JP3178247U - ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆 - Google Patents

ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆 Download PDF

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Abstract

【課題】ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を提供する。
【解決手段】万年筆は、インク出力機構1と、インク出力機構1を固定するために用いる胴軸握持機構2とを備える。インク出力機構1は、ペン先部材11及びペン先12を有する。ペン先部材11は、ペン先チップ111と、ペン先チップ111の頂端に形成されたペンポイント112とを含む。ペンポイント112は、ペン先表面接触部と、ペン先裏面接触部と、ペン先表面接触部とペン先裏面接触部とを連通させるインク出力チャネルとを含む。ペン先チップ111は、インク出力チャネルと連通したインク案内路1111を有する。ペン先12は、インク導入部及びインク排出部122を含む。
【選択図】図1

Description

本考案は、万年筆の設計に関し、特に、ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆に関する。
一般に万年筆は、公文書、一般の文書などに文字や絵などを書いたり、書類に署名したりするときに使用される。従来の万年筆のペン先構造は、胴軸、ペン芯及びペン先チップから構成される。ペン芯は、前端に三角形状のペン先部が形成され、後端に接合部が形成されているのが一般的である。ペン芯は、本体表面に設けられた複数の環状通気性フィンと、本体の上下表面に設けられたインクの容量レベルを示すラインと、通気溝と、を有する。ペン先部は、ペン芯の前端に設けられたペン先の上面に貼着され、ペン芯及びペン先部へ軸筒を外嵌して一体化させた後、万年筆のペン先の後端にインクカートリッジを挿し込んで胴軸を結合させ、書く機能を得ていた。
しかし、従来の万年筆構造から分かるように、ペン先部のペン先設計が制限を受け、表面のペン先部の前端に設けられたスリットが、万年筆で書く際にインクが流れ出るチャネルとして用いられ、裏面のペン先前端に筆圧が加わると、スリットが閉じて毛細作用が失われてインクが出なくなり、ユーザは、ペン芯が設けられた側のペン先部の表面側でしか書くことができず、ペンを反転させてペン芯が設けられていない側のペン先部の裏面を用いて書くことはできなかった。このように一方の側でしか書くことができない万年筆は、長時間使用した場合、ペン先部に加わる力により金属疲労が発生し、最悪の場合、ペン先部が割れたり変形したりして書くことができなくなる虞がある。
さらに、従来技術において、万年筆のペン先部が紙面に接触される部分には、研磨による滑処理が施されておらず、ペン先部のペンポイントの部分が粗いため、ユーザが実際に使用する際、加える力が強すぎたり不均一になったりすると、ペンポイントにより紙面を引っ掻いたり、インクが詰まって出なくなったりする虞がある。
上述したことから分かるように、従来の万年筆のペン先部が実用性及び利便性に悪影響を与える設計となっていたため、従来の万年筆の構造には改良が求められていた。
本考案の目的は、従来の万年筆の問題点を解決することができるペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、インク出力機構と、前記インク出力機構を固定するために用いる胴軸握持機構と、を備えた、ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆であって、前記インク出力機構は、ペン先部材及びペン先を有し、前記ペン先部材は、前記ペン先チップと、前記ペン先チップの頂端に形成されたペンポイントと、を含み、前記ペンポイントは、ペン先表面接触部と、ペン先裏面接触部と、前記ペン先表面接触部と前記ペン先裏面接触部とを連通させるインク出力チャネルと、を含み、前記ペン先チップは、前記インク出力チャネルと連通したインク案内路を有し、前記ペン先は、インク導入部及びインク排出部を含み、前記インク導入部は、前記胴軸握持機構中に配置され、前記インク排出部は、前記ペン先チップの前記インク案内路に接続されてなることを特徴とするペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆が提供される。
前記ペン先部材は、前記ペン先チップ上に設けられたガイド貫通孔を含み、前記インク案内路の端部には、前記ガイド貫通孔が連通されることが好ましい。
前記ペン先表面接触部及び前記ペン先裏面接触部は、前記インク出力チャネルの両側出口に形成された1対の円弧状平滑接触面をそれぞれ有することが好ましい。
前記円弧状平滑接触面の円弧状となる曲面の全長は、前記ペンポイントの円周表面の全長の4分の1であることが好ましい。
前記ペン先表面接触部及び前記ペン先裏面接触部中に形成された前記インク出力チャネルの開口角度θは0°20’0’’〜 0°30’0’’の範囲であることが好ましい。
前記ペン先は、インク流通部材を含み、前記インク流通部材の両端には、前記インク導入部及び前記インク排出部がそれぞれ接続されてなることが好ましい。
前記胴軸握持機構は、胴軸穿設部材と、前記胴軸穿設部材に結合された胴軸握持部材と、を含み、前記胴軸穿設部材は、前記インク出力機構を固定するために用いることが好ましい。
前記胴軸握持機構は、前記胴軸穿設部材及び前記胴軸握持部材中に配置されたインク貯蔵部材を含み、前記インク貯蔵部材の端部は、前記ペン先の前記インク導入部に連通することが好ましい。
本考案のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆は、以下(1)及び(2)の効果を有する。
(1)万年筆のペン先チップの頂端にはペンポイントが形成され、このペンポイントがペン先表面接触部と、ペン先裏面接触部と、ペン先表面接触部とペン先裏面接触部とを連通するインク出力チャネルとを含むため、ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる上、インク出力チャネルの角度を利用することにより、細い筆跡及び太い筆跡の2種類で書くことができる。さらに、本考案の万年筆は、従来技術の万年筆と異なり、ペン先の片面だけを用いて長時間書くことにより、ペン先部のペンポイントに力が加わってペン先部に金属疲労が発生し、ペンポイントが割れたり変形したりして書く機能が失われることを防ぐことができる。
(2)ペンポイントのペン先表面接触部及びペン先裏面接触部のインク出力チャネルの出口両側には、1対の円弧状平滑接触面A1,A2が形成され、研磨処理されて形成された平滑曲面の接触面を有するため、従来の万年筆のペン先では、研磨処理されていないために加える力が強すぎたり不均一になったりし、ペンポイントにより紙面が引っ掻かれたり、インクが詰まって出なくなったりすることを防ぐことができる。
本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す分解斜視図である。 (A)本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す平面図である。(B)本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す側面図である。(C)本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す平面図である。 本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す部分拡大図である。 (A)本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を使用するときの状態を示す模式図(1)である。(B)本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を使用するときの状態を示す模式図(2)である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1〜図4を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す分解斜視図である。図3(A)は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す平面図である。図3(B)は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す側面図である。図3(C)は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す平面図である。図4は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を示す部分拡大図である。
本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆100は、インク出力機構1と、インク出力機構1を固定するために用いる胴軸握持機構2と、を含む。インク出力機構1は、ペン先部材11及びペン先12を含む。ペン先部材11は、ペン先チップ111と、ペン先チップ111の頂端に形成されたペンポイント112と、ペン先チップ111上に設けられたガイド貫通孔113と、を含む。ペンポイント112は、ペン先表面接触部1121と、ペン先裏面接触部1122と、ペン先表面接触部1121とペン先裏面接触部1122とを連通させるインク出力チャネル1123と、を含む。ペン先チップ111は、インク出力チャネル1123と連通したインク案内路1111を有し、インク案内路1111の端部には、ガイド貫通孔113が連通されている。ガイド貫通孔113は通気穴であり、この通気穴は、空気を通して圧力のバランスをとること以外に、応力が集中してペン先部のスリットの隙間が大きくなることを防ぐために用いる。さらに、インク出力チャネル1123及びインク案内路1111は、肉眼で観察すると分かるように非常に小さな隙間であり、この隙間の毛細作用によりインクを安定的に供給することができる。
本実施形態のペンポイント112のペン先表面接触部1121及びペン先裏面接触部1122は、インク出力チャネル1123の出口両側に形成された1対の円弧状平滑接触面A1,A2を有する。この円弧状平滑接触面A1,A2の表面は、研磨処理されて平滑曲面が形成され、研磨幅が約0.33mmの弧面を有する。さらに、円弧状平滑接触面A1,A2の円弧状となる曲面の全長は、ペンポイント112の円周表面の全長の約4分の1である。ペン先表面接触部1121及びペン先裏面接触部1122中のインク出力チャネル1123の開口角度θは約0°20’0’’〜 0°30’0’’の範囲であり、その開口角度θは、一方の端部から他方の端部にかけて角度が次第に小さくなり、この構造の作用により、このインク出力チャネル1123からインクが流れ出るとき、開口角度θの一方の端部に筆圧が加わらないため、インク出力チャネル1123が閉じられる(毛細管作用が失われてインクが出ない)。上述のそれぞれの数値(例えば、研磨幅が0.03mm、開口角度θが0°20’0’’〜 0°30’0’’の範囲である)は実際に測定して得た最適な数値であるが、当業者であれば容易に分かるように、その他近い数値でもよく、ここでは単に最適な実施例を例示しているだけである。
また、ペン先12は、インク導入部121、インク排出部122及びインク流通部材123を含む。インク流通部材123の両端には、インク導入部121及びインク排出部122がそれぞれ接続されている。インク導入部121は、胴軸握持機構2中に配置され、インク排出部122は、ペン先チップ111のインク案内路1111に接続される。図2に示すように、胴軸握持機構2は、胴軸穿設部材21と、胴軸穿設部材21に結合された胴軸握持部材22と、を含み、胴軸穿設部材21は、インク出力機構1を固定するために用いる。さらに胴軸握持機構2は、胴軸穿設部材21及び胴軸握持部材22中に配置されたインク貯蔵部材23を含む。インク貯蔵部材23の端部は、ペン先12のインク導入部121に連通する。
図5(A)及び図5(B)を参照する。図5(A)は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を使用するときの状態を示す模式図(1)である。図5(B)は、本考案の一実施形態に係るペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆を使用するときの状態を示す模式図(2)である。本実施形態のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆100を利用し、ユーザUがペン先チップの表面を用いて書くとき、インク貯蔵部材23中に貯蔵されているインクが、ペン先12のインク導入部121から導入され、インク流通部材123からインク排出部122に流通された後、インク案内路1111を介してペン先表面接触部1121中のインク出力チャネル1123に流れる。同様に、ペン先チップの裏面を用いて書くときは、インク貯蔵部材23中に貯蔵されているインクが、ペン先12のインク導入部121から導入され、インク流通部材123からインク排出部122に流通された後、インク案内路1111を介してペン先裏面接触部1122中のインク出力チャネル1123に流れる。ペン先表面接触部1121及びペン先裏面接触部1122は、インク出力チャネル1123の開口角度の大きさが異なるため(即ち、ペン先表面接触部1121中のインク出力チャネル1123の開口角度が小さく、ペン先裏面接触部1122中のインク出力チャネル1123の開口角度が大きいため)、本実施形態ではペン先チップの裏面を用いて書く際、筆圧を受けて(即ち、インク出力チャネル1123が閉じられ)インクが出なくなることを防ぐことができる。
本実施形態を詳細に説明すると、ペンポイント112のペン先表面接触部1121は、研磨によりその接触面積が大きくなっているため、書き出す筆跡が太く(即ち、ペン先表面接触部1121の接触面積が大きく、ペン先裏面接触部1122の接触面積が自然に小さくなるため、ペン先チップの裏面を用いて書いた筆跡が自然と細くなり)、反対方向に操作することが可能であるため、太い筆跡及び細い筆跡の2種類の太さで書くことができる。
上述の操作を行うことにより、筆跡の太さを3種類選択することができる。例えば、(1)ペン先表面接触部1121の研磨面積が大きくなって筆跡が太くなる;ペン先裏面接触部1122が自然に尖り、接触面積が小さくなって筆跡が細くなる。(2)ペン先裏面接触部1122の研磨面積が大きくなって筆跡が太くなる;ペン先表面接触部1121が自然に尖り、接触面積が小さくなって筆跡が細くなる。(3)ペン先裏面接触部1122の研磨面積がペン先表面接触部1121の研磨面積と等しくなり、筆跡の太さが同じになる。
上述したことから分かるように、本考案のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆は、筆跡の太さがインクの量により決められるのではなく、ペンポイントが紙に接触する面積の大きさにより決められる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 インク出力機構
2 胴軸握持機構
11 ペン先部材
12 ペン先
21 胴軸穿設部材
22 胴軸握持部材
23 インク貯蔵部材
100 万年筆
111 ペン先チップ
112 ペンポイント
113 ガイド貫通孔
121 インク導入部
122 インク排出部
123 インク流通部材
1111 インク案内路
1121 ペン先表面接触部
1122 ペン先裏面接触部
1123 インク出力チャネル
A1 円弧状平滑接触面
A2 円弧状平滑接触面
U ユーザ
θ 開口角度
本実施形態のペンポイント112のペン先表面接触部1121及びペン先裏面接触部1122は、インク出力チャネル1123の出口両側に形成された1対の円弧状平滑接触面A1,A2を有する。この円弧状平滑接触面A1,A2の表面は、研磨処理されて平滑曲面が形成され、研磨幅が約0.33mmの弧面を有する。さらに、円弧状平滑接触面A1,A2の円弧状となる曲面の全長は、ペンポイント112の円周表面の全長の約4分の1である。ペン先表面接触部1121及びペン先裏面接触部1122中のインク出力チャネル1123の開口角度θは約0°20’0’’〜 0°30’0’’の範囲であり、その開口角度θは、一方の端部から他方の端部にかけて角度が次第に小さくなり、この構造の作用により、このインク出力チャネル1123からインクが流れ出るとき、開口角度θの一方の端部に筆圧を受けてインク出力チャネルが閉じられる(毛細作用が失われてインクが出なくなることを防ぐことができる。上述のそれぞれの数値(例えば、研磨幅が0.03mm、開口角度θが0°20’0’’〜 0°30’0’’の範囲である)は実際に測定して得た最適な数値であるが、当業者であれば容易に分かるように、その他近い数値でもよく、ここでは単に最適な実施例を例示しているだけである。

Claims (8)

  1. インク出力機構と、前記インク出力機構を固定するために用いる胴軸握持機構と、を備えた、ペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆であって、
    前記インク出力機構は、ペン先部材及びペン先を有し、
    前記ペン先部材は、前記ペン先チップと、前記ペン先チップの頂端に形成されたペンポイントと、を含み、前記ペンポイントは、ペン先表面接触部と、ペン先裏面接触部と、前記ペン先表面接触部と前記ペン先裏面接触部とを連通させるインク出力チャネルと、を含み、前記ペン先チップは、前記インク出力チャネルと連通したインク案内路を有し、
    前記ペン先は、インク導入部及びインク排出部を含み、前記インク導入部は、前記胴軸握持機構中に配置され、前記インク排出部は、前記ペン先チップの前記インク案内路に接続されてなることを特徴とするペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  2. 前記ペン先部材は、前記ペン先チップ上に設けられたガイド貫通孔を含み、
    前記インク案内路の端部には、前記ガイド貫通孔が連通されることを特徴とする請求項1に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  3. 前記ペン先表面接触部及び前記ペン先裏面接触部は、前記インク出力チャネルの両側出口に形成された1対の円弧状平滑接触面をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  4. 前記円弧状平滑接触面の円弧状となる曲面の全長は、前記ペンポイントの円周表面の全長の4分の1であることを特徴とする請求項3に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  5. 前記ペン先表面接触部及び前記ペン先裏面接触部中に形成された前記インク出力チャネルの開口角度θは0°20’0’’〜 0°30’0’’の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  6. 前記ペン先は、インク流通部材を含み、
    前記インク流通部材の両端には、前記インク導入部及び前記インク排出部がそれぞれ接続されてなることを特徴とする請求項1に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  7. 前記胴軸握持機構は、胴軸穿設部材と、前記胴軸穿設部材に結合された胴軸握持部材と、を含み、
    前記胴軸穿設部材は、前記インク出力機構を固定するために用いることを特徴とする請求項1に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
  8. 前記胴軸握持機構は、前記胴軸穿設部材及び前記胴軸握持部材中に配置されたインク貯蔵部材を含み、
    前記インク貯蔵部材の端部は、前記ペン先の前記インク導入部に連通することを特徴とする請求項7に記載のペン先チップの表面及び裏面を用いて書くことができる万年筆。
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