に隣接して栄養剤容器を着脱自在に保持することが可能な容器保持部5が設けられた加圧ユニット1と、加圧媒体液容器と加圧容器部とを連通させる接続回路6と、加圧媒体液容器内の加圧媒体液を移送して加圧容器部に充填するポンプ8とを備え、栄養剤容器を容器保持部に保持し、加圧媒体液容器から加圧媒体液を加圧容器部に移送することにより、押圧部が膨張して栄養剤容器に押圧力が印加され、栄養剤容器内の半固形化栄養剤が押し出される半固形化栄養剤の注入装置が開示されている。
また、特許文献3には、注入口を先端に備えた筒状部材と、該筒状部材の後端から挿入されて当該筒状部材の内部に収納した薬液を押し出す押圧部材とを備えた薬液注入器に装着する補助具であって、略円筒状の補助具本体と、該補助具本体の外周面に設けられた少なくとも2つの係止部とを有し、該少なくとも2つの係止部は互いに前記補助具本体の直径方向反対側の位置に設けられ、前記補助具本体を前記薬液注入器の筒状部材に外嵌し、前記係止部のうちの直径方向反対側の位置に設けられた2つの係止部に環状弾性部材の二点を掛止し、当該二点の間に位置する環状弾性部材の部分を前記押圧部材の後端部に当接させる薬液注入器用補助具が開示されている。
また、特許文献4には、流動物を延長チューブ内に導入するプライミングを容易化するために、容器70のポート72に接続可能な第1コネクタ11と、カテーテル90に接続可能な第2コネクタ12と、第1コネクタと第2コネクタとをつなぐ、流動物が移送される流路10と、流路上に設けられた、可撓性を有するポンプチューブ25とを備え、シリンジ80を流路に接続し、シリンジを用いて、流路の少なくとも一部を負圧にして、流路の少なくとも一部に流動物を導入する延長チューブ1が開示されている。
また、更に簡便な胃瘻から半固形栄養剤を注入する半固形栄養剤注入器具として、半固形栄養剤を収納した半固形栄養剤パックの先端を、接続アダプタにより、胃瘻カテーテルを接続し、半固形栄養剤の注入補助具を用いて、半固形栄養剤パック内の半固形栄養剤を押圧し、胃瘻を介して半固形栄養剤を患者の体内に注入する手法も採用されている。
図5及び図6は、半固形栄養剤の注入補助具を用いた半固形栄養剤注入器具の従来例1,2を示している。図5の従来例1では、半固形栄養剤注入器具10は、半固形栄養剤パック11内に半固形栄養剤が収納され、半固形栄養剤パック11の先端に形成された接続具12に係合された接続アダプタ13のチューブ14の先端が、胃瘻カテーテルに接続される。
従来例1の半固形栄養剤の注入補助具50には、摘み部51から円筒状部52が延長しており、円筒状部52には、軸に沿ってスリット53が形成されており、注入補助具50のスリット53内に、半固形栄養剤注入器具10の末端部を差し込んだ状態で、摘み部51を指で矢印方向に回転することにより、半固形栄養剤パック11を押圧して、半固形栄養剤パック11内に収納された半固形栄養剤を、先端部12から接続アダプタ13のチューブ及び胃瘻カテーテル(図示せず)を介して、患者の胃内に注入する。
図6の従来例2では、図5と同様に、半固形栄養剤注入器具10は、半固形栄養剤パック11内に半固形栄養剤が収納され、半固形栄養剤パック11の先端に形成された接続具12に係合された接続アダプタ13のチューブ14の先端が、胃瘻カテーテルに接続されるが、半固形栄養剤の注入補助具60には、摘み部61から、一対の挟持部62、63が延長するように形成されており、挟持部63の先端には、係合部64が形成されている。注入補助具60に形成された一対の挟持部62、63に半固形栄養剤注入器具10の末端部を挟んで、係合部64を摘み部61に係合して固定した状態で、摘み部61を指で矢印方向に回転することにより、半固形栄養剤パック11を押圧して、半固形栄養剤パック11内に収納された半固形栄養剤を、先端部12から接続アダプタ13のチューブ及び胃瘻カテーテル(図示せず)を介して、患者の胃内に注入する。
特開2009−226209号公報 特開2010−099406号公報 特開2011−177437号公報 特開2012−183298号公報
半固形栄養剤は、胃瘻からの注入により胃での生理的な運動と消化機能を発揮できるように粘度が調整された栄養剤であり、胃内の食塊の生理的な粘度が好ましく、その粘度の目安は、B型粘度計(20℃、3〜6回転/分)で20,000mPa・秒とされている。
半固形栄養剤は、粘性摩擦力があって胃内で十分な粘度が必要であり、低い粘度では十分な効果が得られないばかりでなくトラブルの原因となるとされている。
また、1回の注入量を減らすと、あるいは、注入時間をゆっくりすると、胃の適応性弛緩が得られず、トラブルの原因となるため、十分な量(300〜600ml)を短時間(5〜15分)で注入することが望ましいとされている。したがって、半固形栄養剤パック内に収納された粘度の高い半固形栄養剤を比較的短時間のうちに、胃瘻から円滑に患者の体内に注入することが必要である。
特許文献1〜4に示された半固形栄養剤注入器具は、特別な構造の装置を必要とし、操作が複雑であるという問題点があった。特許文献1の場合は、ローラーがポンプチューブを押圧駆動する機構が必要であり、また、特許文献2の場合は、加圧媒体液容器内の加圧媒体液を移送して加圧容器部に充填するポンプ8が必要であって、構造が複雑であって操作が容易ではない。
また、特許文献3のものは、補助具本体を薬液注入器の筒状部材に外嵌して用いるものであって、特殊な形状の薬液注入器にのみ適用可能であって汎用性がなく、また、特許文献4のものは、流路上に設けられた、可撓性を有するポンプチューブを備え、流路に接続したシリンジを用いて、流路の少なくとも一部を負圧にすることが必要であって、操作が容易ではない。
一方、従来例1,2のものは、胃瘻からの半固形栄養剤注入器具及び半固形栄養剤の注入補助具の構造は簡単であり、注入操作も簡便な方式であるが、半固形栄養剤注入器具10に付随して供給される既存の半固形栄養剤の注入補助具50,60を用いて、半固形栄養剤パック11内に収納された半固形栄養剤を短時間に注入しようとすると、従来例1の場合には、細いスリット53内に半固形栄養剤パック11の末端部を正しく差し込む作業に非常に手間がかかり、また、従来例2の場合には、一対の挟持部62、63に半固形栄養剤注入器具10の末端部を挟んで、更に係合部64を摘み部61に係合する作業に非常に手間がかかるという問題があった。
また、摘み部51,61を回転しようとする指先に掛かる力や操作の負担が大きくなりすぎて、円滑な注入操作を行うことは容易ではなかった。また、指先に力をかけて無理に摘み部51,61を回転しようとすると、注入補助具50、60の構造自体がぜい弱であるため、注入補助具50、60が半固形栄養剤パック11から外れて破損する場合があるという問題点があった。
そこで、本考案は、構造が簡単で操作性の良い半固形栄養剤の注入補助具及び胃瘻からの半固形栄養剤注入器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の半固形栄養剤の注入補助具は、一対の挟持部と、前記一対の挟持部のそれぞれの一端を連結する連結部と、前記一対の挟持部の軸方向に直交する方向に、それぞれ逆方向に延長する一対の円弧状の把持部と、を備え、前記半固形栄養剤の注入補助具全体が、一本の金属製の中心軸部と前記中心軸部を覆うゴム製の被覆部とを屈曲して形成されており、前記一対の挟持部と前記連結部により形成されるスリット部に半固形栄養剤を収納する半固形栄養剤パックの末端部を挿入可能であることを特徴とする。
本考案によれば、病院の医師、看護師、介護施設の介護者、在宅看護での家族介護人、あるいは患者本人が容易に操作できる半固形栄養剤の注入補助具及び胃瘻からの半固形栄養剤注入器具を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
図1は、本考案の半固形栄養剤の注入補助具の使用状態の一例を示す図である。 図2は、本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具を、半固形栄養剤を収納した半固形栄養剤パックの末端部にセットした状態の一例を示す図である。 図3は、本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具の斜視図である。 図4は、本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具の正面図及び側面図である。 図5は、従来例1の半固形栄養剤の注入補助具及び胃瘻からの半固形栄養剤注入器具の使用状態を示す図である。 図6は、従来例2の半固形栄養剤の注入補助具及び胃瘻からの半固形栄養剤注入器具の使用状態を示す図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本考案の半固形栄養剤の注入補助具の使用状態の一例を示す図である。
図1において、10は胃瘻からの半固形栄養剤注入器具、11は半固形栄養剤パック、12は先端接続部、13は接続アダプタ、14はチューブ、15は流量調節部、16は胃瘻カテーテル接続部、20は半固形栄養剤の注入補助具、24、25は把持部、26は中心軸部、27は被覆部を示している。
胃瘻からの半固形栄養剤注入器具10は、半固形栄養剤パック11、接続アダプタ13、及び半固形栄養剤の注入補助具20から構成される。半固形栄養剤パック11内には、半固形栄養剤が収納され、半固形栄養剤パック11の先端接続部12に接続された接続アダプタ13のチューブ14の先端の胃瘻カテーテル接続部16を介して、患者の胃瘻から半固形栄養剤が注入される。
半固形栄養剤パック11の末端部に接続された半固形栄養剤の注入補助具20の把持部24及び把持部25に指に掛け、矢印方向に回転することにより、半固形栄養剤パック11を巻き込んで、収納された半固形栄養剤を押し出して注入する。半固形栄養剤の注入補助具20は中心軸部26が金属などの剛性で可撓性のある材料で形成され、その中心軸部26をゴムや合成樹脂などの弾性のある材料で被覆する被覆部27を備えている。
なお、胃瘻からの半固形栄養剤注入器具10には種々の形式及び大きさのものが存在し、図1に示すものは、その一例であり、半固形栄養剤注入器具10の形式や大きさに合わせて、本発明の半固形栄養剤の注入補助具20の形状や大きさなどを調節することができる。
図2は、本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具20を、半固形栄養剤を収納した半固形栄養剤パック11の末端部にセットした注入操作の開始状態を示す図である。図2において、10は胃瘻からの半固形栄養剤注入器具を示し、11は半固形栄養剤パック、12は先端接続部、13は接続アダプタ、14はチューブ、20は半固形栄養剤の注入補助具、21は連結部、22、23は挟持部、24、25は把持部、26は中心軸部、27は被覆部、28はスリット部を示している。
半固形栄養剤の注入補助具20の一対の挟持部22、挟持部23は、その一端が弧状の連結部21で連結され、その他端に、挟持部22、23から延長する把持部24、26が形成されている。
病院の医師、看護師、介護施設の介護者、在宅看護での家族介護人、あるいは患者本人など、胃瘻からの半固形栄養剤を注入する操作者は、半固形栄養剤の注入補助具20の把持部24に中指及び薬指をかけ、また、把持部25に親指をかけて、半固形栄養剤の注入補助具20を矢印方向に回転することにより、半固形栄養剤パック11内に収納された半固形栄養剤を注入する操作を容易に行うことが可能となる。
図3は、本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具20の斜視図を示している。図3において、半固形栄養剤の注入補助具20の挟持部22と挟持部23のそれぞれの端部は連結部21で連結されており、一対の挟持部22、挟持部23と、連結部21と、把持部24、26の根元との間に、半固形栄養剤パック11の末端部を挿入可能なスリット部28が形成されている。
スリット部28に半固形栄養剤パック11の末端部を挿入する作業は極めて容易に行うことができ、半固形栄養剤パック11の末端部をスリット部28に挿入した状態で、挟持部22と挟持部23からそれぞれ弧状に形成された把持部24と弧状の把持部25の弧状部分に沿って指をかけることにより、より確実に把持部24と把持部25を把持することがでる。
また、回転方向に対して、把持部24を、把持部25よりも上側(回転方向の前側)に配置する形状とすることにより、回転操作時に、弧状の把持部24と弧状の把持部25との交差部分において両者が押圧されて、スリット部28に挿入された半固形栄養剤パック11の末端部をより確実に挟持することができる。
また、半固形栄養剤の注入補助具20の全体を、一本の金属製の中心軸部26と中心軸部26を覆うゴム製の被覆部27を屈曲して形成することにより、半固形栄養剤パック11内に収納された粘度の高い半固形栄養剤を注入するための回転操作に必要な剛性と弾力性を備え、半固形栄養剤パック11の末端部の形状及び大きさに適合したスリット部28を容易に形成することができる。
図4は、本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具20の正面図(a)及び側面図(b)を示している。
図4(a)の正面図では、一対の挟持部22、23が上下にほぼ重なって配置され、一対の挟持部22、23が連結部21により連結されている。上側に配置される挟持部22からは左側に円弧状の把持部24が形成され、下側に配置される挟持部23からは、把持部24とは逆方向の左側に円弧状の把持部25が形成されている。
回転方向に対して、円弧状の把持部24を、円弧状の把持部25よりも回転方向側に配置する形状とし、半固形栄養剤の注入補助具20の回転操作時に、円弧状の把持部24と円弧状の把持部25との交差部分において両者が押圧されて半固形栄養剤パック11の末端部をより確実に挟持することができる。なお、半固形栄養剤の注入補助具20を矢印と反対方向に回転して半固形栄養剤を注入する場合には、円弧状の把持部24と円弧状の把持部25との配置関係を反対に形成した半固形栄養剤の注入補助具20を形成して用いることが望ましい。
また、把持部24と把持部25を円弧状に比較的大きく形成することにより、円弧状の根元付近に指をかけて細かく回転させる、あるいは、円弧状の根元から離れた箇所に指をかけて小さな力で早く回転させるなど、半固形栄養剤の注入に必要な押圧力と押圧速度を容易に調整することができる。
図4(b)の側面図には、一対の挟持部22、23が円弧状の連結部21により連結される例が示されている。一対の挟持部22、23の間には、スリット部28が形成されており、スリット部28の幅を連結部21側では広く、円弧状の把持部24と円弧状の把持部25側では狭く形成し、あるいは接触するように形成して、半固形栄養剤パック11の末端部の形状及び大きさに適合したスリット部28内を形成する。
一対の挟持部22、23と円弧状の連結部21とにより形成されたスリット部24内に半固形栄養剤パック11の末端部を挿入する作業を行うことにより、一対の挟持部22、23により、半固形栄養剤パック11の末端部を挟持する形となって、半固形栄養剤パック11の末端部を均一に、より確実に挟持した状態で半固形栄養剤の注入作業を行うことができる。
半固形栄養剤の注入補助具20の全体を、一本の円柱状の金属製の中心軸部26と円柱状の金属製の中心軸部26を覆う円筒状のゴム製の被覆部27を備えた構造とし、それを屈曲して形成することにより、半固形栄養剤パック11内に収納された粘度の高い半固形栄養剤を注入するために必要な回転操作が可能な剛性と弾力性を備え、しかも、種々のタイプの半固形栄養剤パック11の末端部の形状及び大きさに適合したスリット部28を容易に形成することができる。
なお、本考案は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本考案を分りやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記実施例の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本考案の実施例の半固形栄養剤の注入補助具の構造は、上記の胃瘻からの半固形栄養剤注入器具だけでなく、半固形内容物を収納したチューブから半固形内容物を押し出す補助具として応用することが可能である。
10 胃瘻からの半固形栄養剤注入器具
11 半固形栄養剤パック
12 先端接続部
13 接続アダプタ
14 チューブ
15 流量調節部
16 胃瘻カテーテル接続部
20 半固形栄養剤の注入補助具
21 連結部
22 挟持部
23 挟持部
24 把持部
25 把持部
26 中心軸部
27 被覆部
28 スリット部
50 半固形栄養剤の注入補助具
51 摘み部
52 円筒状部
53 スリット
60 半固形栄養剤の注入補助具
61 摘み部
62 挟持部
63 挟持部
64 係合部

Claims (1)

  1. 一対の挟持部と、前記一対の挟持部のそれぞれの一端を連結する連結部と、前記一対の挟持部の軸方向に直交する方向に、それぞれ逆方向に延長する一対の円弧状の把持部と、を備え、前記半固形栄養剤の注入補助具全体が、一本の金属製の中心軸部と前記中心軸部を覆うゴム製の被覆部とを屈曲して形成されており、前記一対の挟持部と前記連結部により形成されるスリット部に半固形栄養剤を収納する半固形栄養剤パックの末端部を挿入可能であることを特徴とする半固形栄養剤の注入補助具。
JP2012006709U 2012-11-05 2012-11-05 半固形栄養剤の注入補助具 Expired - Fee Related JP3181040U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012006709U JP3181040U (ja) 2012-11-05 2012-11-05 半固形栄養剤の注入補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012006709U JP3181040U (ja) 2012-11-05 2012-11-05 半固形栄養剤の注入補助具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3181040U true JP3181040U (ja) 2013-01-24

Family

ID=50425303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012006709U Expired - Fee Related JP3181040U (ja) 2012-11-05 2012-11-05 半固形栄養剤の注入補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3181040U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019713A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 ニプロ株式会社 巻取装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019713A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 ニプロ株式会社 巻取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10780025B2 (en) Apparatus and methods for oral administration of fluids and medical instrumentation
JP2021041219A (ja) 医療用採液注入器
EP1703930B1 (en) Positive displacement flush syringe
WO2018104930A1 (en) Liquid drug transfer devices for use with intact discrete injection vial release tool
JP5311121B2 (ja) 半固形化栄養剤の注入装置
WO2013056588A1 (zh) 一次性阵列式微型注射针头及其预灌装注射器
JP2007216008A (ja) 医薬品を移し替えるためのシステム及びデバイス
WO2015061749A1 (en) Apparatus and methods for oral administration of fluids and medical instrumentation
TW201235032A (en) Medical administering set
JP5998499B2 (ja) 延長チューブ
JP2021049393A (ja) 医療用採液チップ、採液ノズル、及び注入器セット
JP4509475B2 (ja) 流体物質を投薬するための注射器
JP2022186913A (ja) 医薬物を注入するための皮下注入装置
JP3181040U (ja) 半固形栄養剤の注入補助具
US10159788B2 (en) Attachment device for medical fluid container
JP3941088B2 (ja) 薬液注入装置
WO2020226923A1 (en) Syringes, syringe containers, kits and methods of use
US11266574B2 (en) Blenderized diet and/or bolus delivery manual pump
CN215084080U (zh) 一种消化科肠胃给药装置
CN213466339U (zh) 摁扣式留置针
EP3053618A1 (en) Infusion pump for enteral nutrition
CN202526762U (zh) 一种可控的口、鼻饲注射器
EP2833949A2 (en) Cuff-shaped drug delivery device for the penis
EP3060190B1 (en) Apparatus for oral administration of fluids and medical instrumentation
CN2805804Y (zh) 婴幼儿一次性使用直肠注药管

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151226

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees