JP3179792U - 衛生紙及び衛生紙パック - Google Patents
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Abstract
【課題】重ね合わせた状態で使用者が片手でも衛生紙収納などから取り出し易い衛生紙を提供する。
【解決手段】水に溶けやすい溶解性を有する衛生紙1に、ライン状の複数の凹凸形状をそれぞれ平行に形成した。また、衛生紙パック5は、複数の衛生紙を積層し、その積層した複数の衛生紙を、水に溶けやすい溶解性を有する包装紙2により包装する。そして、複数の衛生紙1は、それぞれの凹凸形状のライン状の方向がそれぞれ同一となるように、積層されている。包装紙2の片端の一周には、ミシン目6が設けられており、ミシン目6に沿って前記包装紙2を切断することにより衛生紙パック5の開口面8が形成される。このミシン目6により、包装紙2を簡単に開封することができ、開口面8から衛生紙1を取り出すことができる。
【選択図】図3
【解決手段】水に溶けやすい溶解性を有する衛生紙1に、ライン状の複数の凹凸形状をそれぞれ平行に形成した。また、衛生紙パック5は、複数の衛生紙を積層し、その積層した複数の衛生紙を、水に溶けやすい溶解性を有する包装紙2により包装する。そして、複数の衛生紙1は、それぞれの凹凸形状のライン状の方向がそれぞれ同一となるように、積層されている。包装紙2の片端の一周には、ミシン目6が設けられており、ミシン目6に沿って前記包装紙2を切断することにより衛生紙パック5の開口面8が形成される。このミシン目6により、包装紙2を簡単に開封することができ、開口面8から衛生紙1を取り出すことができる。
【選択図】図3
Description
本考案は、トイレット衛生紙、衛生紙タオル、キッチン衛生紙などの衛生紙及び包装紙により包装された衛生紙パックに関するものである。
トイレット衛生紙などの衛生紙は、ペーパーホルダーに取り付けるため、ロール状に巻取られて使用するのが大多数を占めている。ロール状に巻取られた衛生紙を使用するためには、使用者は両手でロールから衛生紙を引き出し、カットする必要がある。(特許文献1参照)
しかしながら、上述した従来のトイレットペーパーなどの衛生紙は、使用者が片手で衛生紙を収納などから取り出しにくいという問題があった。
そこで、本考案は使用者が片手でも衛生紙の収納などから取り出し易い衛生紙を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の衛生紙はライン状の複数の凹凸形状をそれぞれ平行に形成したことを特徴とする。
前記衛生紙は水に溶けやすい溶解性を有することを特徴とする。
前記衛生紙は複数の凹凸構造を有する上治具と下治具との間に前記衛生紙を挟み込んで、プレス加工を行うことにより、凹凸形状を形成したことを特徴とする。
また、本考案の衛生紙パックは複数の衛生紙が積層され、その積層された複数の衛生紙を包装紙により包装したことを特徴とする。
前記衛生紙パックは、前記包装紙が水に溶けやすい溶解性を有することを特徴とする
前記衛生紙パックは、前記包装紙により前記衛生紙を取り出すための開口面が形成され、前記衛生紙の前記凹凸形状に対して水平な水平方向と前記開口面とが垂直になるように、複数の衛生紙を前記包装紙により包装したことを特徴とする。
さらに、前記衛生紙パックは、前記包装紙が片端の一周にミシン目を有し、ミシン目に沿って前記包装紙を切断することにより前記開口面が形成されることを特徴とする。
本考案によれば、重ね合わせた状態の衛生紙は複数のそれぞれ平行する凹凸形状がライン状に形成されているため、使用者は片手でも衛生紙を収納などから簡単に取り出すことができる。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。ただし、考案の範囲は、図示例に限定されることではなく、適宜に変形してよい。
以下の説明では、図1に示す本考案の衛生紙1の短辺と平行する方向を縦方向とし、衛生紙1の長辺方向と平行する方向を横方向とする。
図1は本考案を示す一枚の衛生紙1である。当該衛生紙1は、平らな衛生紙の短辺と平行する方向に、複数の凹凸形状3が、それぞれ平行するライン状に形成されている。
それぞれ平行するライン状に形成された、複数の凹凸形状3により、衛生紙1は複数枚重ね合わせた状態になっても、使用者が片手で衛生紙1を収納などから簡単に取り出すことがでる。さらに、ライン状の複数の凹凸形状3により、衛生紙1の横サイズもコンパクトになることができる。
なお、平らな衛生紙の長辺と平行する横方向に、複数の凹凸形状3が、それぞれ平行するライン状に形成されてもよい。また、それぞれ平行するライン状に、形成された複数の凹凸形状3は、衛生紙1の対角線と平行するように、形成してもよい。
また、衛生紙1はトイレットペーパーとして使用する場合、水に溶けやすい溶解性を有する。このため、使用後の衛生紙1をトイレの水の中に捨てることができ、ごみの処理に手間がかからない。
なお、当該衛生紙1はトイレットペーパーとして使うことだけではなく、ポケットティシュペーパーとして使ってもよい。
また、衛生紙1は、水に溶けやすい溶解性を有さずに、ライン状の複数の凹凸形状がそれぞれ平行に形成されているだけでもよい。
図2は本考案の衛生紙1を製造する方法を示す図である。平らな衛生紙1を、複数のそれぞれ平行するライン状に形成された凹凸形状を有する上治具4aと、下治具4bと、の間に設置する。その後、二つの冶具をあわせるように駆動装置(図示しない)により駆動され、平らな衛生紙にプレス加工を実施する。プレス加工後、平らな衛生紙は、それぞれ平行するライン状に形成された複数の凹凸形状3を有する衛生紙1になる。
なお、本考案の衛生紙1は砕木パルプ、再生パルプあるいはこれらかの混合物から成る群から選択されたパルプスリラーを抄紙機を用いて抄紙し、出水、乾燥、スプレイ加工により形成してもよい。
図3の(a)は水に溶けやすい溶解性を有する包装紙2に包装された衛生紙パック5の斜視図である。
衛生紙パック5は、複数の衛生紙1が積層され、その積層された複数の衛生紙1を包装紙2により包装されている。そして、複数の衛生紙1は、それぞれの凹凸形状3のライン状の方向がそれぞれ同一となるように、積層されている。
包装紙2の片端の一周には、ミシン目6が設けられており、ミシン目6に沿って前記包装紙2を切断することにより衛生紙パック5の開口面8が形成される。このミシン目6により、包装紙2を簡単に開封することができ、開口面8から衛生紙1を取り出すことができる。
なお、衛生紙パック5の開口面8を形成するにあたり、包装紙2の片端の一周にミシン目6を有さずに、包装紙2に予め開口面8を形成しておき、その開口面8をシールなどにより覆うように構成してもよい。
図3(b)は包装紙2に包装された衛生紙パック5の開口図である。
図3(b)に示すように、衛生紙パック5は、積層された複数の衛生紙1のライン状の凹凸形状3に対して水平な水平方向と開口面8とが垂直になるように、複数の衛生紙1が包装紙2より包装されている。すなわち、衛生紙1の凹凸形状3のライン状の方向と、衛生紙1の取り出し方向(開口面8と垂直方向)とが水平している。これにより、重ね合わせた状態の衛生紙1の間の摩擦抵抗が小さくなり、使用者は、衛生紙パック5の開口面8から衛生紙1を片手でもスムーズに取り出すことができる。
さらに、図3に示す包装紙2は水に溶けやすい溶解性を有するため、衛生紙1が使い切れたら、当該包装紙2をトイレの水にも捨てることができ、ごみの処理に手間をかからないものである。
なお、包装紙2は、水に溶けやすい溶解性を有さずともよい。
図4は包装紙より包装された衛生紙パック5を、衛生紙ホルダー7に置いて使用する場合の図である。衛生紙ホルダー7は壁やペーパーホルダーに固定されて使用する。このような衛生紙ホルダー7を用いる場合、衛生紙1をホルダー開口部9から一枚ずつ取り出して使うこととなる。
このホルダー開口部9の開口面と、衛生紙パック5の開口面8とが平行であることから、使用者は、ホルダー開口部9から衛生紙1を片手でもスムーズに取り出すことができる。
なお、衛生紙ホルダー7には、衛生紙パック5を置くことに限らず、複数の衛生紙1を凹凸形状3のライン状の方向がそれぞれ同一となるように、複数の衛生紙1を積層して置いてもよい。この場合、衛生紙1の凹凸形状3のライン状の方向と、ホルダー開口部9から衛生紙1の取り出す方向(ホルダー開口部9の開口面と垂直方向)とを平行にすればよい。
以上のように、本考案の衛生紙1及び衛生紙パック5はそれぞれ平行するライン状の凹凸形状が形成されているため、使用者は片手でも重ね合わせた衛生紙1を収納などから簡単に取り出すことができる。
1 衛生紙 2 包装紙
3 凹凸形状 4a 上治具
4b 下治具 5 衛生紙パック
6 ミシン目 7 衛生紙ホルダー
8 開口面 9 ホルダー開口部
3 凹凸形状 4a 上治具
4b 下治具 5 衛生紙パック
6 ミシン目 7 衛生紙ホルダー
8 開口面 9 ホルダー開口部
Claims (7)
- ライン状の複数の凹凸形状をそれぞれ平行に形成したことを特徴とする衛生紙。
- 水に溶けやすい溶解性を有することを特徴とする請求項1に記載の衛生紙。
- 複数の凹凸構造を有する上治具と下治具との間に前記衛生紙を挟み込んで、プレス加工を行うことにより、凹凸形状を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の衛生紙。
- 請求項1から請求項3に記載の複数の衛生紙が積層され、その積層された複数の衛生紙を包装紙により包装したことを特徴とする衛生紙パック。
- 前記包装紙は、水に溶けやすい溶解性を有することを特徴とする請求項4に記載の衛生紙パック。
- 前記包装紙により前記衛生紙を取り出すための開口面が形成され、前記衛生紙のライン状の前記凹凸形状に対して水平な水平方向と前記開口面とが垂直になるように、複数の衛生紙を前記包装紙により包装したことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の衛生紙パック。
- 前記包装紙は片端の一周にミシン目を有し、ミシン目に沿って前記包装紙を切断することにより前記開口面が形成されることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の衛生紙パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005499U JP3179792U (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 衛生紙及び衛生紙パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012005499U JP3179792U (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 衛生紙及び衛生紙パック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3179792U true JP3179792U (ja) | 2012-11-15 |
Family
ID=48006412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012005499U Expired - Fee Related JP3179792U (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 衛生紙及び衛生紙パック |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3179792U (ja) |
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2012
- 2012-09-07 JP JP2012005499U patent/JP3179792U/ja not_active Expired - Fee Related
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