JP3180890U - 血圧計 - Google Patents

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【課題】リチウムイオン電池を用いて薄型化,小型化,軽量化を図ると共に、リチウムイオン電池を用いることによる安全上の問題を解決し得る血圧計を提供する。
【解決手段】ケース本体1内の回路基板5にリチウムイオン電池6を電気的に接続すると共に、取り外しができないように固定する。電池として薄いリチウムイオン電池6を回路基板5に固定したことにより、血圧計全体として薄型化,小型化,軽量化を図ることができる。さらに、リチウムイオン電池6が交換されないため、電池交換時の電池極性のセット間違えや、異種特性の電池が使用されるおそれもなくなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、ケース内部に電源として電池が設けられる血圧計に係り、特に、家庭用として適する小型/薄型の血圧計に関するものである。
現在、一般人の健康志向、あるいは血圧計の販売価格が低くなってきていることから、家庭用の血圧計として各種多様なものが市販されている。家庭用の血圧計は、使い勝手が良いこと、どこでも使用できる持つ運びが容易であることなどが要求されている。現状、血圧計において、構造の簡素化や構成部材を減少させることにより小型化が図られている。しかし、小型化が促進されている現状では、更なる小型化を図ることが困難になってきている。
家庭用の血圧計を含む小型電気器具において、薄型化を図るためには内蔵される電源電池のサイズが大きく影響する。従来、特許文献1に記載されている血圧計のように、電源電池には円筒型の一次電池が使用されており、例えば、小型の電池として単4電池が比較的多く用いられる。円筒型単4電池のサイズの規格は、直径が9.5mm〜10.5mm、かつ長さが28.0mm〜30.2mmとなっている。
また、家庭用の血圧計には、通常、電池交換用のために電池収納部に電池蓋や電池蓋開閉機構などが備えられ、さらに特許文献1に記載されているように、電池交換時の電池装填時に、使用者が電池極性の電極方向(プラス・マイナス)を間違えないようにするための構造なども具備している。
現在の携帯電話では、電源電池として充電可能な二次電池である角型のリチウムイオン電池が用いられている。角型のリチウムイオン電池のサイズの一例としては、厚さ2.8mm、矩形サイズ50mm×33mm程度のものがある。このサイズの電池であれば、小型電気器具において厚さを更に減少させることができる。また、リチウムイオン電池は、同じエネルギー容量であれば、一般的な電池の中では最も小さく、最も軽いという利点もある。
特開2012−5592号公報
角型のリチウムイオン電池の使用例をみると、例えば携帯電話では、リチウムイオン電池が交換可能であるように、ケース本体に対して着脱できる構造になっている。しかし、一般家庭に用いられるタイマーあるいはキッチンスケールなどの小型電気器具において、リチウムイオン電池を電源電池として用い、かつ着脱可能/交換可能にすると種々の技術的課題が存在する。
携帯電話では、携帯電話の機種ごとに、あるいはメーカーごとに使用されるリチウムイオン電池が指定され、異なるリチウムイオン電池が使用されないように徹底されている。これは、リチウムイオン電池には、現在、業界における基準はあるが、未だ公的な規格が存在していないため、リチウムイオン電池のメーカーごとに、リチウムイオン電池のサイズや材質(ケース,電極など)が異なり、エネルギー容量や出力が異なっているからである。
このため、リチウムイオン電池を使用器具に対して着脱可能/交換可能にした場合、交換時に極性を間違えて装填すると器具の破損を招くおそれがあり危険である。また、リチウムイオン電池は使用電極などにより出力電圧が大きく変わるため、交換の際に電気回路を構成するICなどに設定されている最大使用電圧に適合しないものを用いてしまうと、回路破損を発生してしまうことなどが考えられる。このような課題における危険性は、家庭用血圧計などの家庭用器具を一般消費者が使用する場合に容易に発生することが想定できる。
そこで、本考案は、リチウムイオン電池を用いて薄型化,小型化,軽量化を図ると共に、リチウムイオン電池を用いることによる安全上の問題を解決し得る血圧計を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る血圧計は、腕帯と、該腕帯に加圧空気を供給する加圧部と、前記加圧空気の圧力を検出する圧力検出部と、該圧力検出部と外部操作部との間でデータの授受を行うマイクロコンピュータと、少なくとも前記マイクロコンピュータと電源電池と回路構成部品が搭載される回路基板を備え、前記マイクロコンピュータを経て前記圧力検出手段により検出された圧力を前記表示部に表示する構成の血圧計において、前記電源電池として角型のリチウムイオン電池を血圧計ケース本体に設け、該リチウムイオン電池を前記ケース本体内部に取り外し不可に固定し、前記リチウムイオン電池を前記マイクロコンピュータに対して充電コントロール部と電源電圧を制御監視する電源監視部を介して電気的に接続したことを特徴とする。
また、本考案に係る血圧計は、前記電源電池として、リチウムイオン電池以外に1次電池を、外部から電気的に接続可能に構成したことを特徴とする。
本考案に係る血圧計によれば、角型のリチウムイオン電池をケース本体内部に取り外しされないように固定し、マイクロコンピュータに対して充電コントロール部と電源電圧制御監視部を介して電気的に接続することで、血圧計の電源として支障なく使用することができる。このように、電源電池として厚さが薄い角型のリチウムイオン電池を用いることにより、血圧計全体として小型化,薄型化を図ることができる。
また、リチウムイオン電池をケース本体内部に固定して取り出せないようにしたことにより、従来のような電池交換時の電池極性のセット間違えや、異種特性の電池が使用されるおそれが無くなり、電気/電子部品や機器の破損を防ぐことができる。
また、リチウムイオン電池は充電可能であり、例えば、USBケーブルを用いたパソコンからの充電も可能になり、利便性が高まる。
さらに、電源電池として、リチウムイオン電池に加えて一次電池をも搭載できるようにしたことにより、充電ができない環境下においても、当該血圧計の使用が可能になる。
そして、本考案による上記の実用的な効果は、極めて簡単で簡素化された構成にて得ることができる。
本考案に係る血圧計の実施形態における電気制御系の構成を示すブロック図である。 本考案に係る血圧計の実施形態の全体斜視図である。
以下、本考案の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図2において、1は血圧計のケース本体、2は血圧測定開始用や各種設定用や記憶情報呼出用の各種スイッチ、3は測定結果などを表示する液晶ディスプレイなどの表示部、4は腕帯(カフ)とケース本体1内の所定の部位とを連結するチューブ部材、5はマイクロコンピュータなどを構成する電子部品などを搭載する回路基板、6は電源電池であるリチウムイオン電池、7はリチウムイオン電池6を充電するためのUSBケーブルが接続される連結口である。
図1において、8は血圧計全体を制御する演算制御用のCPU(中央演算処理ユニット)などを含むマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータ8は、制御プログラムや各種データなどを記憶しているROMや、ワークエリアとして使用され各種データを一時的に記憶するとともに、測定した血圧値や表示部2に表示する各種データなどを記憶しているRAMからなるメモリ9a、及び電源供給が止まったときでも記憶したデータが消滅しないように外部メモリ9bと、計時を行うタイマー10や各種I/Oポート11などを具備している。
マイクロコンピュータ8は、表示部3を駆動するための表示部駆動部12と、表示部3のバックライト部13を駆動するためのバックライト部駆動部14と、腕帯15に空気圧を印加するポンプ16を駆動するためのポンプ駆動部17に駆動信号を送る。
さらに、図1において、18はポンプ16にて空気が注入された腕帯15で圧迫された被験者の腕の圧脈波(脈拍)を検出する圧脈波検出部、19は腕帯15に注入された空気圧を検出する圧力センサであり、各検出データがマイクロコンピュータ8へ出力される。20は、パソコンのUSB端子などからUSBケーブルを介して、電気的に接続されてリチウムイオン電池6に対する充電電圧などを制御する充電コントロール部、21はマイクロコンピュータ8の各部に対して所定の電圧を印加するようにコントロールする電源コントロール部、22は電源電圧の変化を監視している電源監視部である。
また、本実施形態では、単4型アルカリ電池などの一次電池23を別箱にして電気的に接続し、外付けの電源電池として用いることが可能であるようにしている。接続された一次電池23を適正に使用するため、リチウムイオン電池6と同様に電源コントロール部21、電源監視部22を介してマイクロコンピュータ8の受電部に電気的に接続されている。
前記構成の本実施形態において、血圧測定開始用スイッチ1がオンされると、ポンプ駆動部17を介してポンプ16の腕帯15への加圧力が制御される。血圧の測定時には、ポンプ16により腕帯15が加圧された後に減圧され、このとき、公知のように圧脈波検出部18で検出される圧脈波の状態にて、被検者の血圧が測定される。そして,表示部3に、検出された最高/最低血圧値、あるいは加圧不足や測定不能などの情報が表示される。これらの動作・演算などの制御はマイクロコンピュータ8によって行われる。
測定動作の間、タイマー10は、マイクロコンピュータ8からの指示出力により計時開始し、この指示された時間が経過すると、割込み信号などを出力してマイクロコンピュータ8に報知するように動作している。
リチウムイオン電池6は、充電コントロール部20によりUSB/5Vから充電可能電圧にコントロールされながら充電を受ける。リチウムイオン電池6と共に一次電池(単4型アルカリ電池)23を接続した場合、リチウムイオン電池6と単4型アルカリ電池23の電圧を電源監視部22にて監視して、マイクロコンピュータ8で規定する電圧を印加できる状態の電池を選択的に使用するようにしている。
上記のように、本実施形態では、電源電池として薄く角型のリチウムイオン電池6を用いたことにより、器具全体として薄型化を図ることができる。本例で用いたリチウムイオン電池6は角型のリチウムイオン電池であり、サイズを例示すれば、縦=33mm,横=50mm,厚さ=2.8mmの平面視矩形のものである。
そこで、本実施形態と同様な電池内蔵型の血圧計において、電源電池として単4電池を用いた場合と比較する。円筒型単4電池のサイズの一般的規格が、直径が9.5mm〜10.5mm、かつ長さが28.0mm〜30.2mmであることから、基本構成が図2と同様のものであるとすると、本実施形態の血圧計の方が、厚さを約6.7〜7.7mm減少させることができる。
また、リチウムイオン電池6をケース本体1内部の回路基板5に取り外し不可に固定したことにより、ケース本体1に従来の電池蓋などの電池交換のための部材を備える必要がなくなる。しかも、ケース本体1全体を一体構造にして密閉性が高い構造にすることができ、防水機能が向上する。
また、リチウムイオン電池6をケース本体1内部に固定して取り出すことができなくしたことにより、従来のような電池交換時の電池極性のセット間違えや、異種特性の電池が使用されるおそれもなくなるため、電気/電子部品や機器の破損を未然に確実に防ぐことができる。
さらに、リチウムイオン電池6に対して、USBケーブルを用いてパソコンからの充電が可能であるため利便性が高まる。
本考案は、電源電池を内蔵する一般家庭用の血圧計に実施して有効であるが、小型医療機器にも適用できる。
1 ケース本体
2 各種スイッチ
3 表示部
5 回路基板
6 リチウムイオン電池
7 USBケーブルが接続される連結口
8 マイクロコンピュータ
12 表示部駆動部
14 バックライト部駆動部
15 腕帯
16 ポンプ
17 ポンプ駆動部
18 圧脈波検出部
19 圧力センサ
20 充電コントロール部
21 電源コントロール部
22 電源監視部
23 一次電池(アルカリ電池)

Claims (2)

  1. 腕帯と、該腕帯に加圧空気を供給する加圧部と、前記加圧空気の圧力を検出する圧力検出部と、該圧力検出部と外部操作部との間でデータの授受を行うマイクロコンピュータと、少なくとも前記マイクロコンピュータと電源電池と回路構成部品が搭載される回路基板を備え、前記マイクロコンピュータを経て前記圧力検出手段により検出された圧力を前記表示部に表示する構成の血圧計において、
    前記電源電池として角型のリチウムイオン電池を血圧計ケース本体に設け、該リチウムイオン電池を前記ケース本体内部に取り外し不可に固定し、前記リチウムイオン電池を前記マイクロコンピュータに対して充電コントロール部と電源電圧を制御監視する電源監視部を介して電気的に接続したことを特徴とする血圧計。
  2. 前記電源電池として、リチウムイオン電池以外に1次電池を、外部から電気的に接続可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の血圧計。
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