JP3178396U - トルクリミッタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トルクリミッタ10は、円筒状外周部を有する第1回転体11と、円筒状外周部に対向する円筒状内周部を有し、第1回転体11と同軸上で互いに対して相対的に回転可能に設けられた第2回転体20とからなり、第1回転体11の円筒状外周部には永久磁石13が、第2回転体20の円筒状内周部にはヒステリシス材23が設けられる。第2回転体20は軸方向の一端側に開口部24を有し、開口部24を塞ぐ蓋22が設けられる。第2回転体20の開口部24近傍の内周部には突出部25が設けられる。蓋22は、突出部25で保持される。蓋22は、蓋22を取外し可能な治具を受入れる切欠きを有する。
【選択図】図1
Description
ハウジング121は軸方向の一端側に開口部124を有し、開口部124は蓋122で塞がれている。蓋122はハウジング121の開口部124近傍の内周部に設けられた突出部125とヒステリシス材123の上端部とで保持されている。
第2回転体は軸方向の一端側に開口部を有し、トルクリミッタは、開口部を塞ぐ蓋と、第2回転体の開口部近傍の内周部に突出して設けられた突出部とを含み、蓋は、突出部で保持され、蓋は、蓋を取外す治具を受入れる切欠きを有し、蓋は円板状であり、切欠きは円板状の蓋の外周上に設けられ、切欠きは貫通孔であり、切欠きは円板状の蓋の180度離れた位置に一対設けられる。
ング21の内周面には段部27が形成されている。
状に沿って嵌め込み後、開口側内周部26と当接して固定される構造とする。すなわち、
蓋22は、この突出部25と、ハウジング21の内周面に設けられた段部27で挟まれて
固定される。
端部および段部で蓋22を挟んで固定してもよい。
14bで摺動する場合について説明したが、これに限らず、軸摺動部14aとロータ軸1
2の下部14cで摺動してもよい。この場合の図1(A)に対応する図を図1(B)に示
す。
、(A)において、矢印B−B、C−Cで示した部分の断面図である。図2を参照して、
蓋22は下部に円柱状部を有し全体として円錐台形状である。蓋22にはその中央部に設
けられ、ロータ軸12と摺動する貫通孔29と、円周上で180度離れた位置に円周側端
部から半径方向に延びる一対の切欠き28とが設けられている。蓋22の底部には円形の
凹部30が設けられている。なお、切欠き28は、蓋22の厚み方向に貫通した形状であ
る。
向(図1においてY方向)に延在している。切欠き28は途中から中心方向(図1におい
てX方向)に延在して段部28aを有して凹部30に繋がっている。
が成形品であり、その精度を上げるために中心に対して点対称の形状とするためである。
したがって、対称であれば任意の位置に切欠きを設けてもよい。
)において、矢印IIIB−IIIBで示す部分の断面図(図3(B))である。
部25とハウジング21の内周に設けられたヒステリシス材23の上部とによって挟まれ
て固定されているが、この部分は図1に示した構成であってもよい。
有するため、突出部25の傾斜に沿って容易に突出部25の下部とヒステリシス材23(
または、段部とヒステリシス材23の)上端部との間に嵌め込まれる。また、円錐台の上
面の径は突出部25によって形成される開口部24の開口寸法より小さく、下面の径は突
出部25によって形成される開口部の開口寸法より大きく、ハウジング21の内周部の径
よりも大きい。
態に係るトルクリミッタ10は、部品として、永久磁石13を外周部に有する軸部材と、
永久磁石13に対向するヒステリシス材23を内周部に有するハウジング21と、ハウジ
ング21の開口部24を覆う蓋22とからなる。このトルクリミッタ10の製造時におい
て組み立て後にロータ軸12の不良が検査工程で発見される場合がある。このような場合
に、従来であれば、トルクリミッタ本体を廃棄する必要があった。
に、蓋22に設けられた切欠き28に図示のない長手形状の治具を挿入して蓋22をこじ
れば、蓋22を容易にハウジング21から除去でき、その内部に位置するロータ軸12を
容易に取出すことができる。したがって、ハウジング21に樹脂部材を主体で構成される
トルクリミッタ10おいて、組立て/分解の工程を容易に行なえ再利用が可能になる。
交換することにより、トルクを容易に変更することができる。
なったところ、10回蓋を取りはずしても、ハウジングの損傷、故障はなく、問題なく使
用できた。
開けると、ハウジングの損傷、破損が確認でき、再使用は不可能だった。
たが、これに限らず、少なくとも一箇所以上切欠き28があればよい。
能であれば、単なる凹部であってもよい。
の寸法が大きくなるように構成してもよいし、相対的に回転させたときにのみ切欠きが形
成されるようにしてもよい。
態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この考案と同一の範囲内におい
て、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
成部品を再利用が可能であるため、トルクリミッタとして有利に使用される。
2回転体、21 ハウジング、22 蓋、23 ヒステリシス材、24 開口部、25
突出部、28 切欠き。
Claims (4)
- 円筒状外周部を有する第1回転体と、前記円筒状外周部に対向する円筒状内周部を有し
、前記第1回転体と同軸上で互いに対して相対的に回転可能に設けられた第2回転体とか
らなり、前記第1回転体の円筒状外周部および前記第2回転体の円筒状内周部のいずれか
一方には永久磁石が、いずれか他方にはヒステリシス材が設けられるトルクリミッタであ
って、
前記第2回転体は軸方向の一端側に開口部を有し、
前記開口部を塞ぐ蓋と、
前記第2回転体の前記開口部近傍の内周部に突出して設けられた突出部とを含み、
前記蓋は、前記突出部で保持され、
前記蓋は、前記蓋を取外す治具を受入れる切欠きを有し、
前記蓋は円板状であり、前記切欠きは前記円板状の蓋の外周上に設けられ、
前記切欠きは貫通孔であり、前記切欠きは前記円板状の蓋の180度離れた位置に一対設けられる、トルクリミッタ。 - 前記第2回転体の内周部に設けられる永久磁石またはヒステリシス材は、前記第1回転
体側に突出して設けられ、
前記蓋は、前記第2回転体の内周部に突出して設けられた永久磁石またはヒステリシス
材と前記突出部とで保持される、請求項1に記載のトルクリミッタ。 - 前記突出部は第2回転体の内周部において、軸方向内部から前記開口部側に向かって滑
らかに突出する、請求項1または2に記載のトルクリミッタ。 - 前記突出部の断面は半円形状である、請求項1〜3のいずれかに記載のトルクリミッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004005U JP3178396U (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | トルクリミッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012004005U JP3178396U (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | トルクリミッタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009261781A Continuation JP2011106559A (ja) | 2009-11-17 | 2009-11-17 | トルクリミッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3178396U true JP3178396U (ja) | 2012-09-13 |
Family
ID=48005136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012004005U Expired - Fee Related JP3178396U (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | トルクリミッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3178396U (ja) |
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2012
- 2012-07-03 JP JP2012004005U patent/JP3178396U/ja not_active Expired - Fee Related
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