JP3179875U - 透過光具を備えたコンクリート型枠 - Google Patents

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雄治 山岸
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株式会社マルソウ
株式会社駒木工務店
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Abstract

【課題】極めて安価に提供することができ、コンクリート型枠を通して内部に光を透過させることができる透過光具を備えたコンクリート型枠を提供する。
【解決手段】コンクリートを打設する際に使用する型枠1を構成する。該型枠1に、型枠1の板面を貫通する貫通孔2を複数個形成する。貫通孔2は、係止凹部2Aと貫通部2Bとで構成される。透明な材質にて形成された透過光具3を貫通孔2に嵌合する。透過光具3は貫通孔2の係止凹部2A側から差し込み嵌合する。透過光具3は、透明な合成樹脂材又はガラス材にて形成される。
【選択図】 図2

Description

本考案は、コンクリート型枠を設置したときに、このコンクリート型枠を通して内部に光を透過させることができる透過光具を備えたコンクリート型枠に関する。
コンクリート打設時に使用されるコンクリート型枠を施工すると、型枠下部の作業場所は昼間でも外部の光が遮られた非常に暗い作業環境となる。
そこで、作業環境を明るくするために、コンクリート型枠に明かり取りを設けた明かり取り付きコンクリート型枠が特許文献1に記載されている。この型枠は、合板ベニヤを張設したコンクリート型枠において、合板ベニヤの一部を除去開口し、この開口部分を透明塩ビ波板で閉塞し、更に塩ビ波板上面をエキスパンドメタルで覆ったものである。
実開平5-52098号公報
ところが、従来の明かり取り付きコンクリート型枠は、合板ベニヤの開口部分を透明塩ビ波板で閉塞し、この塩ビ波板上面をエキスパンドメタルで覆う構成では、通常の合板ベニヤ製のコンクリート型枠と比べて極めて高価な型枠になってしまう。
しかも、透明塩ビ波板を覆うエキスパンドメタルが型枠の上に重ねられているので、このエキスパンドメタルが一般の型枠施工の支障になる不都合もある。
そこで本考案は、上述の課題を解消したもので、従来の明かり取り付きコンクリート型枠と比べて極めて安価に提供することができ、しかも、一般の型枠施工の支障になる虞もなく、コンクリート型枠を通して内部に光を透過させることができる透過光具を備えたコンクリート型枠の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、コンクリートを打設する際に使用する型枠1において、該型枠1の板面を貫通する貫通孔2を複数個形成し、該貫通孔2に透明な材質にて形成された透過光具3を嵌合固定したことにある。
第2の手段において、前記貫通孔2は、前記型枠1のコンクリート打設面に形成された係止凹部2Aと、該係止凹部2Aの底部から係止凹部2Aより狭い範囲で前記型枠1を貫通する貫通部2Bとで構成され、前記透過光具3は該貫通孔2の係止凹部2A側から差し込み嵌合する形状に形成された請求項1記載の透過光具を備えたものである。
第3の手段において、前記透過光具3は、透明な合成樹脂材又はガラス材にて形成されている。
第4の手段の前記透過光具3は、平面円形状又は多角形状に形成されたものである。
本考案の請求項1によると、コンクリートを打設する際に使用する型枠1において、該型枠1の板面を貫通する貫通孔2を複数個形成し、該貫通孔2に透明な材質にて形成された透過光具3を嵌合固定したことにより、コンクリート型枠を通して内部に光を透過させることができる。
しかも、透過光具3を装着した型枠1は、従来の明かり取り付きコンクリート型枠の如く、型枠の上に透明部材を覆うエキスパンドメタルが重ねられる必要がないので、一般の型枠施工の支障になる虞はなく、通常の型枠と同じ使用が可能である。また、貫通孔2に透過光具3を嵌合するだけの構成により、従来の明かり取り付きコンクリート型枠よりも極めて安価な提供ができるものである。
請求項2によると、前記貫通孔2は、前記型枠1のコンクリート打設面に形成された係止凹部2Aと、該係止凹部2Aの底部から係止凹部2Aより狭い範囲で前記型枠1を貫通する貫通部2Bとで構成され、前記透過光具3は該貫通孔2の係止凹部2A側から差し込み嵌合する形状に形成されているので、コンクリート打設時でも透過光具3が挟着体1から脱落する虞はない。
しかも、透過光具3は、貫通孔2に嵌合する形状を成しているので、透過光具3自体の強度は貫通孔2によって保護される状態になっている。この結果、透過光具3の破損を防止して安全な使用が可能になる。
請求項3のように、透過光具3は、透明な合成樹脂材又はガラス材にて形成されているので、従来の透明塩ビ波板を使用した明かり取り付きコンクリート型枠より、透過光具3自体の強度を高めることができる。
請求項4のごとく、透過光具3は、平面円形状又は多角形状に形成されることで、任意形状の透過光具3を選択することが可能になる。したがって、用途に応じた型枠1の使用が可能である。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の一実施例を示す要部断面図である。
本考案によると、従来の明かり取り付きコンクリート型枠と比べて極めて安価に提供することができ、しかも、一般の型枠施工の支障になる虞もなく、コンクリート型枠を通して内部に光を透過させることができるコンクリート型枠を提供することに成功した。
以下、本考案の実施例を説明する。本考案は、躯体工事においてコンクリートを打設する際に使用する型枠1に関するものである。この型枠1は、コンクリート・パネルとも称し、主に木製合板が使用されているが、本考案において型枠1の材質は問わない。
この型枠1に貫通孔2を複数個形成する。この貫通孔2は、係止凹部2Aと貫通部2Bとで構成されている(図1参照)。図示例では、挟着体1の板面に数十個の貫通孔2を形成しているが、貫通孔2の直径や数等は任意に変更することができる。
係止凹部2Aは、型枠1のコンクリート打設面に形成されている(図2参照)。図示の係止凹部2Aは断面略すり鉢状を成しており、底部に向けて次第に開口径が狭くなるように形成している。また、係止凹部2Aの開口部の形状は、平面円形に形成しているが、この他、平面多角形状に形成することも可能である。
一方、貫通部2Bは、係止凹部2Aの底部から型枠1を貫通する部分である(図2参照)。この貫通部2Bは、係止凹部2Aより狭い範囲で形成されている。図示例の貫通孔2は、係止凹部2Aから貫通部2Bに至るにつれて次第に窄むように形成している。
透過光具3は、貫通孔2の係止凹部2A側から貫通部2Bに差し込み嵌合して固定する透明な部材である。したがって、透過光具3の外形は、貫通孔2の形状と合致する形状であり、貫通孔2から突出するものではない。すなわち、透過光具3の係止凹部2A側は、型枠1の板面より突出せず、また、透過光具3の貫通部2B側も挟着体1の板面から突出していない。このように、透過光具3は、貫通孔2に嵌合する形状になっている。図示の透過光具3は、平面円形状に形成しているが、このほか、平面多角形状に形成することも可能である。
この透過光具3は、透明な合成樹脂材やガラス材にて形成されるもので、この透過光具3を介して型枠1に光を透過させるように構成している。透過光具3の固定手段は、接着剤を使用する外、嵌合した透過光具3が抜けないようにする係止部等の構造的な固定手段でも良い(図示せず)。また、透過光具3をダイヤモンドの如く多くのカットを加えることで、更に反射光を利用した明り取りにすることも可能である。
尚、本考案の各構成は図示例に限定されるものではなく、貫通孔2の形状、位置やサイズ、あるいは透過光具3の形状や材質などの変更は、本考案の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。
1 型枠
2 貫通孔
2A 係止凹部
2B 貫通部
3 透過光具

Claims (4)

  1. コンクリートを打設する際に使用する型枠において、該型枠の板面を貫通する貫通孔を複数個形成し、該貫通孔に透明な材質にて形成された透過光具を嵌合固定したことを特長とする透過光具を備えたコンクリート型枠。
  2. 前記貫通孔は、前記型枠のコンクリート打設面に形成された係止凹部と、該係止凹部の底部から係止凹部より狭い範囲で前記型枠を貫通する貫通部とで構成され、前記透過光具は該貫通孔の係止凹部側から差し込み嵌合する形状に形成された請求項1記載の透過光具を備えたコンクリート型枠。
  3. 前記透過光具は、透明な合成樹脂材又はガラス材にて形成された請求項1又は2記載の透過光具を備えたコンクリート型枠。
  4. 前記透過光具は、平面円形状又は多角形状に形成された請求項1乃至3いずれか記載の透過光具を備えたコンクリート型枠。
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