JP3176411U - サポートベルト - Google Patents

サポートベルト Download PDF

Info

Publication number
JP3176411U
JP3176411U JP2012002017U JP2012002017U JP3176411U JP 3176411 U JP3176411 U JP 3176411U JP 2012002017 U JP2012002017 U JP 2012002017U JP 2012002017 U JP2012002017 U JP 2012002017U JP 3176411 U JP3176411 U JP 3176411U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
lumbar
tanda
sacral
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012002017U
Other languages
English (en)
Inventor
優子 熊澤
Original Assignee
優子 熊澤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 優子 熊澤 filed Critical 優子 熊澤
Priority to JP2012002017U priority Critical patent/JP3176411U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3176411U publication Critical patent/JP3176411U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】一本で骨盤の矯正と姿勢の矯正、さらには腰痛の緩和、治癒といった複数の用途に使用可能なサポートベルトを提供する。
【解決手段】サポートベルト10は、身体の腰部を周回する帯状の本体部12と、身体の丹田部分に相当する位置に装着された丹田パッド18と、身体の腰椎部分に相当する位置もしくは仙骨部分に相当する位置に装着された腰椎仙骨両用パッド16と、丹田パッド18に対して身体の丹田部分を押圧するための外力を付与するとともに腰椎仙骨両用パッド16に対して身体の腰椎部分もしくは前記仙骨部分を押圧するための外力を付与する圧力調整ゴム14を備えている。腰椎仙骨両用パッド16と丹田パッド18との相対的な高さを変更することで腰椎仙骨両用パッド16を腰椎押圧用もしくは仙骨押圧用の何れかの用途に用いることができ、これによりサポートベルト10の用途を変更することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、身体の腰部に装着するサポートベルトに関し、特に骨盤の開きや歪み等を改善し、さらには姿勢の矯正を促すサポートベルトに関する。
骨盤は体重の支持、体幹と下肢の連結、骨盤臓器の保護、産道(女性のみ)としての役割を担っており、人間が正しい姿勢を維持するための要ともいえる部分である。しかし現代人の骨盤は正常な位置から開いている状態になっていることが多い。このような骨盤の開きは姿勢の不均衡、外傷、大きな衝撃(交通事故など)、出産、生理、加齢や運動不足による筋力の低下や疲労などが原因とされている。特に女性の場合は出産後に骨盤を矯正することなく年齢を重ねた結果として骨盤の開きを併発することがある。骨盤の開きによる健康上の弊害は多岐に及び、例えば股関節の動きが阻害されることにより腰や膝に掛かる負担が大きくなるほか、猫背を誘発し、特に女性の場合はX脚やO脚の原因となることもある。さらには椎間板に過度のストレスが加わり、腰痛や椎間板ヘルニアを発症することもある。
また現代人は昔の人に比べると姿勢が悪くなったと指摘されることが多い。姿勢が悪いと全身の血液、リンパ液、分泌の循環が悪くなったり、血管、神経、じん帯の一部分に過度の緊張や緩弛が発生し痛みが発生したりするなど健康上の被害は全身に亘り多岐多様に及ぶ。
これに関連して、多くの現代人が抱える悩みの一つに腰痛がある。腰痛の原因は大きく分けると、整形外科的な要因による腰痛、内臓疾患よる腰痛、心理的な要因による腰痛の3つに分類される。腰痛はレントゲンやではっきりとした原因がわかる場合とわからない場合とに分けられる。多くの場合、腰痛の治療には理学療法やマッサージ治療等を行い、サポートベルトを併用するが、症状が重篤なほどサポートベルトは頑丈な作りとなるため、常時装着すると身体的な苦痛を伴うのが現状である。
特許文献1および特許文献2には、骨盤の位置や形状を安定させ、正しい姿勢を維持することにより腰痛の改善を図るという技術が開示されている。特許文献1に記載されたガードルは、骨盤の開閉運動の中心である仙骨を前後から挟むように押さえることで骨盤の歪み等を矯正するように構成されている。また特許文献2に記載された姿勢改善サポート衣類は、帯状の腰部緊締部が下腹部から腰部をサポートし、骨盤の位置を安定させることで正しい姿勢を維持できるように構成されている。
特開2008−184704号公報 特開2010−261118号公報
上述したように骨盤の開きや歪みと姿勢の悪化、腰痛の間には密接な相関関係があり、同時に発生することも多いのであるが、これまでのサポートベルト類は特定の症状にのみ対応するものであって複数の症状に対応できるものではなかった。そのため、それぞれ用途の異なるサポートベルトを何本も所持しておき、症状に応じて使い分けるなど煩雑でコストが嵩むという問題があった。また素人の判断では症状を見誤ることがあり、その場合は用途の異なるサポートベルトを購入し、間違いに気付いて買い直すなど無駄な出費が発生することもある。さらには間違えたまま用途の異なるサポートベルトを使い続けた結果、逆に症状が悪化することも考えられる。
本考案はこのような問題を解決するものであり、骨盤の矯正と姿勢の矯正、さらには腰痛の緩和、治癒といった複数の用途に対応することができるサポートベルトを提供することを目的とする。
本考案のサポートベルトは、身体の腰部を周回する帯状の本体部と、前記本体部の身体の丹田部分に相当する位置に装着された丹田パッドと、前記本体部の身体の腰椎部分に相当する位置もしくは仙骨部分に相当する位置に装着された腰椎仙骨両用パッドと、前記丹田パッドに対して前記丹田部分を押圧するための外力を付与するとともに前記腰椎仙骨両用パッドに対して前記腰椎部分もしくは前記仙骨部分を押圧するための外力を付与する圧力調整ゴム、を備え、前記腰椎仙骨両用パッドと前記丹田パッドとの相対的な高さを変更することで前記腰椎仙骨両用パッドが前記腰椎部分もしくは前記仙骨部分の何れか一方を押圧することを特徴とする。
丹田とは、臍下丹田と呼ばれるようにへその下の5〜10cmの部位をいう。丹田パッドは丹田に集中的に加圧することで、サポートベルトの使用者に丹田を意識させながら下腹部に適度な緊張感もたせ、自ら骨盤を正常な位置に矯正するように意識付ける役割を担っている。
また腰椎は、頭蓋骨から骨盤に至る脊椎の一部で胸椎と仙椎の間にある部分であり、間に椎間板を挟んだ5個の骨で構成されている。腰椎仙骨両用パッドを腰椎に加圧する腰椎パッドとして用いたときは身体を背中側から押圧することで、身体を腹部側から押圧する丹田パッドと協働して骨盤に前傾モーメントを作用させ、後傾しがちな骨盤を正常な位置に安定させる働きがある。骨盤に効果的な前傾モーメントを作用させるためには、骨盤に近い位置にある第三腰椎乃至第五腰椎を押圧することが好ましい。また腰椎仙骨両用パッドが本体部と背中の隙間をなくし腰椎を安定させることができる。
サポートベルトは腰椎仙骨両用パッドを腰椎押圧用として用いた場合に姿勢矯正具として機能する。姿勢矯正具としては、丹田パッドと腰椎仙骨両用パッドを身体の前後から当てることで加圧のバランスが良くなり、必要以上に腹圧をかけることなく長時間装着することが可能になり、腰腹部の筋肉をサポートし腰椎を安定させることで特に意識することなく自然に姿勢が良くなるように配慮されている。
サポートベルトには、姿勢矯正具としての機能の他に腰痛時のサポーターとしての機能もあり、腰椎パッドが身体とサポートベルトの隙間を埋め、骨盤を正常な位置に矯正することで、重いものを持ったりする場合も身体を後ろに反らすことができる効果が期待できる様に配慮されている。
骨盤は寛骨(腸骨と恥骨と坐骨)と仙骨で構成されている。このうち仙骨を挟んだ位置にある左右一対の腸骨は、仙骨を中心とした開閉動作を周期的に繰り返し行っている。腸骨の開閉動作には身体の生理バランスを整える作用があり、開閉動作が阻害されると身体の生理バランスが崩れ、便秘や生理痛、不眠、肥満などの症状が起きやすくなるといわれている。サポートベルトは腰椎仙骨両用パッドを仙骨押圧用として用いた場合に骨盤矯正具として機能する。骨盤矯正具としては、腸骨を過度に締め付けることを目的としたものではなく、丹田パッドと腰椎仙骨両用パッドを用いることで骨盤を構成する主要な腸骨と仙骨を正常な位置に矯正させることを目的としており、腸骨を過度に圧迫することによる開閉動作の阻害が起きないように配慮されている。
サポートベルトは腰椎仙骨両用パッドと丹田パッドに高低差を設けた状態で使用する。高低差を設ける方法としては、予め本体部の腰椎仙骨両用パッドを装着する部分と丹田パッドを装着する部分との間に高低差を設けておく方法、腰椎仙骨両用パッドが本体部の縦方向において装着位置を変更可能にする方法などがある
本考案のサポートベルトは、一本で骨盤の矯正と姿勢の矯正、さらには腰痛の緩和、治癒といった複数の用途に使用することができ、症状に応じて複数のサポートベルトを使い分ける必要がないため、利便性が高く、また経済的である。姿勢矯正および骨盤矯正の何れの用途に使用する場合であっても丹田部分に加圧することで使用者の下腹部に適度な緊張感もたせ、自ら骨盤を正常な位置に矯正するように意識付け、継続して使用することで正常な姿勢や骨盤が正常な位置に安定し、習慣付けされるようになる。最終的にはサポートベルトを装着していない場合でも正常な姿勢を維持することできるようになる効果が期待できる。
姿勢矯正具の裏側を示す図 姿勢矯正具の表側を示す図 姿勢矯正具の装着手順を示す図 姿勢矯正具を装着した状態を示す図 姿勢矯正具の効果を説明するための図 骨盤矯正具の裏側を示す図 骨盤矯正具を装着した状態を示す図 骨盤矯正具の効果を説明するための図
本考案の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。本考案のサポートベルトには主として姿勢の矯正を目的とする姿勢矯正具と、主として骨盤の矯正を目的とする骨盤矯正具として2つの用途があり、それぞれ異なる作用および効果を有している。図1は姿勢矯正具を拡げた状態で裏側からみた図であり、図2は同じく表側からみた図である。姿勢矯正具は身体に装着したときに外側に現れる側を表とし、身体(被服)と接する側を裏としている。
姿勢矯正具10は横方向に長く伸びたベルト状に形成されている。姿勢矯正具10は、ベルト状の本体部12と、本体部12の表側の略中央に横長に配された圧力調整ゴム14と、本体部12の裏側の略中央に配された腰椎パッド16と、同じく本体部12の裏側の一方の端部に配された丹田パッド18によって構成されている。
本体部12はポリエステル等の衣料用繊維を素材として、左右の帯状部分20と、帯状部分20より幅広の中央部分22と、帯状部分20と中央部分22を繋ぐ連結部分24で構成されている。中央部分22は左右の帯状部分20に対して上方に偏った位置に設けられており、連結部分24はこれらの両部分を斜めに繋いでいる。
本体部12には面ファスナー30、32、34、36が取り付けられている。このうち面ファスナー30、32は姿勢矯正具10の裏側に取り付けられている。面ファスナー30は本体部12の中央部分22に取り付けられており、腰椎パッド16は裏側に設けられた雄の面ファスナーによって面ファスナー30の任意の箇所に装着可能になっている。面ファスナー32は本体部12の裏側の右端から中央寄りにかけての帯状部分に横長の領域に取り付けられている。丹田パッド18は裏側に設けられた雄の面ファスナーによって面ファスナー32の任意の箇所に装着可能になっている。
腰椎パッド16は軟質ウレタンフォームをポリエステル等の衣料用繊維で被覆したものであり、全体が二等辺三角形状に形成されている。腰椎パッド16は通常は底辺にあたる部分を上側にした逆三角形の向きで使用するが、姿勢矯正具10の使用者の腰の窪み部分(腰椎の部分)の形状や好みに応じて上下の向きを変えることができる。また面ファスナー30の長さの範囲内で横方向の位置の変更が可能であり、幅の範囲内で縦方向の位置の変更も可能である。
丹田パッド18は腰椎パッド16と同じく軟質ウレタンフォームをポリエステル等の衣料用繊維で被覆したものであるが、こちらは全体が矩形状に形成されている。丹田パッド18は面ファスナー32の長さの範囲内で横方向の位置の変更が可能であり、腰椎パッド16を腰の窪み部分に当てたときに丹田パッド18が丹田に当たるように装着位置を調整して使用する。
面ファスナー34、36は姿勢矯正具10の表側の左右の帯状部分にそれぞれ取り付けられている。圧力調整ゴム14は両端部分に雄の面ファスナー38、40が設けられており、一方の端部の面ファスナー38を面ファスナー34の任意の箇所に貼着し、他方の端部の面ファスナー40を面ファスナー36の任意の箇所に貼着する。面ファスナー38、40の貼着位置を変更することにより圧力調整ゴム14の張力を自在に調整することができる。圧力調整ゴム14は2本の同幅の帯状ゴムで構成されている。2本の帯状ゴムは留め具42によってそれぞれの中央部が縦方向にずれた状態で本体部12に取り付けられており、端部に行くに従ってずれ幅が徐々に縮まり、端部では2本の帯状ゴムが完全に重なって1本の帯状ゴムの幅と同等になっている。圧力調整ゴム14は取り付け位置が縦方向にずらされた2本の帯状ゴムによって腰椎パッド16の全体に満遍なく押圧力を付与することができる。
姿勢矯正具10の裏側の丹田パッド18が装着された端部とは反対側の端部には雄の面ファスナー44が取り付けられている。この面ファスナー42は姿勢矯正具10を腰周りに装着するときに使用するものであり、姿勢矯正具10の表側の面ファスナー34に貼着することにより姿勢矯正具10を環状にして腰周りに固定することができる。
姿勢矯正具10の装着方法について説明する。姿勢矯正具10は本体部12を腰周りの最適な位置に装着し、次に圧力調整ゴム14を適当な長さに伸ばして本体部12の締め付け力を調整する。
本体部12は、図3に示すように中央部分22が偏っている側を上向きにし、中央部分22を腰部の背中側に当て、帯状部分20が両脇腹を通って腹部側に周回するように腰周りに巻き付ける。本体部12を装着する位置は、図5に示すように腰椎パッド16が背中側の窪みに接し、丹田パッド18が下腹部の丹田に接する位置となる。腰椎パッド16および丹田パッド18がこの所定の位置に接するように腰部の大きさに合わせて丹田パッド18の装着位置を調整する。腰椎パッド16と丹田パッド18の高低差は腰椎パッド16の装着位置によって調整する。
本体部12を所定の位置に装着したら、次に本体部12の締め付け力を調整する。締め付け力の大きさは圧力調整ゴム14の長さによって調整する。圧力調整ゴム14は両端部を左右の手で持って背中側から腹部側に伸ばし、図4に示すように本体部12の帯状部分20に固定する。圧力調整ゴム14の張力によって本体部12が腰周りを締め付け、腰椎パッド16と丹田パッド18に対してそれぞれ接触した部分を身体内側に押圧する外力が付与される。腰椎パッド16は、図5に示すように仙骨(骨盤)50に繋がる腰椎の部分、特に第三腰椎52、第四腰椎54、第五腰椎56の部分を押圧する。これにより骨盤50には前傾を促すモーメントが作用する。圧力調整ゴム14の両端部を腹部側まで伸ばすと、腰椎パッド16が腰椎部分を押圧する力が大きくなり、骨盤50に作用する前傾モーメントが増大する。
このようにして装着された本体部12は、中央部分22が身体の背中側に位置し、帯状部分20が腹部側に位置し、これらを繋ぐ連結部分24が骨盤の外側(腸骨)の部分に位置する。連結部分24は腹部側から背中側に向けて上方に斜行しているため、骨盤50の腸骨部分に接触しないか、接触してもその面積は小さいものになっている。圧力調整ゴム14は、先端に行くに従って2本の帯状ゴムの重なり合う部分の面積が漸増し、全体として幅が狭まっていくため、腸骨部分に圧力調整ゴム14の張力が極力加わらないようになっている。これにより、姿勢矯正具10を装着した場合に骨盤が過度に締め付けられたり圧迫されたりすることがないため、骨盤生理バランスの崩れや便秘、生理痛、不眠、肥満などの発症を緩和することができる。
姿勢矯正具10は、腰椎パッド16および丹田パッド18の装着に面ファスナーを使用しているため、装着位置の微調整が可能であり、体格や体型に合わせた肌理細やかな調整を簡単に行うことができる。圧力調整ゴム14も同じく面ファスナーによる張力の微調整が可能であるため、症状や好みに応じた押圧力を簡単に設定することができる。
姿勢矯正具10は、これまでに述べたような骨盤の後傾を是正する姿勢矯正具としての機能のほかに、骨盤の開きを矯正する骨盤矯正具としての機能も有している。図6に示すように骨盤矯正具60は構成においては姿勢矯正具10と何ら変わるとことはない。姿勢矯正具10との相違点は、本体部62の上下の向きが姿勢矯正具10のときの逆になっている点、および腰椎パッド16が仙骨パッド66として機能する点である。仙骨パッド66は腰椎パッド16と共用される両用パッドであり、所定の位置に装着することで身体の仙骨部分と接触し、圧力調整ゴム64の張力によって仙骨を身体内側に向けて押圧する外力が付与される。仙骨パッド66は三角形の底辺が身体の上側を向くように本体部62に装着する。
骨盤矯正具60を使用する場合、姿勢矯正具10と同様、最初に本体部62を腰周りの最適な位置に装着し、次に圧力調整ゴム64を適当な長さに伸ばして本体部62の締め付け力を調整する。本体部62は丹田パッド68が丹田部分に接触し、仙骨パッド66が仙骨部分に接触する位置に装着する。このような位置に装着された本体部62は、姿勢矯正具10のときとは異なり、骨盤(腸骨)の一番外側の部位(上前腸骨棘)を通って骨盤周りを囲繞する。本体部62は圧力調整ゴム64の張力によって骨盤周りに締め付けられることにより、開いた腸骨を矯正し、正常な位置に締め込む作用がある。また仙骨パッド66には仙骨を身体内側に向けて押圧し、正常な位置に締め込む作用がある。
このように姿勢矯正具10と骨盤矯正具60は全く同一の構成であるが、姿勢矯正具10には骨盤の後傾を是正し、正常な位置および傾きに導くことで正しい姿勢に矯正する作用がある。一方、骨盤矯正具6には骨盤の開き、歪み、ずれ等を矯正する作用がある。本考案の矯正具は一本で姿勢矯正具10と骨盤矯正具60という機能、作用、効果の異なる2通りの使い道があるため、経済的であるだけでなく、症状の異なる複数の使用者、例えば家族の間で共有することも可能である。
10 姿勢矯正具
12 本体部
14 圧力調整ゴム
16 腰椎パッド
18 丹田パッド
20 帯状部分
22 中央部分
24 連結部分
50 骨盤
60 骨盤矯正具
62 本体部
64 圧力調整ゴム
66 仙骨パッド
68 丹田パッド

Claims (4)

  1. 身体の腰部を周回する帯状の本体部と、
    前記本体部の身体の丹田部分に相当する位置に装着された丹田パッドと、
    前記本体部の身体の腰椎部分に相当する位置もしくは仙骨部分に相当する位置に装着された腰椎仙骨両用パッドと、
    前記丹田パッドに対して前記丹田部分を押圧するための外力を付与するとともに前記腰椎仙骨両用パッドに対して前記腰椎部分もしくは前記仙骨部分を押圧するための外力を付与する圧力調整ゴム、
    を備え、
    前記腰椎仙骨両用パッドと前記丹田パッドとの相対的な高さを変更することで前記腰椎仙骨両用パッドが前記腰椎部分もしくは前記仙骨部分の何れか一方を押圧することを特徴とする、
    サポートベルト。
  2. 前記本体部が、前記丹田パッドが装着された部分と前記腰椎仙骨両用パッドが装着された部分の間に高低差が設けられており、前記両部分を繋ぐ部分の縁部が斜めに傾斜していることを特徴とする、
    請求項1に記載のサポートベルト。
  3. 前記丹田パッドが前記本体部の横方向において装着位置を変更可能であり、前記腰椎仙骨両用パッドが前記本体部の縦方向において装着位置を変更可能であることを特徴とする、
    請求項1または2に記載のサポートベルト。
  4. 前記丹田パッドの形状が概略矩形であり、前記腰椎仙骨両用パッドの形状が概略二等辺三角形であることを特徴とする、
    請求項1乃至3の何れかに記載のサポートベルト。
JP2012002017U 2012-04-08 2012-04-08 サポートベルト Expired - Fee Related JP3176411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002017U JP3176411U (ja) 2012-04-08 2012-04-08 サポートベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012002017U JP3176411U (ja) 2012-04-08 2012-04-08 サポートベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3176411U true JP3176411U (ja) 2012-06-21

Family

ID=48003358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012002017U Expired - Fee Related JP3176411U (ja) 2012-04-08 2012-04-08 サポートベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3176411U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139605A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 ピジョン株式会社 腰用サポータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139605A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 ピジョン株式会社 腰用サポータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4840881B2 (ja) 腰用サポータ
US7837639B2 (en) Adjustable brace for correcting a forward lean
US9839554B2 (en) Lower back pain treatment and spinal protection device
US6896662B2 (en) Method for lordosis adjustment for treating discomfort in, or originating in, the cervical spine region
EP1231874B1 (en) Adjustable spinal brace
US20050251075A1 (en) Devices for relieving pelvic discomfort
KR20150047217A (ko) 자세 교정용 가능성 의복
KR101695276B1 (ko) 척추측만증 보조기
JP2013215246A (ja) 脊椎変形矯正装具
JP3176411U (ja) サポートベルト
KR101801868B1 (ko) 척추측만증 보조기
KR100999933B1 (ko) 자세 교정 보조기
KR200439676Y1 (ko) 골반교정 벨트
KR101895004B1 (ko) 척추측만증 보조기
US20040167449A1 (en) Appliance for lordosis adjustment for treating discomfort in, or originating in, the cervical spine region
KR100563511B1 (ko) 착석자세 교정장치
RU104061U1 (ru) Динамический тренажер-корректор анатомических и биомеханических характеристик позвоночника и плечевого пояса
CN219148099U (zh) 一种脊柱矫形器
KR20190135812A (ko) 하지 관절회전 조절을 통한 자세교정 보조기
JP6949308B2 (ja) 矯正用締め付け腰ベルト及びその締め付け方法
RU2493799C1 (ru) Поясничный корсет-корректор осанки
KR200323717Y1 (ko) 수면용 척추측만증 보조기
KR102163678B1 (ko) 물리치료용 척추교정기
JP3014829U (ja) 股関節部と腰椎部の緊縛ベルト
JP2018007999A (ja) 腰痛施術ベルト

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150530

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees