JP3178831U - ミシンの送り機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ニーズに応じて前送り歯、後送り歯のシフト差動比を調整できるミシンの送り機構を提供する。
【解決手段】関節機構30を備え、複数の構成要素を相互に嵌着、枢着して構成し、その内、特に、軸回転駆動部材32の開口溝の位置箇所に間隔をあけた角度目盛歯322を設け、双軸回転案内棒33上に位置合わせ針332を設け、軸回転駆動部材32と双軸回転案内棒33上に位置合わせ孔を設けるため、その位置合わせにより螺着をさらに便利にし、調整時間を効果的に短縮し、また、関節機構30を構成する時、両側に右側動作調整機構37と左側動作調整機構38をそれぞれ設け、末端にはそれぞれ、前歯調整棒371、後歯調整棒381、及び制限板382を備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、ミシンの送り機構に関する。その関節機構には位置合わせ孔と間隔をあけた角度目盛歯を設け、位置合わせの螺着をさらに便利にし、調整時間を効果的に短縮し、また、両側に右側動作調整機構と左側動作調整機構を設け、要望に応じて前送り歯、後送り歯のシフト差動比を調整できるため、現在の多様化する生地と服飾デザインにおいて益々複雑化する縫製ニーズに応えることができる。
ミシンは縫製工業において不可欠な重要設備である。早期の伝統的なミシンは足踏み式で正常運転を維持していたが、時代の進歩に従い、現在では工業用または家庭用の小型ミシンはいずれも自動モーターをその動力に採用している。製造、操作上で便利なだけでなく、ミシンの縫い具合もさらにスムーズで安定し、縫製品質を大幅に向上させた。
また、現代紡織工業及び材料科学技術の大幅な進歩に伴い、様々な特殊な性質を有する新しい生地が続々と開発され、それぞれの縫製上のニーズに応じるために、伝統的なミシンも元来の単純な構造から各種特殊機能を備えた加工機具へと発展した。
例えば、初期の伝統的なミシンは単一の送り歯だけを備えたものであったが、現在は差動調整を行う前後二つの送り歯を備えたミシンに取って代わった。それは主に、生地を縫製する針の太さに応じて、前後の送り歯の運動を相対調整することにより、縫製位置に後から進入する生地を変化させる。前送り歯の生地の送り量と後送り歯の送り量を同等か、比較的多くするか、比較的少なくすることにより(所謂差動比)、衣服の縫製面にフラット、押さえや皺等の各種異なる状態をつくる。これにより、現在の高弾性の生地及び縫製後の服に自然な皺をつける等の数々の複雑な服飾デザインを可能にする。
公知ミシンの差動調整を行う各部機能構造には改良が加えられ進歩を遂げたが、構成する部品が多く、相互が連動しているため、組立て応用上には次の欠点が依然として残されている。
(1)図1に示すとおり、公知構造は、伝動主軸の下端の昇降棒に連結する前球座連結棒と後送り歯連動棒及びプッシュプル棒の間に、複数の部品が相互に嵌着、枢着されて構成される関節機構を設ける。関節機構には、双軸回転案内棒を軸着し、スイング部材を連動する少なくとも一つの軸回転駆動部材を含む。スイング部材は外側方向に延伸し、送り歯調整動作棒及び度数表示盤を連結し、その組み合わせ構造は前送り歯、後送り歯のシフト距離を調整できるが、前後の二つのプッシュプル棒がいずれも同一のスイング部材上に枢着されており、前記送り歯調整動作棒及び度数表示盤による調整制御を同時に受けるため、前送り歯のシフト距離を変化させた後、すでに調整済みの後送り歯も同時に連動される。よって、操作において使用者は、縫製の針の太さ及び差動比の調整をそれぞれ敏捷に随意行えないため、縫製機能は大きく制限されたものとなる。
(2)軸回転駆動部材、双軸回転案内棒、及びそれに連動するスイング部材は連動する機構であるため、実施においては軸回転駆動部材には位置制限案内溝を予め設け、双軸回転案内棒はボルトを弛めて位置調整をし、そのシフト距離を変更するが、軸回転駆動部材の位置制限案内溝に設けた位置自体が単なる平板で、その上には定位を補助する目盛がなく、しかも軸回転駆動部材と双軸回転案内棒の間にも迅速に位置合わせをするための他の設計がない。よって、実際の調整は非常に手間が掛かり、位置合わせでは何度も修正、調整しなければならず時間の浪費があるという欠点が残る。
前述の公知ミシン構造に存在する欠点に鑑み、本考案の考案人は前記公知ミシンに存在する欠点を改善するために、長年に渡る熱意の研究、開発を行い、テストを重ね続けた結果生み出されたミシンの送り機構を、ここに提供する。
本考案のミシンの送り機構は主に、次の構成要素を含む。
伝動主軸は、回転動力源の伝送に用いる。その後方には前偏心軸と後偏心軸を貫設し、下端には前昇降棒、後昇降棒及び前球座連結棒、後球座連結棒を連結する。
前送り歯連動棒、後送り歯連動棒は、その前端に前送り歯、後送り歯をそれぞれ設け、中段に設けた位置制限案内溝は位置制限軸を横方向に嵌着し互いを合わせて構成し、前送り歯連動棒、後送り歯連動棒上には前送り歯プッシュプル棒、後送り歯プッシュプル棒をそれぞれ軸着する。
関節機構は、前球座連結棒、後球座連結棒と前送り歯プッシュプル棒、後送り歯プッシュプル棒の間に連結し、複数の部品を互いに貫通、枢着することにより構成される。
関節機構にはスイング部材、軸回転駆動部材を設け、前記二者間に双軸回転案内棒を軸着して連結させる。軸回転駆動部材の開口溝箇所には間隔をあけた角度目盛歯を設け、双軸回転案内棒上には位置合わせ針を設け、並びに、軸回転駆動部材と双軸回転案内棒上には位置合わせ孔を設け、位置を合わせて螺着する調整時間を効果的に短縮する。また、関節機構を構成する時は、両側に右側動作調整機構と左側動作調整機構をそれぞれ設け、末端に前歯調整棒、後歯調整棒及び制限板を備える。
これにより、使用者は自分のニーズや好みに合わせて前送り歯或いは後送り歯のシフト距離を随時変更して差動比を生じさせ、現在の多様化する生地及び日々複雑化する服飾デザインの縫製ニーズに応じることができる。
本考案のミシンの送り機構は、その関節機構に位置合わせ孔と間隔をあけた角度目盛歯を設け、位置合わせの螺着をさらに便利にし、調整時間を効果的に短縮させ、また、両側に右側動作調整機構と左側動作調整機構を設け、ニーズに応じて前送り歯、後送り歯のシフト差動比を調整できるため、現在の多様化する生地と服飾デザインにおいて益々複雑化する縫製ニーズに応える効果を実現する。
公知ミシンの送り機構の外観立体図である。 本考案送り機構をミシン内に取り付けた状態の立体図である。 本考案送り機構の外観立体図である。 本考案送り機構の立体分解図である。 本考案送り機構のもう一つの角度からみた外観立体図である。 本考案の軸回転駆動部材及び双軸回転案内棒の位置を合わせて組み立てる際の拡大図である。 本考案の後送り歯送り機構の平面作動図である。 本考案の前送り歯送り機構の平面作動図である。
本考案の構成内容及びその他の特徴をさらに理解戴くために、次に、図面を参照とした本考案の具体的な実施例によって詳細説明を行う。
図2〜5に示すとおり、本考案設計のミシンの送り機構は主に、次の構成要素を含む。
伝動主軸1は、ミシン10内に設置し、回転動力源の伝送に用いる。その後方には前偏心軸11と後偏心軸12を貫設し、下端には前昇降棒13、後昇降棒14及び前球座連結棒15、後球座連結棒16を連結する。
前送り歯連動棒21、後送り歯連動棒22は、その前端に前送り歯23、後送り歯24をそれぞれ設け、中段に設けた位置制限案内溝25には位置制限軸26を横方向に嵌着し互いを合わせて構成し、前送り歯連動棒21、後送り歯連動棒22上には前送り歯プッシュプル棒27、後送り歯プッシュプル棒28をそれぞれ軸着する。
関節機構30は、前球座連結棒15、後球座連結棒16と前送り歯プッシュプル棒27、後送り歯プッシュプル棒28の間に連結し、複数の部品を互いに貫通、枢着することにより構成される。
関節機構30を構成する時は、両側に、末端に後歯調整棒381と制限板382を備えた左側動作調整機構38と、末端に別の前歯調整棒371と制限板372を備えた右側動作調整機構37を設ける。
使用者は自分のニーズや好みに合わせて前送り歯23或いは後送り歯24のシフト距離を随時変更して差動比を生じさせ、現在の多様化する生地及び服飾デザインにおいて日々複雑化する縫製ニーズに応じる。
実施時は、図2〜6に示すとおり、関節機構30の一方側にスイング部材31、軸回転駆動部材32を設け、前記二者間に双軸回転案内棒33を軸着して連結させる。軸回転駆動部材32の開口溝321の側面位置には間隔をあけた角度目盛歯322を設け、双軸回転案内棒33上には位置合わせ針332を設ける。組立て時には互いに引き掛かる位置を指し最も好ましい螺着位置に調整することができる。また、軸回転駆動部材32と双軸回転案内棒33上には位置合わせ孔323と位置合わせ孔333を設け、その調整時に工具4を先に貫通させると、さらに便利に位置を合わせて螺着でき、調整時間を効果的に短縮できる。
図3〜5に示すとおり、関節機構30のスイング部材31はスイング部材固定軸34上に軸設し、スイング部材31上の両側には、後送り歯スイング棒35と前送り歯スイング棒36をそれぞれ設ける。また、後送り歯スイング棒35と後送り歯プッシュプル棒28の間には左側動作調整機構38を設け、前送り歯スイング棒36と前送り歯プッシュプル棒27の間には右側動作調整機構37を設ける。
前記後送り歯スイング棒35上には、位置制限案内溝351を備え、内設する位置制限スライド体352は位置制限案内溝351をスライドシフトする。位置制限スライド体352には位置制限軸353を軸着し、位置制限軸353のもう一端を後送り歯プッシュプル棒28に固着する。
図3及び図4に示すとおり、左側動作調整機構38は次の構成要素を含む。
後送り歯スイング棒35一方側のスイング部材固定軸34に近い箇所にトルク式軸動作棒383を軸着し、トルク式軸動作棒383の一端にはプッシュプル制動棒384を軸着する。プッシュプル制動棒384のもう一端は、後送り歯プッシュプル棒28の中段に軸着し、トルク式軸動作棒383のもう一端には連動軸動作棒385を設け、前記制限板382に貫通させて後歯調整棒381に固着する。
図4、図5に示すとおり、右側動作調整機構37は次の構成要素を含む。
前送り歯スイング棒36一方側のスイング部材固定軸34に近い箇所に翼状動作棒373と二峰性板374を軸設する。二峰性板374の一方側には、ボルト376を前送り歯スイング棒36に貫通させて螺着するための横方向位置制限溝375を設け、二峰性板374のもう一方側は位置制限溝スライド体377と蓋板378を向き合わせて嵌着し、両側をさらに対応するボルト379で螺着し、並びに、位置制限溝スライド体377のもう一方側に突設した螺着孔370と前送り歯プッシュプル棒27の後端を軸着する。
翼状動作棒373の一端に軸着したプッシュプル制動棒394のもう一端は前送り歯プッシュプル棒27の中段に軸着し、翼状動作棒373のもう一端には、前記もう一つの制限板372を貫通し前歯調整棒371に固着する別の連動軸動作棒395を設ける。
図3、4、7に示すとおり、応用する時は、伝動主軸1上に前偏心軸11と後偏心軸12を設け、下端に前昇降棒13、後昇降棒14及び前球座連結棒15、後球座連結棒16を連結する。その内、前球座連結棒15は直接、前送り歯連動棒21に固着するため、伝動主軸1が持続的に回転して動作する時、前昇降棒13は上下動作を行い、前送り歯連動棒21を上下動作させる。また、後送り歯連動棒22が前送り歯連動棒21に接触しているため、前送り歯連動棒21と同時に上下動作する。
また、後昇降棒14下方の後球座連結棒16を軸回転駆動部材32上に固着し、軸回転駆動部材32は駆動部材固定軸329に軸着するため、伝動主軸1を継続的に回転動作させる時、後昇降棒14は上下動作し、軸回転駆動部材32を運動させる。また、軸回転駆動部材32に軸着する双軸回転案内棒33は、スイング部材31に軸着するため、スイング部材31をスイング部材固定軸34上で往復揺動させる。また、スイング部材31の後送り歯スイング棒35上には位置制限案内溝351を備え、位置制限スライド体352をその中でスライドシフトさせ、位置制限軸353を後送り歯プッシュプル棒28に連結した後、後送り歯連動棒22に軸着する。これにより、スイング部材31が往復揺動する時、後送り歯連動棒22を往復水平移動させる。
左側動作調整機構38の後歯調整棒381を動かした時に、トルク式軸動作棒383も同時に連動し、これにより、トルク式軸動作棒383に軸着したプッシュプル制動棒384が後送り歯プッシュプル棒28を引っ張り動かし、それに連動して、位置制限スライド体352もまた位置制限案内溝351内でスライドシフトし、後送り歯プッシュプル棒28の動作の大きさに影響を及ぼし、最終的に、後送り歯連動棒22末端に設置した後送り歯24のシフト距離に影響を与える。
図4、5、8に示すとおり、前送り歯スイング棒36一方側のスイング部材固定軸34に近い箇所に翼状動作棒373と二峰性板374を軸設し、その内の翼状動作棒373の一端にはプッシュプル制動棒394を軸着し、プッシュプル制動棒394のもう一端を前送り歯プッシュプル棒27の中段に軸着する。また、翼状動作棒373のもう一端には別の連動軸動作棒395を設け、前記の別の制限板372に貫通させ、前歯調整棒371を固着する。これにより、右側動作調整機構37の前歯調整棒371を動かした時、翼状動作棒373も同時に連動する。また、それに軸着したプッシュプル制動棒394も影響を受け、前送り歯プッシュプル棒27を引っ張り動かす。それと同時に、二峰性板374の別の一方側上に嵌着した位置制限溝スライド体377と蓋板378の向き合う一組もスライドシフトし、位置制限溝スライド体377のもう一方側に連結した前送り歯プッシュプル棒27の動作の大きさに影響を及ぼし、最終的に、前送り歯連動棒21末端に設置した前送り歯23のシフト距離に影響を与える。
図2〜6を参照に前述した本考案の構造には、次のような特徴を有する。関節機構30において、軸回転駆動部材32の開口溝321の側面位置には間隔をあけた角度目盛歯322を設け、双軸回転案内棒33上には位置合わせ針332を設ける。並びに、軸回転駆動部材32と双軸回転案内棒33上には位置合わせ孔323と位置合わせ孔333を設け、位置を合わせて螺着するのを更に便利にし、調整時間を効果的に短縮できる。また、関節機構30を構成する時は、両側に、個別の右側動作調整機構37と左側動作調整機構38を備えるため、ニーズに応じて前送り歯23、後送り歯24のシフト差動比の調整を便利にし、現在の多様化する生地と服飾デザインにおいて益々複雑化する縫製ニーズに応える。
前述した通り、本考案は、従来技術を突破し、向上させようとする効果を確実に実現し、本技術の熟知者によって簡単に構想できるものではない。さらに、本考案の出願前に公開されてはおらず、進歩性、新規性を備え、実用新案の要件を十分に満たすものである故、ここに実用新案の出願を行う。
前述した具体的な実施例は、本考案の目的、特徴、及び効果を詳細説明するために用いた例であり、単に本考案の一部実施例である故、本考案の実施範囲を制限することはできない。本技術の熟知者が上述の説明を通して、実用新案登録請求の範囲に記載された構造の特徴及び効果に基づき行った同等効果を有する変化或いは修正については、その本質が本考案の精髄を逸脱しないのなら、全て本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとすることを明記する。
1 伝動主軸
10 ミシン
11 前偏心軸
12 後偏心軸
13 前昇降棒
14 後昇降棒
15 前球座連結棒
16 後球座連結棒
21 前送り歯連動棒
22 後送り歯連動棒
23 前送り歯
24 後送り歯
25 位置制限案内溝
26 位置制限軸
27 前送り歯プッシュプル棒
28 後送り歯プッシュプル棒
30 関節機構
31 スイング部材
32 軸回転駆動部材
321 開口溝
322 角度目盛歯
323 位置合わせ孔
329 駆動部材固定軸
33 双軸回転案内棒
332 位置合わせ針
333 位置合わせ孔
34 スイング部材固定軸
35 後送り歯スイング棒
351 位置制限案内溝
352 位置制限スライド体
353 位置制限軸
36 前送り歯スイング棒
37 右側動作調整機構
370 螺着孔
371 前歯調整棒
372 制限板
373 翼状動作棒
374 二峰性板
375 横方向位置制限溝
376 ボルト
377 位置制限溝スライド体
378 蓋板
379 ボルト
38 左側動作調整機構
381 後歯調整棒
382 制限板
383 トルク式軸動作棒
384 プッシュプル制動棒
385 連動軸動作棒
394 プッシュプル制動棒
395 連動軸動作棒
4 工具

Claims (5)

  1. 回転動力源の伝送に用い、後方には前偏心軸と後偏心軸を貫設し、下端には前昇降棒、後昇降棒及び前球座連結棒、後球座連結棒を連結する伝動主軸と、
    前端に前送り歯、後送り歯をそれぞれ設け、中段に設けた位置制限案内溝は位置制限軸を横方向に嵌着し互いを合わせて構成し、前送り歯連動棒、後送り歯連動棒上には前送り歯プッシュプル棒、後送り歯プッシュプル棒をそれぞれ軸着する前送り歯連動棒及び後送り歯連動棒と、
    前球座連結棒、後球座連結棒と前送り歯プッシュプル棒、後送り歯プッシュプル棒の間に連結し、複数の部品を互いに貫通、枢着することにより構成される関節機構を含み、
    前記関節機構には、スイング部材、軸回転駆動部材を設け、前記二者間に双軸回転案内棒を軸着して連結し、軸回転駆動部材の開口溝箇所には間隔をあけた角度目盛歯を設け、双軸回転案内棒上には位置合わせ針を設け、並びに、軸回転駆動部材と双軸回転案内棒上には位置合わせ孔を設け、位置を合わせて螺着する調整時間を効果的に短縮し、
    また、関節機構を構成する時は、両側に右側動作調整機構と左側動作調整機構をそれぞれ設け、末端には前歯調整棒、後歯調整棒、及び制限板を備え、
    これにより、使用者は自分のニーズ或いは好みに応じて、前送り歯或いは後送り歯のシフト距離を随時変化させて差動比を生じさせ、現在の多様化する生地と服飾デザインにおいて益々複雑化する縫製ニーズに応えることを特徴とするミシンの送り機構。
  2. 前記関節機構のスイング部材はスイング部材固定軸上に軸設し、スイング部材上の両側には、後送り歯スイング棒と前送り歯スイング棒をそれぞれ設け、後送り歯スイング棒と後送り歯プッシュプル棒の間には前記左側動作調整機構を設け、前送り歯スイング棒と前送り歯プッシュプル棒の間には前記右側動作調整機構を設けることを特徴とする請求項1に記載のミシンの送り機構。
  3. 前記後送り歯スイング棒上には位置制限案内溝を備え、それに内設する位置制限スライド体は位置制限案内溝をスライドシフトし、位置制限スライド体には位置制限軸を軸着し、位置制限軸のもう一端を後送り歯プッシュプル棒に固着することを特徴とする請求項2に記載のミシンの送り機構。
  4. 前記左側動作調整機構は、後送り歯スイング棒一方側のスイング部材固定軸に近い箇所にトルク式軸動作棒を軸着し、トルク式軸動作棒の一端にはプッシュプル制動棒を軸着し、プッシュプル制動棒のもう一端は後送り歯プッシュプル棒の中段に軸着し、トルク式軸動作棒のもう一端には連動軸動作棒を設け、前記制限板に貫通させて後歯調整棒に固着することを特徴とする請求項2に記載のミシンの送り機構。
  5. 前記右側動作調整機構は、前送り歯スイング棒一方側のスイング部材固定軸に近い箇所に翼状動作棒と二峰性板を軸設し、二峰性板の一方側には、ボルトを前送り歯スイング棒に貫通して螺着するための横方向位置制限溝を設け、二峰性板のもう一方側は位置制限溝スライド体と蓋板を向き合わせて嵌着し、両側をさらに対応するボルトで螺着し、並びに、位置制限溝スライド体のもう一方側に突設した螺着孔と前送り歯プッシュプル棒の後端を軸着し、翼状動作棒の一端にプッシュプル制動棒を軸着し、プッシュプル制動棒のもう一端を前送り歯プッシュプル棒の中段に軸着し、また、翼状動作棒のもう一端には、前記もう一つの制限板を貫通し前歯調整棒に固着する別の連動軸動作棒を設けることを特徴とする請求項2に記載のミシンの送り機構。
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