JP3177130U - 花束保護固定スタンド - Google Patents

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淑文 楊
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Abstract

【課題】花束を固定し、整然として配列し、且つ箱詰めに便利な花束保護固定スタンドの構造を提供する。
【解決手段】主にスタンド本体で構成する花束保護固定スタンドの構造である。該スタンド本体1は長い棒状を呈し、且つスタンド本体の如何なる一つの長い辺に複数の溝11を設置し、該溝と溝は互いに等間隔で配列する。また、該溝11は開口から奧まで次第に縮少する形状とする。それにより花束の茎21を該溝に嵌めこみ、ユーザーは整然として花束を並べることができ、簡単に収納及び箱詰めできる。
【選択図】図2

Description

本考案は花束保護固定スタンドの構造に関し、特に花束を固定し、整然として配列し、且つ箱詰めに便利な固定スタンドの構造に関する。
花産業は伝統地域において、比較的競争力のある農業産業の一つである。例年、伝統地域で生産する花はほぼ国内の消費マーケットに供給するのが主であり、輸出の割合は低かったが、最近10数年、花を植える面積が絶えず拡大しているのにつれ、国産の花マーケティングルートと販売規模を大きくするため、引き続き国内消費者の購入意欲をかきたて、花に対するニーズを高め、花の消費レベルを上げるほか、積極的に国産花の海外マーケット販売ルートの開発を行い、有効的に花の輸出を広げることが、国産の花販売規模を拡大する大切な道のりであり、また、国産花産業を永続発展していく一つの重要な仕事である。
国際商品は花を一律球根類、苗物、植物、切花と枝・葉の4種類に分類している。球根類、苗物及び植物は国内販売或いは輸出に限らず、箱詰めはしやすいが、切花と枝・葉類の花は箱詰めする際に、分散しやすく見た目及び全体的にも見栄えが悪いため、箱詰めの花をもらう人或いは国家に悪い印象を与えるため、花業者はテープやベルト或いは紐などを使って、花の茎の部分を束に縛ってから箱詰めしている。しかし、茎を縛って束になっている花は縛られる反対側は花火のように広がるため、茎が湾曲或いは折れてしまう原因を作ることを鑑みて、更なる改善が必要であった。
参照として、中華民国の特許申請案第200515869号の「花設置補助設備」は一種の容器開口部の補助部品であり、該補助部品は二つの接続部を含み、挿入できる一つの受口部と挿入部及び中心孔を取り囲む壁を含む。該配置としては、挿入部の挿入部分のサイズは、受口部の収納スペースと互いに接合できるため、互いに接続することができ、それぞれの穴はおよそ整列している。
前記「花設置の補助設備」は従来技術のテープやベルト、或いは縄などを用いて花を縛ることで茎が湾曲或いは折れてしまう状況を改善できるが、この技術では箱詰めする際に箱のスペースを多く占領することになり、箱の中に更に多くの花を入れることができない。よって多くの箱が必要となり、運搬する際の運賃や箱代、或いは作業時間が増える結果を招いてしまうため、「花設置の補助設備」は実際使用する際のニーズに適合しない。よって、更なる改善が必要であった。
特開2012−36677号公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は花束を整然として箱詰めすることができ、且つ箱詰めされた花束全体が美しく見える花束保護固定スタンドの構造を提供することを主な課題とする。
上述の目的を解決するために、本考案は花束保護固定スタンドの構造を提供するものである。それに含まれるのはスタンド本体である。該スタンド本体は長い棒状を呈し、且つスタンド本体の如何なる一つの長い辺に複数の溝を設置し、該溝と溝は互いに等間隔で配列する。
それにより花束の茎を該溝に嵌めこみ、ユーザーは整然として花束を並べることができ、簡単に収納及び箱詰めすることができる。
本考案の花束保護固定スタンドは更に下記の技術特徴を具有する:
1、該溝は開口から奥まで次第に縮小する形状を呈し、それによって茎をしっかりと溝の奥に嵌めやすくなる。
2、該スタンド本体に設ける複数の溝の反対側に更に複数のサブ溝を設け、該サブ溝と溝は互いに対応して設置或いは交差して設置する。
3、蓋付き部品をスタンド本体の溝を設ける片側に設置し、該溝の開口を閉じる。
4、各溝の両サイド壁にそれぞれ一つのリブを凸設し、該二つのリブの末端は互いに対応する。
5、一つのフレッシュホルダースタンドを設け、スタンド本体と互いに組み合わせて設置し、該フレッシュホルダースタンドはスタンド本体の溝に対応する端面に一つの設置部を設け、且つ該設置部は溝の数量に対応し、茎を固定する複数の穴或いは溝を設置する。
本考案はスタンド本体の設置により、花束の茎をスタンド本体に設ける溝に嵌めこんで箱詰めすることで、ユーザーは整然として花を並べることができ、簡単に収納及び箱詰めでき、茎が湾曲或いは折れてしまうことはなくなる。
本考案の立体略図である。 本考案の花をスタンド本体に嵌設した立体略図である。 本考案を箱詰めした立体略図である。 本考案の第二実施例のサブ溝を設ける略図である。 本考案の第三実施例の蓋付きケースを設ける立体略図である。 本考案の第四実施例の溝にリブを設ける立体略図である。 本考案の第四実施例の茎を溝内に嵌め込んだ断面略図である。 本考案の第五実施例のフレッシュホルダーを設ける立体略図である。 本考案の第六実施例のフレッシュホルダースタンドを設ける立体略図である。 本考案の第七実施例のフレッシュホルダースタンドの溝の立体略図である。
有効的に整然として花を箱詰めし、且つ箱に詰めた後整然として見た目美しくなるよう、本考案の花束保護固定スタンドの構造について詳細な説明を行う。図1から図3に示すのは、花束保護固定スタンドである。それに含まれるのは一つのスタンド本体1であり、該スタンド本体1は長い棒状を呈し、且つスタンド本体1の如何なる一つの長い辺に複数の溝11を設け、且つ溝11と溝11は互いに等間隔に配列して設置する。
それにより花2の茎21を溝11内に嵌めこみ、ユーザーが整然として並べることができると同時に、簡単に収納及び箱詰めすることができる。(前述は本考案の主な実施例の主な技術特徴であり、本考案の請求項1の内容と対応し、本考案の目的及び実施形態の詳細となる。ほかの付属請求項に述べる技術特徴は請求項1の内容の詳細説明或いは付加する技術特徴であり、それにより請求項1の範囲を制限するものではない。本考案の請求項1は必ずしもほかの請求項に述べる技術特徴を含まなくても良い)。
図1から図3に示すように、花2の茎21を安定して溝11内に嵌めこむために、該溝11は開口から奥まで次第に縮小する形状を呈し、それによって花2の茎21を溝の開口から入れてしっかりと溝11の奥に嵌めやすくなる。また、ユーザーが整然として花2を配列することができ、且つ一列にきちんと並んだ花2をスタンド本体1と一緒に箱詰めすることができ、花2が箱の中で散らばるのを防止すると同時に整然と見た目美しく且つ取り出しやすい効果に達する。このほか、スタンド本体1に嵌めた花2は互いに積み重ねて箱3に収納することができ、箱3のスペースを更に活用し、箱3の浪費及び運搬の費用を少なくする。
本考案の主な技術特徴のほか、更に花2をスタンド本体1に嵌める方法が安定する、或いはスタンド本体1がもっと活用できるよう、本考案は各安定方法及び活用を下記のように説明する:
1、図4に示すように、本考案の溝11の設置位置は、スタンド本体1の如何なる一つの長い辺であるほか、スタンド本体1に設ける溝11の反対側に更に複数のサブ溝12を設け、該サブ溝12と溝11は互いに対応して設置或いは交差して設置することで、花2の設置を増やす。
図5に示すように、花2の茎21が更に安定して溝11に固定でき、且つ茎21が溝11から抜けるのを防止するために、別途スタンド本体1の溝11を設ける片側に蓋付き部品3を設置し、溝11の開口を閉じて花束2が抜けるのを防止する。また、蓋付き部品3をそれぞれ前記説明した溝11とサブ溝12を具有するスタンド本体1の両側に設置することができる(本考案に設ける蓋付き部品3は花2が抜けるのを防止する内容を説明したものであり、蓋付き部品3がスタンド本体1に設置する方法を限定するものではない)。
図6から図7に示すように、花2を箱詰めしたあと、運搬する過程において、左右上下に揺れ動く或いは落とす状況が発生するのは免れない。花2がスタンド本体1内で更に安定するため、溝11の両サイド壁にそれぞれ一つの弾性のあるリブ13を凸設する。該二つのリブ13の末端は互いに対応することで、溝11の開口を閉じる、或いは茎21を挟むことで、茎21が揺れ動くのを防止する(本考案は茎21が溝11内で動くのを防止する方法であり、溝11の壁にリブ13を設けるほか、溝11内に綿或いは発泡スチロール類などの軟性物質を詰め込む方法で茎21を固定することもでき、当該方法を特定するものではない)。
前記で説明する各方法のほかに、互いに組み合わせて使用することもできる。例えばリブ13を設けたスタンド本体1に蓋付き部品3を設ける、或いはスタンド本体1のサブ溝12を設ける壁にリブ13を凸設するなどの組合せ方法を用いることで、ユーザーが異なる太さの茎21に合わせて使用することができる。
図8から図10に示すように、花2を箱詰めしたあと、運搬する過程で、遅れる或いは運搬距離が大変遠いなど時間がかかる状況は免れない。しかしそれでは花2は長時間水分が欠乏するために鮮度が落ちてしまう。よって、通常花の関連業者は水を入れたフレッシュホルダー4に花2の茎21を挿入し、花2の鮮度を保つ。しかし、フレッシュホルダー4が箱詰め或いは運搬の途中で破損するのを防止するために、別途フレッシュホルダースタンド5を設け、スタンド本体1と互いに組み合わせて設置する。該フレッシュホルダースタンド5はスタンド本体1の溝11に対応する端面に一つの設置部51を設け、該設置部51によりフレッシュホルダー4或いは茎21が定位につき、且つ該設置部51は溝11の数量に対応する複数の穴52或いは溝53を設置することで、花2を差し込んだフレッシュホルダー4をフレッシュホルダースタンド5に置き、且つフレッシュホルダー4を固定して揺れ動いて衝突して破損するのを避ける。且つ全体の美観を保つ。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 スタンド本体
11 溝
12 サブ溝
13 リブ
2 花
21 茎
3 蓋付き部品
4 フレッシュホルダー
5 フレッシュホルダースタンド
51 設置部
52 穴
53 溝

Claims (6)

  1. スタンド本体を含み、
    該スタンド本体は長い棒状を呈し、且つスタンド本体の如何なる一つの長い辺に複数の溝を設置し、該溝と溝は互いに等間隔で配列し、
    花束の茎を該溝に嵌めこみ、ユーザーは整然として花束を並べることができ、簡単に収納及び箱詰めできることを特徴とする花束保護固定スタンドの構造。
  2. 前記溝は開口から奥まで次第に縮小する形状を呈すことを特徴とする請求項1記載の花束保護固定スタンドの構造。
  3. 前記スタンド本体に設ける複数の溝の反対側に更に複数のサブ溝を設け、該サブ溝と溝は互いに対応して設置或いは交差して設置することを特徴とする請求項1記載の花束保護固定スタンドの構造。
  4. また蓋付き部品をスタンド本体の溝を設ける片側に設置し、該溝の開口を閉じることを特徴とする請求項1記載の花束保護固定スタンドの構造。
  5. 前記溝の両サイド壁にそれぞれ一つのリブを凸設し、該二つのリブの末端は互いに対応することを特徴とする請求項1記載の花束保護固定スタンドの構造。
  6. またフレッシュホルダースタンドを設け、スタンド本体と互いに組み合わせて設置し、該フレッシュホルダースタンドはスタンド本体の溝に対応する端面に一つの設置部を設け、且つ該設置部は溝の数量に対応し、茎を固定する複数の穴或いは溝を設置することを特徴とする請求項1記載の花束保護固定スタンドの構造。
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