JP3178062B2 - 監視装置付きトイレ - Google Patents

監視装置付きトイレ

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JP3178062B2
JP3178062B2 JP03597192A JP3597192A JP3178062B2 JP 3178062 B2 JP3178062 B2 JP 3178062B2 JP 03597192 A JP03597192 A JP 03597192A JP 3597192 A JP3597192 A JP 3597192A JP 3178062 B2 JP3178062 B2 JP 3178062B2
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栄一 田中
孝 丹羽
博 藤枝
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自分自身で見ることが出
来ない肛門や排出された便に異常があれば表示する監視
装置付きトイレに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレは健常者を対象として作ら
れており、排泄行為が出来れば特に問題はなかったが、
近年の傾向として高齢化が進み、21世紀には老人人口
が急激に多くなると予測されている。また、現在に於い
ても中年以降になると痔を患っている人が多く、その患
部を観察することは大事なことである。これら患部を観
察するのにトイレのような閉じた空間で他の人に見られ
ないように行なうのが普通であり、このような場合には
鏡で自分自身の患部を観察する方法が一般的に行なわれ
ていた。また、最近ではトイレにカメラを取り付け表示
装置に患部近傍を写し、患部を観察する方法が提案され
ていた。
【0003】一方、上記痔やその他の病気の場合には血
便が出ていないかなど排泄物を観察する必要もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の場合には家庭のトイレの中で見ようとすると、トイレ
は通常狭く、無理な姿勢は出来なかった。そして、近年
洋式トイレが増え、これら洋式トイレでは肛門付近はも
ちろん排泄された便等も見ることが出来なかった。ま
た、健常者でない人にとっては身体の自由が効かないた
めに観察することは極めて困難であった。
【0005】一方、痔等を患って患部を鏡で観察する場
合にも、狭いトイレ空間で観察するには鏡の置き場所に
課題があった。更に、鏡を足元に置くと目の位置と鏡と
が離れているために患部が小さく見え、十分な観察が出
来なかった。
【0006】そこで、カメラにより患部を観察して表示
手段に表示する方法が提案されているが、自分自身で見
る場合以外に、表示手段を隠して本人の知らないところ
で他人が見ることが可能なため悪用される恐れがあっ
た。そして、たとえ表示手段をトイレの中に固定設置し
ていてもカメラからの信号は通常の映像信号であり、こ
の映像信号はケーブルにて接続されているだけであり、
簡単に切断でき、切断したところからケーブルを延長し
て別のテレビに接続して見ることが可能であった。従っ
て、同様に本人の知らないところで他人が見ることがで
き、悪用されるという課題があった。
【0007】一方、このような病気などでは自分で観察
して判るものではなく医者に診てもらわなければならな
い。従って、たとえ観察することができたとしても良く
判らない場合があり、良く判るようになってからでは手
遅れ、あるいは病状が進んでいるという課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、楽な
姿勢で対象部を観察し、痔等の患部の異常を早く認知す
るため患部の異常を強調表示することができることを目
的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、使用者の対象部または便器内を撮像する撮
像手段撮像手段が撮像するために必要な照度を与える
照明手段とを収納する収納庫を便器上面に戴置し、撮像
手段からの信号により対象部5の形状を認識する認識部
と対象部に関係する病状に関する知識を持った知識部と
知識部からの知識と対象部の各部の状態を認識する認識
部の違いを判定する判定部とからなる画像認識手段と、
画像認識手段で処理された信号を強調表示するためのコ
ンピュータグラフィックス手段と、コンピュータグラフ
ィックス手段で形成された画像を表示する表示手段とを
備えた構成としてある。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成によって、撮像部により得
られた患部あるいは排泄物の状態の画像の中から特定部
分を画像認識することにより患部の場所と状態を認識さ
せて、その後異常部分をコンピュータグラフィックス手
段により強調して患部あるいは排泄物の状況を表示す
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。図1に於て、1は便器、2は使用者3が座る
便座、4は使用者3の対象部5及び便器1内を監視する
ために便座2の端部にある収納庫6に取り付けて可動可
能でかつ収納庫6内に収納可能なように設けてある撮像
手段、7は撮像手段4を収納したときに撮像手段4が水
や汚物で汚れないようにする開閉可能なカバー、8は可
動部9を介して撮像手段4の位置を制御する位置制御手
段、10は対象部5を間接的に照明する照明手段、11
は撮像手段4からの画像信号により対象部5の形状を認
識する認識部12と、対象部5に関係する病状に関する
知識を持った知識部13と、知識部13からの知識と対
象部5の各部の状態を認識する認識部12の違いを判定
する判定部14とからなる画像認識手段、15は画像認
識手段11で認識された各箇所を区別するための描画部
16と判定部14で判定された異常部分を強調する強調
部17を有するコンピュータグラフィックス手段、18
はコンピュータグフィックス手段からの画像を表示する
表示手段である。19は使用時にカバー7の開閉と連動
して撮像手段4の撮像を可能にする使用スイッチ20と
照明手段10を点灯させる照明スイッチ21と位置制御
手段8で構成してある制御手段である。22は便座蓋、
23は水タンクである。
【0012】上記の構成において動作を説明する。使用
者3が便座2に座り、スイッチ21を入れることによ
り、照明手段10が点灯し、カバー7が開状態になり収
納されていた撮像手段4が収納庫6内から可動部9によ
り標準的な位置まで飛び出してくる。
【0013】この状態で使用者3が便座2に座っている
ために便器1内は閉じた空間となり、一定照明下で設定
された絞り条件により撮像手段4により使用者3の対象
部5を撮像する。
【0014】ここで、画像認識手段11により対象部5
の異常認識について図2の模式図で説明する。撮像手段
4から使用者3の対象部5を認識部12のメモリに取り
込む。次にメモリに取り込んだ画像24を空間微分演算
により差分オペレータをかけてエッジ検出を行ない(も
ちろん他の方法により画像のエッジ部分のみ抽出するこ
とができれば良い。)、図2に示すような2値画像の特
徴線を求める(通常は図2に示すより多くのエッジ線が
検出されるが、ここでは代表的なエッジ線のみ模式的に
示す)。この特徴線から便座2の部分は既知の情報とし
て予めわかっているから、この便座線25より中心近傍
の中心線26を求め、更にこの中心線26よりエッジ線
の太い部分を中心に対象部5中の排泄物が出る所として
の代表点27を求める。この代表点27を基準点として
認識部12で対象部5の代表点27近傍の形状色情報等
の画像データを検出して画像認識を行なう。次に、知識
部13には正常状態の対象部5の形状と対象者の過去の
データが記憶してあり、この知識を知識部13から呼び
出して画像認識された対象部5と形状による位置合わせ
を行う。即ち、知識部13に記憶してある正常な画像の
対象部5の代表点28を画像24の代表点27に一致さ
せることにより正常画像と現在の画像の形状をマッチン
グさせる。そしてそれぞれの画像の対応点を求めてそれ
ぞれの対応点の色の比較及び形状の歪の比較判定を判定
部18で行ない、異常かどうかの判定をする。例えば対
象部5の代表点近傍に鮮血29があれば知識部13の情
報と色判定により比較すると赤色が検出される。初期の
異常状態であれば鮮血28の大きさは大きくない場合が
多い。そこでコンピュータグラフィックス手段15の強
調手段17により画像認識手段11で検出された赤色部
分の形状を大きく強調し、一方画像認識手段11の認識
部12で認識された各部の領域を色分けして描画部16
で描画した画像と重ね合わせて表示手段18に表示す
る。このようにする事により対象部5の各部の様子が区
分けして表示され、異常があれば強調表示され表示され
る。
【0015】尚、標準的な撮像位置の表示でなく自在に
撮像する場合について述べる。例えば、表示された画像
が見たいところとずれていた場合などには、見ようとす
る方向をジョイスティックのようなあらゆる角度の指示
ができる位置制御手段8で指示する。位置制御手段8に
入力された値になるように可動部9が動き、撮像手段4
を移動させる。これにより見たいところの場所を映し出
すことができる。また、位置制御手段8に人体とは反対
方向の指示を与えることにより人体の損傷を負っている
所ばかりでなく排泄物の所に撮像手段4を向け排泄物の
観察をする。
【0016】尚、位置制御手段8での位置入力では音声
による入力を行っても良い。音声であれば身体の不自由
な人にとっても容易に位置を指示できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、撮像部か
らの画像信号の各部を領域区分してコンピュータグラフ
ィックスにより表示することにより以下のような効果を
有する。
【0018】(1)撮像手段により患部を映し出すため
に無理な姿勢で患部を観察するということがない。した
がって、医者が患者を観察する場合にも患者、医者とも
に無理な姿勢を取らずに済む。健常者でない者にとって
も患部の観察が可能である。
【0019】(2)撮像手段の信号をコンピュータグラ
フィックス手段で加工しているので表示手段に映し出さ
れる映像信号は公序良俗に反するような表示とはならな
い。従って、悪用される恐れがない。
【0020】(3)自分の患部の状態が強調されて表示
されるので早く医療処置をする気にさせるため病状の悪
化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の一実施例における監視装置付き
トイレの構成図
【図2】本発明の一実施例における画像認識した画像の
模式図
【符号の説明】
4 撮像手段6 収納庫 10 照明手段 11 画像認識手段 15 コンピュータグラフィックス手段 18 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−103138(JP,A) 特開 昭59−69049(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 9/00 E03D 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の対象部または便器内を撮像する
    撮像手段と前記撮像手段が撮像するために必要な照度を
    与える照明手段とを収納する収納庫を前記便器上面に戴
    置し、前記撮像手段からの信号により前記対象部5の形
    状を認識する認識部と前記対象部に関係する病状に関す
    る知識を持った知識部と前記知識部からの知識と前記対
    象部の各部の状態を認識する認識部の違いを判定する判
    定部とからなる画像認識手段と、前記画像認識手段で処
    理された信号を強調表示するためのコンピュータグラフ
    ィックス手段と、前記コンピュータグラフィックス手段
    で形成された画像を表示する表示手段とを具備した監視
    装置付きトイレ。
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US6760279B1 (en) 1999-10-15 2004-07-06 Hitachi Maxell, Ltd. Magneto-optical storage apparatus having the relation between numerical aperture and recording medium
KR101622131B1 (ko) * 2014-12-15 2016-05-18 주식회사 루트 인체공학적 구조를 갖는 라이트박스

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JP5861977B2 (ja) 2014-06-18 2016-02-16 関根 弘一 大便色検知装置

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