JP3180297U - 電子機器の多段階角度設定構造 - Google Patents

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知明 齋藤
広大 持増
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Abstract

【課題】使用者が容易に角度設定を行える電子機器の多段階角度設定構造を提供する。
【解決手段】電子機器11にベース部材21が係合し、ベース部材21の回動によって筐体の設置面と操作面または表示面からなる角度を変更する。回動において、電子機器11に設置されたストッパー31とベース部材に係合された回転軸24に設けられた突起25が係合し、また、ストッパー31が自然に解除されないように、ストッパー31を回転軸24側に押動するバネ部材が設けられている。角度変更時には係合していたストッパー31及び突起25が外れ、次の角度をなす突起にストッパーが係合される。また逆方向への回動はストッパー31に設けられたスライドスイッチを複動させることで、ストッパー31と回転軸の係合が解除され逆方向のベース部材の回動が可能になる。
【選択図】図1

Description

本考案は、卓上で使用するときに設置角度を設定できる角度設定構造を有する電子機器に関するものである。
従来の電子機器の設置角度設定構造として、筐体底部とベース部材の片側が回転して係合し、筐体底部と回転して係合しているスタンドが筐体を支持することにより、電子機器の設置角度を設定するものがある(例えば、特許文献1)。
上述した特許文献1に記載の角度設定構造においては、スタンドに2つのベース部材を使用した角度設定構造のため、使用者がスタンドの角度変更時に複数のベース部材を操作する必要があり、従来の角度設定構造では使用者が容易に角度変更できないことが懸念される。
特開2004−266087号公報
本考案の課題は、上記の問題点を解決するために、1つのベース部材の操作だけで容易に設置角度を変更することができ、かつ、多段階の角度設定構造を提供することにある。
本考案は、筐体を構成するベース部材と前記ベース部材が接続される電子機器から成る、前記電子機器を設置する際の角度設定構造であって、前記ベース部材は、前記電子機器と回転自在に係合する係合部に設けられた回転軸と、前記回転軸に設けられた1以上の突起を有し、前記電子機器は、前記ベース部材との係合部に前記回転軸の突起と嵌合して前記ベース部材の回動を固定するストッパーと、前記ストッパーを前記回転軸に押し付ける方向に働くバネ部材とを有し、前記ベース部材を所定の方向に回動させる場合に、前記回転軸に設けられた突起と前記ストッパーの接触面が摺動して前記回転軸から離れる方向に押上げ、前記ストッパーに係合する前記バネ部材は圧縮され、前記突起の頂点を越えると再び前記バネ部材の反力により前記ストッパーと次の突起とが係合することを特徴とする。
本考案によれば、1つのベース部材を操作することで設置角度を変更することができ、かつ、多段階の角度設定構造を提供できる。
(a)本考案における電子機器の多段階角度設定構造の構成を示す斜視図 (b)多段階角度設定構造部の拡大図 電子機器の斜視図 ベース部材の斜視図 ストッパー及びバネ部材が組合された斜視図
図1は(a)に本考案における電子機器の多段階角度設定構造の構成を示す斜視図を示し、(b)に多段階角度設定構造部を拡大した図を示す。図1(a)の筐体は、電子機器11とベース部材21から構成されており、図1(b)の電子機器11とベース部材21の係合部は、ベース部材21に設けられた凸部23と、回転軸24と、突起25と、電子機器11に設けられたストッパー31と、バネ部材41と、ストッパー31に設けられたスライドスイッチ32で構成されている。角度設定の動作については後述する。
図2は電子機器11の斜視図である。電子機器11には、ベース部材21の回転軸24と係合する凹部12と、ベース部材21と係合する凹部13が設けられている。また、ストッパー31が取付けられる空間14と、バネ部材41が取付けられる空間15が設けられている。
図3はベース部材21の斜視図である。ベース部材21には回転軸24が係合されており、また、回転軸24と係合する凸部22と、電子機器11と係合する凸部23が設けられている。さらに、回転軸24には、ストッパー31と係合する突起25が設けてある。
図4はストッパー31及びバネ部材41が組合された斜視図を示す。ストッパー31は回転軸24に設けられた突起25と係合する。バネ部材41はベース部材21の角度設定を変更する際に、ストッパー31を回転軸24に向かい押し付け、ストッパー31が突起25から自然に解除されないように嵌合させる役割を果たす。また、ストッパー31には使用者が操作するスライドスイッチ32が設けられており、バネ部材41を縮む方向に押下することにより、突起25との嵌合を解除する。
多段階角度設定構造について図1を用いて説明する。まず、ベース部材21を回転方向Aに回動する場合について説明する。ベース部材21を回転方向Aに回動させると、回転軸24に設けられた突起25がストッパー31をC方向に押動しながら回転し、係合が解除されるとともに次の突起へストッパー31が移動する。ストッパー31は圧縮されたバネ部材41の反力により、ベース部材21の角度が変更された際にはストッパー31がD方向に押動され、再度ストッパー31が突起25と係合する。そのため、ベース部材21を回転方向Bへ回動させたとしても、突起25がストッパーをC方向へ押動しない構造であるため、ストッパー31と突起25の係合が自然に解除されず、B方向への回動を防止している。
次に、設置角度を戻すためにベース部材21を回転方向Bに回動する場合について説明する。先に説明した通り、ストッパー31が突起25と係合している状態では、回転方向Bへの回動は行うことが出来ない。そのため、筐体側面部から突出するストッパー31に設けられたスライドスイッチ32を利用者がC方向に押動させて、ストッパー31と突起25の係合を解除する。ストッパー31と突起25の係合を解除させた状態のまま、ベース部材21を回動させることで、回転方向Bへと回動させることが可能である。
このように、本考案によれば従来の角度設定構造よりも小さい部品で多段階の角度設定を提供でき、かつ角度設定方法が簡単なため使用者も容易に角度設定を行うことが可能である。また、本考案を実施することで、従来の角度設定構造よりも部品が小型化されることにより、製造及び管理コストの低減を可能とし、更に、従来の角度設定構造では、設置角度を変更しても筐体が占める設置面積は一定であったが、本考案によれば、設置角度を変更することで設置面積を変えることができ、従来よりも狭い場所に筐体を配置することが可能となる。尚、本考案を実施するに当たり、趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。本実施例においては角度設定に用いた突起25を6個として実施例では表現されているが、この限りではない。また、本実施例ではベース部材21とベース部材21に取付けられている回転軸24のように別々の部材となっているものは、一体の部品として用いることも可能である。
11 電子機器
12 回転軸と係合する凹部
13 ベース部材と係合する凹部
14 空間−ストッパー用
15 空間−スライドスイッチ突出用
21 ベース部材
22 回転軸に設けられた凸部
23 ベース部材に設けられた凸部
24 回転軸
25 突起
31 ストッパー
32 スライドスイッチ
41 バネ部材

Claims (1)

  1. 筐体を構成するベース部材と前記ベース部材が接続される電子機器から成る、前記電子機器を設置する際の角度設定構造であって、
    前記ベース部材は、前記電子機器と回転自在に係合する係合部に設けられた回転軸と、前記回転軸に設けられた1以上の突起を有し、前記電子機器は、前記ベース部材との係合部に前記回転軸の突起と嵌合して前記ベース部材の回動を固定するストッパーと、前記ストッパーを前記回転軸に押し付ける方向に働くバネ部材とを有し、
    前記ベース部材を所定の方向に回動させる場合に、前記回転軸に設けられた突起と前記ストッパーの接触面が摺動して前記回転軸から離れる方向に押上げ、前記ストッパーに係合する前記バネ部材は圧縮され、前記突起の頂点を越えると再び前記バネ部材の反力により前記ストッパーと次の突起とが係合することを特徴とする電子機器の多段階角度設定構造。
JP2012005930U 2012-09-28 2012-09-28 電子機器の多段階角度設定構造 Expired - Fee Related JP3180297U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016516952A (ja) * 2013-03-28 2016-06-09 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 回転可能な部品取付けのためのヒンジ機構

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