JP3177367U - 眼鏡プロテクター - Google Patents
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Abstract
【課題】三つ折り型の眼鏡ケースを更に進化させ、補強板位置を変更することで、眼鏡をコンパクトに収納できかつ確実にレンズを主体にプロテクト可能とし、多様なレンズサイズの眼鏡の収納に対応できる眼鏡プロテクターを提供する。
【解決手段】略四角形の可撓性素材の表層材と、該表層材と同じサイズの可撓性の軟樹脂製の内装材2とを全周縫合・接着等により合わせ固着し、表層材の長さ方向端部には係止材が固着され、該係止材の他端の内装材の長さ方向端部にも係止材4を固着する。また、前記表層材と前記内装材の中間部に眼鏡レンズ7を保護するための衝撃吸収材が狭持され、三つ折り状態にして眼鏡レンズ7部位を覆うようにして眼鏡ケースを形成する。さらに、前記衝撃吸収材を眼鏡ケースの平面上において中央部より長さ方向の端部側に偏在させ、眼鏡プロテクター1とする。
【選択図】図2
【解決手段】略四角形の可撓性素材の表層材と、該表層材と同じサイズの可撓性の軟樹脂製の内装材2とを全周縫合・接着等により合わせ固着し、表層材の長さ方向端部には係止材が固着され、該係止材の他端の内装材の長さ方向端部にも係止材4を固着する。また、前記表層材と前記内装材の中間部に眼鏡レンズ7を保護するための衝撃吸収材が狭持され、三つ折り状態にして眼鏡レンズ7部位を覆うようにして眼鏡ケースを形成する。さらに、前記衝撃吸収材を眼鏡ケースの平面上において中央部より長さ方向の端部側に偏在させ、眼鏡プロテクター1とする。
【選択図】図2
Description
本願考案は、眼鏡のレンズを主体にプロテクトして、収納・持ち運び容易とする眼鏡プロテクターに関する。
眼鏡ケースにおいては多数の発明・考案が提案されその形状は千差万別であるのが実情であるが、その殆どが当初よりレンズとフレームを含めて収納して取り扱いの容易さ、保護性の強度化、形状のデザイン性等に重点が置かれており、尚且つレンズの大きいサイズに合わせたケースに限定しているため、全般的にみてコンパクト性に欠ける難点があるのが実態である。(特許文献1及び特許文献2)
その様な状況を元に本願考案者は既に、眼鏡全体にフィットしかつレンズ主体にプロテクトしたうえ、コンパクトに収納、持ち運びに至便な眼鏡ケースを提案しているが、レンズのサイズに応じた複数のケース提供を余儀なくされていた。(特許文献3及び特許文献4)
その様な状況を元に本願考案者は既に、眼鏡全体にフィットしかつレンズ主体にプロテクトしたうえ、コンパクトに収納、持ち運びに至便な眼鏡ケースを提案しているが、レンズのサイズに応じた複数のケース提供を余儀なくされていた。(特許文献3及び特許文献4)
本願考案は、以上のような状況に鑑み、従前の発明を更に進化させ、補強板位置を変更することで、眼鏡をコンパクトに収納できかつ確実にレンズをプロテクト可能とし、多様なレンズサイズの眼鏡の収納に1種類のプロテクターで対応できる眼鏡プロテクターを考案した。
略四角形の可撓性素材の表層材と、表層材と同じサイズの可撓性の軟樹脂製の内装材とを全周縫合・接着等により合わせ固着し、表層材の長さ方向端部には係止材が固着され、該係止材の他端の内装材の長さ方向端部にも係止材が固着され、前記表層材と前記内装材の中間部に眼鏡レンズを保護するための衝撃吸収材が狭持され、三つ折り状態にして眼鏡レンズ部位を覆うようにした眼鏡ケースにおいて、前記衝撃吸収材が眼鏡ケースの平面上において中央部より端部側に偏在させたことを特徴とする眼鏡プロテクターを創出した。
本願考案の眼鏡プロテクターにおいては、基本的に従前の形状・構造品と同様にレンズを主体にプロテクトすることにより略眼鏡本体の大きさに近い状態に収まるので洋服のポケットやバッグ等に収納しても嵩張らず、上着へ収納に当たって体型のシルエットへの影響も最小限に止められる。
また、本願考案の眼鏡プロテクターにおいては、レンズサイズの小さなレンズが収納できるサイズの眼鏡プロテクターを1種類用意すれば、比較的レンズサイズの大きなレンズを装着した眼鏡をも収納が可能であるため、眼鏡レンズサイズに合わせた眼鏡プロテクターを予め所有する必要性がなく、かつ使用者が任意にレンズサイズの異なる眼鏡に変更若しくは取り違え、取り替えても眼鏡のプロテクトが可能である
また、本願考案の眼鏡プロテクターにおいては、レンズサイズの小さなレンズが収納できるサイズの眼鏡プロテクターを1種類用意すれば、比較的レンズサイズの大きなレンズを装着した眼鏡をも収納が可能であるため、眼鏡レンズサイズに合わせた眼鏡プロテクターを予め所有する必要性がなく、かつ使用者が任意にレンズサイズの異なる眼鏡に変更若しくは取り違え、取り替えても眼鏡のプロテクトが可能である
本願考案について図1〜図4を用いて詳細に説明する。なお図5〜図8は従前の眼鏡ケースであり本願考案と比較しながら説明する。
図1は本願考案の眼鏡プロテクター1の内装面2の平面斜視図であり、可撓性の軟樹脂製の内装材を用いて内装面2を構成し、該内装面の長さ方向の端部には内係止材4が固着されており、可撓性の外装材を用いて外装面3を構成し、該外装面3には内装面2に固着された内係止材4と長さ方向の対面側に外係止材5が固着されており、かつ該内装面2と該外装面3の間に狭持された衝撃吸収材6が、内装面2の中央部より外装面3の外係止材5寄り側に偏在した位置(点線で表示した部分)に固着されていることを特徴とする眼鏡プロテクターである。
図5は従前の眼鏡ケース9であり、当該衝撃吸収材6が内装面2の略中央部に内装・狭持・固着されていることが特徴であった。
図1は本願考案の眼鏡プロテクター1の内装面2の平面斜視図であり、可撓性の軟樹脂製の内装材を用いて内装面2を構成し、該内装面の長さ方向の端部には内係止材4が固着されており、可撓性の外装材を用いて外装面3を構成し、該外装面3には内装面2に固着された内係止材4と長さ方向の対面側に外係止材5が固着されており、かつ該内装面2と該外装面3の間に狭持された衝撃吸収材6が、内装面2の中央部より外装面3の外係止材5寄り側に偏在した位置(点線で表示した部分)に固着されていることを特徴とする眼鏡プロテクターである。
図5は従前の眼鏡ケース9であり、当該衝撃吸収材6が内装面2の略中央部に内装・狭持・固着されていることが特徴であった。
図2〜3は本願考案眼鏡プロテクター1に眼鏡を収納する1事例の手順であり、先ず衝撃吸収材6が固着されている位置に眼鏡フレーム8を開いた状態でレンズ7を静置させる。
次いで、外装面3に固着した外係止材5側を内装面2側に折り曲げ、次いで内装面2側に固着した内係止材4側を前記外係止材5と係止するように折り曲げて係止させることでレンズのプロテクトを完成させる。最後に、眼鏡フレーム8を三つ折り状態に折りたたむことで、眼鏡プロテクター1にコンパクトに眼鏡のレンズ部位が収納できるのである。
図3では、本願考案眼鏡プロテクター1において仕上がり状態での係止位置が、眼鏡プロテクター1の端部になっていることが確認できるし、図4の収納状態の断面を見れば前記の係止位置が眼鏡レンズの端部位置になっており収納された眼鏡のノーズパット位置とは重複していないことが明らかである。
次いで、外装面3に固着した外係止材5側を内装面2側に折り曲げ、次いで内装面2側に固着した内係止材4側を前記外係止材5と係止するように折り曲げて係止させることでレンズのプロテクトを完成させる。最後に、眼鏡フレーム8を三つ折り状態に折りたたむことで、眼鏡プロテクター1にコンパクトに眼鏡のレンズ部位が収納できるのである。
図3では、本願考案眼鏡プロテクター1において仕上がり状態での係止位置が、眼鏡プロテクター1の端部になっていることが確認できるし、図4の収納状態の断面を見れば前記の係止位置が眼鏡レンズの端部位置になっており収納された眼鏡のノーズパット位置とは重複していないことが明らかである。
図5〜図7は従前の眼鏡ケース9であり、眼鏡を静置する位置が眼鏡ケース9の略中央部であるため、図8でも明らかなように収納後における内装面2と外装面3の係止位置が該眼鏡ケース9の略中央部となるため、該係止位置が収納する眼鏡のノーズパット位置と重複状態になっている。
このため、レンズサイズの小さな眼鏡に合わせた眼鏡ケースには、レンズサイズの大きい眼鏡を収納することに難点があったし、取扱者次第では利用不能との判定となることに不便さが存在していた。
このため、レンズサイズの小さな眼鏡に合わせた眼鏡ケースには、レンズサイズの大きい眼鏡を収納することに難点があったし、取扱者次第では利用不能との判定となることに不便さが存在していた。
本願考案の図3〜図4において本願考案の眼鏡プロテクターにレンズのみを収納してレンズを主体にプロテクトを1事例としているが、このような状態での収納が眼鏡のレンズ面を保護する点で優れた効能を発揮する。
また別の事例として、眼鏡のフレームを折り畳んだ状態で本願考案眼鏡プロテクターに収納することも利用方法としての選択が可能であり、その場合フレームを含めた眼鏡全体の収納時保護が可能に加えて、ポケットやバッグ等への本願考案眼鏡プロテクターの収納が更にコンパクトに収まることになる。
また、図3〜図4に示した本願考案の眼鏡プロテクターへの眼鏡の収納方向は180度逆向きでも何ら差し支えなく、眼鏡収納の方向性に制約が存在しないのも本願考案眼鏡プロテクターの特徴である。
また別の事例として、眼鏡のフレームを折り畳んだ状態で本願考案眼鏡プロテクターに収納することも利用方法としての選択が可能であり、その場合フレームを含めた眼鏡全体の収納時保護が可能に加えて、ポケットやバッグ等への本願考案眼鏡プロテクターの収納が更にコンパクトに収まることになる。
また、図3〜図4に示した本願考案の眼鏡プロテクターへの眼鏡の収納方向は180度逆向きでも何ら差し支えなく、眼鏡収納の方向性に制約が存在しないのも本願考案眼鏡プロテクターの特徴である。
本願考案における外装面3に用いる可撓性素材に関しては、可撓性と耐久性を有していれば皮、合成皮革、布、紙、樹脂製その他本願考案の目的を達せられる素材であればその全ての素材を包摂するものとする。
また、内装面2に用いる可撓性の軟樹脂製素材に関しては、眼鏡レンズに直接当接することに鑑み、第一義的には軟質で素材表面が繊細な材料でレンズとの摩擦によりレンズに傷を与えないことであり、第二義的にはガラス、又はプラスチックなどレンズ素材を収納後においてレンズ固定に有利な摩擦係数の大きいことが好適な条件で、それらの条件を満たす素材が好ましく、樹脂製であり耐久性にも優れる軟質のシリコン樹脂素材等が好適である。但し、本願考案の目的を達せられる素材であれば本願考案においてはその全ての素材を包摂するものとする。
また、内装面2に用いる可撓性の軟樹脂製素材に関しては、眼鏡レンズに直接当接することに鑑み、第一義的には軟質で素材表面が繊細な材料でレンズとの摩擦によりレンズに傷を与えないことであり、第二義的にはガラス、又はプラスチックなどレンズ素材を収納後においてレンズ固定に有利な摩擦係数の大きいことが好適な条件で、それらの条件を満たす素材が好ましく、樹脂製であり耐久性にも優れる軟質のシリコン樹脂素材等が好適である。但し、本願考案の目的を達せられる素材であれば本願考案においてはその全ての素材を包摂するものとする。
また、本願考案の眼鏡プロテクター1のサイズは幅が300mm〜310mm、折り畳み方向の長さが350mm〜370mm、表層面3と内装面2に狭持・固着する衝撃吸収材6のサイズは幅30mm〜35mm、長さは本願考案眼鏡プロテクター1の幅以内が好適であるが、本願考案の目的を達せられるサイズであればその全てのサイズ範囲を本願考案に全て包摂するものとする。
また、表層面3と内装面2に狭持・固着する衝撃吸収材6は、薄く、軽量であり且つ破断し難い材料が好ましくアクリル樹脂等が最適であるが、金属や硬質紙などその材質に関しては本願考案の目的を達せられる素材であればその全ての素材を包摂するものとする。
また、表層面3と内装面2に狭持・固着する衝撃吸収材6は、薄く、軽量であり且つ破断し難い材料が好ましくアクリル樹脂等が最適であるが、金属や硬質紙などその材質に関しては本願考案の目的を達せられる素材であればその全ての素材を包摂するものとする。
また、表層面3と内装面2に狭持・固着する衝撃吸収材6の固着位置は、表層面3に固着された外係止材5側端部より該衝撃吸収材6の中心位置までの距離を40mm〜60mmとすることが好ましいが、端部対面側である内装面2側に固着された内係止材4側端部から該衝撃吸収材6の中心位置までの距離を40mm〜60mmとすることも本願考案に包摂するものとする。
また、表層面3や内装面2に用いる素材の色彩やデザイン、形状等に関しては本願考案において特段の制約を設けるものではなく、本願考案においては使用者のニーズに合う色彩やデザイン、形状等を自由に選択・選定することを全て包摂するものとする。
また、図1他に示したように、本願考案の眼鏡プロテクター1の一角に孔10を設け、鎖や紐、ストラップ等を取り付けられるように構成することも本願考案に含めるものとする。
また、図1他に示したように、本願考案の眼鏡プロテクター1の一角に孔10を設け、鎖や紐、ストラップ等を取り付けられるように構成することも本願考案に含めるものとする。
本願考案に用いる内装面2の内係止材4及び外装面3の外係止材5は、眼鏡プロテクター1の幅サイズを長さの最大限とし、幅サイズは10mm〜20mmが好適であり、また材質に関しては雌雄の面テープが好適であるが、本願考案の目的を達せられる長さと幅サイズ並びに材質であれば本願考案にその全てを包摂するものとする。
1 眼鏡プロテクター
2 内装面
3 外装面
4 内係止材
5 外係止材
6 衝撃吸収材
7 眼鏡レンズ
8 眼鏡フレーム
9 従前の眼鏡ケース
10 孔
2 内装面
3 外装面
4 内係止材
5 外係止材
6 衝撃吸収材
7 眼鏡レンズ
8 眼鏡フレーム
9 従前の眼鏡ケース
10 孔
Claims (1)
- 略四角形の可撓性素材の表層材と、該表層材と同じサイズの可撓性の軟樹脂製の内装材とを全周縫合・接着等により合わせ固着し、表層材の長さ方向端部には係止材が固着され、該係止材の他端の内装材の長さ方向端部にも係止材が固着され、前記表層材と前記内装材の中間部に眼鏡レンズを保護するための衝撃吸収剤が狭持され、三つ折り状態にして眼鏡レンズ部位を覆うようにした眼鏡ケースにおいて、前記衝撃吸収剤を眼鏡ケースの平面上において中央部より端部側に偏在させたこと特徴とする眼鏡プロテクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012003057U JP3177367U (ja) | 2012-05-07 | 2012-05-07 | 眼鏡プロテクター |
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JP3177367U true JP3177367U (ja) | 2012-08-02 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200492648Y1 (ko) * | 2019-07-08 | 2020-11-16 | 주식회사 디폼 | 수경 케이스 |
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2012
- 2012-05-07 JP JP2012003057U patent/JP3177367U/ja not_active Expired - Fee Related
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