JP3175608B2 - スクリードの加熱装置 - Google Patents

スクリードの加熱装置

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JP3175608B2
JP3175608B2 JP30845396A JP30845396A JP3175608B2 JP 3175608 B2 JP3175608 B2 JP 3175608B2 JP 30845396 A JP30845396 A JP 30845396A JP 30845396 A JP30845396 A JP 30845396A JP 3175608 B2 JP3175608 B2 JP 3175608B2
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洋三 昆野
文夫 後藤
聡 小林
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株式会社新潟鉄工所
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C2301/00Machine characteristics, parts or accessories not otherwise provided for
    • E01C2301/10Heated screeds

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  • Road Paving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルトフィ
ニッシャ等の敷き均し機械のスクリードを加熱する加熱
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アスファルトフィニッシャで
は、固定的に配されるメインスクリードと該メインスク
リードに対してスライド可能とされる補助スクリードを
備え、道路の幅に応じてスクリードの全幅調整が行える
ようになっている。また、通常、スクリードには、アス
ファルトを高温に保ちながら敷き均す必要性があること
から、加熱装置が設けられている。
【0003】従来、知られているスクリードの加熱装置
としては、例えば、図7に示すように、メインスクリー
ド1及び補助スクリード2とともに、それぞれトーチバ
ーナー3,…で個別に加熱する方法、あるいは、メイン
スクリード1のみ熱風式のバーナーで加熱し、補助スク
リード2はトーチバーナー3で加熱する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したスクリードの
加熱装置は、いずれにあっても次の欠点があった。すな
わち、局所的にしか加熱することができないトーチバー
ナーを用いて補助スクリードを加熱する方法であること
から、補助スクリードを均一に加熱することができない
という欠点があった。また、メインスクリードを加熱す
る手段の他に補助スクリードを加熱する手段を別に備え
ており、加熱のための熱源が増えることから、管理が大
変になりしかもメンテナンスが面倒になるという欠点も
あった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、メインスクリードのほか
補助スクリードも均一に加熱することでき、しかも、
メンテナンスの面でも優れるスクリードの加熱装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、メインスクリード(21)に隣接して補助スクリー
ド(22)がスライド自在に設けられ前記メインスク
リードを加熱する熱風式のバーナー(24)の熱風を補
助スクリードにも導いて該補助スクリードを加熱する
クリードの加熱装置であって、前記熱風式のバーナーか
らの熱風を前記メインスクリードに沿って導く第1の煙
道(23)が前記メインスクリードの長手方向に沿って
設けられるとともに、前記補助スクリードに沿って第2
の煙道(27)が設けられ、第1の煙道と第2の煙道と
は接続用のダクト(30)を介して連通され、前記熱風
式のバーナーは前記第1の煙道の一端に設けられ、前記
第2の煙道の前記補助スクリードに対向する部分には、
前記接続用のダクトとの接続部分から第2の煙道の離間
側端部にかけて、開口面積が漸次増す開口(31)が形
成されていることを特徴とする。請求項2記載の発明で
は、メインスクリード(21)に隣接して補助スクリー
ド(22)がスライド自在に設けられ、前記メインスク
リードを加熱する熱風式のバーナー(24)の熱風を補
助スクリードにも導いて該補助スクリードを加熱するス
クリードの加熱装置であって、前記熱風式のバーナーか
らの熱風を前記メインスクリードに沿って導く第1の煙
道(23)が前記メインスクリードの長手方向に沿って
設けられ、前記熱風式のバーナーは第1の煙道の一端に
設けられ、第1の煙道は前記補助スクリードに接続用の
ダクト(30)を介して連通され、前記接続用のダクト
は、前記第1の煙道に対して略直交するように配置され
その一端を該第1の煙道に接続されると共に他端を補助
スクリー ト゛ 側へ突出された分岐用ダクト(30a)と、
該分岐用ダクトの他端が貫通するスライド基板(30
b)に対し分岐用ダクトの他端を含んだ状態でスライド
自在に係合するスライドダクト(30c)と、該スライ
ドダクトと前記第2の煙道とを連通させる連通用ダクト
(30d)とから成り、前記スライドダクトと前記連通
用ダクトとが前記補助スクリードと一体的にスライドさ
れることを特徴とする。請求項3記載の発明では、メイ
ンスクリード(21)に隣接して補助スクリード(2
2)がスライド自在に設けられ、前記メインスクリード
を加熱する熱風式 のバーナー(24)の熱風を補助スク
リードにも導いて該補助スクリードを加熱するスクリー
ドの加熱装置であって、前記熱風式のバーナーからの熱
風を前記メインスクリードに沿って導く第1の煙道(2
3)が前記メインスクリードの長手方向に沿って設けら
れるとともに、前記補助スクリードに沿って第2の煙道
(27)が設けられ、第1の煙道と第2の煙道とは接続
用のダクト(30)を介して連通され、前記熱風式のバ
ーナーは前記第1の煙道の一端に設けられ、前記接続用
のダクトは、前記第1の煙道に対して略直交するように
配置されその一端を該第1の煙道に接続されると共に他
端を補助スクリー ト゛ 側へ突出された分岐用ダクト(30
a)と、該分岐用ダクトの他端が貫通するスライド基板
(30b)に対し分岐用ダクトの他端を含んだ状態でス
ライド自在に係合するスライドダクト(30c)と、該
スライドダクトと前記第2の煙道とを連通させる連通用
ダクト(30d)とから成り、前記スライドダクトと前
記連通用ダクトとが前記補助スクリードと一体的にスラ
イドされることを特徴とする。請求項4記載の発明で
は、メインスクリード(21)に隣接して補助スクリー
ド(22)がスライド自在に設けられ、前記メインスク
リードを加熱する熱風式のバーナー(24)の熱風を補
助スクリードにも導いて該補助スクリードを加熱するス
クリードの加熱装置であって、前記熱風式のバーナーか
らの熱風を前記メインスクリードに沿って導く第1の煙
道(23)が前記メインスクリードの長手方向に沿って
設けられるとともに、前記補助スクリードに沿って第2
の煙道(27)が設けられ、第1の煙道と第2の煙道と
は接続用のダクト(30)を介して連通され、前記熱風
式のバーナーは前記第1の煙道の一端に設けられ、前記
第2の煙道の前記補助スクリードに対向する部分には、
前記接続用のダクトとの接続部分から第2の煙道の離間
側端部にかけて、開口面積が漸次増す開口(31)が形
成され、前記接続用のダクトは、前記第1の煙道に対し
て略直交するように配置されその一端を該第1の煙道に
接続されると共に他端を補助スクリー ト゛ 側へ突出された
分岐用ダクト(30a)と、該分岐用ダクトの他端が貫
通するスライド基板(30b)に対し分岐用ダクトの他
端を含んだ状態でスライド自在に係合するスライドダク
ト(30c)と、該スライドダクトと前記第2の煙道と
を連通させる連通用ダクト(30d)とから成り、前記
スライドダクトと前記連通用ダク トとが前記補助スクリ
ードと一体的にスライドされることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るスクリードの加熱装置
を備えたアスファルトフィニッシャの全体側面図、図2
はスクリードの平面図、図3はスクリードの背面図であ
る。図1において符号10は、操向車輪11と駆動車輪
12とを備える走行車輌である。走行車輌10の前部に
はホッパ13が設けられ、このホッパ13に投入された
アスファルト合材はホッパ13下部の開口から排出さ
れ、バーフィーダ及びスクリューによって走行車輌10
の後方並びに幅方向へそれぞれ送り出される。そして、
上記のように送り出されたアスファルト合材は走行車輌
1の後部に設けられたスクリード20によって平に敷き
均される。
【0008】スクリード20は、図2及び図3に示すよ
うに、メインスクリード21と、該メインスクリード2
1に隣接して配置されかつ走行車輌1の側方へスライド
自在に設けられた補助スクリード22とから構成され
る。補助スクリード22のスライド構造としては、例え
ば、補助スクリード22に2本の平行パイプが補助スク
リードの長手方向に沿って取り付けられ、この平行パイ
プがメインスクリード21側に設けられたガイドによっ
てスライド自在に案内される構造が挙げられる。なお、
このスライド構造は従来公知の構造である。メインスク
リード21は、一つであってもあるいは2つに分割され
たものでもよく、2つに分割されている場合にはそれら
分割部分にそれぞれ補助スクリードが付設されるのが通
例である。
【0009】メインスクリード21には第1の煙道23
がメインスクリード21の長手方向に沿って設けられて
いる。第1の煙道23の一端は熱風式のバーナー24が
取り付けられ、第1の煙道23の他端は図示せぬ蓋部材
で閉塞されている。第1の煙道23の長手方向両端部の
下面(メインスクリード本体に対向する部分)にはそれ
ぞれ小片状の板部材(図示せぬ)が接合され、取付ボル
ト(図示せぬ)により第1の煙道23をメインスクリー
ド21に取り付けている。また、メインスクリード本体
は板状に形成されていて、これに対向する第1の煙道2
3の下面部には多数の孔が形成され、これら孔を介して
熱風が第1の煙道23からメインスクリード本体へ吹き
付けられるようになっている。熱風式のバーナー24と
しては、例えば、燃料を燃焼ノズルまで導いてそこで燃
焼させるとともに、燃焼ノズル部分に空気を圧送するブ
ロアを備えた構造のものがある。
【0010】前記補助スクリード22には第2の煙道2
7が補助スクリード22に沿って設けられている。第1
の煙道23と第2の煙道27とは、接続用のダクト30
を介して連通されている。前記接続用のダクト30は、
前記第1の煙道23に対して略直交するように配置さ
れ、その一端を第1の煙道23に接続されると共に他端
を補助スクリード22側へ突出された分岐用ダクト30
aと、該分岐用ダクト30aの他端が貫通するスライド
基板30bに対し分岐用ダクト30aの他端を含んだ状
態でスライド自在に係合するスライドダクト30cと、
該スライドダクト30cと前記第2の煙道とを連通させ
る連通用ダクト30dとから構成されている。
【0011】前記分岐用ダクト30aは、第1の煙道2
3に挿入されて接続される一端が斜めにカットされて熱
風が侵入し易いようになっており、分岐用ダクト30a
の他端は図6に示すように前記スライド基板30bを貫
通して該基板30bから所定長さ突出している。なお、
スライド基板30bは図示しないブラケットによってメ
インスクリード21に固定的に支持される。前記スライ
ドダクト30cは、略コ字状に形成されるとともに両端
がそれぞれ上方へ折り曲げられており、それら折り曲げ
られた両側縁の内、上側の側縁30ccはスライド基板
30bの上端に形成されたコ字状のガイド部30bbに
挿入されて走行車輌の側方へスライド自在とされてい
る。前記連通用ダクト30dは、スライドダクト30c
と前記第2の煙道27とを連通させ得るよう、両者のず
れ量に合わせて平面視く字状に形成されたものである。
連通用ダクト30dの第2の煙道27側の端部には連通
穴付きのフランジ30eが取り付けられ、フランジ30
eは補助スクリード22の端面に取り付けられた板材2
2aにボルト止めされている。すなわち、連通穴付きの
フランジ30eを介して連通ダクト30dは第2の煙道
27に連通されている。また、前記第2の煙道27の補
助スクリード本体に対向する部分(第2の煙道の下面)
には、前記接続用のダクト30との接続部分から第2の
煙道27の離間側端部(図2において左側端部)にかけ
て、開口面積が漸次増す3角形状の開口31が形成され
ており、この開口31を介して第2の煙道27内の熱風
が補助スクリード本体へ吹き付けられるようになってい
る。
【0012】次に、上記構成のスクリードの加熱装置の
作用について説明する。図示しないスイッチがオンにな
ると、熱風式のバーナー24から熱風が第1の煙道23
に吐出される。吐出された熱風は、第1の煙道23の下
面部に形成された多数の孔からメインスクリード本体に
向けて吹き出され、これによってメインスクリード21
が略均一に加熱される。
【0013】一方、第1の煙道23に吐出された熱風の
一部は分岐用ダクト30aに流入し、そこからスライド
ダクト30c及び連通用ダクト30dを経て第2の煙道
27に導かれ、この第2の煙道27の下面部に形成され
た開口31を介して補助スクリード本体に向けて熱風が
吹き出される。これによって、補助スクリード22につ
いても熱風により略均一に加熱される。また、補助スク
リード22は舗装する道路幅等によって、図2及び図3
に示すように収納状態に限らず、図4及び図5に示すよ
うに側方へ張り出した状態にもなるが、このように張り
出した状態のときでも熱風によって略均一に加熱するこ
とができる。
【0014】すなわち、補助スクリード22が収納状態
あるいは張出状態いずれにあっても、第1の煙道23か
ら分岐用ダクト30aに熱風が導かれ、さらに該分岐用
ダクト30aからスライドダクト30cへ導かれる。こ
こで、スライドダクト30cは補助スクリード22と一
体的にスライドするが、このとき、スライドダクト30
cの上側の側縁30ccはスライド基板30bの上端に
形成されたコ字状のガイド部30bbに挿入されている
ので、ここから熱風が外部に漏れることはない。また、
下側の側縁30cdは図6に示すように内側へ折り曲げ
られて、スライド基板30bとメインスクリード21と
の接合部分に当接しており、ここから熱風が漏れるのも
防止している。このため、スライドダクト30cへ導か
れた熱風は、そこから速やかに連通用ダクト30dを経
て第2の煙道27に導かれる。ここで、第2の煙道27
の下面には、前記接続用のダクト30との接続部分から
図2における第2の煙道27の左側端部にかけて開口面
積が漸次増す3角形状の開口31が形成されており、こ
の3角形状の開口31を介して第2の煙道27内の熱風
を補助スクリード本体へ吹き付けており、これにより、
補助スクリード本体をより均一に加熱することができる
ものとなっている。つまり、第2の煙道27では、該第
2の煙道の先端側(図2における左端側)の熱風の温度
が接続用ダクト30との接続された部分の熱風の温度に
比べて低くなる傾向にあるが、この実施形態では、第2
の煙道の先端側からの熱風の供給量を増やしてそれを補
っている。
【0015】また、補助スクリード22が図2及び図3
に示すように収納状態になっているときは、同図中矢印
に示すように、分岐用ダクト30aからスライドダクト
30cの一部のみを経て連通用ダクト30dを介し第2
の煙道27へ導かれる。このように、スライドダクト3
0cの一部を経るだけであるので、スライドダクト30
cを無駄に加熱することがなく、結果的に、補助スクリ
ード22を効率よく加熱することができる。
【0016】<本発明の他の適用例>本発明は上記した
実施の形態に限定されるものではなく、例えば、次のよ
うな変形が可能である。 上記した実施の形態では、第1の煙道23と第2の
煙道27とを、スライドダクト30c等からなる接続用
のダクト30を介して連通しているが、接続用のダクト
30は何らこれに限られることなく、伸縮自在あるいは
変形自在なフレキシブルダクトにより構成しても良い。 また、上記した実施の形態では、アスファルトフィ
ニッシャに取り付けられるスクリードの加熱装置を例に
あげて説明しているが、スクリードが取り付けられる装
置は勿論アスファルトフィニッシャに限られることはな
い。 また、上記した実施の形態では、第2の煙道27に
熱風を導入して補助スクリード22を加熱しているが、
第2の煙道27を設けず、直接、接続用のダクト30か
らの熱風を補助スクリードに当てて加熱してもよい。 さらに、上記した実施の形態では、第2の煙道27
の下面に先端側に拡がる3角形状の開口31を設け、こ
の開口31から熱風を吹き出させているが、開口31の
形状はこれに限られることなく、丸孔あるいは4角形状
の孔を多数設けても良い。ただし、第2の煙道27の先
端側に向かうに従い漸次開口面積が増えるようにするの
が好ましい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メインスクリードを加熱する熱風式のバーナーの熱風を
補助スクリードにも導いて補助スクリードを加熱するか
ら、補助スクリードを均一に加熱することができ、ま
た、補助スクリードの熱源を別途設ける必要がないこと
からメンテナンス性に優れ、しかも、安全性の面でも優
れる。また、熱風式のバーナーからの熱風を前記メイン
スクリードに沿って設けられた第1の煙道に導き、さら
に、第1の煙道を接続用のダクトを介して補助スクリー
ドに連通するようにすれば、第1の煙道をメインスクリ
ード加熱用としてのみ用いるのではなく、補助スクリー
ド加熱用熱風通路としても利用しているので、部品の兼
用が図れ、その分部品点数が少なくなり、コストダウン
が図れる。また、メインスクリードに沿って設けられる
第1の煙道と、補助スクリードに沿って設けられる第2
の煙道とを接続用のダクトを介して連通するようにすれ
、メインスクリードを加熱するための熱風を補助スク
リード加熱用として効率よく利用することができる。
、第2の煙道の補助スクリードに対向する部分に、接
続用のダクトとの接続部分から第2の煙道の離間側端部
にかけて、開口面積が漸次増す開口を形成するようにす
れば、より一層、補助スクリードを均一に加熱すること
ができる。また、接続用のダクトを、第1の煙道に対し
て略直交する分岐用ダクトと、該分岐用ダクトの他端が
貫通するスライド基板に対してスライド自在に係合する
スライドダクトと、スライドダクトと第2の煙道とを連
通させる連通用ダクトとにより構成すれば、補助スクリ
ードのスライド位置に係わりなく、メインスクリードを
加熱用の熱風を補助スクリード加熱用に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスクリードの加熱装置を備える
アスファルトフィニッシャの概略構成を示す側面図であ
る。
【図2】 上記スクリードの加熱装置を示す平面図であ
る。
【図3】 図2のX方向からみた背面図である。
【図4】 補助スクリードが側方へ張り出した状態を示
す平面図である。
【図5】 補助スクリードが側方へ張り出した状態を示
す背面図である。
【図6】 図4のYーY線に沿う断面図である。
【図7】 従来の本発明に係るスクリードの加熱装置を
備えるアスファルトフィニッシャの概略構成を示す平面
図である。
【符号の説明】
10 走行車輌 20 スクリード 21 メインスクリード 22 補助スクリード 23 第1の煙道 24 熱風式のバーナー 27 第2の煙道 30 接続用のダクト 30a 分岐用ダクト 30b スライド基板 30c スライドダクト 30d 連通用ダクト 31 開口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−300813(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 19/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインスクリード(21)に隣接して補
    助スクリード(22)がスライド自在に設けられ 前記メインスクリードを加熱する熱風式のバーナー(2
    4)の熱風を補助スクリードにも導いて該補助スクリー
    ドを加熱するスクリードの加熱装置であって、 前記熱風式のバーナーからの熱風を前記メインスクリー
    ドに沿って導く第1の煙道(23)が前記メインスクリ
    ードの長手方向に沿って設けられるとともに、前記補助
    スクリードに沿って第2の煙道(27)が設けられ、第
    1の煙道と第2の煙道とは接続用のダクト(30)を介
    して連通され、前記熱風式のバーナーは前記第1の煙道
    の一端に設けられ、 前記第2の煙道の前記補助スクリードに対向する部分に
    は、前記接続用のダクトとの接続部分から第2の煙道の
    離間側端部にかけて、開口面積が漸次増す開口(31)
    が形成されていることを特徴とするスクリードの加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 メインスクリード(21)に隣接して補
    助スクリード(22)がスライド自在に設けられ、 前記メインスクリードを加熱する熱風式のバーナー(2
    4)の熱風を補助スクリードにも導いて該補助スクリー
    ドを加熱するスクリードの加熱装置であって、 前記熱風式のバーナーからの熱風を前記メインスクリー
    ドに沿って導く第1の煙道(23)が前記メインスクリ
    ードの長手方向に沿って設けられ、前記熱風式のバーナ
    ーは第1の煙道の一端に設けられ、第1の煙道は前記補
    助スクリードに接続用のダクト(30)を介して連通さ
    れ、 前記接続用のダクトは、前記第1の煙道に対して略直交
    するように配置されその一端を該第1の煙道に接続され
    ると共に他端を補助スクリー ト゛ 側へ突出された分岐用ダ
    クト(30a)と、該分岐用ダクトの他端が貫通するス
    ライド基板(30b)に対し分岐用ダクトの他端を含ん
    だ状態でスライド自在に係合するスライドダクト(30
    c)と、該スライドダクトと前記第2の煙道とを連通さ
    せる連通用ダクト(30d)とから成り、 前記スライドダクトと前記連通用ダクトとが前記補助ス
    クリードと一体的にスライドされることを特徴とするス
    クリードの加熱装置。
  3. 【請求項3】 メインスクリード(21)に隣接して補
    助スクリード(22)がスライド自在に設けられ、 前記メインスクリードを加熱する熱風式のバーナー(2
    4)の熱風を補助スクリードにも導いて該補助スクリー
    ドを加熱するスクリードの加熱装置であって、 前記熱風式のバーナーからの熱風を前記メインスクリー
    ドに沿って導く第1の煙道(23)が前記メインスクリ
    ードの長手方向に沿って設けられるとともに、前記補助
    スクリードに沿って第2の煙道(27)が設けられ、第
    1の煙道と第2の煙道とは接続用のダクト(30)を介
    して連通され、前記熱風式のバーナーは前記第1の煙道
    の一端に設けられ、 前記接続用のダクトは、前記第1の煙道に対して略直交
    するように配置されその一端を該第1の煙道に接続され
    ると共に他端を補助スクリー ト゛ 側へ突出された分岐用ダ
    クト(30a)と、該分岐用ダクトの他端が貫通するス
    ライド基板(30b)に対し分岐用ダクトの他端を含ん
    だ状態でスライド自在に係合するスライドダクト(30
    c)と、該スライドダクトと前記第2の煙道とを連通さ
    せる連通用ダクト(30d)とから成り、 前記スライドダクトと前記連通用ダクトとが前記補助ス
    クリードと一体的にスライドされることを特徴とするス
    クリードの加熱装置。
  4. 【請求項4】 メインスクリード(21)に隣接して補
    助スクリード(22)がスライド自在に設けられ、 前記メインスクリードを加熱する熱風式のバーナー(2
    4)の熱風を補助スクリードにも導いて該補助スクリー
    ドを加熱するスクリードの加熱装置であって、 前記熱風式のバーナーからの熱風を前記メインスクリー
    ドに沿って導く第1の煙道(23)が前記メインスクリ
    ードの長手方向に沿って設けられるとともに、前記補助
    スクリードに沿って第2の煙道(27)が設けられ、第
    1の煙道と第2の煙道とは接続用のダクト(30)を介
    して連通され、前記熱風式のバーナーは前記第1の煙道
    の一端に設けられ、 前記第2の煙道の前記補助スクリードに対向する部分に
    は、前記接続用のダクトとの接続部分から第2の煙道の
    離間側端部にかけて、開口面積が漸次増す開口(31)
    が形成され、 前記接続用のダクトは、前記第1の煙道に対して略直交
    するように配置されその一端を該第1の煙道に接続され
    ると共に他端を補助スクリー ト゛ 側へ突出された分岐用ダ
    クト(30a)と、該分岐用ダクトの他端が貫通するス
    ライド基板(30b)に対し分岐用ダクトの他端を含ん
    だ状態でスライド自在に係合するスライドダクト(30
    c)と、該スライドダクトと前記第2の煙道とを連通さ
    せる連通用ダクト(30d)とから成り、 前記スライドダクトと前記連通用ダクトとが前記補助ス
    クリードと一体的にスライドされることを特徴とするス
    クリードの加熱装置。
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