JP3180298U - 電子機器の多段階角度設定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が容易に角度設定を行える電子機器の多段階角度設定構造を提供する。
【解決手段】ベース部材21の電子機器11と回転自在に係合する一方の回転軸において、前記電子機器11の設置面と操作面または表示面との角度を調節するために、前記電子機器11側面に設けられた挿入溝に前記ベース部材21の片側の回転軸に設けられた2つの凸部が挿入される。挿入された前記凸部は前記電子機器11内部に設けられた多数の凹部に嵌合することにより、多段階角度設定構造を実現させる。
【選択図】図1
【解決手段】ベース部材21の電子機器11と回転自在に係合する一方の回転軸において、前記電子機器11の設置面と操作面または表示面との角度を調節するために、前記電子機器11側面に設けられた挿入溝に前記ベース部材21の片側の回転軸に設けられた2つの凸部が挿入される。挿入された前記凸部は前記電子機器11内部に設けられた多数の凹部に嵌合することにより、多段階角度設定構造を実現させる。
【選択図】図1
Description
本考案は、卓上で使用するときに設置角度を設定できる角度設定構造を有する電子機器に関するものである。
従来の電子機器の設置角度設定構造として、筐体底部とベース部材の片側が回転して係合し、筐体底部と回転して係合しているスタンドが筐体を支持することにより、電子機器の設置角度を設定するものがある(例えば、特許文献1)。
上述した特許文献1に記載の角度設定構造においては、スタンドに2つのベース部材を使用した角度設定構造のため、使用者がスタンドの角度変更時に複数のベース部材を操作する必要があり、従来の角度設定構造では使用者が容易に角度変更できないことが懸念される。
本考案の課題は、上記の問題点を解決するために、1つのベース部材の操作で容易に設置角度を変更することができ、かつ、多段階の角度設定構造を提供することにある。
本考案は、筐体を構成するベース部材と前記ベース部材が接続される電子機器から成る、前記電子機器を設置する際の角度設定構造であって、前記電子機器は、前記ベース部材との係合部に前記ストッパーと係合して前記ベース部材の回動を固定する1以上の凹部を有し、前記ベース部材は、前記電子機器と回転自在に係合する係合部に設けられた1以上のストッパーと、前記ストッパーを前記凹部に押し付ける方向に働くバネ部材と、を有し、前記ベース部材を回動させる場合に、前記バネ部材を圧縮させる方向に前記ベース部材を押動することにより前記凹部と前記ストッパーとの係合を解除し、前記ベース部材の押動を止めることで前記バネ部材の反力により前記ストッパーと前記凹部とが再び係合させ前記ベース部材の回動を固定することを特徴とする。
本考案によれば、1つのベース部材を操作することで設置角度を変更することができ、かつ、多段階の角度設定構造を提供できる。
図1は(a)に本考案における電子機器の多段階角度設定構造の構成を示す斜視図を示し、(b)に多段階角度設定構造部を拡大した図を示す。図1(a)の筐体は、電子機器11とベース部材21から構成されており、図1(b)の電子機器11とベース部材21の係合部は、ベース部材21に設けられたストッパー付凸部23と、ストッパー付凸部23に設けられたストッパー24と、ストッパー付凸部23と係合するバネ部材31と、電子機器11に設けられたストッパー付凸部23を挿入する凹部13と、ストッパー24が係合する多数の凹部14から構成されている。角度設定の動作については後述する。
図2は(a)に電子機器11の斜視図を示し、(b)にストッパー付凸部23を挿入する挿入部の拡大図を示す。図2(a)より、電子機器11にはベース部材21と係合する凹部12と、ベース部材21に設けられたストッパー付凸部23を挿入する凹部13が設けられている。図2(b)より、ストッパー付凸部23が電子機器11に挿入された後、ストッパー24と係合され固定するための多数の凹部14が設けられている。
図3はベース部材21及びバネ部材31の斜視図を示す。ベース部材21には電子機器11の凹部12と係合する凸部22と、電子機器11の凹部13と係合するストッパー付凸部23が設けられており、ストッパー付凸部23には2本のストッパー24が設けられている。また、ストッパー付凸部23の端面にはバネ部材31が係合されている。尚、凸部22及びストッパー付凸部23は電子機器11の凹部12及び凹部13と回転自在に係合する。
多段階角度設定構造について図1を用いて説明する。図1(b)に示すベース部材21のストッパー付凸部23に設けられた2つのストッパー24が、電子機器11に設けられた凹部14に係合し、またバネ部材41の反力によってストッパー24を凹部14に向かって押動する方向に力が加わることで、ベース部材21の回動を固定している。この状態では、ストッパー24と凹部14の係合が自然に解除されることは無く、ベース部材21の角度は保持される。
次に、角度を調整する場合について説明する。ここで図1(a)から、角度の設定はベース部材21を回転方向AまたはBいずれの方向に回動させても行うことが可能である。角度を調整する場合は、ベース部材21を方向Cに向かって操作者が押動することにより、バネ部材41が縮む方向に力が加わり、ストッパー24と凹部14の係合を解除させてベース部材21を回動させる。次に、ベース部材21を任意の角度に設定した後に、前述した操作者の押動を止めることで再びバネ部材41の反力によってストッパー24を凹部14に向かって押動する方向に力が加わり、ストッパー24と凹部14が係合されてベース部材21の角度が保持される。
このように、本考案によれば従来の角度設定構造よりも小さい部品で多段階の角度設定を提供でき、かつ角度設定方法が簡単なため使用者も容易に角度設定を行うことが可能である。また、本考案を実施することで、従来の角度設定構造よりも部品が小型化されることにより、製造及び管理コストの低減を可能とし、更に、従来の角度設定構造では、設置角度を変更しても筐体が占める設置面積は一定であったが、本考案によれば、設置角度を変更することで設置面積を変えることができ、従来よりも狭い場所に筐体を配置することが可能となる。尚、本考案を実施するに当たり、趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。本考案において、実施例として回転軸に設けた2つの凸部は、固定できるならば凸部の角度に制限はなく、また凸部の数にも制限はない。これにより、電子機器側の挿入溝および凹部も前記凸部に合わせ自由に設置でき制限はない。尚、実施例に示した凸部、凹部は相互に入れ替えたとしても同様の効果が得られる。
11 電子機器
12 ベース部材と係合する凹部
13 ストッパーを挿入する凹部
14 ストッパーと係合する凹部
21 ベース部材
22 電子機器と係合する凸部
23 ストッパー付凸部
24 ストッパー
31 バネ部材
12 ベース部材と係合する凹部
13 ストッパーを挿入する凹部
14 ストッパーと係合する凹部
21 ベース部材
22 電子機器と係合する凸部
23 ストッパー付凸部
24 ストッパー
31 バネ部材
Claims (1)
- 筐体を構成するベース部材と前記ベース部材が接続される電子機器から成る、前記電子機器を設置する際の角度設定構造であって、
前記電子機器は、前記ベース部材との係合部に前記ストッパーと係合して前記ベース部材の回動を固定する1以上の凹部を有し、前記ベース部材は、前記電子機器と回転自在に係合する係合部に設けられた1以上のストッパーと、前記ストッパーを前記凹部に押し付ける方向に働くバネ部材と、を有し、
前記ベース部材を回動させる場合に、前記バネ部材を圧縮させる方向に前記ベース部材を押動することにより前記凹部と前記ストッパーとの係合を解除し、前記ベース部材の押動を止めることで前記バネ部材の反力により前記ストッパーと前記凹部とが再び係合させ前記ベース部材の回動を固定することを特徴とする電子機器の多段階角度設定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005931U JP3180298U (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 電子機器の多段階角度設定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005931U JP3180298U (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 電子機器の多段階角度設定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180298U true JP3180298U (ja) | 2012-12-13 |
Family
ID=48006883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012005931U Expired - Fee Related JP3180298U (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 電子機器の多段階角度設定構造 |
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JP (1) | JP3180298U (ja) |
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2012
- 2012-09-28 JP JP2012005931U patent/JP3180298U/ja not_active Expired - Fee Related
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