JP3178012U - 端末機器保護カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話、携帯情報端末などの端末機器の外側を保護し装飾的機能をも有する紙製の端末機器保護カバーを提供する。
【解決手段】端末機器本体の表面側の外周に対応し中央に画面開口部3を有する正面外枠部4と、該表面外枠部4の左右縁とそれぞれ連続している左側面部5及び右側面部6と、該左側面部5及び右側面部6の左右縁とそれぞれ連続している裏面左側片7と裏面右側片8と、前記正面外枠部4の上下縁とそれぞれ連続している上側面部9及び下側面部10とを備える。さらに、該上側面部9及び下側面部10とそれぞれ連続している裏面上側片11と裏面下側片12とを具備し、前記各構成部材4〜12の隣接する境界には折り曲げ線13を形成してなることを特徴として端末機器保護カバーを形成する。
【選択図】図1
【解決手段】端末機器本体の表面側の外周に対応し中央に画面開口部3を有する正面外枠部4と、該表面外枠部4の左右縁とそれぞれ連続している左側面部5及び右側面部6と、該左側面部5及び右側面部6の左右縁とそれぞれ連続している裏面左側片7と裏面右側片8と、前記正面外枠部4の上下縁とそれぞれ連続している上側面部9及び下側面部10とを備える。さらに、該上側面部9及び下側面部10とそれぞれ連続している裏面上側片11と裏面下側片12とを具備し、前記各構成部材4〜12の隣接する境界には折り曲げ線13を形成してなることを特徴として端末機器保護カバーを形成する。
【選択図】図1
Description
この考案は携帯電話、(公序良俗違反につき、不掲載)などの端末機器の外側を保護し装飾的機能をも有する紙製の端末機器保護カバーに関する。
従来のこの種端末機器の保護カバーとしては、化粧シートの裏面に接着剤や粘着剤を塗ってこれを離型紙で覆い、使用時には当該化粧シートの離型紙をはがして端末機器の正面側及び裏面側にそれぞれ別々に貼り付けて使用するものがある(特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術によると、端末機器の表面側保護カバーと裏面側保護カバーを別々に制作しなければならず手数を要するという問題点がある。又、表面側保護カバーと裏面側保護カバーのそれぞれの裏面と機器本体の表面を接着剤や粘着剤で全面に亘って固着するので、カバーが汚れたり破損した場合、あるいは表面デザインの異なるカバーと取り換えたい場合などにおいては離剥する手数がかかるという問題点がある。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、その手段とするところは、請求項1においては、端末機器本体の正面側、側面側及び裏面側をカバーする端末機器保護カバーにおいて、前期端末機器本体の表面側の外周に対応し中央に画面開口部を有する正面外枠部と、該表面外枠部の左右縁とそれぞれ連続している左側面部及び右側面部と、該左側面部及び右側面部の左右縁とそれぞれ連続している裏面左側片と裏面右側片と、前記正面外枠部の上下縁とそれぞれ連続している上側面部及び下側面部と、該上側面部及び下側面部とそれぞれ連続している裏面上側片と裏面下側片とを具備し、前記各構成部材の隣接する境界には折り曲げ線を形成してなる紙製の端末機器保護カバーとしたところにある。
請求項2においては、前記正面外枠部の中央の画面開口部に機器本体の表示操作画面の表面を保護する表示操作画面保護シートを設けたことにある。
請求項3においては、前記裏面左側片と裏面右側片とは互いの端部が重ね合わされてなることにある。
請求項4においては、前記裏面上側片と裏面下側片とは互いの端部が重ね合わされてなることにある。
請求項5においては、前記紙が和紙であることにある。
請求項6においては、前記の端末機器保護カバーは、その全体外形状の輪郭及び画面開口部、各穴などの貫通部が台紙上に切り抜き線で画かれてなることにある。
請求項7においては、前記左側面部及び右側面部に軟らかい材質からなる先長の結び片を固定したしたことにある。
請求項1の考案によれば、端末機器保護カバー全体が一枚の連なった紙で出来ており、使用時には折り曲げ線に沿って折り曲げるだけでよいので制作手数及び装着手数が少なくてよい。更に、裏面左側片と裏面右側片同士又は裏面上側片と裏面下側片同士を接着剤などで固定するだけで端末機器本体に装着することができるので、端末機器本体の全面に接着するのに較べて取付、取外しが簡単で接着剤や粘着剤によって表面の汚れが生じない。
請求項2の考案によれば、正面外枠部の画面開口部に表示操作画面保護シートを予め設けているので、この保護カバーの取付けと同時に保護シートの取付けも行えるので作業能率が向上する。又、商品の付加価値も向上する。
請求項3の考案によれば、裏面左側片と裏面右側片とは互いの端部が重ね合わされるので、その重ね合わされた箇所を接着剤、シール、止め具などによって固定すれば、この保護カバーを端末機器本体に固定することができると同時に、重ね合わせの上側に位置する方の端部の形状をくの字形にすれば、材質が紙であることから袱紗のイメージを表すことができ、大切なものが含まれているという高級感を持たせることができる。
請求項4の考案によれば、裏面上側片と裏面下側片とは互いの端部が重ね合わされるので、その重ね合わされた箇所を接着剤、シール、止め具などによって固定すれば、この保護カバーを端末機器本体に簡単に固定することができると同時に材質が紙であることからご祝儀袋のイメージを表すことができ、貴重品を包んでいるというイメージを持たせることができる。
請求項5の考案によれば、前記紙が和紙であることから、より一層の高級感と日本的イメージを持たせることができる。
請求項6の考案によれば、台紙にこの端末機器保護カバーの展開した全体外形状の輪郭及び画面開口部、各穴等の貫通部の輪郭を切り抜き線で画かれてなるので、台紙の形状を四角形などの形状としておけば、外形状に凹凸がないので持ち運びし易く、店頭に展示する時もきれいに並べることができる。そして、使用時には台紙から切り抜き線に沿って取り外し、折り曲げ線に沿って内側へ折り曲げるだけでよいので、作業が簡単で楽しみながらこの考案の保護カバーを装着することができる。又、台紙の表面に色々な模様や色彩を印刷しておくと、より一層装飾的にも効果的であり、利用者の購入及び使用意欲の向上が図られる。
請求項7の考案によれば、結び片同士を端末機器の裏面で結ぶことによって、風呂敷で端末機器を包んでいる外観を得ることができる。
この考案の最良の実施形態について、図1乃至図7を参照しつつ説明する。この端末機器保護カバー(1)は、紙を切り抜いて形成されるものであって、主な構成は、端末機器(2)の正面側の外周囲に対応しその中央に画面開口部(3)を有する正面外枠部(4)と、該正面外枠部(4)の左右縁とそれぞれ連続している左側面部(5)及び右側面部(6)と、該左側面部(5)及び右側面部(6)の左右縁とそれぞれ連続している裏面左側片(7)及び裏面右側片(8)と、前記正面外枠部(4)の上下縁とそれぞれ連続している上側面部(9)及び下側面部(10)と、該上側面部(9)及び下側面部(10)とそれぞれ連続している裏面上側片(11)と裏面下側片(12)の各部材を具備してなるものであって、前記各部材(4)乃至(12)の隣接する境界には折り曲げし易いように凹ませたり不連続な切り目などを形成した折り曲げ線(13)を形成しているものである。
前記各部材(4)乃至(12)には、端末機器(2)に設けられている接続用端子穴、レンズ口、付属部品挿入口などに対応する位置に開口した貫通穴(14)が形成されている。
上記正面外枠部(4)は、図4,図5によく表わされているように、その中央に形成している画面開口部(3)に端末機器(2)の表示操作画面(15)の表面を保護する表示操作画面保護カバー(16)を必要に応じて設けている。この表示操作画面保護カバー(16)は、保護フィルム(19)の裏面外周囲(17)に貼り付け部(18)を設けている。この裏面外周囲(17)の上面と接する前記正面外枠部(4)の下面の間に接着剤(20)を用いて接着したものである。更に、この裏面外周囲(17)の貼り付け部(18)は、図外の離型紙によって保護されていて、貼り付け前にこの離型紙を剥がして端末機器(2)の表示操作画面(15)の表面に接着できるようになっている。これによって表示操作画面(15)上に表示操作画面保護カバー(16)のフィルム(19)が密着して画面の表面を保護できる。
図1乃至5に示すように前記裏面左側片(7)と裏面右側片(8)は折り曲げ時に端末機器(2)の裏面全体を横方向に覆うように両方の横方向の長さの和が端末機器(2)の横方向の長さと同等以上となるようにしている。前記長さの和が同じ長さの時には、その相対向する端部が接しているがその接している箇所に図外のシールを貼って双方の側片(7)、(8)を固定することによってこの保護カバー(1)を端末機器(2)の外周囲に固定する。この場合には、前記裏面上側片(11)及び裏面下側片(12)は先に折り曲げておいてこれら裏面左側片(7)及び裏面右側片(8)の下方に位置するようにしておく。前記長さの和が端末機器(2)の横方向の長さより長い場合には裏面左側片(7)と裏面右側片(8)の端部が重なり合うが、この時はその重なり部分を接着剤や固定具などで固定することによって、この保護カバー(1)を端末機器(2)に固定する。そして、重ね合わせる時に上側へ位置する方の側片の端部の形状を、くの字形状とすれば、外観が袱紗に見えて大切な物が中に収納されているイメージを与えることができる。更に、紙の材質を和紙にした時にはこのイメージがより一層向上する。更に又、図1に示すように端部の形状をくの字形に形成した方の裏面右側片(8)の先端にピン穴(21)を設けて、ここに止め棒に結んだ紐を挿入しておくと更に袱紗のイメージを強く印象付ける利点が生じる。
図6に示すように前記とは逆に、裏面上側片(11)と裏面下側片(12)が折り曲げ時に端末機器(2)の縦方向を覆うように両方の長さの和が端末機器(2)の縦方向の長さと同等以上となるようにした場合には、裏面左側片(7)と裏面右側片(8)の横方向の長さの和が0であっても、すなわちこれら2つの側片(7)、(8)がない時でも、又、2つの側片(7)、(8)の横方向の長さの和が端末機器(2)の横方向の長さよりも短くても端末機器(2)の裏面をカバーできる。前記長さの和が0の時には、裏面上側片(11)と裏面下側片(12)とを折り曲げ線(13)で折り曲げて端部同志を重ね合わせてその重ね合わせ部分を接着部材や止め具によって固定し、必要に応じて左側面部(5)及び右側面部(6)の端部と裏面上側片(11)と裏面下側片(12)とシールや粘着テープで連結固定すれば確実に固定できる。前記2つの側片(7)、(8)の横方向の長さの和が端末機器(2)の横方向の長さよりも短い時には、共にこれら2つの側片(7)、(8)を折り曲げ線(13)に沿って折り曲げてから、裏面上側片(11)と裏面下側片(12)を折り曲げてそれらの端部が重なるようにして重なった部分を接着剤か止め具で固定するようにすれば確実に固定できる。
同様に、裏面上側片(11)と裏面下側片(12)との縦方向の長さの和が0であっても、すなわちこれら2つの側片(11)、(12)がない時でも、又、2つの側片(11)、(12)の縦方向の長さの和が端末機器(2)の縦方向の長さよりも短くても端末機器(2)の裏面をカバーできる。この時は裏面左側片(7)及び裏面右側片(8)を前例のように長くするだけでよい。従って、この考案では、裏面左側片(7)、裏面右側片(8)、裏面上側片(11)及び裏面下側片(12)のいずれかの長さが0の場合であっても、どれか1つ又は複数の合計したものが端末機器(2)の裏面をカバーできれば、この考案の技術的範囲に含まれるものである。
又、図6に示すように、左右側面部(5)、(6)の端部全長に亘って材質が軟らかい先長の結び片(22)を貼り付けておけば、組立後にこの結び片(22)が端末機器(2)の裏面側に位置する。そして、裏面上側片(11)を先に折り曲げてから先端が尖っている裏面下側片(12)を上方に重ねて必要に応じて接着剤で固定してから左右にある結び片(22)の先長の部分を端末機器(2)の裏側へまわしてこれらを結ぶ。これによって風呂敷の結び部分(24)が見え、又、裏面下側片(12)の先端が尖っている部分も見えるので、あたかも端末機器(2)が風呂敷で包まれた外観を得られる。このとき、裏面左側片(7)と裏面右側片(8)があっても裏面下側片(12)よりも先に折り畳んでおけば差し支えはない。
前記上側面部(9)、下側面部(10)は、正面外枠部(4)と裏面上側片(11)及び裏面下側片(12)を連結できれば、端末機器(2)の上側面部(9)や下側面部(10)の全部又は一部のみを覆うものであってもよい。左側面部(5)及び右側面部(6)の上下端部は正面外枠部(4)、裏面左側片(7)、裏面右側片(8)の上下端部より短く形成されているので、それらに囲まれた部分には凹部(23)が形成され、端末機器(2)の角部の曲線部分が露出するようにしている。
前記端末機器保護カバー(1)の全体外形状の輪郭に沿って切断してあるものを使用してもよいが、四角形等の周囲に凹凸の少ない台紙に、全体形状の輪郭に沿って切り抜き線が形成され、又、前記画面開口部(3)、穴等の各貫通穴(14)の形状の輪郭に沿って切り抜き線が形成されているものであってもよい。この場合には、周囲に凹凸形成されていないので持ち運びや収納が容易であり、店頭にも並べ易い。又、ユーザーもバッグ等に収納し易い。更に、自分の手で台紙から取り外して組立てできる楽しみを味わうことができる。台紙の表面に模様、色彩などのデザインを施しておけば端末機器保護カバー(1)の外表面の意匠もよくなり、更なる購買意欲を促すことができる。又、和紙を用いれば、和風の保護カバーとして和服姿の端末機器(2)のユーザーに好的に使用される。
この考案の端末機器保護カバーは、携帯電話、(公序良俗違反につき、不掲載)などの手で持って移動できる端末の電子機器に有効に利用される。
1 端末機器保護カバー
2 端末機器
3 画面開口部
4 正面外枠部
5 左側面部
6 右側面部
7 裏面左側片
8 裏面右側片
9 上側面部
10 下側面部
11 裏面上側片
12 裏面下側片
13 折り曲げ線
15 表示操作画面
16 表示操作画面保護カバー
2 端末機器
3 画面開口部
4 正面外枠部
5 左側面部
6 右側面部
7 裏面左側片
8 裏面右側片
9 上側面部
10 下側面部
11 裏面上側片
12 裏面下側片
13 折り曲げ線
15 表示操作画面
16 表示操作画面保護カバー
この考案は携帯電話、携帯情報端末などの端末機器の外側を保護し装飾的機能をも有する紙製の端末機器保護カバーに関する。
この考案の端末機器保護カバーは、携帯電話、携帯情報端末などの手で持って移動できる端末の電子機器に有効に利用される。
Claims (7)
- 端末機器本体の正面側、側面側及び裏面側をカバーする紙製の端末機器保護カバーにおいて、前記端末機器本体の表面側の外周に対応し中央に画面開口部を有する正面外枠部と、該表面外枠部の左右縁とそれぞれ連続している左側面部及び右側面部と、該左側面部及び右側面部の左右縁とそれぞれ連続している裏面左側片と裏面右側片と、前記正面外枠部の上下縁とそれぞれ連続している上側面部及び下側面部と、該上側面部及び下側面部とそれぞれ連続している裏面上側片と裏面下側片とを具備し、前記各構成部材の隣接する境界には折り曲げ線を形成してなることを特徴とする端末機器保護カバー。
- 前記正面外枠部の中央の画面開口部に機器本体の表示操作画面の表面を保護する表示操作画面保護シートを設けたことを特徴とする請求項1記載の端末機器保護カバー。
- 前記裏面左側片と裏面右側片とは互いの端部が重ね合わされてなることを特徴とする請求項1又は2記載の端末機器保護カバー。
- 前記裏面上側片と裏面下側片とは互いの端部が重ね合わされてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の端末機器保護カバー。
- 前記紙が和紙であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の端末機器保護カバー。
- 前記の端末機器保護カバーは、その全体外形状の輪郭及び画面開口部、各穴などの貫通部が台紙上に切り抜き線で画かれてなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の端末機器保護カバー。
- 前記左側面部及び右側面部に軟らかい材質からなる先長の結び片を固定したしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の端末機器保護カバー。
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JP2012003176U JP3178012U (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 端末機器保護カバー |
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JP2014078831A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Elecom Co Ltd | 電子機器用保護具 |
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2012
- 2012-05-29 JP JP2012003176U patent/JP3178012U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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