JP3176214U - スポーツマット - Google Patents

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文典 太田
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Abstract

【課題】単位マットの端部における表皮体が、めくれ上がることのないスポーツマットを提供すること。
【解決手段】複数枚の単位マット12を、ファスナ14により分離可能に接続したスポーツマット10において、単位マット12は、緩衝体18と、ライン16が施された表皮体20と、を備え、ファスナ14は、咬合鈎24を列設したファスナテープ26と、スライダ28とを備え、ファスナテープ26は、単位マット12とほぼ同寸法で、緩衝体18と表皮体20との間に貼り合わせ、かつ、表皮体20を緩衝体18及びファスナテープ26に接着させない非接着部32に、案内用無鈎部34と位置合わせ用のマーク36を設け、更に、非接着部32の表皮体20と緩衝体18との間に、着脱自在な貼付部材38を設けて構成した。
【選択図】図3

Description

本考案は、体育館の床面などに敷設して使用する、ファスナを介して分解および組立が可能なインドア用スポーツマットに関する。
従来、体育館の床面などに敷設して使用する、この種のスポーツマットは、特許文献1に開示されているように、複数の単位マットの側縁にファスナを設け、各単位マットをファスナで連結してスポーツマット全体を形成したり、又、ファスナから各単位マットに分解できるようにしていた。
単位マットは、例えば表皮体を緩衝体の表面に貼り付け、貼り付けられた表皮体に部分的なラインを描くとともに、緩衝体の側縁にファスナの咬合鈎を列設したファスナテープを取り付け、更にこれらファスナテープの端部に、咬合鈎が欠除したスライダの案内用無鈎部を形成し、又、互いに対応するファスナテープの表面に位置合わせ用のマークを施して形成されている。
そして、並列させた単位マットの両者のファスナテープのマークを互いに合致させるとともに、各案内用無鈎部に跨がってスライダを装入し、この状態でスライダを移動させてファスナの咬合鈎どおしを咬合させる。すると、単位マットどおしがファスナで連結されるとともに、マークの合致により単位マットの表面に描かれている、例えばバトミントンコートのラインが自動的に形成されるようになっている。
このようにして全ての単位マットを連結させたスポーツマットを、例えば体育館に敷設し、スポーツマットの上でバドミントンなどの競技を行なう。そしてスポーツマットの使用後には、ファスナの咬合鈎を外して各単位マットに分解し、分解した状態で各単位マットを丸めたり、畳んで搬送、保管したりしている。
特公平7−36679号公報
しかしながら従来のスポーツマットは、ファスナにスライダを装入させる案内用無鈎部では、表皮体がファスナテープや緩衝体に接着されていなかった。そのため、その部分の表皮体の一部が競技中にめくれ上がり、選手の足などに引っ掛かって競技プレーの妨げとなるおそれが考えられた。
又、めくれた状態で表皮体が靴で踏まれることにより、表皮体が傷んだり、直接ファスナが踏みつけられてファスナの損傷が早められることが考えられる。又、スポーツマットの表皮体が一部めくれた状態は、ファスナや緩衝体の一部が露出し、見栄えがよくないという問題もあった。
本考案は、前記課題を解決し、単位マットの表皮体がめくれ上がることのない、スポーツマットを提供することを目的とする。
本考案では、前記課題を解決し、目的を達成するため、次のようにスポーツマットが構成されている。
スポーツマットは、複数枚の単位マットを、ファスナにより分離可能に接続して構成される。単位マットは、緩衝体と、緩衝体の上に設けられ、表面に所定のラインが施された表皮体と、を備えている。ファスナは、側縁に咬合鈎を列設したファスナテープと、スライダとを備えている。
ファスナテープは、単位マットの側縁の長さとほぼ同寸法で、ファスナテープの両端を単位マットの端縁にほぼ合致させて、単位マットの側縁の緩衝体と表皮体との間に貼り合わせてある。又、ファスナテープの単位マットの端部から所定区間の部分には、表皮体が緩衝体及びファスナテープに接着しない非接着部が形成されている。更に、非接着部のファスナテープの側縁には、咬合鈎を欠除した、スライダの案内用無鈎部、及びファスナテープどうしの同一対応位置を示す位置合わせ用のマークが形成されている。
更に、非接着部の表皮体と緩衝体との間には、表皮体と緩衝体とを着脱自在に貼り合わせる貼付部材が設けられている。貼付部材により、表皮体と緩衝体との間が貼り付け、取り外しが可能となっている。
そして、位置合わせ用のマークを合致させた状態で単位マットを隣接させ、貼付部材による表皮体と緩衝体との間の貼り合わせをはがした状態で、非接着部における案内用無鈎部から装入されたスライダを咬合鈎の列設部分に移動させる。このことにより隣接された単位マットが接続されるとともに、表皮体の表面上にラインが所定の形状に形成される。
本考案によれば、スポーツマットは、プレー中においても、単位マットにおける表皮体がめくれ上がることがない。
本考案の一実施形態にかかるスポーツマットの全体を示す平面図。 同スポーツマットを構成する単位マットの要部を示す平面図。 同単位マットを連結したときの要部を示す側面図。 同単位マットを連結する前の要部を示す底面図。 同単位マットを連結するときの要部を示す平面図。 同単位マットを連結した状態を示す平面図。
本考案の一実施形態にかかるスポーツマットついて図面を参照して説明する。図1は、床面100にスポーツマット10を敷設した状態を示す平面図、図2は、スポーツマット10を構成する単位マット12の要部を示す平面図、図3は、単位マット12を連結したときの要部を示す側面図、図4は、単位マット12を連結する前の要部を示す底面図である。
スポーツマット10は、図1に示すように複数枚の単位マット12を並列状態にそれぞれファスナ14を介して接続してあり、各単位マット12の表面には、例えばバトミントンコートを表す所定のライン16が各部ごとに施されている。
単位マット12は、図2に示すように、比較的厚さの厚い発泡合成樹脂で形成された緩衝体18と、緩衝体18の上に接着剤で貼り付けられた、収縮の少ないポリエステル繊維で形成した補強用の表皮体20とを備え、更に、表皮体20の表面に合成樹脂塗料による被覆材22を設け、被覆材22の表面にライン16が描かれている。
ファスナ14は、図2及び図4に示すように、側縁に多数の咬合鈎24を列設してなるファスナテープ26と、スライダ28とを備え、ファスナテープ26を互いに対応する単位マット12の側縁29に設け、各ファスナテープ26の咬合鈎24を、スライダ28の移動により互いに咬合させるようになっている。図4は、単位マット12を緩衝体18側から示した図である。
ファスナテープ26は、単位マット12の長さとほぼ同寸法に形成してあり、その両端部が単位マット12の端縁27より若干内側に位置するように単位マット12の緩衝体18と表皮体20との間に貼り付けてある。又、図3に示すように、単位マット12どうしを連結した場合に、一方の単位マット12の緩衝体18と他方の単位マット12の緩衝体18との側縁29の間に、スライダ28の挿通が可能な隙間aが形成されるようにファスナテープ26が緩衝体18に取り付けられている。
又、単位マット10は、端縁27から所定長さ、例えば端縁27から10cm〜20cmの区間bに、緩衝体18、ファスナテープ26、表皮体20との三者の接着を剥がし、表皮体20を緩衝体18からまくり上げることが可能な非接着部32が形成してある。そして、非接着部32には、ファスナテープ26の咬合鈎24を取り除いた、スライダ28を案内するための案内用無鈎部34と、ファスナテープ26を位置合わせするためのマーク36が表面の同一対応位置に設けられている。
更に、単位マット12の端縁27の直下には、緩衝体18の表皮体20との間に、面ファスナからなる貼付部材38が設けてあり、貼付部材38により表皮体20を緩衝体18に着脱自在に貼り付け可能となっている。図3に、スポーツマット10を、スポーツマット10の厚み方向から見たときの図を示す。貼付部材38は、一対の面ファスナで、面ファスナの一方が表皮体20の内側、つまり緩衝体18側に取り付けてあり、面ファスナの他方が緩衝体18の表皮体20側に取り付けられている。図3において、右の単位マット12aは、貼付部材38により表皮体20を緩衝体18に貼り付けた状態を示し、左の単位マット12bは、表皮体20を緩衝体18からはがした状態を示している。
単位マット12どうしを接続するには、ファスナテープ26を互いに対向させ、図2に示すように貼付部材38の貼り付けをはがし、非接着部32における双方の表皮体20を緩衝体18からまくり上げて開き、図5に示すように、一方のファスナテープ26のマーク36と他方のファスナテープ26のマーク36とを合致させる。
この状態で案内用無鈎部34の両者に跨がるようにファスナテープ26の側縁にスライダ28を装入し、この後スライダ28を案内用無鈎部34の部分から咬合鈎24の列設部分に移動させ、一方のファスナテープ26の咬合鈎24と、他方のファスナテープ26の咬合鈎24とを互いに咬合させる。ファスナ14の全体を咬合させたら、非接着部32における表皮体20を貼付部材38により緩衝体18に貼り付ける。
これにより図6に示すように、2つの単位マット12が相互に接続され、又、マーク36の合致により単位マット12の表面に描かれた各ライン16が合致する。全ての単位マット12をそれぞれのファスナ14で連結することにより、図1に示すように、全体が一体に接続されるとともに、表面に所定のライン16が描かれたスポーツマット10が形成される。そして、このようにして形成されたスポーツマット10を、図1に示すように床100上に敷設し、その上で競技を行う。
本実施形態のスポーツマット10によれば、非接着部32における表皮体20の端部が貼付部材38により緩衝体18に貼り付けられているので、スポーツマット10を床100等に敷設したときの外観を良好に保てるとともに、緩衝体18からはがれた表皮体20が、競技者のプレーを妨げることがなく、また、表皮体20からファスナテープ26が露出してしまうことがなく、ファスナ14が直接踏みつけられることによる損傷を防止できる。
尚、前記実施形態においては、スポーツマット10の表面にバトミントンコートのライン16を描くようにしたが、ライン16はバトミントン以外に、テニス、バレーボール、ドッチボール、その他のコートのラインであってもよい。更には、スポーツマット10の上の所定位置に、例えば複数の卓球台を設置して使用する場合であって、その卓球台の設置すべき位置を表示する所定のマークを各単位マットに予め描いておいて、それを単位マット12の接続により合致させてもよい。又、スポーツマット10は体育館等のインドア用に限らず、屋外用であってもよい。
本考案は、複数の単位マットを組み付けて構成されるスポーツマットに用いることができる。
10…スポーツマット、12…単位マット、14…ファスナ、16…ライン、18…緩衝体、20…表皮体、24…咬合鈎、26…ファスナテープ、28…スライダ、32…非接着部、34…案内用無鈎部、36…マーク、38…貼付部材、100…床面。

Claims (1)

  1. 複数枚の単位マット(12)を、ファスナ(14)により分離可能に接続して構成されるスポーツマット(10)において、
    前記単位マット(12)は、緩衝体(18)と、前記緩衝体(18)の上に設けられ、表面に所定のライン(16)が施された表皮体(20)と、を備え、
    前記ファスナ(14)は、側縁に咬合鈎(24)を列設したファスナテープ(26)と、スライダ(28)とを備え、
    前記ファスナテープ(26)は、前記単位マット(12)の側縁(29)の長さとほぼ同寸法、あるいは若干短い長さを有し、前記ファスナテープ(26)の両端を単位マット(12)の端縁(27)にほぼ合致させて、前記単位マット(12)の側縁(29)の前記緩衝体(18)と前記表皮体(20)との間に貼り合わされ、かつ、前記ファスナテープ(26)の前記単位マット(12)の端部から所定区間の部分には、前記表皮体(20)と前記ファスナテープ(26)とが接着しない非接着部(32)を備え、
    前記非接着部(32)の前記ファスナテープ(26)の側縁には、前記咬合鈎(24)が欠除した、前記スライダ(28)を案内する案内用無鈎部(34)、及び前記ファスナテープ(26)どうしの同一対応位置を示す位置合わせ用のマーク(36)が形成され、
    更に、前記非接着部(32)には、前記表皮体(20)と前記緩衝体(18)とを着脱自在に貼り合わせる貼付部材(38)が設けられ、
    前記位置合わせ用のマーク(36)を合致させた状態で隣接された前記単位マット(12)が、前記貼付部材(38)による前記表皮体(20)と前記緩衝体(18)との間の貼り合わせをはがした状態で、前記非接着部(32)における前記案内用無鈎部(34)から装入された前記スライダ(28)を前記咬合鈎(24)の列設部分に移動させることにより接続されるとともに、前記表皮体(20)の表面上に前記ライン(16)が所定の形状に形成されることを特徴とするスポーツマット。
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