JP3180220U - 室内外用ハンガー掛け - Google Patents

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Abstract

【課題】和室用建具のみならず、洋室用スライドドア等の建具にも、支障なく使用することができる室内外用ハンガー掛けを提供する。
【解決手段】吊り下げ用主柱1と、該主柱1の上端部に連結された略水平方向に突出する係止具2と、同主柱1の下端部から一側方に突出されたアーム受け3と、該アーム受け3に対して、略水平状の使用時姿勢と、主柱1に沿わせた略垂直状の非使用時姿勢とに、姿勢変更可能に軸支されたハンガー掛けアーム4と、該ハンガー掛けアーム4と前記アーム受け3とを連結する連結ピン5とからなり、前記吊り下げ用主柱1が、上部部材1Aと下部部材1Bとに分割され、かつ、これら上下部材1A,1Bが表背変更自在に相対嵌合可能な構造とされ、前記係止具2の水平方向突出部21の主柱1に対する突出方向が、表背方向に変更可能に形成されている構造とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、建物の室内外を隔てている戸や窓、主としてスライド式のドアやウインドーの支柱の上部に取り付けて、室の内側において、必要に応じて室の外側において、複数の衣料用ハンガーを所定の間隔を隔てて吊り下げておくのに適したハンガー掛けに関するものである。
より具体的には、本考案にいう室内外用ハンガー掛けは、前記スライド式とした戸や窓の支柱の上端と鴨居溝の天面との間の隙間を利用して、該隙間に係止具を差し込んで吊り下げ状とした主柱から、室内に向けてまたは室外に向けて突出させたハンガー掛けアームに複数本の衣料用ハンガーを引っ掛けておくことができるようにしたハンガー掛けに関するものである。
このようなスライド式建具の縦枠を利用して、室内または室外において複数本のハンガーを引っ掛けて使用するようにしたハンガー掛けは現在のところ市販品には見当らない。現在市販されている室内用ハンガー掛けは、建具や壁面の平坦面にビスネジやホットメルト等の接着剤を利用して固定するフック状ものが大半を占めている。
しかしながら、室内用ハンガー吊り具として複数本のハンガーを吊り下げるようにしたハンガー吊り具は下記特許文献1に見られるように公知になっている。この特許文献1に記載のハンガー吊り具は、付け鴨居の上面に刺し込み部を刺し込んで、下端の押し当て部を付け鴨居の垂直壁面に当て付けて固定するようにしたものである。
特開2010−88744号公報 実用新案登録第3165275号公報
前記のような現在市販されている、建具や壁面の平坦面にネジ止めやホットメルト接着剤固定するようにしたハンガー吊り具は、建具や壁面に対して一旦取り付けた後は容易には除去できず、ハンガーを吊り下げない非使用時でも、壁面に取り付けたままとなり、着脱の自由度に欠け、室内の美観を損ね、時として邪魔になることもある。他方、一つのフック体に複数のハンガーを重複して吊り下げる場合には、最初に吊り下げたハンガーや先行して吊り下げたハンガーを取り出すときに、後続の吊り下げハンガーが邪魔になり、これらを一時的に取り外した後でなければ取り出せないという課題を有している。
また、前記特許文献1に記載のハンガー吊り下げ用ホルダーの場合には、同時に複数のハンガーを吊り下げ使用できる点で好ましいものではあるが、付け鴨居が存在する住居でなければ使用できず、付け鴨居が存在しても、付け鴨居の取り付け壁面でしか使用できないという課題を有するものである。
そこで、本出願人は、前記の一般に市販されている固定タイプの室内用ハンガーフックが有していた前記の課題を解決でき、同時に、前記特許文献1記載のハンガー吊り下げ用ホルダーが必要としている付け鴨居を不要とし、付け鴨居がない建物内であっても自由に使用することができ、必要に応じて極めて容易簡単に取り付け・取り外しや、場所替えも自由にでき、必要に応じて収納しておくこともできるハンガー掛けを、前記特許文献2に見られるように開発し、先に提案している。
この先行開発の特許文献2に記載の室内用ハンガー掛けは、室内用スライドドアや窓・障子・襖等の建具の支柱を荷重受けとして使用するようにしたもので、この建具支柱の上端と鴨居溝天面との隙間に、ハンガー掛け主柱の上端部に取り付けた水平方向に突出する荷重受け用係止具を差し込んで固定するようにして、主柱の下端部には、建具支柱の内外側面に当て付けて挟み込むようにした振れ止め突起を形成した当て板を設け、この当て板に左右両方向に突出させるように取り付けた二つハンガー掛けアームを取り付けて、このアームにかかる荷重を建具支柱に受け止めさせるようにしたものである。
したがって、この先行開発の特許文献2に記載のハンガー掛けは、振れ止め突起の振れ止め構造を、建具縦枠の内外に当て付けて挟み込ませるようにしたものであるから、建具の縦枠を建物における柱に当て付けた状態か、建具の縦枠を建物の柱から離して半開放状態とした姿勢でしか使用することができなかった。また、通常姿勢では、建具の室側と外側とにハンガー掛けが突出している状態として使用する構造となっていた。
而して、該特許文献2に記載のハンガー掛けは、建物の室内外を区画するスライドドアやスライドウインドーに取り付けて使用することのみならず、室内の障子や襖のような引き戸に取り付けて使用することができる利点を有し、来客時や不使用時には取り外して押し入れ内等に収納しておくことができる点で顕著な利点を有している。
しかしながら、ハンガーを吊り下げておくハンガー掛けアームは、室内使用の場合には1本あれば足り、左右対称形に2本のアームを突出させて同時に使用する必要性は少ないことが判明した。寧ろ、建物の室内外を区画するスライドドア等に取り付けて、ハンガー掛けアームを室内外において同時に使用することは少なく、室内の障子や襖のような引き戸においても、隣接する前後の両部屋で同時使用したり、室内と押し入れ内とで同時使用する必要性は少ないことを確認するに至った。
他方、アルミサッシを利用したガラスドアの場合には、鴨居溝の幅方向中間部分に、鴨居溝を二分するように鴨居レールが垂下状に降下形成され、ドアの上端がこの鴨居レールを挟んで位置決めされる構造となっている。したがって、この鴨居レールを挟んだ両側の鴨居溝の幅は、障子や襖のような和室引き戸用の鴨居幅に比して小幅になっているので、係止具2における水平方向突出部21や垂直方向連結部22の幅が、和室引き戸用の幅と同幅のものでは使用できない場合が生じることを確認するに至った。
そこで、本考案の第1の目的は、前記引用文献2に記載のハンガー掛けと同様に、スライドドアや引き戸に取り付けて使用することができ、来客時や不使用時には取り外して押し入れ内等に収納しておくことができる利点を備えたものでありながら、ハンガー掛けアームを1本構造としてハンガー掛け全体をコンパクト化し、軽量で使用し易く、必要に応じて、室内使用態様のみならず、極めて簡単な切り替え手段によってアームの突出方向を切り替えて、室内向けと室外向けとに使用態様を変えて使用することができる構造とした室内外用ハンガー掛けを得ようとした点にある。
本考案の第2の目的は、前記の目的を達成することができる室内外用ハンガー掛けでありながら、和室引き戸用の幅の広い鴨居溝用建具に使用できると同時に、洋室用スライドドア用の幅の狭い鴨居溝用建具にも、支障なく使用することができる構造とした室内外用ハンガー掛けを得ようとするものである。
該目的を達成するために講じた本考案にいう請求項1に記載の室内外用ハンガー掛けの構成を、実施例において使用した符号を用いて説明すると、吊り下げ用主柱1と、該主柱1の上端部11に連結された略水平方向に突出する係止具2と、同主柱1の下端部12から一側方に突出されたアーム受け3と、該アーム受け3に対して、略水平状の使用時姿勢と、主柱1に沿わせた略垂直状の非使用時姿勢とに、姿勢変更可能に軸支されたハンガー掛けアーム4と、該ハンガー掛けアーム4と前記アーム受け3とを連結する連結ピン5とからなり、前記吊り下げ用主柱1が、上部部材1Aと下部部材1Bとに分割され、かつ、これら上下部材1A,1Bが表背変更自在に相対嵌合可能な構造とされ、前記係止具2の水平方向突出部21の主柱1に対する突出方向が、表背方向に変更可能に形成されている構造としたものである。
即ち、該室内外用ハンガー掛けは、室内での使用と室外での使用とに切り替えて自在に使用できるようにしたハンガー掛けである。
このような構成とした本考案にいう室内外用ハンガー掛けの実施形態としては、吊り下げ用主柱1を、その上端部11に連結してある略水平方向に突出する係止具2における、主柱1に対する取付部22を表背変更自在に相対嵌合可能な構造とし、吊り下げ用主柱1に対して係止具2における水平方向突出部21の突出方向を主柱1の表背方向に適宜変更可能な構造として実施してもよい。
また、請求項2に記載の室内外用ハンガー掛けの構成は、前記の請求項1に記載の要件を備え、吊り下げ用主柱1の上端部11に連結された係止具2が、水平方向突出部21とその基部に連なる垂直方向連結部22とを備えていて、水平方向突出部21の長手方向全長と垂直方向連結部22の少なくとも一部とに亘って切り込み溝23が形成され、幅方向に二分割されている構造としたものである。即ち、鴨居溝の幅方向中間部分に、鴨居溝を二分するように鴨居レールが垂下形成されていて、ドアの上端がこの鴨居レールを挟んで位置決めされる構造としてあるスライドドアにも使用できるようにしたものである。
本考案にいう室内外用ハンガー掛けの実施に当たっては、合成樹脂素材の射出成形品とすることが製造上容易である点で好ましい。しかしながら、セルロース素材や木材で製造することも可能であり、アルミ等の金属で形成することも可能である。
以上のように、本考案にいう室内外用ハンガー掛けは、吊り下げ用主柱の上端部に設けた係止具を、スライド式建具の上面と鴨居溝との隙間に差し込んで、スライドドアの縦枠の上端面上に乗せて荷重を支持させるようにしたもので、この係止具を取り付けた吊り下げ用主柱を、上部部材と下部部材との分割体として、これらの上下部材を、互いに表背面方向に変更して使用できるようにして、係止具の水平方向突出部の突出方向を表背方向に変更できる構造としてあることにより、ハンガー掛けアームを1本として、ハンガー掛け全体の重量を軽量としながら、ハンガー掛けアームの突出方向を左右方向変更して使用できるので、例えば使用ドアが建物内外を隔てるドアや窓の場合において、ハンガー掛けアームを室内に突出させて室内での使用態様としたり、好天の日には、同アームを室外に出して室外での使用態様として、室内外で適宜に切り替えて使用できるという顕著な効果を有する。
また、請求項2に記載のハンガー掛けは、使用するスライド式建具が、アルミサッシのような、鴨居溝の幅方向中間部分に、鴨居溝を二分するように鴨居レールが垂下形成されている鴨居の場合であって、建具の上端がこの鴨居レールを挟んで建て付けられて使用される構造の建具の場合でも、係止具に設けた切り込み溝によって、鴨居の中間レールを挟み込むようにして建具の縦柱上に取り付けて使用することができるという利点を有する。
非使用時の折り畳み姿勢を示す正面図。 同使用時のアーム開き姿勢を示す正面図。 吊り下げ主柱の下部部材の正面図(イ)、右側面図(ロ)、平面図(ハ)を示す図。 吊り下げ主柱の上部部材の正面図(イ)、右側面図(ロ)、背面図(ハ)を示す図。 ハンガー掛けアームの平面図(イ)、正面図(ロ)とA−A断面図(ハ)を示す図。 連結ピンを示す平面図および底面図。 使用状態を説明する正面図。 図7の側面図。 別実施例の吊り下げ用主柱を示す正面図とその分解説明用正面図。 別実施例の吊り下げ用主柱とハンガー掛けアームとを示す平面図とその分解平面図。 別構造としたハンガー掛けアームの3形態(A,B,C)を示す図。
以下本考案にいう室内外用ハンガー掛けの主たる実施例について図面に基づいて説明する。該実施例に示したハンガー掛けは、図1,2に示すように、その概略形状は、縦長の棒状に形成した吊り下げ用主柱1と、その上端部11に連結された略水平方向に突出する係止具2と、下端部12から一側方、即ち図1,2において右側に突出形成したアーム受け3と、このアーム受け3に対して、連結ピン5によって軸揺動自在に連結したハンガー掛けアーム4とによって形成されている。
該ハンガー掛けアーム4は、連結ピン5を軸として、図1のように、主柱1に沿わせた略垂直状に立設させる非使用時姿勢と、図2のように、略水平状に倒伏させた使用時姿勢とに、姿勢を変更させて使用するようにしたものである。
該実施例に示した吊り下げ用主柱1は、図3,4に分離して示すように、上下方向適宜箇所から、図4に示す上部部材1Aと、図3に示す下部部材1Bとに分割形成してあり、これらの上下部材1A,1Bは、次に詳述するように、互いに表背面側を異ならせて相対嵌合できる構造としてある。
即ち、これらの上下部材1A,1Bを、互いに表背面を異なる面とし、相対嵌合できるようにすることによって、前記係止具2における水平方向突出部21の、主柱1に対する突出方向を、表面側方向に突出した姿勢と背面側方向に突出した姿勢とに変更することができるようにしてある。このことによって、主柱1に対するハンガー掛けアーム4の突出方向を、左方向または右方向に変更して使用することができるようにしたものである。
より具体的には、図3に示すように、下部部材1Bは、平面図(ハ)のような、内部に中空穴14を備えた角柱体13としてあり、その下端部12に、正面図(イ)および右側面図(ロ)に示す当て板33を介して、正面図(イ)における右方向に所定の間隔31を隔てて2枚の板状アーム受け3,3を突出形成してある。また、角柱体13の正面図側の適宜高さ箇所に、次に説明する嵌合突起18を嵌合させる窓穴15を形成してある。
これと対応して使用する上部部材1Aは、図4に示すように、正面図(イ)において、上部柱体16の下方に、前記下部部材1Bにおける角柱体13の中空穴14に挿入して連結するための垂下脚17を備えていて、その下端部に、前記角柱体13の窓穴15と嵌合させるための嵌合突起18を片面に突出形成してある。
ハンガー掛けアーム4は、図5に示すように、全体として上下幅の狭い横長の板状に形成され、その一端側(図5において左側)41に、前記図3に示した吊り下げ主柱1における平行形成した左右一対の2枚の板状アーム受け3,3間の間隔31に差し込んで、その連結用ピン穴43と、図3の正面図(イ)下方に示したアーム受け3,3の連結用ピン穴32とに、図1,6に示す連結ピン5を差し込んで連結する。より詳しくは、雌雄一対とした連結ピン5A,5Bを、連結用ピン穴32,43,32に差し込んで軸揺動自在に連結するようにしてある。
この実施例に示したハンガー掛けアーム4は、他端側(図5において右側)42に、ハンガーフック引っ掛け用の上方開放のフック部45が形成され、上下幅方向中間部における長手方向4箇所に、ハンガーフック掛け止め用穴44が形成され、上縁部46には上方に向かって突出するハンガーフック滑り止め用突起47を2個形成してある。
而して、該実施例に示した吊り下げ用主柱1の上端部11に連結してある前記係止具2は、前記図4に示したように、その構造を、水平方向突出部21の長手方向全長と、この水平方向突出部21の基部に連なる垂直方向連結部22の上端部分の一部とに亘って切り込み溝23を形成してあり、この切り込み溝23によって係止具2が幅方向に二分割されている構造としてある。
このようにしておくことによって、図7,8に示すように、使用するスライド式建具6が、アルミサッシ製のようなスライドドアやスライドウインドー用として多用されている建具で、この建具6を建て付けて使用する鴨居7が、鴨居溝71の内面側に幅方向に二分するように鴨居レール72を垂下形成してあるもので、建具6の上端がこの鴨居レール72を挟み込んで建て付けられる構造とした建具に対して使用する場合であっても、図7のように、係止具2に設けた切り込み溝23によって鴨居レール72を挟み込ませて建具6の縦柱上に載置させて使用することができるようにしたものである。言うまでもなく、係止具2の少なくとも水平方向突出部21の厚さは、建具6の上面と鴨居溝71との間の隙間に差し込むことができる厚さに形成してある。
このようにしておくことによって、係止具2の水平方向突出部21を建具6の縦柱上面と鴨居溝71の内面との隙間に差し込むという単純な操作で、本考案のハンガー掛けをほぼワンタッチ操作で取り付けを完了することができる。このとき、吊り下げ用主柱1に対するハンガー掛けアーム4の突出方向が、使用に適した方向でない場合には、下部部材1Bの嵌合窓穴15に臨む嵌合突起18を押して、上部部材1Aを下部部材1Bから引き抜いて分離し、互いの表背面を異ならせて再び両部材1A,1Bを相対嵌合させれば、ハンガー掛けアーム4の突出方向を使用に適した方向に変えて直ちに使用することができる。
この場合、ハンガー掛けアーム4を室内に突出させる状態としたり、室外に突出させる状態としたりして、適宜に使用することができる。また、来客等により取り外しておきたい場合には、ハンガーを吊り下げたまま、上端部の係止具2を建具上から引き抜いて他に移動させることで、直ちにハンガー掛けのない室内とすることができる。
図9は、前記実施例に示したハンガー掛けにおける吊り下げ用主柱1の別実施例を示したものである。該主柱1は、吊り下げ用主柱1を構成する上部部材1Aを、嵌合窓穴15を備えた中空筒14’に形成し、下部部材1Bから上方に向けて嵌合突起18を備えた突出脚17’を突出させ、これら中空筒14’と突出脚17’を連結させる構造としたものである。
図10は、前記実施例に示したハンガー掛けにおける吊り下げ用主柱1とハンガー掛けアーム4の別実施例を示したもので、主として、これら両部材1,4の連結部分の構造を異ならせた実施例を示したものである。即ち、吊り下げ用主柱1の下部に形成したアーム受け3を肉厚の単体とし、ハンガー掛けアーム4の一端側(図において左側)41に形成したアーム受け3との連結部を平面視二又状に形成したものである。これら両部材1,4の連結部は、このように形成して実施することができるものである。なお、これら両部材1,4は、これらの連結部に形成してある連結用ピン穴32,43を用いて相対回転可能にピン固定される構造としたものである。
図11は、前記実施例に示したハンガー掛けにおけるハンガー掛けアーム4の別実施例を3例示したものである。図11(A)に示したものは、前記実施例に示したハンガー掛けアーム4のように、上下幅内に形成したハンガー掛け用貫通穴44の周りを囲むように補強リブ48で補強する構造としたもの、図11(B)に示したものは、ハンガー掛け用貫通穴44を形成せず、ハンガー掛けアーム4の上縁部を補強リブで補強し、波形に形成してハンガー掛け部49としたものである。また、図11(C)に示したものは、この波形を一端側に向けて傾斜させて形成し、ハンガー掛け部50としたものである。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例に示した構造のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要件を備えていて、かつ、本考案にいう目的を達成し、上記の効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
本考案にいうところの室内外用ハンガー掛けは、ハンガー掛けアームを室内に向けて突き出させた形状と、室外に向けて突き出させた形状とに、適宜切り替えて使用することができ、他方、来客時等には取り外して別の部屋へ移動させたり、一時的に押し入れ内等に保管させておくこともできるので、市場に供給すると大いに歓迎され重宝に使用されるものと思われる。
1 吊り下げ用主柱
1A 上部部材
1B 下部部材
11 主柱上端部
12 主柱下端部
2 係止具
21 水平方向突出部
22 垂直方向連結部
23 切り込み溝
3 アーム受け
4 ハンガー掛けアーム
5 連結ピン

Claims (2)

  1. 吊り下げ用主柱(1)と、
    該主柱(1)の上端部(11)に連結された略水平方向に突出する係止具(2)と、
    同主柱(1)の下端部(12)から一側方に突出されたアーム受け(3)と、
    該アーム受け(3)に対して、略水平状の使用時姿勢と、主柱(1)に沿わせた略垂直状の非使用時姿勢とに、姿勢変更可能に軸支されたハンガー掛けアーム(4)と、
    該ハンガー掛けアーム(4)と前記アーム受け(3)とを連結する連結ピン(5)とからなり、
    前記吊り下げ用主柱(1)が、上部部材(1A)と下部部材(1B)とに分割され、かつ、これら上下部材(1A,1B)が表背変更自在に相対嵌合可能な構造とされ、
    前記係止具(2)の水平方向突出部(21)の主柱(1)に対する突出方向が、表背方向に変更可能に形成されている構造とした室内外用ハンガー掛け。
  2. 吊り下げ用主柱(1)の上端部(11)に連結された係止具(2)が、水平方向突出部(21)とその基部に連なる垂直方向連結部(22)とを備えていて、水平方向突出部(21)の長手方向全長と垂直方向連結部(22)の少なくとも一部とに亘って切り込み溝(23)が形成され、幅方向に二分割されている請求項1記載の室内外用ハンガー掛け。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114098487A (zh) * 2022-01-18 2022-03-01 刘丹 一种隐藏式酒店用洗浴巾多功能分类放置收纳装置

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