JP3178794U - ペットフード - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な形状で、嗜好性の高いペットフードを提供する。
【解決手段】加熱処理した肉類野菜類をペースト状2にし、その外側を、魚肉を乾燥させたシート3でロール状に巻き付け、棒状形状にするとともに、切り口4が棒状の長さに匹敵する広断面になるように斜めに裁断してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、嗜好性の高いペットフードに関する。
一般的にペットフードには、大別してドライ型とウエット型とが有り、家庭で一般的に飼われている犬や猫に、主食用若しくはおやつ等の副食、或いは躾の褒美として与える等、その用途も多用に亘っているものです。
その際、嗜好性を維持向上させることがペットに与えることの重要な要因の一つとなっていました。例えば、次の特許文献1には、生肉ペーストを多層にコーティングさせた技術が開示されています。
特開2010−57380
しかしながら、従来例の場合は、嗜好性を向上させる為、材料の異なる複数種類の生肉ペーストをコーティングし、更にそれを多層にする作業工程を必要とするものでした。
本考案は、係る作業工程を経ることなく、簡易な形状で、嗜好性の高いペットフードを提供することを目的とするものです。
前記課題を解決するため請求項1記載の考案にあっては、加熱処理した肉類野菜類をペースト状にし、その外側を、魚肉を乾燥させたシートでロール状に巻き付け、棒状形状にするとともに、斜めに裁断することにより、両端が斜め形状の切り口を有することを特徴とするものです。
請求項2記載の考案にあっては、前記切り口が棒状の長さに匹敵する広断面にしてなることを特徴とするものです。
本考案によれば、加熱処理した肉類野菜類をペースト状にし、その外側を、魚肉を乾燥させたシートでロール状に巻きつけて全体形状を棒状にするとともに、斜めに裁断することにより、該棒状の長さに匹敵する広断面の形状が斜め形状の切り口となるので、切り口の表面積が大きくなり、その表面積が大きくなった分だけ、風味が強くなり、嗜好性がより向上します。
以下、本考案の一実施形態を図に従って説明する。図1は本考案の斜視図であり、図2は本考案の側面図です。
(第一の実施形態)
図1から図2に示すように、本実施形態を示す図です。
このペットフード1は、鶏肉、野菜、魚肉等からなる食材に従来の公知技術の方法により、熱を加え、混練、ペースト状にしたその混練物を押出成形したあと冷却し、当該成形物を適度の長さに斜めに切断したものです。
当該成形物は、その直径約10mm〜15mm、長さを約4cm〜8cm程で、全体を棒状の形状からなるペットフードであります。
当該ペットフード1は、棒状の形状の構成をその構成において、芯部(ペースト)2と、該芯部2の外周面を覆うように設けられてなる被覆部(シート)3とからなります。
当該芯部2は、加熱処理した肉類野菜類を混練、ペースト状にしてなるものです。本実施例においては、肉類は鶏肉のささみとしていますが、これに限定するものではありません。
当該被覆部3は、乾燥させた魚肉をシート状に約0.5mm程度の厚さにしてなるものです。本実施例においては、魚類は白身魚としていますが、これに限定するものではありません。
このようにしてなるペットフード1は、公知技術であります押出成形を用いて、熱を加え、混練したペースト状の混練物(肉類野菜類)を押出した後、冷却した当該混練物に乾燥させたシート状の魚肉(白身魚)を巻き付け、ロール状に形成するものです。
このようにして構成された芯部2と、被覆部3とからなるロール形状を適度の長さ(例示として4cm〜8cm程度)に両端を斜めに切断し、両端が斜め形状の切り口4,5を有する形状にしてなります。
係る切り口4,5を棒状の長さに匹敵する広断面の切り口4.5に形成することにより、
表面積が大きくなっただけ、風味が強くなり、嗜好性をより向上するものです。
は本考案の斜視図です。 は本考案の側面図です。
ペットフード 1
芯部(ペースト) 2
被覆部(シート) 3
切り口 4,5

Claims (2)

  1. 加熱処理した肉類野菜類をペースト状にし、その外側を、魚肉を乾燥させたシートでロール状に巻き付け、棒状形状にするとともに、斜めに裁断することにより、両端が斜め形状の切り口を有することを特徴とするペットフード。
  2. 前記切り口が棒状の長さに匹敵する広断面にしてなることを特徴とするペットフード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018064513A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 知子 吉村 ペット用補助食品とその製造方法

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