JP3178427U - キャリアバッグ用雪上移動装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】カバン体と取っ手と所要数のキャスターとを備え、前記カバン体における底面の一端縁の両端部に各々前記キャスターを設置するとともに前記カバン体の前記キャスター側の正面に前記取っ手を設置したキャリアバッグにおいて、前記一対のキャスターに樋状カバー体を下方から外嵌めし、適宜固定手段によって前記キャスターに固定したキャリアバッグ用雪上移動装置である。
【効果】使用者が取っ手を持って牽引した際に、前記樋状カバーが橇の如く機能して前記キャリアバッグは雪上を滑りながら移動することができる。
よって、この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置を使用すれば、雪上であってもキャスターが雪に埋まることはなく、又、雪が凍っていてもキャスターが滑ることははいため、使用者はキャリアバッグを滑らかに牽引することができる。
【選択図】 図2
【効果】使用者が取っ手を持って牽引した際に、前記樋状カバーが橇の如く機能して前記キャリアバッグは雪上を滑りながら移動することができる。
よって、この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置を使用すれば、雪上であってもキャスターが雪に埋まることはなく、又、雪が凍っていてもキャスターが滑ることははいため、使用者はキャリアバッグを滑らかに牽引することができる。
【選択図】 図2
Description
この考案はキャリアバッグ用雪上移動装置に関し、雪道において歩行者がキャリアバッグを牽引する場合に使用される。
従来におけるキャリアバッグは、カバン体の底面にキャスターが設置されているとともにこのカバン体の側面に取っ手が設置されたものであり、使用者は前記カバン体に荷物を収容し、前記取っ手を引くことによって前記キャスターを介して前記キャリアバッグを牽引していた。
しかしながら、かかる従来のキャリアバッグにあっては、雪上で牽引しようとすると前記キャスターが雪に埋まったり、また、凍っている場合にはキャスターが滑ってしまい、この結果、使用者は滑らかに牽引することができないという不都合を有した。
この不都合を解消することがこの考案の課題である。
前記課題を達成するために、この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置においては、カバン体と取っ手と所要数のキャスターとを備え、前記カバン体における底面の一端縁の両端部に各々前記キャスターを設置するとともに前記カバン体の前記キャスター側の正面に前記取っ手を設置したキャリアバッグにおいて、前記一対のキャスターに樋状カバー体を下方から外嵌めし、適宜固定手段によって前記キャスターに固定したものである。
この場合、前記樋状カバー体は、複数の樋状補助カバー体を樋状態で互いにスライド可能に嵌挿することもできる。
また、前記複数の樋状補助カバー体は、一方の樋状補助カバー体の端縁に設けられたスライド溝に他方の樋状補助カバー体の端縁に設けられたスライド突条をスライド可能に嵌めることもできる。
更に、前記固定手段を前記樋状カバー体の開口部端縁の弾性力にしたり、前記樋状カバー体と前記取っ手とを繋ぐ弾性ロープにすることもできる。
この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置は上記のように構成されているため、即ち、カバン体と取っ手と所要数のキャスターとを備え、前記カバン体における底面の一端縁の両端部に各々前記キャスターを設置するとともに前記カバン体の前記キャスター側の正面に前記取っ手を設置したキャリアバッグにおいて、前記一対のキャスターに樋状カバー体を下方から外嵌めし、適宜固定手段によって前記キャスターに固定したため、使用者が取っ手を持って牽引した際に、前記樋状カバーが橇の如く機能して前記キャリアバッグは雪上を滑りながら移動することができる。
よって、この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置を使用すれば、雪上であってもキャスターが雪に埋まることはなく、又、雪が凍っていてもキャスターが滑ることははいため、使用者はキャリアバッグを滑らかに牽引することができる。
この場合、前記樋状カバー体は、複数の補助樋状カバー体を樋状態で互いにスライド可能に嵌挿すれば、この樋状カバー体を一対のキャスターの間隔が異なる種々のキャリアバッグにも取り付けることができる。
また、前記複数の補助樋状カバー体は、一方の補助樋状カバー体の端縁に設けられたスライド溝に他方の助樋状カバー体の端縁に設けられたスライド突条をスライド可能に嵌めるようにすれば、樋状補助カバー体同士のスライドを安定した状態で滑らかに行うことができる。
更に、前記固定手段を前記樋状カバー体の開口部端縁の弾性力にすれば、ワンタッチで一対のキャスターに外嵌め固定することができる。
また、前記固定手段を前記樋状カバー体と前記取っ手とを繋ぐ弾性ロープにすれば、樋状カバー体の弾性力によってキャスターに外嵌め固定できない場合や支持具等にも樋状カバー体を取り付けることができる。
この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置は実施するにあたって次の特徴を有する。
「樋状カバー体」は単一の樋状補助カバー体から構成しても良いし、複数の樋状補助カバー体をスライド可能に連設しても良い。
「複数の樋状補助カバー体をスライド可能に連設する場合」は、一方の樋状補助カバー体の端縁に設けられたスライド溝に他方の樋状補助カバー体の端縁に設けられたスライド突条をスライド可能に嵌めるのが適している。
「固定手段」としては、樋状カバー体の開口部端縁の弾性力を使用したり、樋状カバー体と前記取っ手とを繋ぐ弾性ロープを使用することができる。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置の正面図、図2は同左側面図、図3は図1におけるIII部拡大図、図4は図3におけるIV-IV線拡大断面図、図5は使用状態図、図6は他の使用状態図である。
図1及び図2において、Aはキャリアバッグ、10そのカバン体である。このカバン体10は略直方体状をしている。
11,11は基台であり、前記カバン体10における底面の両側に設置されている。この基台11,11は前記カバン体10の正面に沿ってL字状に延びている。
12,12はキャスターであり、前記基台11,11の下面に各々設置されている。これらのキャスター12,12は前記カバン体10の正面側に位置し、前記キャリアバッグAはこれらのキャスター12,12を介して移動することができる。
13,13は支持具であり、前記基台11,11の下面に各々一体形成されている。これらの支持具13、13は前記カバン体10の背面側に位置している。これらの支持具13,13を介して前記キャリアバッグAを略垂直に立てることができる。なお、前記支持具13,13は片方のみ図示したが、両方の基台11,11に略対象に設置されている。
14は取っ手であり、前記一対の基台11,11に架け渡されている。この取っ手14は一体的に形成され、垂直部141,141とこれらの垂直部141,141を繋ぐ水平部142とから構成されている。この取っ手14の水平部142を掴むことによって、使用者は前記キャリアバッグAを牽引することができる。
Bはキャリアバッグ用雪上移動装置であり、前記キャリアバッグAのキャスター12,12に弾性的に取り付けられている。20は樋状カバー体であり、前記キャリアバッグ用雪上移動装置Bの主要部を構成している。
次に、図3及び図4に基づいて、この樋状カバー体20について詳述する。
この樋状カバー体20は一対の樋状補助カバー体21,31をスライド可能に嵌挿させたものである。これらの樋状補助カバー体21,31は合成樹脂によって弾性的に形成され、その断面は略C字状をしている。22,32は開口部(この考案の「固定手段」に相当する)であり、前記樋状補助カバー体21,31の上部に形成されている。この開口部21,31の巾は対応する前記樋状補助カバー体21,31の横内径よりも狭巾である。このため、弾性的に広がって前記キャスター12,12を把持することができる。
23はスライド溝であり、前記樋状補助カバー体21の開口部22の端縁を外側に湾曲させることによって管状に形成されている。このスライド溝23は前記樋状補助カバー体21のスライド方向に延びている。
一方、33はスライド突条であり、前記樋状補助カバー体31の開口部32の端縁を円柱棒状に突出させることによって形成されている。このスライド突条33は前記樋状補助カバー体31のスライド方向に延びている。このスライド突条33を前記樋状補助カバー体21のスライド溝23に内嵌めしスライドさせることによって前記樋状補助カバー体21,31同士のスライド運動をガイドしている。
なお、前記樋状カバー体20は必ずしも複数の樋状補助カバー体21,31をスライドさせて構成する必要はなく、単一の樋状補助カバー体21,31のみから構成することもできるし、3つ以上の樋状補助カバー体21,31を互いにスライド可能に組み合わせて構成することもできる。
次に、34はボルト孔であり、前記樋状補助カバー体21の側壁部に形成されている。このボルト孔34は前記樋状補助カバー体21の外端部に位置している。
35は掛止ボルトであり、前記ボルト孔34を貫通し、ナット36止めされている。37はカラーであり、前記樋状補助カバー体21内に位置し前記掛止ボルト35が貫通している。
なお、同様に図示はしてないが、前記樋状補助カバー体21の外端部にも同様にボルト孔が形成され、掛止ボルト26、ナット27、カラー28が設置されている。
図3において28,38は補助ボルト孔であり、前記樋状補助カバー体21,31の内端部に形成されている。この補助ボルト孔28,38は前記樋状補助カバー体21,31を単独で、樋状カバー体20として使用する場合に前記ボルト孔として使用されるものである。
次に、このキャリアバッグ用雪上移動装置Bを使用する場合は、図5に示すように、前記キャリアバッグAのキャスター12,12に前記樋状カバー体20の開口部22,32を弾性的に外嵌めし雪上を傾斜方向に橇の如く滑らせることができる。
また、図6に示すように、前記両側の支持具13,13に外嵌めして同様に使用することもできる。この場合、各々の前記掛止ボルト25のカラー27に弾性ロープ50(この考案の「固定手段」に相当する)を巻き掛け、フック51,51を介して前記取っ手14に弾性的に掛け止めする。
なお、前記キャスター12,12に外嵌めする場合にも、キャスター12の外径が樋状カバー体20の開口部22,32の開口巾よりも広い場合には同様に弾性ロープ30を使用して樋状カバー体20を取り付ける。
この考案に係るキャリアバッグ用雪上移動装置は、使用者が取っ手を持って牽引した際に、樋状カバーが橇の如く機能してキャリアバッグは雪上を滑りながら移動することができる。雪上であってもキャスターが雪に埋まることはなく、又、雪が凍っていてもキャスターが滑ることははいため、使用者はキャリアバッグを滑らかに牽引することができる。よって、産業上の利用可能性は高いものである。
A … キャリアバッグ、
B … キャリアバッグ用雪上移動装置
10 … カバン体
11 … 基台
12 … キャスター
13 … 支持具
14 … 取っ手
141 … 垂直部
142 … 水平部
20 … 樋状カバー体
21 … 樋状補助カバー体
22 … 開口部(この考案の「固定手段」に相当)
23 … スライド溝
24 … ボルト孔
25 … 掛止ボルト
26 … ナット
27 … カラー
28 … 補助ボルト孔
31 … 樋状補助カバー体
32 … 開口部(この考案の「固定手段」に相当)
33 … スライド突条
38 … 補助ボルト孔
50 … 弾性ロープ(この考案の「固定手段」に相当)
51 … フック
B … キャリアバッグ用雪上移動装置
10 … カバン体
11 … 基台
12 … キャスター
13 … 支持具
14 … 取っ手
141 … 垂直部
142 … 水平部
20 … 樋状カバー体
21 … 樋状補助カバー体
22 … 開口部(この考案の「固定手段」に相当)
23 … スライド溝
24 … ボルト孔
25 … 掛止ボルト
26 … ナット
27 … カラー
28 … 補助ボルト孔
31 … 樋状補助カバー体
32 … 開口部(この考案の「固定手段」に相当)
33 … スライド突条
38 … 補助ボルト孔
50 … 弾性ロープ(この考案の「固定手段」に相当)
51 … フック
Claims (5)
- カバン体と取っ手と所要数のキャスターとを備え、前記カバン体における底面の一端縁の両端部に各々前記キャスターを設置するとともに前記カバン体の前記キャスター側の正面に前記取っ手を設置したキャリアバッグにおいて、前記一対のキャスターに樋状カバー体を下方から外嵌めし、適宜固定手段によって前記キャスターに固定したことを特徴とするキャリアバッグ用雪上移動装置。
- 前記樋状カバー体は、複数の樋状補助カバー体を樋状態で互いにスライド可能に嵌挿したことを特徴とする請求項1のキャリアバッグ用雪上移動装置。
- 前記複数の樋状補助カバー体は、一方の樋状補助カバー体の端縁に設けられたスライド溝に他方の樋状補助カバー体の端縁に設けられたスライド突条をスライド可能に嵌めたことを特徴とする請求項2のキャリアバッグ用雪上移動装置。
- 前記固定手段が、前記樋状カバー体の開口部端縁の弾性力であることを特徴とする請求項1のキャリアバッグ用雪上移動装置。
- 前記固定手段が、前記樋状カバー体と前記取っ手とを繋ぐ弾性ロープであることを特徴とする請求項1のキャリアバッグ用雪上移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012004050U JP3178427U (ja) | 2012-07-04 | 2012-07-04 | キャリアバッグ用雪上移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012004050U JP3178427U (ja) | 2012-07-04 | 2012-07-04 | キャリアバッグ用雪上移動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3178427U true JP3178427U (ja) | 2012-09-13 |
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Family Applications (1)
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JP2012004050U Expired - Fee Related JP3178427U (ja) | 2012-07-04 | 2012-07-04 | キャリアバッグ用雪上移動装置 |
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JP (1) | JP3178427U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105901888A (zh) * | 2016-04-20 | 2016-08-31 | 王凯盛 | 一种可变形的承载式拉杆箱 |
-
2012
- 2012-07-04 JP JP2012004050U patent/JP3178427U/ja not_active Expired - Fee Related
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