JP3175544U - カップインソールジェル製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行時において、自然に足指で掴む動作を容易に行うことができ、かつ足裏をアーチ形状に保持することも可能で有り、これにより足の本来の機能及び形状を取り戻すことが可能なカップインソールジェル製品を提供する。
【解決手段】透明なジェルからなるカップインソール本体2の表面を布地または繊維材で被覆する。また、その裏側の爪先部位及び踵部位に、各々ハニカム構造部7a、7bを形成し、そして踵部位の該ハニカム構造部の周囲に補強部4を設ける。また該カップインソール本体は硬度が5乃至20である点を基本とする一方、前記補強部は硬度がその基本硬度よりも2乃至10程度、高くする。さらに前記カップインソール本体は、その表側に、幾つかの点状盛り部5からなる隆起部を形成し、該幾つかの点状盛り部は、踵部位の爪先寄りの箇所から、第1指の付け根若しくは第2指の付け根或いはそれらの間の部分に向かって彎曲線状に一列に配する。
【選択図】図1

Description

本考案は、カップインソールジェル製品、特に起立時及び歩行時に、足の本来有する形状を保持し、かつ足指を使うことにより、足の本来有する機能を発揮することで、楽でかつ正しい姿勢及び歩行を達成するように改良されたカップインソールジェル製品に関する。
本出願人は、履物の履用時に足への負担を軽減するために、歩行時の衝撃を吸収し、クッション性を高め、かつインソール表面での足のずれを防止する等の機能を有するジェルインソールとするべく、例えば、実用登録第3166083号公報において、上面に軟質の第一ジェル体及び下面に硬質の第二ジェル体とを積層し、踵部にハニカム型凹構造物を形成してなるインソールを提案している。
ところで、特に近年、ヒトは履物の履用により足指の動きが制限されるとともに、靴中底が平らなために、足指を曲げて地面を掴む動きをしながら歩行することが非常に少なくなり、これにより、歩行時に足指で地面を掴む等の機能を十分使わないまま足指や足裏の筋肉が低下し、また足の横及び縦のアーチ形状が保てず、この結果、偏平足、外反母趾、内反小趾、浮き指等の足の形状の疾患が生じやすくなっていると思われる。さらに、歩行時に足指で地面(靴中敷表面)を掴めないので踵重心になり、姿勢が悪くなることで、腰痛、肩こり等の疾患も生じるようになっている。そのため、正しい姿勢及び歩行を行える、即ち足指が動き、地面(インソール表面)を掴む動きを自然に行えるカップインソールが求められている。
この観点に関連して、例えば、足の指の付け根から第一間接部までの部位に足の付け根の形状に沿って、山なりに隆起した滑り止めを設けた靴の中敷が公開されている(特開2006−204843号公報)。この中敷は、これを装着した履物を履用した場合、地面を掴もうとして曲がった足指が隆起部に当たり、足の裏で地面を掴んだのと同様の状態になるというものである。
実用新案登録第3166083号公報 特開2006−204843号公報
しかし、上記提案の中敷は、カップインソールではなく、ましてやジェル体から構成されているものではない。つまり、従来の固い中敷材料から作られており、衝撃吸収性能及びクッション性に劣るものであった。また、隆起した滑り止め部は横幅が広いため、足指を曲げて引っ掛けることはできるものの、足を横及び縦のアーチ形状に保持するという点において、改善できるものではなかった。
そこで、本考案は、歩行時において、自然に足指で掴む動作を容易に行うことができ、かつアーチ形状に保持することも可能であり、これにより足の本来の形状及び機能を取り戻すことが可能なカップインソールジェル製品を提供することを目的とする。また、本考案は、長時間使用しても足が痛くならず、足の疲労を軽減できるカップインソールジェル製品を提供することを目的とする。
本考案は、
透明なジェルからなるカップインソール本体の表面に布地または繊維材が被覆されてなるカップインソールジェル製品であって、
該カップインソール本体は、その裏側の爪先部位及び踵部位に、各々ハニカム構造部を形成し、そして踵部位の該ハニカム構造部の周囲に補強部を設けてなること、
また該カップインソール本体は硬度が5乃至20である点を基本とする一方、前記補強部は硬度がその基本硬度よりも2乃至10程度より高いこと、
さらに前記カップインソール本体は、その表側に、幾つかの点状盛り部からなる隆起部を形成し、該幾つかの点状盛り部は、踵部位の爪先寄りの箇所から、第1指の付け根若しくは第2指の付け根或いはそれらの間の部分に向かって彎曲線状に一列に並んでいること
を特徴とする、カップインソールジェル製品に関する。
このカップインソールジェル製品において、隆起部は、好ましくは4個乃至12個の点状盛り部からなり、また点状盛り部は、略半球体形状、ハート体形状、半楕円球体形状、または花柄体形状をなすのが好ましい。隆起部は、カップインソール本体前側の最先頭の点状盛り部からカップインソール本体後側の最後尾の点状盛り部までについて、隣り合う点状盛り部同士においてより先頭側の点状盛り部の高さがより後尾側の点状盛り部の高さと等しいか或いはそれよりもより高くなっているものが好ましく、そしてカップインソール本体前側の最先頭の点状盛り部とこれに続く次の点状盛り部との間隔が、該次の点状盛り部とその他の点状盛り部との間隔及びその他の点状盛り部同士の間隔よりもより狭いものとなっているものがより好ましい。
この隆起部は、3mm乃至10mmの高さを有するものであることがこのましい。
特に、前記カップインソール本体は、硬度10乃至15の透明エラストマー材からなることが好ましい。
本考案のカップインソールジェル製品を装着した履物を履用した場合、カップインソール本体表面の幾つかの点状盛り部からなる隆起部により足裏が支持されることによって、足の本来の形状、即ち足の横及び縦のアーチ形状を保持することが可能になる。そして、歩行時に、隆起部、特に最先頭の点状盛り部を掴む動きが自然に行えるので、足指及び足裏の筋肉が鍛えられる。こうして、本来の足の形状及び機能が整えられ、楽で正しい姿勢及び歩行が可能となる。そして、姿勢が悪くなることで生じる腰痛等の疾患も予防できる。
また、カップインソールジェル製品の隆起部は、歩行時に体重がかかる部位に沿って配置されているので、歩行時に体重移動を意識でき、かつ隆起部を足指で掴んで地面を蹴り上げるので、無駄のないきれいな姿勢で歩行が可能となり、歩行時の疲労が少なくすることができる。
加えて、本考案のカップインソールジェル製品は、カップインソール本体の表面(足裏に接する面)が布地または繊維材に被覆された高度5乃至20のジェル体であり、かつ爪先部位及び踵部位にハニカム構造を設けてなるので、足当たりがよく、かつ歩行時の衝撃を吸収して足の疲労を軽減することができる。
そして、カップインソール本体の裏側(履物中底に接する面)に補強部を設けることによって、土踏まずの形状及び踵を支持することができる。これにより、安定した歩行を行うことができるので、長時間履用しても足に疲労を感じにくい。
図1(a)は実施例1のカップインソールジェル製品(右足側)の裏側の図である。図1(b)は実施例1のカップインソールジェル製品(右足側)の表面の図である。 図2(a)は実施例1のカップインソールジェル製品(右足側)の第5指側から見た側面図である。図2(b)は図1(a)のA−A’断面図である。図2(c)は図2(b)のE枠部分の拡大断面図である。 図3(a)は図1(b)のB−B’端面図である。図3(b)は図1(b)のC−C’端面図である 図4は図1(a)のD部分の拡大図である。 図5は足を置いた実施例1のカップインソールジェル製品(右足側)の模式図である。
本考案のカップインソールジェル製品は、靴等の履物に装着される。
カップインソール本体は、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の樹脂類、ポリイソプレンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム等の天然または合成ゴム等のジェルから成型される。衝撃吸収性の観点から、シリコンゴム、及びスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)エラストマー、スチレン−ブチレン−スチレン(SBS)エラストマー、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)エラストマー等のポリスチレン系エラストマーを用いることが好ましい。
カップインソール本体は、充分な柔軟性をあたえるために、本体の厚さが0.5mm乃至5mmであり、硬度が5乃至20の範囲、好ましくは硬度10乃至15の範囲から選択される。硬度5未満だとカップインソールジェル本体が柔らかくなり変形し易くなる。この場合、カップインソールジェル製品を装着した履物の履用時に、隆起部が変形してしまい足指で掴みにくなる、若しくは足裏を支えることができずに不安定となるので、歩行しにくくなる。また硬度が20より大きいと、カップインソールジェル製品は足裏の形状にあわせて変形することが難しくなり、足に違和感を感じてしまい、履き心地に劣るものとなる。ジェルの硬度は、例えばJIS K6253に準じてタイプAまたはEデュロメータにより測定される。
カップインソール本体は、表面(足裏に接する面)を布地または繊維材で被覆することができる。カップインソール本体表面を布地または繊維材で被覆することにより足あたりがよい。また、足裏全体にジェルが密着しないので夏場に足裏が蒸れてしまうことなく快適に履用できる。
さらに前記カップインソール本体は、その表側に、幾つかの点状盛り部からなる隆起部を形成してなる。
この幾つかの点状盛り部は、踵部位の爪先寄りの箇所から、第1指の付け根若しくは第2指の付け根或いはそれらの間の部分に向かって彎曲線状に一列に並んで設けられている。即ちこれら点状盛り部はインソール本体の長さ方向の中心線から足の内側に向かって曲がって並ぶ配列となっている。点状盛り部がこの様に配列することで、歩行時、点状盛り部に支えられるヒトの足は、足の本来の形状、即ち足の横及び縦のアーチ形状を保持することが可能になる。
また、歩行時に人の体重は踵から足裏の中心線を通って拇趾球、足指にかかる。この体重の移動にあわせて点状盛り部が配置されているので、ヒトは歩行時に正しい歩き方(体重移動の仕方)を意識して歩くことができる。そして、歩行時に足指が隆起部を掴むとき、隆起部に向けて足指が引き寄せられることで、足のアーチ形状をより確かに形成して地面を蹴り出すことができる。これにより足の本来の形状及び機能を取り戻せるのみでなく、余計な力がかからず、長時間楽に歩くことができる。
前記隆起部は、カップインソール本体前側の最先頭の点状盛り部からカップインソール本体後側の最後尾の点状盛り部までについて、隣り合う点状盛り部同士においてより先頭側の点状盛り部の高さがより後尾側の点状盛り部の高さと等しいか或いはそれよりもより高くなっていることが好ましい。
この様に高さを調節することで、カップインソールの後側から前側にかけて、徐々に高くなる足の横及び縦のアーチ形状を保持できる。そして、歩行時に踵から足先への体重移動がスムーズに行える。
この点状盛り部からなる隆起部の高さとしては、足指で掴めるように高さ1mm乃至15mm、好ましくは2mm乃至10mm、特に好ましくは3mm乃至8mmである。ここで、高さとはカップインソール本体の表面から隆起した部分の高さをいう。高さが1mmより低い場合、足指で掴みにくく、足のアーチ形状を保持できない。15mmより高くなると、靴の内部が狭くなり足先が圧迫されてしまい履物がきつく感じたり、隆起部によって足裏に痛みが生じたり、足指先側がカップインソール表面より浮き上がって踵重心となり姿勢が悪くなるおそれがある。
この点状盛り部は、カップインソール本体前側の最先頭の点状盛り部とこれに続く次の点状盛り部との間隔が、該次の点状盛り部とその他の点状盛り部との間隔及びその他の点状盛り部同士の間隔よりもより狭いものとなっていることが好ましい。先頭側にいくほど、歩行時に足裏の体重がかかる面積が狭くなるので、間隔を狭めた方が安定して歩行可能である。
この点状盛り部と隣の点状盛り部との間隔は0.5mm乃至5mm、例えば1mmから3mmである。点状盛り部は接していてもよく、また、二つ以上の点状盛り部が重なってひょうたん型のような連なった形状若しくは全て併せて1つの盛り上がり形状でもよい。
また、隆起部の形状は踏んでも痛みを生じない形状であればよく、例えば略半球体形状、ハート体形状、半楕円球体形状、または花柄体形状等の図柄でもよい。
また、本考案のカップインソールジェル製品は、カップインソール本体の裏側(靴中底に接する面)の爪先部位及び踵部位にハニカム構造部を形成する。
ハニカム構造部としては、着地の衝撃でひしゃげるが、その弾性により元の形状に復原することにより、衝撃を緩和する能力を充分に発揮する範囲内で、ジェル体のゴム硬度、ハニカム構造部の骨格壁の厚さ、骨格の対辺もしくは対角距離、深さを適宜調節できる。例えば、骨格壁の厚さを0.5乃至2.5mm、骨格の対角距離を3.0乃至8.0mm、骨格の対辺距離を2.5乃至7.0mm、深さを1.0乃至5.0mm等に形成したハニカム構造部があげられる。
また、ハニカム構造部は正六角形構造が連続した形状に限らず、衝撃緩衝能を有する範囲で、例えば、正方形、正三角形、平行六角形等の構造が連続した構造を形成してもよい。
また、本発明のカップインソールジェル製品は踵部位のハニカム構造部の周囲に該カップインソール本体より高い硬度を有する補強部を形成することができる。補強部としては、カップインソール本体と同じ材質で成型することができる。また、この補強部は土踏まず部位まで延設されていてもよい。
この様に踵部位の構造を設計することで、まず歩行の際の接地時にかかる踵への強い衝撃を硬度の高い補強部が変形することにより吸収し、ついで残りの衝撃をハニカム構造部がひしゃげることによって吸収できる。ハニカム構造部がひしゃげても、補強部が周囲に形成されていることで、足の踵はしっかり保持される。即ち、補強部を踵部位の周囲に設けることにより、カップインソール本体が柔らかくても、ヒールカップ形状を安定化させることができる。これにより、歩行時に衝撃を吸収できかつ踵が安定するので、足に負担
をかけずにきれいに歩くことができる。
また、補強部を土踏まず部位まで延設した場合、補強部により、足の土踏まずのアーチ形状が支持されるので疲労しにくいという利点がある。
補強部の硬度は踵及び土踏まず部位を支持できるように、カップインソール本体より適度に硬度が高ければよく、例えばカップインソールより2乃至10程度高いことが好ましい。この範囲より硬度が高くなると、かかと部分が固くなり歩行時の衝撃を吸収できなくなるおそれがあり、またこの範囲より硬度が低くなると、歩行時の強い衝撃で大きく変形してしまい、踵をしっかりと保持できなくなる可能性がある。
以下の例で本考案のカップインソールジェル製品をより詳細に説明するが、これらの例は本考案をある特定の態様に制限することを意図しない。
<実施例1>
実施例のカップインソールジェル製品を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例のカップインソールジェル製品1は履物の輪郭に沿って成型された硬度10のスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)エラストマーからなるカップインソール本体2と、該本体2の表面(足裏に接する面)に被覆した綿の布地3とを備えてなる。該本体2の裏側(中底に接する面)には、硬度15のスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)エラストマーからなる補強部4が形成されている。
図1、図2及び図5に示すように、カップインソール本体2は厚みT3〜3.5mm、長さL285mm、幅W99mmの寸法を有し、その表側に、踵部爪先寄りの箇所9から第1指の付け根と第2指の付け根との間11に向けて彎曲した曲線12上に間隔を空けて8個の半球体形状の点状盛り部(5a−5h)が配列されている。そして本体2の裏側には爪先部位8及び踵部位10にハニカム構造部7と、踵部位のハニカム構造部の周囲から土踏まず部位13にかけて2.5〜3mmの窪み部が形成されている。
図2(b)に示すように点状盛り部5a−5hは、カップインソール本体2の後側16の最後尾の点状盛り部5aからインソール本体前側15の先頭よりの点状盛り部5fまで、その高さ(H5a〜H5f)がH5a 3.0mm、H5b 3.7mm、H5c 4.6mm、H5d 5.8mm、H5e 7.2mm、H5f 9.0mmと順々に高く形成され、そして点状盛り部5fからインソール本体前側の最先頭の点状盛り部5hまでの高さH5f〜H5hが同じ高さに形成される。
図1(b)に示すように、点状盛り部5aと5bとの間隔6a、点状盛り部5bと5cとの間隔6b、点状盛り部5cと5dとの間隔6c、点状盛り部5dと5eとの間隔6d、点状盛り部5eと5fとの間隔6e、点状盛り部5fと5gとの間隔6fは3.0mmと等しく、そして点状5gと5hとの間隔6gはそれら間隔6a−6fより狭い1.0mmとなるように、点状盛り部5a〜5hは形成される。
また、図1(1)に示すように、インソール表面の裏側の爪先部位8及び踵部位10に、骨格厚さ1.2mm、骨格の対角距離5.56mm、深さ3mmの正六角形構造を並べたハニカム構造部7(7a、7b)を形成した。
そして、踵部位ハニカム構造(7b)の周囲から土踏まず部位13にわたって3.0mm〜3.5mmの補強部4を落し込み成型した。
インソール本体裏側の前側端部14に、足底のサイズに合わせて切り取ることでサイズを調節可能なカットライン8を0.5cmの間隔で設けた。また、ハニカム構造部または補強部の形成されていないカップインソール本体の裏側部に社名や製品名等の文字や図柄を設けることもできる。
実施例1で製造されたカップインソールジェル製品1を紳士用の革靴に装着し履用した
ところ、足裏がカップインソールジェル製品1に僅かに沈みこみ、踵及び土踏まずは補強部4によって支持され、そしてインソール本体表面に形成された点状盛り部5により足の横及び縦のアーチ形状が支持された。
そして、歩行した場合、着地時に踵が更にカップインソール本体2に沈み込み衝撃が吸収された。このとき、踵は補強部4に保持され、靴内でずれることなく、安定して着地することができた。更に踵から爪先に体重を移動させる際に、点状盛り部5を利用して踵、足の中央、拇指球と体重が移り、インソール前側の先頭部の点状盛り部5hを足指で掴んで、足の横アーチ形状がより確かに形成されたまま、楽に地面を蹴り上げることができるのを実感できた。
1 カップインソールジェル製品
2 カップインソール本体
3 綿の布地
4 補強部
5(5a−5h) 点状盛り部
6(6a−6g) 点状盛り部の間隔
7(7a、7b) ハニカム構造部
8 踵部位
9 踵部位より爪先寄りの箇所
10 爪先部位
11 第1指の付け根と第2指の付け根との間
12 彎曲した曲線
13 土踏まず部位
15 カップインソール本体前側
16 カップインソール本体後側

Claims (6)

  1. 透明なジェルからなるカップインソール本体の表面に布地または繊維材が被覆されてなるカップインソールジェル製品であって、
    該カップインソール本体は、その裏側の爪先部位及び踵部位に、各々ハニカム構造部を形成し、そして踵部位の該ハニカム構造部の周囲に補強部を設けてなること、
    また該カップインソール本体は硬度が5乃至20である点を基本とする一方、前記補強部は硬度がその基本硬度よりも2乃至10程度より高いこと、
    さらに前記カップインソール本体は、その表側に、幾つかの点状盛り部からなる隆起部を形成し、該幾つかの点状盛り部は、踵部位の爪先寄りの箇所から、第1指の付け根若しくは第2指の付け根或いはそれらの間の部分に向かって彎曲線状に一列に並んでいること
    を特徴とする、カップインソールジェル製品。
  2. 前記隆起部は、4個乃至12個の点状盛り部からなり、該点状盛り部は、略半球体形状、ハート体形状、半楕円球体形状、または花柄体形状をなす、請求項1記載のカップインソールジェル製品。
  3. 前記隆起部は、カップインソール本体前側の最先頭の点状盛り部からカップインソール本体後側の最後尾の点状盛り部までについて、隣り合う点状盛り部同士においてより先頭側の点状盛り部の高さがより後尾側の点状盛り部の高さと等しいか或いはそれよりもより高くなっていることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のカップイソールジェル製品。
  4. カップインソール本体前側の最先頭の点状盛り部とこれに続く次の点状盛り部との間隔が、該次の点状盛り部とその他の点状盛り部との間隔及びその他の点状盛り部同士の間隔よりもより狭いものとなっていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3記載のうち何れか一項記載のカップインソールジェル製品。
  5. 前記隆起部は、3mm乃至10mmの高さを有するものである。請求項1乃至請求項4のうち何れか一項記載のカップインソールジェル製品。
  6. 前記カップインソール本体は、硬度10乃至15の透明エラストマー材からなる、請求項1乃至請求項5のうち何れか一項記載のカップインソールジェル製品。
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