JP3178308U - トイレ用給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設住宅の水洗トイレの給水を災害による断水および停電時でも一定期間継続できる方法を安価に提供する。
【解決手段】既設住宅のトイレ室に近接した屋外またはトイレ室内に給水タンク6と加圧装置9を設置し、止水栓1から給水タンク6と加圧装置9を経由して水洗トイレのロータンクへ給水することにより、平常時は給水タンク6と加圧装置9を給水管の一部として使用し、断水時は給水タンクの貯水量が残存する限り水洗トイレの給水を自動的に継続することが出来る。 この加圧装置9は12V鉛電池を内蔵し停電時においてもロータンクの給水に必要な水圧と流量を吐出する事が出来る。
【選択図】図1

Description

本考案は、震災等の断水時でも水洗トイレを初期の一定期間において平常時と同様に継続使用するための給水手段を提供する。
従来技術
災害時の断水に備えた生活水確保の手段として新設住宅の場合は建設時に貯水装置を設備する場合があるが、一般の既設住宅では高額なリフォーム工事となり普及していない。 一般の既設住宅で災害時の断水時においても水洗トイレを使用するにはイ)浴槽の残り湯をトイレのロータンクに入れるか、ロ)備え置きのペットボトルの水をロータンクに入れる方法が想定されている。
しかしながらいずれの方法もロータンクの重い陶器製蓋を外す必要があり特に防露型タンクなどでは難しい。 加えて浴槽の残り湯は常に有るとは限らず、ペットボトルの水も大量に要するなどの問題も多い。
このように既設住宅では容易かつ安価に災害時の断水時にトイレ給水を継続できる方法が無かった。
特開2010−150790 災害時住宅用生活用水備蓄設備
既設住宅では大災害時の断水を想定した生活水貯水槽を取付けるためには高額な工事を必要とする。 本考案は、この課題を解消するために特に水洗トイレ用水の給水についてなされたものである。 近年の大震災においては発生直後から広域かつ長期の停電と断水が生じ、数日から1週間程度の停電と断水を考慮した対策を準備する必要がある。
この停電と断水期間において水洗トイレを継続使用するためには以下の課題を解決しなければならない。
1)平常時から断水時用の一定の貯水を確保する。
2)断水時はその貯水された水を水洗トイレのロータンクへ給水する。
3)災害が予測困難であり居住者の高齢化と災害時の混乱を考慮すれば前記の課題に加えてこれらの課題を自動的に解決しなければならない。
4)前記の課題を停電時においても自動的に解決しなければならない。
既設の住宅にあって、既設のロータンク式水洗トイレを大災害時の断水時にも継続使用できるための手段を図1で示す。 既設水洗トイレはトイレ室内の止水栓1から給水管2で水洗トイレ4のロータンク3に給水されている。
本考案は止水栓1と前記ロータンクの間に、新たに水位調整弁8と防虫通気口を有する給水タンク6と加圧装置9を設置し、前記止水栓と前記給水タンクを給水管5で接続し、前記給水タンクと加圧装置9を給水管7で接続し、前記加圧装置で加圧された水を給水管10を介して給水管2から前記ロータンクに給水するものである。
加圧装置は商用のAC100Vから電力を入力して直流電圧を発生する直流電源モジュールPSと12V鉛電池BATTと圧力ポンプと圧力スイッチS1と保護ヒューズ等で構成される。
架台は前記給水タンクと加圧装置を固定するものであり本考案が限定するものではない。
この方法によれば水洗トイレは止水栓1から給水タンク6と加圧装置9を通して給水される。 平常時は前記給水タンクは止水栓1から給水管5で給水され、水位調整弁8により一定水位を維持し、前記給水タンクの水は前記加圧装置の圧力ポンプにより加圧されて給水管10を介して給水管2を経て前記ロータンクに給水される。 前記圧力スイッチS1は前記ロータンクが排水されロータンク内部の給水弁が開いたときに水圧が低下することでオンとなり圧力ポンプに電流を供給し、前記ロータンク内部の給水弁が閉じて水圧が増加することでオフになる。
前記給水タンクは前記圧力ポンプによって前記ロータンクへ給水されると水位が減少して水位調整弁8が開き給水管5から自動的に給水され、一定水位を保つことができ、かつ給水タンク内の水は常に新しく保たれる。
前記直流電源モジュールPSは平常時には12V鉛電池BATTを充電するとともに圧力ポンプへ電力を供給する。
災害により断水が発生すると止水栓1からの給水が停止するが前記給水タンク内の水はトイレ給水に有効であり、停電で無ければ前記加圧装置内の圧力ポンプは平常時と同様に直流電源モジュールPSから電力を得て、停電であれば12V鉛電池BATTから電力を得て動作し平常時と同様に前記給水タンクから前記ロータンクへ貯水量が無くなるまで給水する。
本考案によれば既築または新築の住宅について給水タンクと加圧装置を取付けて簡単な配管を施すことで容易にかつ安価に災害時のトイレ給水に備えることができる。
一般の水洗トイレは一回の排水に最小5リットル程度を必要とするが、利用する人数と断水日数等を考慮した容積の給水タンク6と加圧装置9をトイレ室に近接した屋外に設置するか、又は前記容積によっては前記給水タンクと前記加圧装置をトイレ室内に設置して給水管を接続することで断水と停電時でも水洗トイレを数日ないし1週間程度使用できる。 本考案による方法では平常時と災害時の違いにおいて特別の操作を全く必要としないため特に高齢者や幼児を抱える住宅に適している。
加えてこの方法では前記給水タンクと加圧装置は平常時にも使われるため万一故障等が生じても速やかに発見出来、災害前に修理できるとともに、12V鉛電池は安価な一般車載用のものを利用でき常時充電されるため寿命が長い。 さらに、たとえば給水タンク6の容積を増やして給水管10の途中に分岐栓を加えれば他の用途にも利用できる。
本考案の原理を示す構成図である。
以下に本考案の実施について図面を参照して説明する。 図1は本考案の構成を示す。 本考案は既設住宅においても新設住宅においても容易に実施できることが特徴であり、図1では給水タンク6と加圧装置9をともにトイレ室に近接した屋外に設置した例で示す。 図1に示した架台は参考であり本考案の目的では無い。
給水タンク6は定期点検等で使用する広口蓋と給排水時の容器内空気圧を大気圧に保つための防虫通気口を有するもので、水位を一定に保つボールタップなどの水位調整弁8を取付けて使用する。
図1において止水栓1から給水タンク6への給水と、加圧装置9からロータンク給水管2への給水はトイレ室の壁を貫通するが、前記給水タンクをトイレ室内に設置出来れば前記加圧装置もトイレ室内に設置することで壁を貫通する必要は無い。 なお、前記加圧装置へ供給するAC100V電源はトイレ室内コンセントから取得することが適当である。
加圧装置9の直流電源モジュールPSは12V鉛電池を常時充電するとともに圧力ポンプの許容印加電圧以内の出力電圧と圧力ポンプを駆動する電流能力を有する。 圧力ポンプは前記給水タンクから自吸する能力と前記ロータンクの給水に必要な水圧と流量を発生する能力を必要とする。
本考案は前記給水タンクの構造を特定するものではなく、例えば前記給水管7を前記給水タンク下部から接続しても良い。
1 止水栓
2 給水管
3 ロータンク
4 水洗トイレ
5 給水管
6 給水タンク
7 給水管
8 水位調整弁
9 加圧装置
10 給水管
PS 直流電源モジュール
BATT 12V鉛電池
S1 圧力スイッチ
F1 保護ヒューズ
P 圧力検出部

Claims (2)

  1. 給水用の加圧装置にあって直流電源と前記直流電源から常時充電される12V鉛電池と圧力スイッチを介して前記12V鉛電池から電力を供給される加圧ポンプとからなり、停電時でも加圧できる事を特徴とする給水用の加圧装置。
  2. 外部から給水可能であり、給水管の一端が取付けられた給水タンクと加圧装置にあって12V鉛電池を内蔵した加圧装置を給水管で接続し、前記加圧装置と給水管で接続した水洗トイレのロータンクからなり、前記給水タンクから前記加圧装置により加圧して前記ロータンクへ給水することを特徴とするトイレ用給水装置。
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