JP3179378U - シャワーヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな散水孔を多数個開けた散水板を用いたシャワーヘッドにおいて噴射水の温度低下を抑え、肌に当るときに寒く感じることが無いシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】最も外周側に環状に配列された散水孔9の大きさを直径0.4mm以上で0.5mm以下にすることにより、上記環状列の散水孔より放出される噴射水が太くなって熱容量が大きなり、空気に触れても冷め難くなるので、冬場などに温水シャワーを浴びるとき、設定温度よりも肌に当るシャワー水の温度が低くなる、などの不具合を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、一般家庭やホテルのバスルーム、銭湯などの浴場等で使用されるシャワーヘッドに関する。
一般に、バスルームや浴場等で使用されるシャワーヘッドは、シャワーホースに接続されるシャワーヘッド本体の先端に散水板を設けて構成されている。シャワーホースを通じて供給される水又はお湯は、シャワーヘッド本体内を通り、散水板に形成した多数個の散水孔よりシャワー水として放出される。
従来から知られている標準的なシャワーヘッドは合成樹脂製の散水板を用い、その散水孔は直径が0.8mm程度であり、孔数が80個前後であって、総開口面積は大よそ40mm程度となっているものが多かった。このような場合、散水板の総開口面積が大きいので必要以上の水又はお湯が放出されている。
これに対し、実用新案登録第3150076号公報に記載されているように、散水板をステンレスの薄板で構成し、この散水板に直径0.1mmないし0.6mm程度、具体的には、0.25mmないし0.36mm程度の小さな散水孔を、総計で230個ないし300個形成したシャワーヘッドが提供されている。
このようなシャワーヘッドは、従来に比べて散水板の総開口面積が小さくなっており、通水量が絞られるので節水作用を生じる。
しかも、各噴射孔から噴射される1本づつの噴射水流が細くなるので、衝突エネルギーが低くなり、肌当たりも柔らかくなる。
実用新案登録第3150076号公報
しかしながら、このように直径0.25mmないし0.36mm程度の小さな散水孔を多数個開けたシャワーヘッドの場合、お湯を噴出したとき、設定温度に比べて肌当たり温度が低く感じる場合がある。これは、小さな散水孔を多数個開けたため各散水孔から噴射される1本づつの噴射水流は細くなり、熱容量が低くなるので、散水板を飛び出して使用者の肌に到達するまでの間に空気に触れて冷やされることにより湯温が下がる。このため、冬場などに温水シャワーを浴びると、肌に当るシャワー水の温度が設定温度よりも低くなることがあった。
本考案はこのような事情にもとづきなされたもので、小さな散水孔を多数個開けた散水板を用いたシャワーヘッドにおいて噴射水の温度低下を抑え、肌に当るときに寒く感じることが無いシャワーヘッドを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため本考案の請求項1に係る考案は、シャワーヘッド本体に設けた散水部は、最も外周側に環状に配列された散水孔の大きさを直径0.4mm以上で0.5mm以下とし、この環状列より内側に配置された散水孔の大きさを上記散水列の散水孔よりも小さくしかしながら0.25mm以上としたシャワーヘッドが提供される。
請求項2の考案は、請求項1に記載のシャワーヘッドであって、最も外周側の環状列よりも内側に配置された散水孔の大きさを直径0.25mmないし0.36mmとし、散水部の総開口面積を25mm以下で15mm以上にしたシャワーヘッドが提供される。
請求項1の考案によれば、散水部の最も外周側に環状列となって配置された散水孔の直径を0.4mm以上で0.5mm以下としたので、これら散水孔より放出される噴射水は相対的に太くなり、熱容量が大きくなって散水孔から飛び出して肌に当るまでの間に空気に触れても冷め難くなる。そして、上記環状列の散水孔よりも内側に設けられた散水孔は、直径が小さくても上記環状列から放出される噴射水に囲まれているために保温されるとともに外側の冷たい空気を巻き込む割合が少なく、よって温度低下は少ない。このようなことから、冬場などに温水シャワーを浴びるとき、設定温度よりも肌に当るシャワー水の温度が低くなる、といった不具合を低減することができる。
請求項2の考案によれば、最も外周側の環状列よりも内側に配置された散水孔の大きさを直径0.25mmないし0.36mmとし、散水部の総開口面積を25mm以下で15mm以上としたから、総開口面積が小さく、よって通水量が絞られ、節水作用を奏するとともに、各孔から放出される噴射水流は細いので衝突エネルギーが小さくなり、肌当たりが柔らかくなる。
本考案の一実施例を示し、シャワーヘッドの一部断面した側面図 同実施例の散水孔の配置を示す散水板の正面図
以下本考案について、一実施例を図1および図2にもとづき説明する。図1は浴室用シャワーヘッドの一部断面して示す側面図、図2は散水板の正面図である。
図において、1はシャワーヘッド本体であり、互いに連通するヘッド部2と握り部3を備えている。握り部3の根元には導入口4が形成されており、この導入口4は図示ないシャワーホースに連結される。
このヘッド部2の先端には散水板5が取り付けられている。この散水板5は、ヘッド部2に対して押えリング6によって脱着可能に取り付けられているとともに、ゴムなどのシール材7により水密が保たれている。
散水板5はステンレスの薄板からなり、このステンレス薄板は板厚0.4mm、直径50mm程度の円盤をなしている。この散水板5には多数の散水孔8…、9…がフォトエッチング加工にて形成されている。これら散水孔8…、9…の配置は、図2に示すように、以下の通りになっている。すなわち、散水板5の中心部には、直径13mmの円の中に、直径0.28mmの散水孔8…が、6列の同心環状列を成して合計140個形成されているとともに、その周囲の直径27mmの円周上に、直径0.32mmの散水孔8…が合計20個、環状列をなして形成されている。そして、さらに最も外周側に位置する直径40mmの円周上に、直径0.4mmの散水孔9…が90個、環状列をなして形成されている。
したがって、この散水板5では、散水板5の孔数は合計250個であり、総開口面積Aは21.5mmとなっている。
上記構造のシャワーヘッドにあっては、シャワーヘッド本体1をシャワーホースに連結して給水栓を開けると、水道水(又はお湯)がシャワーホースを通じてシャワーヘッド本体1に供給される。この水は握り部3からヘッド部2内を流れ、散水板5の散水孔8…および9…を通ってシャワー水となって噴射される。
本実施例の散水板5は総開口面積が21.5mmとなっており、従来から知られている標準なシャワーヘッドの開口面積のほぼ40mmに比べて小さくなっているため、単位時間当たりの通水量が節減され、節水効果を奏する。
そして、散水板5に設けた散水孔8…、9…は、孔径を細くしてあるので細い水流が多数本噴射されるようになり、これら各噴射水の衝突エネルギーは小さいので、肌に当る感触が柔らかく肌当たりが良好になる。
そして、散水板5における最も外周側に環状列となって配置された散水孔9…の直径を0.4mmとしたので、これら散水孔9…より放出される噴射水は相対的に太くなり、熱容量が大きくて散水孔9…から飛び出して肌に当るまでの間に空気に触れても冷め難くなる。
そして、上記環状列の散水孔9…よりも内側に形成した散水孔8…は、直径が小さくても上記環状列から放出される噴射水に囲まれているために保温され、外側の冷たい空気を巻き込む割合も少なく、よって冷たい空気に触れる割合が少ないので温度低下は少ない。
このようなことから、冬場などに温水シャワーを浴びるとき、設定温度よりも肌に当るシャワー水の温度が低くなる、といった不具合を低減することができる。
なお、最も外周側に環状列となって配置される散水孔9…の直径は、0.4mm以上で0.5mm以下が良い。これが0.4mm未満であると温水の温度低下を感じるようになり、また0.5mmを超えると総開口面積が大きくなって、節水効果が低くなる。
また、散水板の総開口面積は、25mm以下で15mm以上がよく、25mmを越えると節水効果が低くなり、また15mm未満であると水量が少な過ぎて、シャワーを浴びる効果がなくなる。
以上説明した通り本考案によれば、散水部の最も外周側に環状列となって配置された散水孔の直径を0.4mm以上で0.5mm以下としたので、これら散水孔より放出される噴射水の熱容量が大きくなって肌に当るまでの間に冷め難くなる。このため、冬場などに温水シャワーを浴びるとき、設定温度よりも肌に当るシャワー水の温度が低くなる、といった不具合を低減することができる。
1…シャワーヘッド本体
5…散水板
8、9…散水孔

Claims (2)

  1. シャワーヘッド本体に多数の散水孔を開設した散水部を設け、散水部の最も外周側に環状に配列された散水孔の大きさを直径0.4mm以上で0.5mm以下とし、この環状列より内側に配置された散水孔の大きさを上記環状列の散水孔より小さくしかしながら0.25mm以上としたことを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 最も外周側の環状列よりも内側に配置された散水孔の大きさを直径0.25mmないし0.36mmとし、散水部の総開口面積を25mm以下で15mm以上にしたことを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015208527A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社ケーブイケー シャワーヘッドにおける散水構造

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