JP3181007B2 - トナー濃度制御装置 - Google Patents

トナー濃度制御装置

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JP3181007B2
JP3181007B2 JP32014694A JP32014694A JP3181007B2 JP 3181007 B2 JP3181007 B2 JP 3181007B2 JP 32014694 A JP32014694 A JP 32014694A JP 32014694 A JP32014694 A JP 32014694A JP 3181007 B2 JP3181007 B2 JP 3181007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナー自体又はトナーと
磁性キャリアから成る現像剤中のトナーの比率を光学
的,透磁率の変化等で検出するトナー濃度制御装置に係
わり、特に、トナー濃度センサの検知信号のイレギュラ
ーな信号が発生しても高精度なトナー濃度制御が行える
トナー濃度制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、2成分現像方式においては、ト
ナーと磁性キャリアの混合比の変化は画質等に大きな影
響を与えることから混合比を一定に保つ必要があり、そ
のために、例えば透磁率の変化によりトナー濃度を認識
してトナーを補給していく方法が提案されている(特開
平2−64560,特開平2−93568)。
【0003】特に特開平2−64560号公報では透磁
率センサ表面に現像剤を通過させて検知するセンサーで
補給制御により得られるアナログ信号に、攪拌羽根で検
知センサ表面を攪拌して得られる振動波を重畳させた検
出信号を形成し、この検出信号と所定のトナー濃度レベ
ルに対応する基準信号(以下、「スレッシュホールド」
という)とを比較して、その差の正負に対応した矩形波
に変換した後に、変換されたパルス幅分だけトナーを補
給することで緻密な濃度制御を行うことが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透磁率
センサの変化で濃度制御を行う装置においては、設計変
更で現像剤のT/C(トナー/キャリア),現像容器の
容積,攪拌部材等の変更又は現像剤の粒径の変更による
現像剤の流動性の変化によって検出されるアナログ信号
の出力波形形状が変化することが知られている。
【0005】従って、この変化が大きすぎる場合には、
変更前のデータは使えなくなり、一度適応範囲を決めた
としても、設計変更ごとにスレッシュホールドの電気的
変更,各種構成部材の形状変更をその度に見出して適応
させるしか対応できなかった。この理由は、透磁率セン
サは透磁率の変化をとらえてトナー濃度を制御するもの
で、透磁率以外にもトナーと磁性キャリアの間には物理
的,化学的変化が複雑に関連していることが多いためで
あると考えられる。
【0006】かかる従来技術を図12を用いて説明す
る。図12は従来のトナー濃度を検出する説明図であ
り、Aは不図示のトナー濃度センサによる設計変更前の
出力波形であり、Bは不図示の現像剤を混合させるミキ
サーの形状を変化させたときに生じた出力波形を示す。
なお、Cはスレッシュホールド、A′,B′はA,Bの
出力信号とスレッシュホールドCとを比較し、スレッシ
ュホールドCを越えた時間に対応した矩形波信号を形成
したもので、Aは変更前、Bは変更後を表している。こ
こで、矩形波信号の0Nパルスの信号幅がトナー補給時間
となるように設定されている。
【0007】ここでトナーの濃度が高低に変化した場合
には、図12のアナログ信号の振幅,周期は殆ど変化し
ないでスレッシュホールドCを基準にアナログ波形が上
下に移動する(不図示)。従って、アナログ信号の変化
に対応して矩形波信号のパルス幅が変化して、補給時間
もその変化に対応して増減することとなる。
【0008】しかし、ミキサーの形状を変化させた場合
に、変更前の波形Aと異なったイレギュラーな波形部分
D,Eが形成されて、矩形波信号B′はA′とは異なっ
たトナー補給時間に変換されることになる。従って、こ
のままで使用すると過剰補給,補給不足等がおこり、緻
密なトナー濃度制御が行えないことから、上述のスレッ
シュホールドの電気的変更, 特にトナー濃度センサに備
えた回路の時定数の変更をせざるを得なかった。
【0009】かかる場合の対応策として、トナー濃度セ
ンサの検知面に流れる現像剤の流路を形成して、さらに
一定の流動性になるようにアナログ信号の変動をできる
限り抑えることも考えられるが、トナー濃度センサの検
知構造が複雑になり、また、現像器が小型化になるにし
たがってかかる構造をとることは困難となる場合もあっ
た。
【0010】本発明は上述の欠点に鑑みてなされたもの
で、アナログ信号のイレギュラーな変動にも、機械的,
電気的変更を検討することなく精度よくトナー濃度制御
が行え、設計変更においても簡単な変更でトナー濃度制
御が行えるトナー濃度制御装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、トナー濃度センサから検出されたトナー
補給信号をもとに、予め設定されたトナー濃度になるよ
うにトナー補給制御を行うトナー濃度制御装置におい
て、前記トナー濃度センサから検出されたトナー量の状
態を示すアナログ信号と一定電圧の基準信号とを比較し
て、その差の正負に対応した矩形波信号に変換する比較
手段と、該比較手段により比較された矩形波信号のパル
ス幅を計数値として検出するパルス幅検出手段と、設定
濃度が低い場合は大きく、設定濃度が高い場合は小さく
するように、設定するトナー濃度(T/C)に応じて設
定されるように複数個の補正係数aを準備し、いずれか
の補正係数aに切り換える切り換え手段と、該切り換え
られた補正係数aと該パルス幅検出手段により検出され
た計数値との値を比較する比較手段と、前記計数値から
補正係数aを減算する減算手段と、該減算手段の減算値
に基づいて前記トナー補給信号をサンプリングする一周
期分と同等かそれ以下値となる一定値に設定した補正係
数bを加算する加算手段とで演算値を算出する演算手段
と、を備え、前記比較手段で前記計数値が補正係数aよ
り小さいときはトナー補給を停止させ、補正係数a以上
のときは該演算手段の演算値に基づいてトナー補給制御
を行う構成とする。
【0012】この場合、前記補正係数aは前記パルス幅
検出手段により検出された計数値に換算した時間情報と
同一又は小さく設定すると良い。このとき、トナー濃度
が高くなった場合に前記演算手段の演算に先立って前記
矩形波信号と前記補正係数aを比較して、前記矩形波信
号が前記補正係数aより小さいときに前記演算を行わず
に、トナー補給を停止させる構成としても良い。
【0013】また、複数の矩形波信号の一周期内の信号
に基づき前記演算値を算出する構成としても良く、パル
ス幅検出手段により検出された複数の計数値に換算した
時間情報を平均化するとともに、その平均値に基づき前
記演算値を算出する構成としても良い。 さらに補正係
数aの値を可変可能に切り換える切換手段を設けても本
発明は達成される。
【0014】ここで、本発明のトナー濃度センサはトナ
ーと磁性キャリアの二成分現像剤用装置では透磁率セン
サが用いられるが、これに限定されることはなく、光学
式センサーでも応用可能である。
【0015】
【作用】上述の構成によれば、図4に示すように透磁率
の変化に対応したアナログ信号と一定電圧の基準信号と
を比較して、その差の正負に対応した矩形波信号に変換
する矩形波信号のパルスXを求めて、目標とする濃度に
より決定される補正係数aを減算することで微小な値c
が得られる。この値cはトナー濃度の変化に伴い変動す
る変数である。この変数cに所定の補正係数bを加えて
トナー補給時間を制御することで、トナー補給の濃度の
変化は微小な値cだけで決定でき、これによりアナログ
信号のイレギュラーな変化,バラツキを十分吸収する。
【0016】また、本発明の構成により補正係数aの値
を切り換える手段を設けて、前記アナログ信号のバラツ
キを吸収しつつ、キャリアの劣化による濃度低下の回復
又はユーザーの濃度設定を可能としている。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。図
1は本発明の実施例に係る現像装置の概略説明図であ
り、具体的には、1はキャリアとトナーが目標とする濃
度に設定されて収納した現像器であり、感光体ドラム4
と対向した開口側に、マグロール3aを内包した現像ス
リーブ3を回転自在に軸支させ、一方、現像器1の上方
には仕切板5を介してトナー容器2が取りつけられてい
る。
【0018】また、仕切板5の所定の位置にはテーパー
状の凹部6が現像スリーブ3の回転軸方向に延在して形
成されており、さらに凹部6の底側にスリット開口部6
aを設け、スポンジを包装したトナー補給ローラ7を凹
部6に回転可能に取りつけて形成している。なお、補給
ローラ7には、回転を行うためのモータ8とその回転駆
動を制御する制御回路50が連結されている。
【0019】11は公知の単振動ミキサーであり、前記
スリット開口部6aの直下に設置されており、軸21を
中心として複数の円形攪拌板23が所定の角度に傾いて
互いに軸方向に平行に形成されており、これにより現像
剤の攪拌が行われる。また現像器1の側面で単振動ミキ
サー11の攪拌板23の外周に対面して、磁性キャリア
とトナーの混合比の変化を透磁率の変化として捉えるト
ナー濃度センサ10が設置されている。トナー濃度セン
サ10は、その検知面10aのみが現像器1の側面に露
出しており、単振動ミキサ11の攪拌を行うことにより
検知面10a上で生じる振動がアナログ信号として捉え
られ、その信号を制御回路50に送信するように構成さ
れている。
【0020】制御回路50は図3に示すブロック図で構
成されている。以下、図に基づいて説明する。52はト
ナー濃度センサ10のアナログ信号と、スレッシュホー
ルドを発生させる基準電圧発生手段51の信号とを比較
して、その差の正負にに対応したON-OFFパルスの矩形波
信号を発生させる比較器である。53は矩形波信号のON
パルスXをカウントするカウンタである。これにより、
矩形波のパルス幅を時間情報として検出する。54はカ
ウンタ53より出力されたパルス幅に対応したパルスX
と後述の減算する補正係数aの値を比較して、パルスX
が補正係数aより小さいときには演算を行わずトナー補
給を停止させる比較器である。補正係数aを基準に制御
するのは、パルスXが補正係数aの値と同じとなる場合
は、所望のトナー濃度が得られており、パルスXが補正
係数aの値を越えるとトナー濃度が高くなり(図5参
照)、この近辺の補給を上述のような演算処理部55で
演算の信号に基づいて行うと、過剰補給となる可能性が
高くなるためである。
【0021】55はパルスXに所定の補正係数a,bを
減算,加算処理を行う演算処理部である。ここで、補正
係数a,bは補給時間を補正する定数であり、その定義
については双方とも自由に設定可能であるが、本実施例
では補正係数aの定義は図7に示すように設定するトナ
ー濃度(T/C)により決定され、設定濃度が低い場合
には減算する補正係数aの値が大きく、逆に高い場合は
減算する補正係数aは小さくて良い。
【0022】補正係数bを加算する理由は、パルスXを
そのままトナー補給駆動出力とすると、理論上では、そ
のタイミングでトナー補給ローラがトナー濃度の変動に
応じて回転するはずであるが、実際には誤差があり、補
給タイミングが遅れたり、補給ローラの停止時間がオー
バーしたりする場合もあり、このような誤差を十分に吸
収するためにも一定の補正係数bを加算しトナー濃度の
変動に見合った適切なトナー量を補給させる必要があ
り、一方、bを加算しない場合は、後述の検知部56で
一定時間毎にサンプリングを行う本発明の構成では、微
小な値cを確実に検出できる確率が低くなり、制御が困
難となるためである。
【0023】加算する補正係数bは自由に設定できる
が、サンプリングの一周期と同等か若しくはこれ以下の
時間に設定すると良い。この理由として、上述のように
サンプリング時間毎にトナー濃度を判定しているため、
一周期以上の時間を設定すると、サンプリング毎にトナ
ーを補給する旨の信号(以下、「レベルHi」という)
を認識する可能性が高くなり、過剰トナー補給となる可
能性が高いからである。56は演算処理された演算値と
所定の基準値とを一定時間毎にサンプリングしてレベル
Hiの信号レベルを検知する検知部である。ここで基準
値は以下に示すように第一実施例では演算値Yを基準と
し、第二実施例では他にd1 ,d2 を基準値として新た
に設けている。
【0024】57は検知部56が複数回サンプリングし
た結果、レベルHiを連続して検知する場合にトリート
メント処理を行うトリートメント処理部である。58は
演算値に基づいてトナー補給モータ7の駆動制御を行う
制御信号を出力する駆動制御回路であり、59は演算値
の信号状態がノイズであるか否かを判断するノイズ判定
手段であり、61は演算値により演算処理部55にレベ
ルHiが出力されているときにタイマー60の設定時間
連続してレベルHiを示した場合にトナー容器2内のト
ナーが無いことを示すトナーエンプティ検知部である。
【0025】次に、本発明の第一実施例であるトナー濃
度制御について図2のフローチャート及び図4〜図6ま
でのタイミングチャートを用いて説明する。現像剤がト
ナー濃度センサ10の検知面10aを通過すると、図4
に示すように透磁率の変化を検出したアナログ信号が出
力され、その信号と基準電圧発生手段51から出力され
るスレッシュホールドとを比較して、その差の正負に対
応した矩形波信号が得られ、この矩形波信号のパルス幅
をカウンタ53でカウントしてパルス幅を時間情報で検
出したパルスXが得られ、この値Xと補正係数aを比較
して(STEP 1)、Xが大きければ演算処理部55における
演算処理に入り(STEP2)、Xが小さければ、図6に示す
ようにトナー濃度が高くなっているため、演算処理部5
5で演算値YをLOWとみなしてトナー補給を停止して
STARTに戻り、Xがaよりも大きくなるまでこのル
ーチンを繰り返す。
【0026】演算処理部55ではカウンタ53で求めた
一周期分のパルスXから補正係数aを減算し、それと同
時に、その減算値cに基づいて所定の補正係数bを加算
して演算値Yを算出する。
【0027】次に演算処理された演算値Yを検知部56
で一定時間毎にサンプリングして信号レベルを検知する
(STEP 3)。所定回数サンプリングした結果がレベルHi
でなければ(トナー濃度が高い。以下「Low」とい
う)、算出された演算値YによるON-OFF信号に基づき駆
動処理部58でトナー補給制御が行われる。一方、サン
プリング結果がレベルHiであるならば、図5に示すよ
うなトナー濃度が急激に減少している場合があり、演算
値Yが連続してレベルHiを検知するかどうかを判断す
る。連続検知と判断した場合は設定濃度に戻るまで画像
処理部のエンジンを停止してトナー補給と攪拌処理のみ
を作動させるトリートメント処理に入る。なお、トリー
トメント処理中に定められた濃度に回復すると、トリー
トメント処理を中止して通常のON-OFF信号に基づきトナ
ー補給制御を行う(STEP 4)。
【0028】次にレベルHiを連続して検知せず、又は
トリートメント処理後に、タイマー60をONして、設
定された濃度に回復しない時間がt時間経過したかどう
かを判断する(STEP 5)。t時間経過している場合にはト
ナーエンプティとみなしてエンジンを停止して、トナー
容器の交換を不図示の表示器で表示させる。一方、STEP
5でt時間経過していない場合に、演算値YがLowと
なる時間がSmms (Sは定数)以下でなければ、トナー
濃度が回復したものと判断してSTEP 3に戻り補給制御を
行う。しかし、時間S以下であるならば、この信号はノ
イズ信号であるとノイズ判定手段59により判断して、
上述のSTEP 5のルーチンを繰り返す。
【0029】また、本実施例では演算処理を1周期内の
信号で演算しているが、これに限定されず、複数の周期
の平均をとり、その平均値により加算減算処理を行う構
成にしても良い。このようにすると、さらに正確なトナ
ー補給制御が行える。
【0030】さらに、演算処理を1周期内の信号で行わ
ず、複数の矩形波信号を用いて平均化を行っても良い。
以下、平均化処理について説明する。
【0031】矩形波信号のパルス幅をカウンタ53でカ
ウントし、図8のように演算処理部55に含まれたRA
M55aにn個のアドレス(Dg 1 〜Dg n) を順次パルス
幅情報として書き込む。次に、それを基に下記(1)式
に示すようにカウンタでカウントした矩形波信号のパル
ス幅の平均値(DgAVE X1 )を算出する。 DgAVE X=(Dg 1+Dg 2+Dg 3・・・・Dg n)/n (1) 続いて、この平均値に基づきSTEP 2で示した演算処理を
行う。次にアドレスDg1のメモリを消去し、次の波形n
+1のパルス幅情報をアドレスDg 1に書き込み、下記
(2)式に基づきパルス幅の平均値(DgAVE X2 )を算
出する。
【0032】 DgAVE X2 =(Dg 2+Dg 3+Dg 4・・・・Dg n+1)/n (2) 以上のような演算を繰り返して補給を行うようにする。
【0033】次に本発明の第二実施例を図9のブロック
図及び図11のフローチャートを用いて説明する。図9
は第一実施例の演算処理部55の構成が異なる以外は同
じであるため他の説明は省略する。
【0034】55bは切り換えスイッチであり、ユーザ
ーが印字した画像サンプルを基に高印字モードにするか
又はノーマル印字モードにするかを選択できる。55c
は通常のノーマル印字モードの演算処理を行う演算処理
部1であり、55dは演算処理部2であり、図10に示
すように補正係数aの減算する値を小さく補正係数a1
にすることによりトナー補給時間c+bの時間が長くな
り、結果的に高濃度のトナーが補給される。
【0035】図11のフローチャートはかかる実施例を
示すもので、出力した画像サンプルを画像濃度が高いか
否かで判断する(STEP 6)。この判断により高印字モード
にするかノーマル印字モードにするかを判定する。この
判定は、ユーザーが行ってもよく、画像サンプルを検出
して自動的に行うようにしても良い。
【0036】この判断以降の処理については、第一実施
例とほぼ同様であるため、詳細は省略するが、d1 ,d
2 ,e1 ,e2 については予め設定された計数化した時
間情報である。また、X≧d1 ,X≧d2 の判断につい
ては検知部56で一定時間毎に複数回サンプリングして
信号レベルを検知して、その結果で判断する。
【0037】
【効果】上述のようにトナー濃度センサから検出される
アナログ信号と一定電圧の基準レベル信号とを比較して
所定の矩形波信号のデジタル信号に変換して上述の演算
処理により演算値を算出して、その演算値に基づいて前
記トナー補給を行う構成としたことによりアナログ信号
のイレギュラーな変化,バラツキを吸収でき、機械的,
電気的変更を検討することなく精度よくトナー濃度制御
が行え、設計変更においても簡単な変更でトナー濃度制
御が行えるトナー濃度検知装置が提供される。
【0038】また、補正係数aの値を切り換える手段を
設けることで、設計変更した際の前記アナログ信号が変
化した場合でも、正確な補給ができつつ、簡単な構成で
キャリアの劣化による濃度低下の回復又はユーザーの濃
度設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像器の概略を説明する図
【図2】第一実施例を示すトナー濃度制御装置のブロッ
ク図
【図3】第一実施例を示すトナー濃度制御装置の制御を
示すフローチャート
【図4】本発明のトナー濃度制御のタイミングチャート
【図5】本発明のトナー濃度制御のタイミングチャート
【図6】本発明のトナー濃度制御のタイミングチャート
【図7】トナー濃度(T/D)と補正係数aの関係を示
す図
【図8】本発明の演算処理部内にあるRAMの構成図
【図9】第二実施例を示す演算処理部内の構成図
【図10】第二実施例のトナー濃度制御を示すタイミン
グチャート
【図11】第一実施例を示すトナー濃度制御装置の制御
を示すフローチャート
【図12】従来のトナー濃度制御のタイミングチャート
【符号の説明】
1:現像器 2:トナー容器 3:現像スリーブ 10:トナー濃度センサ 11:単振動ミキサー 50:制御回路 51:基準電圧発生手段 52:比較器(パルス幅検出器) 53:カウンタ(パルス幅検出手段) 55:演算処理部(演算手段) a,b:補正係数
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−34179(JP,A) 特開 昭62−34178(JP,A) 特開 昭62−28780(JP,A) 特開 昭62−108271(JP,A) 特開 平4−50880(JP,A) 特開 平4−336571(JP,A) 特開 平4−264472(JP,A) 特開 平2−93568(JP,A) 特開 平2−64560(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー濃度センサから検出されたトナー補
    給信号をもとに、予め設定されたトナー濃度になるよう
    にトナー補給制御を行うトナー濃度制御装置において、 前記トナー濃度センサから検出されたトナー量の状態を
    示すアナログ信号と一定電圧の基準信号とを比較して、
    その差の正負に対応した矩形波信号に変換する比較手段
    と、 該比較手段により比較された矩形波信号のパルス幅を計
    数値として検出するパルス幅検出手段と、設定濃度が低い場合は大きく、設定濃度が高い場合は小
    さくするように、設定するトナー濃度(T/C)に応じ
    て設定される複数個の補正係数aを準備し、いずれかの
    補正係数aに切り換える切り換え手段と、 該切り換えられた補正係数aと前記 パルス幅検出手段に
    より検出された計数値との値を比較する比較手段と、 前記計数値から補正係数aを減算する減算手段と、該減
    算手段の減算値に基づいて前記トナー補給信号をサンプ
    リングする一周期分と同等かそれ以下値となる一定値に
    設定した補正係数bを加算する加算手段とで演算値を算
    出する演算手段と、を備え、 前記比較手段で前記計数値が補正係数aより小さいとき
    はトナー補給を停止させ、補正係数a以上のときは該演
    算手段の演算値に基づいてトナー補給制御を行うことを
    特徴とするトナー濃度制御装置。
  2. 【請求項2】前記トナー補給信号をサンプリングする一
    周期内の信号に基づき前記演算値を算出することを特徴
    とする請求項1記載のトナー濃度制御装置。
  3. 【請求項3】トナー濃度センサから検出されたトナー補
    給信号をもとに、予め設定されたトナー濃度になるよう
    にトナー補給制御を行うトナー濃度制御装置において、 前記トナー濃度センサから検出されたトナー量の状態を
    示すアナログ信号と一定電圧の基準信号とを比較して、
    その差の正負に対応した矩形波信号に変換する比較手段
    と、 該比較手段により比較された矩形波信号のパルス幅を計
    数値として検出するパルス幅検出手段と、 該パルス幅検出手段により検出された複数パルスの計数
    値を平均化して平均計数値を検出する平均値検出手段
    と、 設定濃度が低い場合は大きく、設定濃度が高い場合は小
    さくするように、設定するトナー濃度(T/C)に応じ
    て設定されるように複数個の補正係数aを準備し、いず
    れかの補正係数aに切り換える切り換え手段と、 該切り換えられた補正係数aと該平均値検出手段により
    検出された平均計数値との値を比較する比較手段と、 前記平均計数値から補正係数aを減算する減算手段と、
    該減算手段の減算値に基づいて前記トナー補給信号をサ
    ンプリングする一周期分と同等かそれ以下値となる一定
    値に設定した補正係数bを加算する加算手段とで演算値
    を算出する演算手段と、を備え、 前記比較手段で前記平均計数値が補正係数aより小さい
    ときはトナー補給を停止させ、補正係数a以上のときは
    該演算手段の演算値に基づいてトナー補給制御を行うこ
    とを特徴とするトナー濃度制御装置。
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