JP3178728U - 食器用マット - Google Patents
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Abstract
【課題】液体の流出を防止し、掃除を簡単にする食器用マットを提供する。
【解決手段】食器用マットは、本体10を包含し、該本体の一面に載置接触面とエッジ斜面14を有し、該エッジ斜面は該載置接触面12の端面辺縁122に環状に設けられ、且つ該エッジ斜面14はローエッジとハイエッジを備え、該ローエッジ142は該ハイエッジ144の内側下方に位置し且つ該端面辺縁122に接続され、該載置接触面12と該エッジ斜面は浅溝を形成し、該浅溝は液体を暫時保存可能で、これにより液体の流出を防止し、掃除する不便を免除する。
【選択図】図1A
【解決手段】食器用マットは、本体10を包含し、該本体の一面に載置接触面とエッジ斜面14を有し、該エッジ斜面は該載置接触面12の端面辺縁122に環状に設けられ、且つ該エッジ斜面14はローエッジとハイエッジを備え、該ローエッジ142は該ハイエッジ144の内側下方に位置し且つ該端面辺縁122に接続され、該載置接触面12と該エッジ斜面は浅溝を形成し、該浅溝は液体を暫時保存可能で、これにより液体の流出を防止し、掃除する不便を免除する。
【選択図】図1A
Description
本考案は一種の食器用マットに係り、特に高い便利性を備えた食器用マットに関する。
コースターとテーブルクロスは日常生活中で常用される日用品であり、テーブルに置かれて飲料の瓶或いは缶、グラス、碗、皿、或いはその他の液体を入れた容器を載せるのに用いられ、これらの容器中の高温によりテーブルが傷つくのを防止するほか、美しい外観によって装飾の用途に用いられる。
一般に、コースターは卓上或いはテーブルクロス上で、断熱、防水或いは汚れ防止のために用いられ、紙、プラスチック、木或いは合成材料の片状体とされる。グラスに冷たい飲料が入れられると、グラスの壁に大気中の水分が凝結して水滴となり、直接コースターに滴り落ち、紙製或いは木製のコースターが水滴を吸収して、糊状となったり、黴が発生したりする状況が発生し、このため、紙製或いは木製のコースターは洗って再使用できなくなり、運用性が悪くなり、資源の浪費を発生する。このため、関係業者は硬質プラスチック或いは金属製のコースターを開発したが、それらは有効に紙製或いは木製のコースターの欠点を改善するものの、容器の外部に発生する水滴がコースターに滴下する時に、水滴が硬質プラスチック或いは金属製のコースターに残留し、さらにはコースターから卓上に流出し、これにより、卓上が濡れたり或いはテーブルクロスが汚れたりし、使用者がこれらの水を拭き取ったり或いはテーブルクロスを掃除する必要が生じる。
さらに、一般家庭で使用される飲料瓶(缶)、グラス、碗、皿、或いはその他の液体容器は、往々にして不注意から外力を受けて、水、飲料、スープ或いはその他の液体を外に溢れさせることがあり、これらの液体はテーブルクロスを汚すだけでなく、地面にまで流れ落ち、フロアを汚し、これは家庭に幼児がいる場合は特に発生しやすい。このほか、サラリーマン或いは学生のデスクには、往々にして飲料瓶(缶)或いはカップが置かれるが、これらが衝突を受けて液体がこぼれる問題、及び、水が凝結して卓上ひいてはフロアに滴り落ちる問題があり、このため多くの使用者に多くの不便と問題を形成する。
特許文献1には、蓄光及び吸水機能を有する止滑コースターが記載され、それは、吸水マット、吸水布体、止滑マット、蓄光材料等の構成要件により構成され、その吸水マットは該吸水布体の下方に設けられ、吸水マットは吸水織物で形成されたマットとされる。止滑マットはベースと止滑凸塊で構成され、止滑機能を有する。コースター側縁は蓄光材料でその周辺が囲まれ、これによりコースターが蛍光効果を有する。しかし、一般にコースター上に置かれる缶或いはグラスは大量の水滴を発生することはなく、もし吸水マット、吸水布体、止滑マット、蓄光材料等で構成すると、製造コストがアップし、経済性が悪くなり、市場での受け入れ度に影響が生じる。さらに、吸水マット、吸水布体はある時間使用した後には、汚れが発生し得て、さらには細菌を繁殖させるため、理想的な設計ではない。
また、特許文献2は、一種のソフトマット構造を提供しており、それは、プラスチック、牛皮紙及び天然木皮で構成され、まずプラスチックを特殊なグルーで牛皮紙に接合し、さらに、牛皮紙の他面を特殊グルーで天然木皮に接合し、こうして、新たなプラスチック天然木皮の複合層構造をなし、最終的に、表面に光沢があり、スムースで、引っ掻き防止、耐磨耗で、切断されにくい新規なソフトマット構造とされている。しかし、このソフトマットは、飲料瓶、グラス、碗、皿、或いはその他の液体容器が外力を受けて液体をこぼすか或いは水滴が凝結する時、水流がマット外側に至るのを有効に防止できず、汚れ、掃除上の問題と面倒をもたらした。
既存の技術は、完全にはこのような問題を処理できず、ゆえに、突破、解決の必要がある。このため、いかにコストダウンして実用性と経済効果をアップするかが、業界の解決、克服にむけて努力する重点項目とされる。
このため、本考案者は、周知の食器用マットの問題、欠点及びその構造設計上いまだ理想的でない事実を鑑み、その解決策の研究開発に着手し、一種の、実用性と高く経済効果を有する食器用マットを開発して、社会の福祉に貢献することを目指し、多くの構想を経て、ついに本考案を創作した。
本考案の目的は、一種の食器用マットを提供することにあり、それは、液体の流出を防止して、掃除の不便を免除し、ゆえに、高い便利性を有するものとする。
上述の目的と作用効果を達成するため、本考案は一種の食器用マットを提供し、それは、本体を包含し、該本体の一面に載置接触面とエッジ斜面を有し、該エッジ斜面は該載置接触面の端面辺縁に環状に設けられ、且つ該エッジ斜面はローエッジとハイエッジを備え、該ローエッジは該ハイエッジの内側下方に位置し且つ該端面辺縁に接続され、該載置接触面と該エッジ斜面は浅溝を形成する。
本考案は、食器用マットにより水滴を受け止め、外への流出を防止し、掃除を簡単にし、きわめて高い便利性を有し、且つ製造コストを有効に減らせ、広い産業上の利用性と実用性を達成し、且つその構造設計は簡単であり、利用に便利で、これによりきわめて良好な利用性と経済効果を有する。
本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。
まず、図1A及び図1Bを参照されたい。それらは本考案の第1実施例の側面図及び平面図である。図示されるように、本考案の食器用マット1は、本体10を具え、該本体10の上面に、載置接触面12とエッジ斜面14を有し、該エッジ斜面14は該載置接触面12の端面辺縁122に環状に設けられ、且つ該エッジ斜面14はローエッジ142とハイエッジ144を備え、該ローエッジ142は該ハイエッジ144の内側下方に位置し且つ該端面辺縁122に接続され、該エッジ斜面14は平面の斜面状を呈し、そのうち、該載置接触面12と該エッジ斜面14が浅溝100を形成する。
図2も参照されたい。図2は上述の実施例の実施表示図である。図示されるように、上述の本体10は円盤状とされ、コースターとされ得るが、円形に限られるわけではない。該載置接触面12は容器2(グラス、飲料瓶或いはその他の容器とされ得る)を載置するのに供され、該容器2が比較的熱い液体を収容する時、該本体10は該容器2と該テーブル3の中間物質とされ、これにより、過熱された該容器2により該テーブル3が損傷するのを防止する。該容器2が冷たい液体を収容する時、該容器2付近の水分子が該容器2の冷たい表面に接触して凝結して水滴を形成し、水滴が一定の重量と大きさとなると、したに流れて食器用マット1に至り、該本体10が該載置接触面12と該エッジ斜面14の形成する該浅溝100を有するため、水滴が該載置接触面12上に保留される。いいかえると、水滴は該浅溝100に暫時保存され、該食器用マット1から該テーブル3に流出することがなく、これにより、使用者の掃除の不便を免除し、高い便利性を有する。
周知の大多数のマットはいずれも有効に水分のテーブル或いはフロアへの流出を防止できず、このため、その他の器物を汚すか、或いは使用者に時間と手間を費やして水を掃除させることになり、使用上の問題を形成した。余分にマットに吸水マット或いは吸水布体を設置して吸水させるものは、構造の製造コストが高すぎ、材料コストを増加させるのみならず、余分な組立が必要で製造時間を増加させる。本考案は上述の欠点を解決し、該浅溝100を利用して水滴を受け、水分の流出による掃除の手間を免除し、きわめて高い実用性と便利性を有している。
図3も併せて参照されたい。図3は本考案の第2実施例の平面図である。それは本考案の食器用マット1の構造変化を説明し、第1実施例と異なるところは、該本体10は矩形状或いはその他の多角形状を呈し、テーブルマットとされ得ることである。本実施例では矩形を以て表示され、一般のテーブルのサイズに合わせたサイズとされる。上述したように、水滴が該食器用マット1に流れる時、該本体10は該載置接触面12と該エッジ斜面14で形成される該浅溝100を有するため、水滴は該載置接触面12上に保留される。このほか、上方の飲料瓶、グラス、碗、皿、或いはその他の液体容器が衝突をうけてその液体が少量溢れ出る時、該浅溝100はこれらの液体を暫時保存でき、ゆえに、これらの液体がフロアに流れ落ちることがなく、使用者の掃除の面倒を減らすことができる。
図4A及び図4Bを参照されたい。それは本考案の第3実施例の側面図及び平面図である。図示されるように、第1実施例との違いは、本実施例はさらに平面16を包含し、該平面16は該エッジ斜面14の外側に環状に設けられ、且つ該平面16は該ハイエッジ144に接続される。これにより、該平面16は該エッジ斜面14の外端部分に、緩衝空間を具備させ、さらに液体オーバーフロー防止の効果を有する。このほか、図5は前述のエッジ斜面14が平面状とされているのに対して、該エッジ斜面14が円弧状とされて、製品の変化性を増加しているが、いずれも本考案の作用効果を達成する。
以上述べたことは、本考案の実施例にすぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本考案の実用新案登録請求範囲のカバーする範囲内に属するものとする。
1 食器用マット
10 本体
100 浅溝
12 載置接触面
122 端面辺縁
14 エッジ斜面
142 ローエッジ
144 ハイエッジ
16 平面
2 容器
3 テーブル
10 本体
100 浅溝
12 載置接触面
122 端面辺縁
14 エッジ斜面
142 ローエッジ
144 ハイエッジ
16 平面
2 容器
3 テーブル
Claims (7)
- 食器用マットにおいて、本体を包含し、該本体の一面に載置接触面とエッジ斜面を有し、該エッジ斜面は該載置接触面の端面辺縁に環状に設けられ、且つ該エッジ斜面はローエッジとハイエッジを備え、該ローエッジは該ハイエッジの内側下方に位置し且つ該端面辺縁に接続され、該載置接触面と該エッジ斜面は浅溝を形成することを特徴とする、食器用マット。
- 請求項1記載の食器用マットにおいて、該エッジ斜面は平面の斜面状を呈することを特徴とする食器用マット。
- 請求項1記載の食器用マットにおいて、該エッジ斜面は斜めの円弧面を呈することを特徴とする食器用マット。
- 請求項1記載の食器用マットにおいて、該本体は矩形状を呈することを特徴とする食器用マット。
- 請求項1記載の食器用マットにおいて、該本体は円盤状を呈することを特徴とする食器用マット。
- 請求項1記載の食器用マットにおいて、該本体は多角形状を呈することを特徴とする食器用マット。
- 請求項1記載の食器用マットにおいて、該本体は平面をさらに有し、該平面は該エッジ斜面の外側に環状に設けられ、且つ該平面は該ハイエッジに接続されたことを特徴とする食器用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004343U JP3178728U (ja) | 2012-07-17 | 2012-07-17 | 食器用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004343U JP3178728U (ja) | 2012-07-17 | 2012-07-17 | 食器用マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3178728U true JP3178728U (ja) | 2012-09-27 |
Family
ID=48005451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004343U Expired - Fee Related JP3178728U (ja) | 2012-07-17 | 2012-07-17 | 食器用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3178728U (ja) |
-
2012
- 2012-07-17 JP JP2012004343U patent/JP3178728U/ja not_active Expired - Fee Related
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