JP3179706U - 二輪車用防寒防水ハンドルカバー - Google Patents
二輪車用防寒防水ハンドルカバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP3179706U JP3179706U JP2012005367U JP2012005367U JP3179706U JP 3179706 U JP3179706 U JP 3179706U JP 2012005367 U JP2012005367 U JP 2012005367U JP 2012005367 U JP2012005367 U JP 2012005367U JP 3179706 U JP3179706 U JP 3179706U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral side
- handle
- inner peripheral
- cover
- insertion port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
【課題】防水性を向上した二輪車用防寒ハンドルカバーを提供する。
【解決手段】カバー本体部にハンドル挿入口及び手挿入口が設けられ、ハンドル挿入口の近傍には本体部をハンドルに固定するための固定紐が設けられた二輪車用ハンドルカバーである。カバー本体部が、上面被覆部11と下面被覆部12と外周側面部13と内周側面部とからなるボックス形状のものから成り、内周側面部にハンドル挿入口を設ける。上面被覆部11、下面被覆部12、又は外周側面部13の何れか1つ又は2つ以上を表生地11a、12a、13aと裏生地11b、12b、13bとの2枚重ね構造とし、これら2枚重ね構造の間にウレタンシート等の断熱シート材11c、12c、13cを介在させる。更に、少なくとも上面被覆部11の裏生地11bの内側面にボア生地等の保温シート材18を縫着した。
【選択図】図3
【解決手段】カバー本体部にハンドル挿入口及び手挿入口が設けられ、ハンドル挿入口の近傍には本体部をハンドルに固定するための固定紐が設けられた二輪車用ハンドルカバーである。カバー本体部が、上面被覆部11と下面被覆部12と外周側面部13と内周側面部とからなるボックス形状のものから成り、内周側面部にハンドル挿入口を設ける。上面被覆部11、下面被覆部12、又は外周側面部13の何れか1つ又は2つ以上を表生地11a、12a、13aと裏生地11b、12b、13bとの2枚重ね構造とし、これら2枚重ね構造の間にウレタンシート等の断熱シート材11c、12c、13cを介在させる。更に、少なくとも上面被覆部11の裏生地11bの内側面にボア生地等の保温シート材18を縫着した。
【選択図】図3
Description
本考案は、自転車やミニバイク等の防寒用ハンドルカバーの改良に関するものであって、とりわけ防水効果を高めたものに関する。
先ず、本考案は、ミニバイクや自転車のハンドルに取り付けて防寒用及び防水用に使用するハンドルカバーであるが、ハンドルがフラットタイプのものに適用されるものである。
即ち、ハンドル挿入口と手挿入口とが略直角の方向に配置されているものに関する。
そして、そのカバー本体部は、上面被覆部、下面被覆部、外周側面部及び内周側面部からなるボックス形状のものから形成されているものである。
即ち、ハンドル挿入口と手挿入口とが略直角の方向に配置されているものに関する。
そして、そのカバー本体部は、上面被覆部、下面被覆部、外周側面部及び内周側面部からなるボックス形状のものから形成されているものである。
即ち、ハンドル挿入口は内周側面部に設けられ、これに対して外周側面部は、上面被覆部と下面被覆部との両者を接続するように前方側面と外側の側方側面とを被覆する部分を意味するものである。
ハンドル挿入口が設けられた近傍の内周側面部の周縁部には、カバー本体部をハンドルに固定するための固定紐等の固定手段が設けられている点は、従来のものと同様である。
ハンドル挿入口が設けられた近傍の内周側面部の周縁部には、カバー本体部をハンドルに固定するための固定紐等の固定手段が設けられている点は、従来のものと同様である。
下記特許文献に記載の従来のハンドルカバーは、本願発明者が先に提案したものであるが、特許文献1に記載の防寒用ハンドルカバーは、防寒効率及び保温効率を向上させることを目的に開発されたものである。
その構成は、カバー本体部にハンドル挿入口と手挿入口を設け、ハンドル挿入口近傍にはハトメ(孔部)を設け、このハトメに固定紐を取り付け、この固定紐によりカバーが自転車等のハンドルに固定される。
本体部表地は、柔軟な合成皮革等の通気性のないものから形成し、本体部表地の裏面には、ポリエステル繊維の編地を起毛したボア生地からなる防寒用裏地を逢着する。この防寒用裏地の表面側(表地側)にポリエチレン・フィルムにアルミニウムを蒸着した光反射シートを接合したものである。
その構成は、カバー本体部にハンドル挿入口と手挿入口を設け、ハンドル挿入口近傍にはハトメ(孔部)を設け、このハトメに固定紐を取り付け、この固定紐によりカバーが自転車等のハンドルに固定される。
本体部表地は、柔軟な合成皮革等の通気性のないものから形成し、本体部表地の裏面には、ポリエステル繊維の編地を起毛したボア生地からなる防寒用裏地を逢着する。この防寒用裏地の表面側(表地側)にポリエチレン・フィルムにアルミニウムを蒸着した光反射シートを接合したものである。
下記特許文献2は、防水効率を向上させた二輪車用防寒ハンドルカバーに関するものであり、その構成は、カバー本体部にハンドル挿入口及び手挿入口が設けられ、ハンドル挿入口近傍には本体部をハンドルに固定するための固定手段が設けられ、本体部の表地は防水性素材からなり、表地の内面には編地を起毛してなるボア生地等の防寒用裏地が設けられたものである。
この裏地の表地側にPVC製シート状体を接着し、この裏地と表地との間に空間を設けた状態で裏地を内設したものである。表地は、上面部と下面部と外周側面部と内周側面部とから縫製したボックス形状とし、外周側面部に可撓性を有する薄板を配設したものである。
この裏地の表地側にPVC製シート状体を接着し、この裏地と表地との間に空間を設けた状態で裏地を内設したものである。表地は、上面部と下面部と外周側面部と内周側面部とから縫製したボックス形状とし、外周側面部に可撓性を有する薄板を配設したものである。
本考案においては、上記特許文献2に記載されたハンドルカバーと同様の目的を有するものであり、即ち、その防水性の向上を第一の課題とし、しかも異なる構成を採用することによって、防寒性及び防水性をより向上させた自転車及びバイク用の二輪車用ハンドルカバーを提供することをその課題とするものである。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、カバー本体部にハンドル挿入口及び手挿入口が設けられ、ハンドル挿入口の近傍には本体部をハンドルに固定するための固定手段が設けられた二輪車用ハンドルカバーにおいて、カバー本体部が、上面被覆部と下面被覆部と外周側面部と内周側面部とからなるボックス形状のものから成り、内周側面部にはハンドル挿入口が設けられ、上面被覆部、下面被覆部、又は外周側面部の何れか1つ又は2つ以上を表生地と裏生地との2枚重ね構造とし、少なくとも上面被覆部の裏生地の内側面に保温シート材を縫着したことを特徴とする二輪車用防寒防水ハンドルカバーである。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、上記表生地と裏生地との2枚重ね構造の間に断熱シート材を介在させたことを特徴とする二輪車用防寒防水ハンドルカバーである。
本考案の第3のものは、上記第1又は第2の考案において、外周側面部と内周側面部との境界部、及び、上面被覆部と内周側面部との境界部にハンドル中央部に向かうように延長する延長庇部を設けたことを特徴とする二輪車用防寒防水ハンドルカバーである。
本考案の第4のものは、上記第1乃至第3の何れかの考案において、前記内周側面部の一部又は全部を伸縮性のある素材から形成し、この内周側面部にハンドルグリップ及び操作レバーが挿入される2つの穴部を個別に設けたことを特徴とする二輪車用防寒防水ハンドルカバーである。
本考案の第5のものは、上記ぞれぞれの考案において、前記内周側面部の下方適宜位置に手の親指が伸長できる程度の膨出部を形成し、かかる膨出部の少なくとも上面側に透明素材から成る透明窓部を形成し、この膨出部内で手の親指を動かして目視しつつハンドルグリップの根元部に設けられた各種操作ボタンを操作できるようにしたことを特徴とする二輪車用防寒防水ハンドルカバーである。
本考案の第1のものにおいては、ボックス形状のカバー本体部を構成する上面被覆部、下面被覆部又は外周側面部の何れか1つ又は2つ以上を表生地と裏生地との2枚重ね構造とし、且つ少なくとも上面被覆部の2枚重ねした裏生地の内側面(手挿入側)に保温シート材を縫い付けたことを特徴とするために、その縫目(縫製ライン)はカバー本体部の外部(表生地)表面には表れないこととなり、この縫製ラインから雨水等が内部に浸入する恐れが完全に無くなるのである。
この保温シート材としては例えばボア生地等を例示することができるが、この保温シート材は、上面被覆部、下面被覆部、又は外周側面部の何れか1面又は2面以上の内面(裏生地)に設けることができるため、取り付ける自転車やミニバイク等の種類に応じて適宜縫着する面を選択することができるし、或いはこれらの全ての面に設けることもできる。
本考案の第2のものにおいては、上記の表生地と裏生地との2枚重ね構造の間に更に断熱シート材を介在させたものであり、これにより従来のものと比較すればより断熱効果が向上し、防寒性能を高めたものとなる。
即ち、保温効果を発揮させるために、少なくとも上面被覆部の裏生地の内側面(手挿入側)に保温シート材が縫い付けられており、尚かつ上記2枚重ね構造の間にも断熱シート材を介在させることにより、カバー本体部の内部の保温効果を向上させ、しかも保温シート材は裏生地に縫着されている関係上、その縫目は外部に現われず、防水効果をも発揮するものとなるのである。
即ち、保温効果を発揮させるために、少なくとも上面被覆部の裏生地の内側面(手挿入側)に保温シート材が縫い付けられており、尚かつ上記2枚重ね構造の間にも断熱シート材を介在させることにより、カバー本体部の内部の保温効果を向上させ、しかも保温シート材は裏生地に縫着されている関係上、その縫目は外部に現われず、防水効果をも発揮するものとなるのである。
本考案の第3のものにおいては、上記効果に加えて、外周側面部と内周側面部との境界部、及び、上面被覆部と内周側面部との境界部にハンドル中央部に向かうように延長する延長庇部を設けたため、内周側面部にはハンドル挿入口が設けられているが、前記延長庇部がハンドル挿入口からの雨水等の浸入を防止することができ、この内周側面部からの雨水等の浸入を防止することができるのである。
本考案の第4のものにおいては、前記内周側面部の一部又は全部を伸縮性のある素材から形成し、この内周側面部にハンドルグリップ及び操作レバーが挿入される2つの穴部(ハンドル挿入口と操作レバー挿入口)を個別に設けたため、ハンドルグリップやフレーキレバー等の操作レバーが挿入される挿入口を個々に設けて、その大きさも極力小さいものとすることができるために、これら挿入口からの雨水等の浸入を最小限に抑えることができるのである。
本考案の第5のものにおいては、前記内周側面部の下方適宜位置に手の親指が伸長できる程度の膨出部を形成し、かかる膨出部の少なくとも上面側を透明素材から形成し、この膨出部内で手の親指を動かしてハンドルグリップの根元部に設けられた各種操作ボタンを容易に操作できるようにしたものである。
これにより、使用者は、カバー本体部内で手の親指を伸ばして動かし、自己の指を目視しつつ、ハンドルグリップの根元部にある方向指示器等のスイッチ等を容易に操作することができることとなるのである。
これにより、使用者は、カバー本体部内で手の親指を伸ばして動かし、自己の指を目視しつつ、ハンドルグリップの根元部にある方向指示器等のスイッチ等を容易に操作することができることとなるのである。
以下添付の図面と共に、本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案に係るハンドルカバーの一実施形態を示す平面図である。
図2は、上記実施形態に係るハンドルカバーの内周側面部側の側面図である。
このハンドルカバー10は、フラットハンドル形式の自転車又はミニバイクのハンドルグリップ及びブレーキレバー等の操作レバーを被覆できるような形状を有している。
図1は、本考案に係るハンドルカバーの一実施形態を示す平面図である。
図2は、上記実施形態に係るハンドルカバーの内周側面部側の側面図である。
このハンドルカバー10は、フラットハンドル形式の自転車又はミニバイクのハンドルグリップ及びブレーキレバー等の操作レバーを被覆できるような形状を有している。
カバー本体部は、その上面側の上面被覆部11と、その裏面側の裏面被覆部12と、これら両者の前方側Fと外側側面側Sを相互に接続する外周側面部13と、ハンドル挿入口15側の内周側面部14とから形成されるボックス形状を有している。
手挿入口は図には表れていないが、図1中下方側(手前側)の後方側面部に設けられるが、この手挿入口側Hには、手前側に延長する延長部20が後方側面部を囲繞するように設けられている。
手挿入口は図には表れていないが、図1中下方側(手前側)の後方側面部に設けられるが、この手挿入口側Hには、手前側に延長する延長部20が後方側面部を囲繞するように設けられている。
以上のように、本考案に係るカバー本体部は、上面被覆部11、下面被覆部12、外周側面部13、内周側面部14、そして後方側面部から構成され、それぞれの構成要素を相互に縫製してボックス形状に形成されたものである。
尚、図には表れていないが、手挿入口が設けられている後方側面部は、薄い布帛から形成され、その中央部には手挿入口が設けられている訳であるが、その手挿入口の開口周縁部には伸縮自在のゴム紐等が挿通され、その開口部が拡縮するように形成されている。
尚、図には表れていないが、手挿入口が設けられている後方側面部は、薄い布帛から形成され、その中央部には手挿入口が設けられている訳であるが、その手挿入口の開口周縁部には伸縮自在のゴム紐等が挿通され、その開口部が拡縮するように形成されている。
即ち、手を挿入する際には、その開口を拡開し、手を挿入した後には、その開口が収縮して使用者の手首にフィットするように構成している。
この構成は従来のものと同様であり、手挿入口から雨水等が侵入しないように考慮したものである。
尚、手挿入口に関して、雨水浸入防止効果は、前記延長部20もその機能を発揮する。
この構成は従来のものと同様であり、手挿入口から雨水等が侵入しないように考慮したものである。
尚、手挿入口に関して、雨水浸入防止効果は、前記延長部20もその機能を発揮する。
更に、本考案においては、内周側面部14の前方側Fと上面被覆部11側に延長庇部21を設けている。
この延長庇部21は、内周側面部14と上面被覆部11との上方連接部と、内周側面部14と外周側面部13との連接部(前方側F)に設けられている。
この延長庇部21は、ハンドル挿入口15の部分から雨水等の浸入を防止するためのものである。
この延長庇部21は、内周側面部14と上面被覆部11との上方連接部と、内周側面部14と外周側面部13との連接部(前方側F)に設けられている。
この延長庇部21は、ハンドル挿入口15の部分から雨水等の浸入を防止するためのものである。
そして、本実施形態では、この延長庇部21の上面側にハトメ(貫通孔)24を設け、このハトメ24に固定紐25が挿通されている。
この固定紐25により本考案に係るハンドルカバー10が自転車やミニバイクのハンドルに固縛され、固定されることとなる。
これらの固定紐25とハトメ24が本実施形態において固定手段を構成する。
この固定紐25により本考案に係るハンドルカバー10が自転車やミニバイクのハンドルに固縛され、固定されることとなる。
これらの固定紐25とハトメ24が本実施形態において固定手段を構成する。
また、内周側面部14の下方部分には、膨出部30が形成されている。
この膨出部30は、その内部で使用者の手の親指が伸長可能な程度の大きさを有しており、その上面側には透明合成樹脂性素材からなる透明窓部31が形成されている。
これにより、親指を伸長してハンドルグリップの根元部に設けられた各種操作ボタンを操作することができ、その際に透明窓部31の存在により内部の親指を視認することができ、その操作を容易なものとすることができる。
この膨出部30は、その内部で使用者の手の親指が伸長可能な程度の大きさを有しており、その上面側には透明合成樹脂性素材からなる透明窓部31が形成されている。
これにより、親指を伸長してハンドルグリップの根元部に設けられた各種操作ボタンを操作することができ、その際に透明窓部31の存在により内部の親指を視認することができ、その操作を容易なものとすることができる。
図2から、内周側面部14の形態を見て取ることができる。
この内周側面部14の上方部分14uには、ハンドル挿入口15とブレーキレバー等の操作レバー挿入口16とが個別に設けられ、その下方部分には膨出部30が形成されている。
図2から解る通り、上記ハンドル挿入口15は、丸い穴部からなり、操作レバー挿入口16は、×印の切れ目により穴部が形成されるものである。
この内周側面部14の上方部分14uには、ハンドル挿入口15とブレーキレバー等の操作レバー挿入口16とが個別に設けられ、その下方部分には膨出部30が形成されている。
図2から解る通り、上記ハンドル挿入口15は、丸い穴部からなり、操作レバー挿入口16は、×印の切れ目により穴部が形成されるものである。
この内周側面部14の上方部分14uは、伸縮可能な素材から形成され、ハンドル挿入口15及び操作レバー挿入口16は、引き伸ばされてその開口を拡開することができ、挿入後には収縮して隙間が最小限に抑えられ、これらの挿入口15、16から雨水等が浸入することを防止できる。
これら挿入口からの雨水浸入防止効果は、前記延長庇部21によっても実行される。
これら挿入口からの雨水浸入防止効果は、前記延長庇部21によっても実行される。
図3は、図1のD−D線断面図である。図中Sが上面側、Rが下面側を示す。
この図3により本考案の特徴部分が明確と成る。
即ち、本考案においては、上面被覆部11が表生地11aと裏生地11bとの二重構造を有しており、これら表生地11aと裏生地11bとの間に断熱シート材としてのウレタンフォームシート11cを介在させている。
この図3により本考案の特徴部分が明確と成る。
即ち、本考案においては、上面被覆部11が表生地11aと裏生地11bとの二重構造を有しており、これら表生地11aと裏生地11bとの間に断熱シート材としてのウレタンフォームシート11cを介在させている。
同様に、下面被覆部12も表生地12aと裏生地12bとの二重構造とし、その間に断熱シート材としてのウレタンフォームシート材12cを介在させている。
同じく、外周側面部13も表生地13aと裏生地13bとの二重構造とし、その間に断熱シート材としてのウレタンフォームシート材13cを介在させている。
同じく、外周側面部13も表生地13aと裏生地13bとの二重構造とし、その間に断熱シート材としてのウレタンフォームシート材13cを介在させている。
このような構造を採用することにより、カバー本体部の断熱効果、防寒効果をより向上させたのである。
更に、本考案においては、保温効果を向上させるために、保温シート材としてのボア生地18を上面被覆部11の裏生地11bに縫着しているのである。
更に、本考案においては、保温効果を向上させるために、保温シート材としてのボア生地18を上面被覆部11の裏生地11bに縫着しているのである。
ボア生地18は、上面被覆部11の裏生地11bに縫い付けられている関係上、その縫目である縫製ラインが表生地11aに表れることがなく、この縫製ラインから雨水が浸入する恐れは全くないのである。
前記した従来例である特許文献1に記載のハンドルカバーでは、防寒用裏地を本体部の表地に直接縫着しているために、その縫製ラインからの雨水の浸入を防止することが出来なかったのであるが、本考案においては、この問題を完全に解消したものである。
前記した従来例である特許文献1に記載のハンドルカバーでは、防寒用裏地を本体部の表地に直接縫着しているために、その縫製ラインからの雨水の浸入を防止することが出来なかったのであるが、本考案においては、この問題を完全に解消したものである。
この保温シート材は、上記実施形態では、上面被覆部11の内面に縫着したが、この保温シート材は、下面被覆部12及び/又は外周側面部13のそれぞれの裏生地12b及び/又は裏生地13bに縫着してもよい。
上記実施形態においては、外気が最も接触する上面被覆部11の内面に設けたものを例示したものであり、上面被覆部11、下面被覆部12、及び外周側面部13の何れか1つ、或いはこれらの何れか2つ、更にはその全てに設けることもできる。
上記実施形態においては、外気が最も接触する上面被覆部11の内面に設けたものを例示したものであり、上面被覆部11、下面被覆部12、及び外周側面部13の何れか1つ、或いはこれらの何れか2つ、更にはその全てに設けることもできる。
尚、この図3においては、固定紐の図示は省略している。
また、本考案に係るハンドルカバーは、左右対称のものを一組として製品化されるものであり、その説明の都合上、上記の各図においては、その左側のものを図示しているが、その右側のものも左右対称で全く同じ構成である。
また、本考案に係るハンドルカバーは、左右対称のものを一組として製品化されるものであり、その説明の都合上、上記の各図においては、その左側のものを図示しているが、その右側のものも左右対称で全く同じ構成である。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案においては以下の通りその形態を種々変更することができる。
ハンドルカバーは上面被覆部、下面被覆部、外周側面部及び内周側面部からなるボックス形状を有しているが、その外形形状は、ハンドルグリップ及び操作レバーを覆うことができる形状に種々任意に設計変更することができる。
要するに、グリップ及び操作レバーを挿入できる形態であれば、種々変更してその形態を設計することができる。
ハンドルカバーは上面被覆部、下面被覆部、外周側面部及び内周側面部からなるボックス形状を有しているが、その外形形状は、ハンドルグリップ及び操作レバーを覆うことができる形状に種々任意に設計変更することができる。
要するに、グリップ及び操作レバーを挿入できる形態であれば、種々変更してその形態を設計することができる。
その素材も、ハンドルカバーとして適切に利用できる素材であればよく、即ち、保形性、耐候性、防水性等を考慮して、適宜適切なものを選択して利用することができる。
但し、内周側面部の上方部分は、伸縮性を有する素材を使用することが極めて好ましく、また手挿入口が設けられる後方側面部も変形可能な布帛素材を使用することが好ましい。
勿論、この後方側面部の全体を開口したままに実施することもできる。
というのも、その他の上面被覆部、下面被覆部、外周側面部及び内周側面部により、カバー本体部のボックス形態は決定されるからである。
但し、内周側面部の上方部分は、伸縮性を有する素材を使用することが極めて好ましく、また手挿入口が設けられる後方側面部も変形可能な布帛素材を使用することが好ましい。
勿論、この後方側面部の全体を開口したままに実施することもできる。
というのも、その他の上面被覆部、下面被覆部、外周側面部及び内周側面部により、カバー本体部のボックス形態は決定されるからである。
内周側面部の上方部分に設けた延長庇部の形態も自由に設計することができる。
内周側面部の下方部分に設けた膨出部の形態も自由に設計することができる。
膨出部に設けた透明窓部もこれを透明とせずに実施することも可能である。
後方側面部に設けた延長部もこれを設けずに実施することもできる。
カバー本体部を固定する固定手段は、上記固定紐とハトメばかりでなく、他の固定手段を採用することもできる。
内周側面部の下方部分に設けた膨出部の形態も自由に設計することができる。
膨出部に設けた透明窓部もこれを透明とせずに実施することも可能である。
後方側面部に設けた延長部もこれを設けずに実施することもできる。
カバー本体部を固定する固定手段は、上記固定紐とハトメばかりでなく、他の固定手段を採用することもできる。
それぞれの表生地と裏生地の間に介在させる断熱シート材の素材は、ウレタンフォームシート等の発泡シート以外の断熱性能を有する各種シート素材を利用することができる。
この断熱シート材は、上記実施形態では、上面及び下面被覆部、及び外周側面部の全ての面に配設しているが、この断熱シート材を介在させずに実施することもできる。
というのも、ボア生地等の保温シート材が配設されているからである。
他方、保温シート材としても、ボア生地以外のフリース素材やパイル素材等の保温性能を有する各種の素材を利用することができる。
この断熱シート材は、上記実施形態では、上面及び下面被覆部、及び外周側面部の全ての面に配設しているが、この断熱シート材を介在させずに実施することもできる。
というのも、ボア生地等の保温シート材が配設されているからである。
他方、保温シート材としても、ボア生地以外のフリース素材やパイル素材等の保温性能を有する各種の素材を利用することができる。
以上、本考案は、簡易な構成であるが、カバー本体部を構成する上面被覆部、下面被覆部、又は外周側面部の何れか1つ又は2つ以上を表生地と裏生地との二重構造とし、その一面である少なくとも上面被覆部の裏生地に保温シート材を縫着することにより、カバー本体部における防寒と防水の効果をより向上させた二輪車用防寒防水ハンドルカバーを提供することができたものである。
10 ハンドルカバー
11 上面被覆部
11a、12a、13a 表生地
11b、12b、13b 裏生地
11c、12c、13c ウレタンフォームシート(断熱シート材)
12 下面被覆部
13 外周側面部
14 内周側面部
15 ハンドル挿入口
16 操作レバー挿入口
18 ボア生地(保温シート材)
20 延長部
21 延長庇部
24 ハトメ
25 固定紐
30 膨出部
31 透明窓部
11 上面被覆部
11a、12a、13a 表生地
11b、12b、13b 裏生地
11c、12c、13c ウレタンフォームシート(断熱シート材)
12 下面被覆部
13 外周側面部
14 内周側面部
15 ハンドル挿入口
16 操作レバー挿入口
18 ボア生地(保温シート材)
20 延長部
21 延長庇部
24 ハトメ
25 固定紐
30 膨出部
31 透明窓部
Claims (5)
- カバー本体部にハンドル挿入口及び手挿入口が設けられ、ハンドル挿入口の近傍には本体部をハンドルに固定するための固定手段が設けられた二輪車用ハンドルカバーにおいて、
カバー本体部が、上面被覆部(11)と下面被覆部(12)と外周側面部(13)と内周側面部(14)とからなるボックス形状のものから成り、
内周側面部(14)にはハンドル挿入口(15)が設けられ、
上面被覆部(11)、下面被覆部(12)、又は外周側面部(13)の何れか1つ又は2つ以上を表生地(11a, 12a, 13a)と裏生地(11b, 12b, 13b)との2枚重ね構造とし、少なくとも上面被覆部(11)の裏生地(11b)の内側面に保温シート材(18)を縫着したことを特徴とする二輪車用防寒防水ハンドルカバー。 - 上記表生地(11a, 12a, 13a)と裏生地(11b, 12b, 13b)との2枚重ね構造の間に断熱シート材(11c, 12c, 13c)を介在させたことを特徴とする請求項1に記載の二輪車用防寒防水ハンドルカバー。
- 外周側面部(13)と内周側面部(14)との境界部、及び、上面被覆部(11)と内周側面部(14)との境界部にハンドル中央部に向かうように延長する延長庇部(21)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の二輪車用防寒防水ハンドルカバー。
- 前記内周側面部(14)の一部又は全部を伸縮性のある素材から形成し、
この内周側面部(14)にハンドルグリップ及び操作レバーが挿入される2つの穴部を個別に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の二輪車用防寒防水ハンドルカバー。 - 前記内周側面部(14)の下方適宜位置に手の親指が伸長できる程度の膨出部(30)を形成し、
かかる膨出部(30)の少なくとも上面側に透明素材から成る透明窓部(31)を形成し、この膨出部内で手の親指を動かして目視しつつハンドルグリップの根元部に設けられた各種操作ボタンを操作できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の二輪車用防寒防水ハンドルカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005367U JP3179706U (ja) | 2012-09-03 | 2012-09-03 | 二輪車用防寒防水ハンドルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005367U JP3179706U (ja) | 2012-09-03 | 2012-09-03 | 二輪車用防寒防水ハンドルカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3179706U true JP3179706U (ja) | 2012-11-15 |
Family
ID=48006330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012005367U Expired - Lifetime JP3179706U (ja) | 2012-09-03 | 2012-09-03 | 二輪車用防寒防水ハンドルカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3179706U (ja) |
-
2012
- 2012-09-03 JP JP2012005367U patent/JP3179706U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140366240A1 (en) | Hooded Garment | |
JP5517498B2 (ja) | 自転車用ハンドルカバー | |
JP3179706U (ja) | 二輪車用防寒防水ハンドルカバー | |
JP6439151B2 (ja) | 樹脂構造体およびこれを用いた電気掃除機 | |
KR200486717Y1 (ko) | 모자를 가지는 상의 | |
JP3159402U (ja) | 手袋機能付き袖口構造 | |
KR20100053873A (ko) | 오토바이용 방한장갑 | |
TWI671021B (zh) | 雨衣及其穿著方法 | |
JP3861102B1 (ja) | 収納スリッパ | |
JP3165730U (ja) | 重層型手袋 | |
JP3166329U (ja) | 防寒対策や防水対策に使用できるポンチョに変形するストール | |
KR200417151Y1 (ko) | 상의 결착식 방한 조끼 | |
JP6867576B1 (ja) | 補助収納体、及び複合収納体 | |
JP3141147U (ja) | スーツ袋 | |
JP3143908U (ja) | 自転車用車体カバー | |
JP3185506U (ja) | 線ファスナ式ポーチ | |
JP3126912U (ja) | ポンチョ型雨具やポンチョの本体と一体型多機能ポケット | |
JP3142058U (ja) | リバーシブルバック | |
JP3177925U (ja) | 手袋 | |
JP6415166B2 (ja) | バイク用車体カバーの底面部構造 | |
RU2011133561A (ru) | Двухкомпонентная система | |
JP3192393U (ja) | サイクルグローブ | |
CN203293912U (zh) | 一种用于汽车档位杆的保护套 | |
JP2023113001A (ja) | バイク用ハンドルカバー | |
KR101284502B1 (ko) | 간이방한복 겸용 돗자리. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3179706 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151024 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |