JP3175933U - 高速コネクター構造 - Google Patents

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蒋富安
廖雷
何丹任
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安費諾東亞電子科技(深▲ゼン▼)有限公司
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Abstract

【課題】本考案は、電気性能を改善することができ、転送速度を向上させることができる高速コネクター構造を提供する。
【解決手段】本考案による高速コネクター構造は、絶縁台座と、複数の端子と、少なくとも二つの導電プラスチックブロックとからなる。絶縁台座における長板には少なくとも一つの凹溝が設けられる。複数の端子は、長板に設けられる第一、二信号端子セット、及び、電源端子セットを備え、それらは、それぞれ正極と負極の端子を備える。また、各端子は、それぞれ、接触領域を備え、その内、第一信号端子セットの端子の接触領域は、それぞれ、凹溝に設けられるとともに、凹溝の底面と間隔を形成する。導電プラスチックブロックは、それぞれ、第一、二信号端子セットの負極端子の接触領域と連結される。
【選択図】図1

Description

本考案は高速コネクター構造に関し、特に信号端子セットの接触領域と絶縁台座の凹溝が間隔を形成し、それにより、接触領域が空気と接触する面積が増えることで、その電気性能を改善することができ、転送速度を向上させる目的を達成することができる高速コネクター構造に関する。
高速データ転送のコネクターは、機能が大幅に向上し生活をさらに便利にしているが、信号の完全性と互換性の設計とテストにおいて大変難しい問題がある。その主な理由は、従来の高速コネクターは、互換性の点から、転送速度を向上させるためには、その端子の体積、或いは、ルートの長さを増やして、高速コネクターをシステムの標準インピーダンス100オームに整合させなければならない。しかしながら、高速コネクターの端子の体積或いはルートの長さを増加するためには、コストが増えるだけなく、高速コネクターの体積も大きくなる。また、もう一つの原因として、従来の高速コネクターは、転送の完全性上、各端子の間の信号の相互の干渉を受け、高速コネクターの資料転送速度を向上させることができない、という点があげられる。
そこで、本考案は、電気性能を改善することができ、転送速度を向上させることができる高速コネクター構造を提供することを目的とする。
本考案による高速コネクター構造は、絶縁台座と、複数の端子と、少なくとも二つの導電プラスチックブロックとからなる。絶縁台座における長板には少なくとも一つの凹溝が設けられる。複数の端子は、長板に設けられる第一、二信号端子セット、及び、電源端子セットを備え、それらは、それぞれ正極と負極の端子を備える。また、各端子は、それぞれ、接触領域を備え、その内、第一信号端子セットの端子の接触領域は、それぞれ、凹溝に設けられるとともに、凹溝の底面と間隔を形成する。導電プラスチックブロックは、それぞれ、第一、二信号端子セットの負極端子の接触領域と連結される。以上の構造により、第一信号端子セットの接触領域と凹溝の底面は間隔を形成し、それにより、接触領域が空気と接触する面積が増えることで、その電気性能を改善することができ、転送速度を向上させる目的を達成することができる。また、導電プラスチックブロックのマスク特性を利用し、隣接する信号の間の相互の干渉を減らすことができるため、コネクターは更に速い速度で転送することができる。
本考案の高速コネクター構造の分解斜視図である。
図1に示すように、本考案による高速コネクター構造は、絶縁台座1と、複数の端子2と、少なくとも二つの導電プラスチックブロック3と、からなる。
絶縁台座1には、長板11が設けられ、長板11には、複数の溝部12及び少なくとも一つの凹溝13が設けられ、絶縁台座1における長板11に対応する両端には、固定部14が設けられ、固定部14には溶接片4を設けることができ、絶縁台座1は、溶接片4を介して回路板に固定される。
複数の端子2は、絶縁台座1の長板11にそれぞれ設けられ、複数の端子2は、第一信号端子セット21と、第二信号端子セット22と、電源端子セット23と、からなる。第一信号端子セット21は、正極と負極の端子を備え、その各端子は、接触領域211を備え、接触領域211の一端には、絶縁台座1の外部まで伸びる溶接領域212が設けられ、第一信号端子セット21の端子の接触領域211は、絶縁台座1の凹溝13の位置にそれぞれ設けられるとともに、凹溝13の底面と間隔を形成する。第二信号端子セット22は、正極と負極の端子を備え、その各端子は、それぞれ接触領域221を備え、接触領域221の一端には、絶縁台座1の外部まで伸びる溶接領域222が設けられ、第二信号端子セット22の端子の接触領域211は、絶縁台座1の溝部12にそれぞれ設けられる。電源端子セット23の各端子は、それぞれ接触領域231を備え、接触領域231の一端には、絶縁台座1の外部まで伸びる溶接領域232が設けられ、電源端子セット23の端子の接触領域231は、それぞれ、絶縁台座1の溝部12に設けられる。
導電プラスチックブロック3の内の一つは、第一信号端子セット21の負極端子の接触領域211に連結され、もう一つの導電プラスチックブロック3は、第二信号端子セット22の負極端子の接触領域221と連結される。
本考案の実施例では、第一信号端子セット21、第二信号端子セット22は七つの端子を備え、第1、第4、第7端子は、負極端子であり、その残りは正極端子である。また、電源端子セット23は、15本の端子を備える。そして,第一信号端子セット21の正極と負極の端子の接触領域211は、絶縁台座1の凹溝13の位置に設けられるとともに、凹溝13の底面と間隔を形成する。また、第一信号端子セット21の負極端子の接触領域211は、それぞれ、導電プラスチックブロック3に連結される。第二信号端子セット22の正極と負極の端子接触領域221は、絶縁台座1の溝部12の位置に設けられ、第二信号端子セット22の負極端子の接触領域221は、導電プラスチックブロック3に連結される。電源端子セット23の正極と負極の端子の接触領域231は、絶縁台座1の溝部12にそれぞれ設けられる。
本考案は、第一信号端子セット21の接触領域211と絶縁台座1の凹溝13の底面に間隔を形成させることにより、高速コネクターの端子の周囲に空気の溝を増やし、第一信号端子セット21の接触領域211が空気と接触する面積が増えることで、空気の誘電率が低いという特徴を利用し、第一信号端子セット21のインピーダンスを大きくし、その電気性能を改善することができる。それにより、本考案の高速コネクターは、システムの標準インピーダンス100オームに更に整合するようになり、転送速度を向上させる目的を達成することができる。また、第一信号端子セット21と第二信号端子セット22の負極端子の接触領域211、221は、それぞれ、導電プラスチックブロック3に連結されるため、導電プラスチックブロック3を利用して、本考案の高速コネクターの全ての接地端子を相互に接続し、高速信号転送領域(即ち、第一信号端子セット21と第二信号端子セット22)の電磁場特性を変えることができ、また、導電プラスチックブロック3のマスク特性により、隣接する信号の間の相互の干渉を減らすことができるため、本考案の高速コネクターは更に速い速度で転送することができる。
1 絶縁台座
11 舌版
12 溝部
13 凹溝
14 固定部
2 端子
21 第一信号端子セット
211 接触領域
212 溶接領域
22 第二信号端子セット
221 接触領域
222 溶接領域
23 電源端子セット
231 接触領域
232 溶接領域
3 導電プラスチックブロック
4、 溶接片

Claims (2)

  1. 絶縁台座と、複数の端子と、少なくとも二つの導電プラスチックブロックとからなる高速コネクター構造であって、
    前記絶縁台座は、長板を備え、長板には、複数の溝部及び少なくとも一つの凹溝が設けられ、
    前記複数の端子は、絶縁台座の長板にそれぞれ設けられ、複数の端子は、第一信号端子セットと、第二信号端子セットと、電源端子セットとからなり、第一信号端子セットと、第二信号端子セットと、電源端子セットは、それぞれ、正極と負極の端子を備え、その各端子は、それぞれ接触領域を備え、接触領域の一端には、絶縁台座外部まで伸びる溶接領域が設けられ、第一信号端子セットの端子の接触領域は、絶縁台座の凹溝に設けられるとともに、凹溝の底面と間隔を形成し、第二信号端子セットと電源端子セットの端子の接触領域は、それぞれ絶縁台座の溝部に設けられ、
    前記少なくとも二つの導電プラスチックブロックの内の一つは、第一信号端子セットの負極端子の接触領域と連結され、もう一つの導電プラスチックブロックは、第二信号端子セットの負極端子の接触領域連接と連結されることを特徴とする、高速コネクター構造。
  2. 前記絶縁台座における長板に対応する両端には固定部が設けられ、固定部には溶接片が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の高速コネクター構造。
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