JP3180640U - 展示ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】購買者が商品サンプルの外側及び内側のいずれをも見ることができ、また、内側の全体を触ることができ、そして、整然とした展示を行うことができる展示ホルダーを提供する。
【解決手段】展示ホルダーは、所定の間隙を挟んで対向するように配置された前板15及び後板11と、前記前板15と後板11を連結する湾曲板であって、該前板15及び後板11が開かれたとき、前記対向する状態に戻すような弾性を有する連結部13とを有する。商品サンプル50は前板15と後板11の間に挟む。展示ホルダーを透明プラスチック板で作製する等により商品サンプル50の外側を見ることができ、また、前板15と後板11を開くことにより商品サンプル50の内側を見るだけでなくその全体を触ることができる。更に、展示ホルダーが略平面状であるため安定な状態で置かれ、整然とした展示を行うことができる。
【選択図】図3
【解決手段】展示ホルダーは、所定の間隙を挟んで対向するように配置された前板15及び後板11と、前記前板15と後板11を連結する湾曲板であって、該前板15及び後板11が開かれたとき、前記対向する状態に戻すような弾性を有する連結部13とを有する。商品サンプル50は前板15と後板11の間に挟む。展示ホルダーを透明プラスチック板で作製する等により商品サンプル50の外側を見ることができ、また、前板15と後板11を開くことにより商品サンプル50の内側を見るだけでなくその全体を触ることができる。更に、展示ホルダーが略平面状であるため安定な状態で置かれ、整然とした展示を行うことができる。
【選択図】図3
Description
本考案は、紙オムツや生理用品、下着パンツ、袋物等の、二つ折りにされた状態又は開口袋状の状態で使用される商品について、購買者がその内側を確認することができるようにして店頭に展示するための展示ホルダーに関する。
前記のような商品は、外側から見た外観の他、内側の構造や材質の良否も重要な購買動機となる。そこで、購買者が購入前に商品の外側及び内側を確認することができるように、商品サンプルをそのまま商品陳列台等の上に置き、購買者が自由に触れるようにしておくことがよく行われる。しかし、このように置かれた商品サンプルを取り上げ、外側・内側を子細に観察した購買者が、元のきれいな状態で商品陳列台等の上に戻すことは少なく、乱雑な状態で戻されることが多い。一旦このような状態となった商品サンプルは、次の購買者には手にすることがためらわれる。従って、このような商品サンプル展示方法は、実際には購買者へのサンプル呈示の役割をほとんど果たし得ない。
特許文献1には、紙オムツ等の商品サンプルを立体展示する装置(支持体)が開示されている。これは、湾曲する前板と後板とで筒状体を形成し、常時は紙オムツ等の商品サンプルを立体展示することにより、内側も見せるようにしたものである。なお、展示以外の時は前後に押しつぶすことにより平坦となり、支持体自体の取り扱いが容易になるという利点を持つ。
特許文献1に記載の展示装置は、購買者が常時商品サンプルの外側と内側を見ることができ、その状態が維持されるという点では、商品サンプルをそのまま商品陳列台上に置くという展示方法よりは展示効果はある。
しかし、この展示装置は、紙オムツ等の商品サンプルを前板と後板の外側に取り付けるという形態、すなわち湾曲する前板と後板を商品サンプルの内側に取り付けるという形態をとるため、商品サンプルの内側の一部がこれら前板・後板に隠され、内側の全体を購買者に見せたり触らせたりすることができないという欠点がある。また、商品展示時の形状が立体的であるがゆえに、それを一定の姿勢に保つための別の支持体が無いと転がってしまい、様々な姿勢をとるようになる。従って、やはり購買者に展示が乱雑であるという印象を与えてしまう可能性がある。
しかし、この展示装置は、紙オムツ等の商品サンプルを前板と後板の外側に取り付けるという形態、すなわち湾曲する前板と後板を商品サンプルの内側に取り付けるという形態をとるため、商品サンプルの内側の一部がこれら前板・後板に隠され、内側の全体を購買者に見せたり触らせたりすることができないという欠点がある。また、商品展示時の形状が立体的であるがゆえに、それを一定の姿勢に保つための別の支持体が無いと転がってしまい、様々な姿勢をとるようになる。従って、やはり購買者に展示が乱雑であるという印象を与えてしまう可能性がある。
本考案が解決しようとする課題は、購買者が商品サンプルの外側及び内側のいずれをも見ることができ、また、内側の全体を触ることができ、そして、整然とした展示を行うことができる展示ホルダーを提供することにある。
上記課題を解決するために成された本考案に係る展示ホルダーは、
所定の間隙を挟んで対向するように配置された前板及び後板と、
前記前板及び後板を連結する湾曲板であって、該前板及び後板が開かれたとき、前記対向する状態に戻すような弾性を有する連結部と
を有することを特徴とする。
所定の間隙を挟んで対向するように配置された前板及び後板と、
前記前板及び後板を連結する湾曲板であって、該前板及び後板が開かれたとき、前記対向する状態に戻すような弾性を有する連結部と
を有することを特徴とする。
本考案に係る展示ホルダーでは、前板及び後板で商品サンプルを挟むようにして取り付ける。購買者が商品サンプルの内側を見たり触ったりしたい場合には、前板と後板を手で開ければよい。内側を見た後、購買者が手を離すと、前板と後板は連結部の弾性作用により自動的に元の状態に戻る。この状態では前板と後板が対向しているため、展示ホルダー及び商品サンプルは商品陳列台等の上に安定した状態で置かれ得る。従って、展示を常にきれいな状態に保っておくことができる。
前記間隙の大きさ(前板と後板の間の距離)は、商品サンプルの前部と後部の厚さの和と同程度又はそれよりも小さくしておくこともできるし、それよりも大きくしておくこともできる。同程度又は小さくしておいた場合、購買者は商品サンプルの内側を見るためには手で前板と後板を開かねばならないが、展示ホルダー及び商品サンプルが整然としているという印象を与えることができる。間隙の大きさを商品の前部と後部の厚さの和よりも大きくしておくことにより、商品サンプルの上部(連結部側とは逆側の部分)は常に開いた状態となり、購買者は何もせずとも商品の内側を見て触ることができるようになる。
前板又は後板は、全面板の他、左右両側だけのU字状の板、中央に開口を有する板等でもよい。これにより、商品サンプルの外側を見せることができる。
前板及び後板が全面板の形態である場合、それらは透明であることが望ましい。これにより、商品サンプルの外側を全面的に見せることができる。もちろん、前板及び後板がU字状や開口を有するものであっても同様に透明にしてもよい。
本考案に係る展示ホルダーは、子供用・成人用紙オムツ、生理用品、尿漏れ防止パッド等の二つ折り商品について主に使用されるが、下着パンツや袋物等の開口を有する袋状製品についても使用することができる。
上述したように、本考案に係る展示ホルダーによれば、購買者が商品サンプルの外側及び内側のいずれをも見ることができ、また、内側の全体を触ることができる。さらに、常に整然とした展示を行うことが可能となる。
本考案の一実施例における展示ホルダーについて、図1〜図3を参照しながら説明する。
本実施例における展示ホルダーは、紙オムツや生理用品、下着パンツ、袋物等の、二つ折りにされた状態又は開口袋状の状態で使用される商品のサンプルをそのような状態で展示するために用いられる。
本実施例に係る展示ホルダーを図1に示す。本実施例に係る展示ホルダー1は、1枚の透明のプラスチック板を曲げ加工することにより作製され、略平行に対向するように設定された前板15と後板11、及び、両者を接続する断面が円弧状の連結部13から成る。商品サンプルは、折り部が連結部13側となるようにして、この前板15と後板11の間に挟む。
前板15と後板11の間隔は、両者の間に挟む商品サンプルの厚さに応じて設定し、それとほぼ同じとするか、やや大きいものとする。そして、連結部13の断面の円弧の大きさ(直径)は、前記前板15と後板11の間隔よりも大きくしておく。商品サンプルを二つ折りにしたとき、商品サンプルの折り部に余裕を持たせてそこに強い力を与えないようにするためと、購買者が商品サンプルの内側を見るために前板15と後板11を開いたときに連結部13自身に過大な応力が掛からないようにするためである。
連結部13は、購買者が前板15と後板11を容易に開くことができる程度の適度な弾性を有するように、その幅と素材のプラスチック板の厚さを設定する。
前板15及び後板11の内側には、商品サンプルを固定するためのフック面テープ23(図1中の点線で囲まれた部分)が設けられている。また、後板11の自由端には吊下げ片17が連設されており、そこには紐通し孔21が左右に2個設けられている。
後板11の左右の両側部には、補強片25(図1中の破線で囲まれた部分)が設けられている。補強片25は、購買者が本展示ホルダー1を開いたときに、前板15と後板11が湾曲することなくきれいに開いて商品サンプルの内部を明瞭に見ることができるようにするためのものであり、後板11に設けてもよいし前板15に設けてもよい。もちろん、双方に設けてもよい。補強片25は、細長いプラスチック板を後板11や前板15に接着固定したものでもよいが、後板11又は前板15の本体を折り返すことにより形成することが望ましい。なお、補強片25は後板11や前板15の両側部ではなく、中央付近に設けてもよい。
本実施例に係る展示ホルダー1に子供用の紙オムツ50を取り付けた状態を図2に示す。このように紙オムツ50を取り付けるためには、まず展示ホルダー1を手で開き、二つ折りの紙オムツ50の外側半分を後板11のフック面テープ23に取り付け、もう半分を前板15のフック面テープ23に取り付ける。紙オムツ50の表面には細かい起毛が無数に形成されているため、該表面を各フック面テープ23に接触させるだけで紙オムツ50を固定することができる。
このように紙オムツ50を挟持した状態で、展示ホルダー1を商品陳列台上に載置し、或いは、後板11の吊り下げ片17の紐通し孔21に紐を通して店頭に吊して展示する。上述したように展示ホルダー1が透明プラスチック板で作製されていることにより、購買者は展示ホルダー1を通して紙オムツ50の外側を見ることができる。また、商品陳列台上に載置する場合は、展示ホルダー1が略平面状であるため安定した状態で置かれ、購買者に整然とした印象を与えることができる。
図3の(a)は、紙オムツ50を展示ホルダー1に取り付けた状態を側面から見た図である。購買者がこの状態から展示ホルダー1を開くと、図3の(b)に示すように紙オムツ50も開く。従って、購買者は、紙オムツ50の内側を見るだけでなく、内側全体に自由に触れてその肌触りを確認することができる。
上述した紙オムツ50とは異なり、表面に起毛を有しない商品のサンプルを展示ホルダー1に取り付ける場合は、商品サンプルの表面に予め面ファスナーのループ面テープを貼付しておき、該ループ面テープを前板15及び後板11のフック面テープ23に係着させるとよい。或いは、接着剤を用いて商品サンプルを前板15及び後板11に固定してもよい。
また、連結部13、前板15及び後板11をそれぞれ別のプラスチック板から作製しておき、これらを接着剤等で互いに接着することにより展示ホルダー1を得るようにしてもよい。
図4及び図5は、本実施例の変形例をそれぞれ示したものである。図4に示す展示ホルダー1Aでは、後板11Aと前板15AとがU字形状に設けられている。また、図5に示す展示ホルダー1Bでは、後板11Bと前板15Bの中央に開口31、35がそれぞれ設けられている。これらの展示ホルダー1A、1Bでは、取り付けられた商品サンプルの外側を見せ、また、触らせることができる。
1、1A、1B…展示ホルダー
11、11A、11B…後板
15、15A、15B…前板
13…連結部
17…紐通し片
21…紐通し孔
23…フック面テープ
25…補強片
31、35…開口
50…紙オムツ
11、11A、11B…後板
15、15A、15B…前板
13…連結部
17…紐通し片
21…紐通し孔
23…フック面テープ
25…補強片
31、35…開口
50…紙オムツ
Claims (6)
- 所定の間隙を挟んで対向するように配置された前板及び後板と、
前記前板及び後板を連結する湾曲板であって、該前板及び後板が開かれたとき、前記対向する状態に戻すような弾性を有する連結部と
を有することを特徴とする展示ホルダー。 - 前記前板又は後板がU字状であることを特徴とする請求項1に記載の展示ホルダー。
- 前記前板又は後板が開口を有することを特徴とする請求項1に記載の展示ホルダー。
- 前記前板又は後板が透明であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の展示ホルダー。
- 前記前板及び後板が前記連結部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の展示ホルダー。
- 前記前板及び後板の少なくとも一方に補強片が固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の展示ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006313U JP3180640U (ja) | 2012-10-17 | 2012-10-17 | 展示ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012006313U JP3180640U (ja) | 2012-10-17 | 2012-10-17 | 展示ホルダー |
Publications (1)
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JP3180640U true JP3180640U (ja) | 2012-12-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012006313U Expired - Fee Related JP3180640U (ja) | 2012-10-17 | 2012-10-17 | 展示ホルダー |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3180640U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018132745A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | ユニ・チャーム株式会社 | 販売促進ツール、陳列体及び方法 |
-
2012
- 2012-10-17 JP JP2012006313U patent/JP3180640U/ja not_active Expired - Fee Related
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