JP3178538U - 発電機の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】より高い電力を発生させることができる発電機の構造を提供する。
【解決手段】左巻き単位コイル2a及び右巻き単位コイル3aそぞれ9個を、隣り合う単位コイル同士が互いに40°の角度で放射状に配列し、互いに接続した左巻きコイルと右巻きコイルとを設け、各単位コイル同士が互いに20°の角度で隣接するように放射状に配列し、左巻きコイルの一端と右巻きコイルの一端とを接続し、左巻きコイルの他端を左巻きコイル端子、右巻きコイルの他端を右巻きコイル端子となした円板状コイルを4個設け、第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルを順次25°の位相差で積層して一体化し、第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルの各右巻きコイル端子又は左巻きコイル端子を所定の結線で接続して3本の出力端子となし、一体化積層コイルの両側に磁石を回転可能に配置する。
【選択図】図2

Description

本考案は、発電機の構造、特に単位コイルを放射状に配列した円板状コイルを複数積層して一体化した積層コイルの両側に回転可能な磁石を配置してなる発電機の構造に関するものである。
従来市販されている発電機として図5〜図7に示すものがあった。この発電機は、左回りに6巻き分巻回した左巻き単位コイル(20a)9個を互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル20a同士を互いに接続した左巻きコイル20と、右回りに6巻き数分巻回した右巻き単位コイル(21a)9個を互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル21a同士を互いに接続した右巻きコイル21とを設け、前記左巻きコイル20と右巻きコイル21との各単位コイル20a,21a同士が互いに20°の角度で隣接するように放射状に配列し、前記左巻きコイル20の一端と前記右巻きコイル21の一端とを接続し、前記左巻きコイル20の他端を左巻きコイル端子20bとするとともに、前記右巻きコイル21の他端を右巻きコイル端子21bとなした円板状コイル22を3個設けて第1層円板状コイル22a〜第3層円板状コイル22cとする。これら第1層円板状コイル22a〜第3層円板状コイル22cを順次20°/3の位相差で積層して一体化した一体化積層コイル23となし、前記第1層円板状コイル22a〜第3層円板状コイル22cの各右巻きコイル端子21bを互いに接続するとともに、前記第1層円板状コイル22a〜第3層円板状コイル22cの各左巻きコイル端子(20a−1〜20a−3)3本を出力端子となし、前記一体化積層コイル23の両側(上下)に磁石(図示せず)を回転可能に配置してなるものである。
この発電機における、コイルの直径は1mm、円板状コイル22の直径は229mmであり、磁石を303rpmの回転速度で回転させた際の電力の実測値は、95.85Wであった。
本考案は、さらに高い電力を発生させることができる発電機の構造を提供することを目的とする。
本考案者は、上記目的を達成するために、単位コイルの巻き数を変化させ、円板状コイルの積層数を変え、積層する円板状コイルの位相差を種々変更する等、種々の試験を行った結果、所定の巻き数、積層数、位相差等の条件下で、高い電力が得られることが分かった。
即ち、請求項1に係る考案は、内側から外側に向かって左回りに所定巻き数分巻回した左巻き単位コイル9個を、隣り合う左巻き単位コイル同士が互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル同士を互いに接続した左巻きコイルと、内側から外側に向かって右回りに所定巻き数分巻回した右巻き単位コイル9個を、隣り合う右巻き単位コイル同士が互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル同士を互いに接続した右巻きコイルとを設け、前記左巻きコイルと右巻きコイルとの各単位コイル同士が互いに20°の角度で隣接するように放射状に配列し、前記左巻きコイルの一端と前記右巻きコイルの一端とを接続し、前記左巻きコイルの他端を左巻きコイル端子とするとともに、前記右巻きコイルの他端を右巻きコイル端子となした円板状コイルを4個設けて第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルとなし、該第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルを順次25°の位相差で積層して一体化した一体化積層コイルとなし、前記第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルの各右巻きコイル端子又は左巻きコイル端子を互いに接続するとともに、前記第1層円板状コイルと第4層円板状コイルの各左巻きコイル端子又は右巻きコイル端子を接続して1本の出力端子とし、前記第2層円板状コイルと第3層円板状コイルの各左巻きコイル端子又は右巻きコイル端子2本を出力端子とし合計3本の出力端子となし、前記一体化積層コイルの両側に磁石を回転可能に配置してなること、を特徴としている。
請求項2に係る考案は、左巻き単位コイル及び右巻き単位コイルの巻き数を8巻きとしたものである。
請求項1に係る考案は、単位コイルの巻き数を所定の巻き数とし、円板状コイル4層を順次25°の位相差で積層し、第1層円板状コイルと第4層円板状コイルの各左巻き端子又は右巻き端子を接続して1本の出力端子とし、第2層円板状コイルと第3層円板状コイルの各左巻き端子又は右巻き端子を2本の出力端子とするようにしたので、従来のものに比べ高い電力を得ることができる。
請求項2に係る考案は、左巻き単位コイル及び右巻き単位コイルの巻き数を8巻きとしたので、従来のものに比べ1.5倍程度と高い電力を得ることができる。
本考案の実施例における円板状コイルの平面図である。 実施例における円板状コイルを4層積層した状態の平面図である。 一体化積層コイルを上蓋と下蓋との間に取付ける際の様子を示す斜視図である。 円板状コイルを4層積層した状態における各端子の接続の様子を示す概略説明図である。 従来例における円板状コイルの平面図である。 従来例における円板状コイルを3層積層した状態の平面図である。 従来例における円板状コイルを3層積層した状態における各端子の接続の様子を示す概略説明図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1において、1は円板状コイルで、内側から外側に向かって左回りに8巻き分二等辺三角形状に巻回した左巻き単位コイル(2a)9個を、隣り合う左巻き単位コイル2a,2a同士が互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル2a同士の内側巻き線と外側巻き線とを互いに接続した左巻きコイル2と、内側から外側に向かって右回りに8巻き分二等辺三角形状に巻回した右巻き単位コイル(3a)9個を、隣り合う右巻き単位コイル3a,3a同士が互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル3a同士の内側巻き線と外側巻き線とを互いに接続した右巻きコイル3とを設け、これら左巻きコイル2と右巻きコイル3との各単位コイル2a,3a同士が互いに20°の角度で隣接するように放射状に配列し、左巻きコイル2の一端と右巻きコイル3の一端とを接続具4を介して接続し、左巻きコイル2の他端を左巻きコイル端子2bとするとともに、右巻きコイル3の他端を右巻きコイル端子3bとなした円板状コイルとしてある。
かかる円板状コイル1を4個設けて積層し、一体化して一体化積層コイル5とする。詳しくは、下から第1層円板状コイル1aと第2層円板状コイル1b、第2層円板状コイル1bと第3層円板状コイル1c、第3層円板状コイル1cと第4層円板状コイル1dとを順次25°の位相差となるように積層して一体化する。図2は円板状コイル1a〜1dを4個積層した状態の平面図で、左巻き単位コイル2aと右巻き単位コイル3aの半径方向に延びる辺が周方向に交互に配列されるようになっている。
これに対し、従来のものは、図6に示すように、左巻き単位コイル20aと右巻き単位コイル21aの半径方向に延びる辺が周方向に3本づつ並列に配列されたようになっている。
一体化は、樹脂、本実施例ではエポキシ樹脂で固めることにより一体化してある。このとき、軸心部に中空の中心軸6を取付け、中空部にコイルの端部2b−1〜2b−4を挿通して中心軸6の一端側(図3において下端側)から外部に露出させる。
端子の接続は、図4に示すように、第1層円板状コイル1aと第2層円板状コイル1bと第3層円板状コイル1cと第4層円板状コイル1dの各右巻きコイル端子3bを互いに接続(結線)7するとともに、第1層円板状コイル1aと第4層円板状コイル1dの各左巻きコイル端子2b−1,2b−4を接続して1本の出力端子8aとし、第2層円板状コイル1bと第3層円板状コイル1cの各左巻きコイル端子(2b−2,2b−3)2本を出力端子8b,8cとし、合計3本の出力端子8a〜8cとしてある。
一体化積層コイル5を、下蓋内に18個の磁石を放射状に配列した下蓋9と、上蓋内に18個の磁石を放射状に配列した上蓋10との間に配置して、上蓋10と下蓋9とをボルト等で固定する。このとき、上蓋内と下蓋内とに放射状に配列した磁石を、上下にN極とS極とが対向するように配置して、上蓋10と下蓋9とを固定し、回転子11とする。一体化積層コイル5は、その中心軸6が上蓋10の軸心部に設けた軸受(図示せず)、下蓋9の軸心部に設けた軸受12を介して上下蓋(回転子11)に対して回転可能に取付けてある。
そして、上蓋10に設けた回転軸13を回転させることにより、上蓋10と下蓋9とが一体となって回転する。一方、一体化積層コイル5は固定されており、コイルに誘導起電力が発生することになる。
コイルの直径を1mm、円板状コイル1(1a〜1d)の直径を229mmとし、回転子(磁石)11を303rpmの回転速度で回転させた際に発生した電力を電力計14により測定した実測値は143W(電圧11V、電流13A)であった。従って、従来のものの95.85W(電圧9V、電流10.65A)に比べ約1.5倍の電力が得られたことになる。
このように、本考案では、単位コイルの巻き数、円板状コイルを4層順次所定の位相差で積層したこと、各層の円板状コイルを所定の結線状態で出力端子としたこと等の相乗効果により、従来品に比べ高い電力が得られたものと推定される。
なお、円板状コイルの直径等を変更した場合は、コイルの直径、単位コイルの巻き数等を適宜変更することも可能である。
1 円板状コイル
2 左巻きコイル
2a 左巻き単位コイル
2b 左巻きコイル端子
3 右巻きコイル
3a 右巻き単位コイル
3b 右巻きコイル端子
4 接続具
5 一体化積層コイル
6 中心軸
7 結線
8a,8b,8c 出力端子
9 下蓋
10 上蓋
11 回転子
12 軸受
13 回転軸
14 電力計

Claims (2)

  1. 内側から外側に向かって左回りに所定巻き数分巻回した左巻き単位コイル9個を、隣り合う左巻き単位コイル同士が互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル同士を互いに接続した左巻きコイルと、内側から外側に向かって右回りに所定巻き数分巻回した右巻き単位コイル9個を、隣り合う右巻き単位コイル同士が互いに40°の角度で隣接するように放射状に配列するとともに、隣り合う単位コイル同士を互いに接続した右巻きコイルとを設け、前記左巻きコイルと右巻きコイルとの各単位コイル同士が互いに20°の角度で隣接するように放射状に配列し、前記左巻きコイルの一端と前記右巻きコイルの一端とを接続し、前記左巻きコイルの他端を左巻きコイル端子とするとともに、前記右巻きコイルの他端を右巻きコイル端子となした円板状コイルを4個設けて第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルとなし、該第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルを順次25°の位相差で積層して一体化した一体化積層コイルとなし、前記第1層円板状コイル〜第4層円板状コイルの各右巻きコイル端子又は左巻きコイル端子を互いに接続するとともに、前記第1層円板状コイルと第4層円板状コイルの各左巻きコイル端子又は右巻きコイル端子を接続して1本の出力端子とし、前記第2層円板状コイルと第3層円板状コイルの各左巻きコイル端子又は右巻きコイル端子2本を出力端子とし合計3本の出力端子となし、前記一体化積層コイルの両側に磁石を回転可能に配置してなることを特徴とする発電機の構造。
  2. 左巻き単位コイル及び右巻き単位コイルの巻き数が8巻きである請求項1に記載の発電機の構造。
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