JP3180670U - セパレート型エアコンの室内機の排水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力不用で低コストのセパレート型エアコンの室内機の排水装置を提供する。
【解決手段】第1のドレンタンク10は、セパレート型エアコンの室内機のそばに配置され、室内機の排出するドレン水を受け取る。第1のドレンタンク10の出口12は、第2のドレンタンク20の排水口23より低くし、第2のドレンタンク20内は排水口23の高さで水位を維持する。ドレンパイプ24内は、水が充填されて、第1のドレンタンク10内の水位と第2のドレンタンク20内の水位が同じであるため、第1のドレンタンク10に流入したドレン水は、第2のドレンタンク20の排水口23から流出する。第1、第2のタンク間を接続するドレンパイプは、両タンク間で高低差のある区間を自由に引き回すことができ、室外に十分な容量の第2タンクを配置することができる。
【選択図】図1
【解決手段】第1のドレンタンク10は、セパレート型エアコンの室内機のそばに配置され、室内機の排出するドレン水を受け取る。第1のドレンタンク10の出口12は、第2のドレンタンク20の排水口23より低くし、第2のドレンタンク20内は排水口23の高さで水位を維持する。ドレンパイプ24内は、水が充填されて、第1のドレンタンク10内の水位と第2のドレンタンク20内の水位が同じであるため、第1のドレンタンク10に流入したドレン水は、第2のドレンタンク20の排水口23から流出する。第1、第2のタンク間を接続するドレンパイプは、両タンク間で高低差のある区間を自由に引き回すことができ、室外に十分な容量の第2タンクを配置することができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、セパレート型エアコンの室内機の排水装置に関し、特に、セパレート型エアコンの室内機に用いられる電力不用で、低コストの排水装置に関する。
家庭、会社などにおいて、エアコンは、不可欠な電気製品である。異なる環境およびニーズにより、窓型、セパレート型、移動型など、異なる形態のエアコンがある。どの形態のエアコンでも、圧縮機が圧縮された冷媒を送り、凝縮器および蒸発器で熱交換が行なわれ、冷風を起こすという同様の原理によるものである。熱交換の過程で凝縮器の凝縮作用によりドレン水が発生するが、どのエアコンでもドレン水排出機能が必要となる。本考案は、セパレート型エアコンの室内機の排水装置に関するが、従来のセパレート型エアコンの室内機の排水方法は、ドレンパイプにより直接排水するものであった。しかし、ドレン水が下方に向かって流動するため、室内機はできるだけ高所に設置しなければドレン水が下方に向かって流動しない。そのため、室内機の設置において、ある程度の制限を受けることになり、室内デザインなどに悪影響を与える。ドレンパイプが適当に処置されないと、居住生活が不快なものになってしまうおそれもある。
上記の問題点を解決するため、室内機のそばにドレンタンクを設け、ドレン水を貯蔵し、ドレンタンク内臓のモーターにドレンパイプを接続することによりドレン水を室外に排出する方法が案出された。この方法により、ドレンパイプを高所に設置しなければならないという排水問題を解決したが、モーターの設置によりコストの上昇、電力消費、騒音問題などの新たな課題が出現した。特に、モーターが夜間など静かな環境下で運転すると、騒音が人を不快にさせる。以上のように、セパレート型エアコンの室内機には、明らかに排水問題が存在し、直ちに改善する必要があった。
本考案の目的は、電力不用で低コストのセパレート型エアコンの室内機の排水装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本考案は、セパレート型エアコンの室内機の排水装置を提供する。本考案のセパレート型エアコンの室内機の排水装置は、第1のドレンタンクおよび第2のドレンタンクを有する。第1のドレンタンクは、水を貯蔵する機能を有する容器で、下端に出口が設けられている。第2のドレンタンクは、水を貯蔵する機能を有する容器で、下端に入口が設けられ、上端に排水口が設けられている。第1のドレンタンクおよび第2のドレンタンクの頂端に蓋が設けられ、側面に固定ユニットが設けられている。第2のドレンタンクの入口と第1のドレンタンクの出口との間に所定の長さのドレンパイプが枢接されている。排水口は、所定の長さの排水管を枢接している。第1のドレンタンクは、セパレート型エアコンの室内機のそばに配置され、室内機の排出するドレン水を受け取る。第1のドレンタンクの出口は、第2のドレンタンクの排水口より低くなければならず、第2のドレンタンク内は排水口の高さで水位を維持する。ドレンパイプ内は、水が充填されている。第1のドレンタンク内の水位と第2のドレンタンク内の水位は同じであるため、第1のドレンタンクに流入した水は第2のドレンタンクの排水口から流出する。
本考案のセパレート型エアコンの室内機の排水装置は、第1のドレンタンクおよび第2のドレンタンクの構造により、配置が簡単で、コストが低いだけでなく、電力不用で騒音を出すことがなく室内機の排水問題を解決することができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態によるセパレート型エアコンの室内機のドレンタンクを示す斜視図である。図1に示すように、本考案のドレン水排水装置は、第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20を有する。
図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態によるセパレート型エアコンの室内機のドレンタンクを示す斜視図である。図1に示すように、本考案のドレン水排水装置は、第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20を有する。
第1のドレンタンク10は、水を貯蔵する機能を有する容器で、頂端に蓋11が設けられ、頂端を閉め、下端に出口12が設けられている。第1のドレンタンク10の側面に固定ユニット13が設けられている。固定ユニット13は、穴、フックなど、第1のドレンタンク10を壁面に固定させるものである。
第2のドレンタンク20は、水を貯蔵する機能を有する容器で、頂端に蓋21が設けられ、頂端を閉め、下端に入口22が設けられ、上端に排水口23が設けられている。入口22と第1のドレンタンク10の出口12との間に所定の長さのドレンパイプ24が設置されている。ドレンパイプ24は、可撓性を有する。排水口23は、所定の長さの排水管25を接続している。第2のドレンタンク20の側面に固定ユニット26が設けられている。固定ユニット26は、穴、フックなど、第2のドレンタンク20を壁面に固定させるものである。
図2を参照する。図2は、本考案の一実施形態によるセパレート型エアコンの室内機のドレンタンクを示す断面図である。図2に示すように、第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20が使用される際には、固定ユニット13、26により壁面に固定され、第1のドレンタンク10の出口12位置が第2のドレンタンク20の排水口23位置より低く、第2のドレンタンク20内で水位が排水口23の高さに維持され、ドレンパイプ24内にドレン水が充填されている。アルキメデスの原理で第1のドレンタンク10内の水位と第2のドレンタンク20内の水位は、同じである(第1のドレンタンク10内の水位が出口12より高い場合)。
ここで重要なのが第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20の頂端に設けられた蓋11、21が頂端を閉じることにより、粉塵が内部に混入するのを防止し、同時にタンク内の水分が蒸発するのも防止することができる。
図3を参照する。図3は、本考案の一実施形態によるセパレート型エアコンの室内機のドレンタンクの使用動作を示す断面図である。図3に示すように、第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20の構造に基づき、第1のドレンタンク10は、セパレート型エアコンの室内機30のそばに配置され、室内機30の排出するドレン水を受け取る。第2のドレンタンク20は、室外、浴室、ベランダなど、容易に排水できる場所に配置される。室内機30が排出したドレン水が第1のドレンタンク10に入ると、第2のドレンタンク20と同じ高さで第1のドレンタンク10内に貯蔵されたドレン水、およびドレン水が充填して真空となったドレンパイプ24により、第1のドレンタンク10のドレン水がサイフォンの原理で第2のドレンタンク20に直接流入し、同時に排水口23から流出する。以上のように、第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20の配置位置は、制限を受けることになる。第1のドレンタンク10が室内機30のそばに配置され、室内機30の排出するドレン水を受け取る。第2のドレンタンク20の排水口23は、第1のドレンタンク10の出口12より高くなければならず、第2のドレンタンク20内は排水口23の高さで水位を維持する。ドレンパイプ24内は、水が充填され、第1のドレンタンク10内の水位と第2のドレンタンク20内の水位は、同じである。そのため、ドレンパイプ24は、高い位置から低い位置に配置するという制限を受けず、ドレンパイプ24が第1のドレンタンク10より高くても、サイフォンの原理で水が第2のドレンタンク20に流入する。ドレンパイプ24は、壁面の角、冷媒管路、部屋の装飾などに沿って配置することができるため、自由な配置が可能となり、居住空間の快適さを増加させることができる。
上記の第1のドレンタンク10および第2のドレンタンク20の構造により、配置が簡単で、コストが低いだけでなく、電力不用で騒音を出すことがなく室内機の排水問題を解決することができる。
本明細書は、好適な実施形態を前述の通りに開示するが、本考案はこれらの内容に限定されるものではなく、当業者において当然になし得るこれらの技術的特徴を踏まえた変更、修正、構成の付加は、本考案の範囲に属する。
従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
10 第1のドレンタンク
11 蓋
12 出口
13 固定ユニット
20 第2のドレンタンク
21 蓋
22 入口
23 排水口
24 ドレンパイプ
25 排水管
26 固定ユニット
30 室内機
11 蓋
12 出口
13 固定ユニット
20 第2のドレンタンク
21 蓋
22 入口
23 排水口
24 ドレンパイプ
25 排水管
26 固定ユニット
30 室内機
Claims (1)
- セパレート型エアコンの室内機の排水装置であって、
第1のドレンタンクおよび第2のドレンタンクを有し、前記第1のドレンタンクは水を貯蔵する機能を有する容器で、下端に出口が設けられ、前記第2のドレンタンクは水を貯蔵する機能を有する容器で、下端に入口が設けられると共に上端に排水口が設けられ、前記第1のドレンタンクおよび前記第2のドレンタンクの頂端にそれぞれ蓋が設けられ、側面にはそれぞれ固定ユニットが設けられ、前記第2のドレンタンクの前記入口と前記第1のドレンタンクの前記出口との間を接続するドレンパイプが配置され、前記第2タンクの排水口に排水管を接続し、前記第1のドレンタンクはセパレート型エアコンの室内機のそばに配置されて前記室内機の排出するドレン水を受け取り、前記第1のドレンタンクの前記出口を前記第2のドレンタンクの前記排水口より低く配置して前記第2のドレンタンク内の水位をその排水口の高さに維持することにより前記ドレンパイプ内をドレン水で充填し、前記第1のドレンタンク内の水位と前記第2のドレンタンク内の水位を等しく保って、前記第1のドレンタンクに流入した水を前記第2のドレンタンクの前記排水口から流出することを特徴とするセパレート型エアコンの室内機の排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006353U JP3180670U (ja) | 2012-10-18 | 2012-10-18 | セパレート型エアコンの室内機の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012006353U JP3180670U (ja) | 2012-10-18 | 2012-10-18 | セパレート型エアコンの室内機の排水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180670U true JP3180670U (ja) | 2012-12-27 |
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Family Applications (1)
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JP2012006353U Expired - Fee Related JP3180670U (ja) | 2012-10-18 | 2012-10-18 | セパレート型エアコンの室内機の排水装置 |
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JP (1) | JP3180670U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014224650A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | ダイキン工業株式会社 | 除湿機のドレンタンク |
CN109520111A (zh) * | 2018-09-10 | 2019-03-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种排水装置、电器设备及排水方法 |
-
2012
- 2012-10-18 JP JP2012006353U patent/JP3180670U/ja not_active Expired - Fee Related
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