JP3174941U - スイッチモジュール - Google Patents

スイッチモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP3174941U
JP3174941U JP2012000543U JP2012000543U JP3174941U JP 3174941 U JP3174941 U JP 3174941U JP 2012000543 U JP2012000543 U JP 2012000543U JP 2012000543 U JP2012000543 U JP 2012000543U JP 3174941 U JP3174941 U JP 3174941U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base block
light emitting
switch
switch module
lead pins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012000543U
Other languages
English (en)
Inventor
輝男 松田
Original Assignee
セイミツ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイミツ工業株式会社 filed Critical セイミツ工業株式会社
Priority to JP2012000543U priority Critical patent/JP3174941U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3174941U publication Critical patent/JP3174941U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】スイッチモジュールのサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込み、それにより、顧客側で用意される押ボタンをその背後から十分に照明することができるスイッチモジュールを提供する。
【解決手段】ベースブロック10の上面にあって、押圧子20を挟んで対称的な2つの位置のそれぞれには、リードタイプの砲弾型発光ダイオード30が、そのリードピン30aのそれぞれを前記ベースブロックを上から下へと貫通させた状態で固定する。ベースブロック10の底部には、プリント配線基板片40を固定する。この基板片には、所定の端子数を有する差込式コネクタのコネクタ半体50と、開閉接点に対応する端子片のそれぞれ及び発光ダイオードに対応するリードピン30aのそれぞれに対応する接続孔40a,40bと、前記接続孔のそれぞれと前記コネクタ半体の端子との間を適宜に繋ぐ導体パターンとが設けられる。
【選択図】図1

Description

この発明は、各種構造の押ボタンスイッチに組み込まれて使用される共通部品としてのスイッチモジュールに関する。
押ボタンスイッチの設計にあたっては、動作形式(例えば、モメンタリ式、トグル式、等々)、回路形式(1回路、1接点等々)、最大定格(DC24V、50mA等々)、機能的性能(作動力、ストローク、ストッパ強度、端子強度等々)、及び電気的性能(接触抵抗、絶縁抵抗、耐電圧、バウンス等々)と言った様々な一般的設計仕様を考慮せねばならない。
一方、それらの設計仕様を満足したとしても、実際に顧客側の装置に組み込むにあたっては、顧客側装置とのインタフェースのために、押ボタンのサイズや形状と言った顧客側の多様な個別的設計仕様に対応せねばならない。
そこで、上述の一般的設計仕様については満足する一方、押ボタンのサイズや形状と言った顧客側の多様な個別的設計仕様については、任意に顧客側で対応可能とした共通部品として、スイッチモジュールが知られている。
このようなスイッチモジュールの一例(業務用ゲーム機の押ボタンスイッチに使用される)が図5〜図7に示されている。それらの図に示されるように、このスイッチモジュール1は、所定の高さ及び所定の平断面形状(この例では平断面矩形状)を有し、その内部には少なくとも接点機構(図示せず)が収容される合成樹脂製のベースブロック10と、このベースブロック10の上部外周面を水平に所定量だけ突出させてなるフランジ部10aと、ベースブロック10の上部外周面にあって、フランジ部10aから僅かに下方へ離隔した位置(つまり、支持プレートの厚み分下方へ離隔した位置)から、水平方向へと弾性的に付勢された状態に保持された1又は2以上(この例では背中合わせに2箇所)の抜止め突部10bとを有する(特に、図5参照)。
ベースブロック10の上面からは、接点機構を作動させるための押圧子20が垂直上方へと弾性的に付勢された状態に保持され、かつベースブロック10の底板10dからは、接点機構を構成する開閉接点(図6(a)参照)の両端にそれぞれ導通する2本の端子片60が突出されている。
そして、図6及び図7に示されるように、任意の支持プレート70上にあって、ベースブロック10の平断面形状に対応する取付穴70aに、ベースブロック10をその下端部側から差し込むことにより、フランジ部10aと抜止め突部10bとの間に、支持プレート70が狭持固定され、ベースブロック10の底板10dから突出する端子片60からスイッチ出力を導出し得るようになっている。また、顧客側で用意される押ボタン部材90が模式化して示されている。
ところで、昨今、ユーザの中には、この種のスイッチモジュール1を使用して照光式押ボタンスイッチを製作したいとする要望がある。このようなユーザの要望に的確に応えるためには、従前のスイッチモジュール1のサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込まねばならない。
従来より、小型の照光式押ボタンスイッチとしては、様々な構造のものが知られている(例えば、特許文献1、2、3参照)。しかしながら、このような構造の照光式押ボタンスイッチにあっては、発光素子としてチップタイプの素子が使用されているため、上述の基本構造を有するスイッチモジュールへの適用には、素子の配置や配線のために、大幅な設計変更が必要となる。
一方、発光素子としてリードタイプの砲弾型発光素子を使用する照光式押ボタンスイッチも知られている(特許文献4)。しかしながら、このような構造の照光式押ボタンスイッチにあっても、上述の基本構造を有するスイッチモジュールへの適用するためには、発光素子からの光を顧客側の押ボタンに導くためには、特別な開放構造を採用せねばならず、大幅な設計変更が必要となる。
特開平11−073837号公報 特開平05−334936号公報 特開2000−100274号公報 特開平11−073838号公報(図4参照)
この考案は、上述の問題点に着目してなされてものであり、その目的とするところは、従前のスイッチモジュールのサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込み、それにより、顧客側で用意される押ボタンをその背後から十分に照明することが可能なスイッチモジュール、並びに、そのようなスイッチモジュールを組み込んで構成された照光式押ボタンスイッチを提供することにある。
この考案の他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解できるであろう。
上述の技術的課題は、以下の構成を有する新規なスイッチモジュールにより解決することができる。
すなわち、このスイッチモジュールは、所定の高さ及び所定の平断面形状を有し、その内部には少なくとも接点機構が収容される合成樹脂製のベースブロック(10)と、前記ベースブロックの上部外周面を水平に所定量だけ突出させてなるフランジ部(10a)と、前記ベースブロックの上部外周面にあって、前記フランジ部から僅かに下方へ離隔した位置(つまり、支持プレートの厚み分下方へ離隔した位置)から、水平方向へと弾性的に付勢された状態に保持された1又は2以上の抜止め突部(10b)と、を有する。
前記ベースブロックの上面からは、前記接点機構を作動させるための押圧操作子(20)が垂直方向上方へと弾性的に付勢された状態に保持され、かつ前記ベースブロックの底部からは、前記接点機構を構成する開閉接点の両端にそれぞれ導通する端子片(60)が突出される。
任意の支持プレート(70)上にあって、前記ベースブロックの平断面形状に対応する取付穴(70a)に、前記ベースブロックをその下端部側から差し込むことにより、前記フランジ部と前記抜止め突部との間に、前記支持プレートが狭持固定され、前記ベースブロックの底部から突出する端子片からスイッチ出力を導出することができる。
前記ベースブロックの上面にあって、前記押圧子を挟んで対称的な2つの位置のそれぞれには、リードタイプの砲弾型発光ダイオード(30)が、そのリードピン(30a)のそれぞれを前記ベースブロックを上から下へと貫通させた状態で位置決め固定される。
前記ベースブロックの底部には、プリント配線基板片(40)が固定されると共に、前記プリント配線基板片には、所定の端子数を有する差込式コネクタのコネクタ半体(50)と、前記開閉接点に対応する端子片(60)のそれぞれ及び前記発光ダイオードに対応するリードピン(30a)のそれぞれに対応する接続孔(40a,40b)と、前記接続孔のそれぞれと前記コネクタ半体の端子との間を適宜に繋ぐ導体パターン(40−1〜4)とが設けられる。
このような構成によれば、発光素子のレイアウトは、単に、ベースブロック(10)の上面にあって、前記押圧操作子(20)を挟んで対称的な2つの位置のそれぞれに、リードタイプの砲弾型発光ダイオード(30)を、そのリードピン(30a)のそれぞれを前記ベースブロック(10)を上から下へと貫通させた状態で位置決め固定するだけであるから、精々リードピンが垂直に通過するスペースを確保する程度で、ベースブロック内部の構造それ自体は、従前のものと殆ど変更する必要はない。加えて、砲弾型発光ダイオード(30)はむき出し状態でかつ対称的配置であるため、顧客側で用意される押ボタンをその背後から十分な明るさで均一に照らすことが出来る。
また、その配線は、もともと底部に存在するスイッチ出力導出用の端子片下端部(60a)及び今回新設された発光素子用のリードピン下端部(30c)を、コネクタ半体(50)の対応する端子と基板上の導体パターン(40−1〜4)を介して適当に配線するものであるから、ベースブロックの内部には特別な設計変更を行う必要もない。しかも、スイッチ出力の導出並びに発光素子への信号供給は、すべて、差込式コネクタによるワンタッチ接続であるから、配線作業に手間取ることもない。
そのため、このような構成によれば、従前のスイッチモジュールのサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込み、それにより、顧客側で用意される押ボタンをその背後から十分に照明することが可能となる。
好ましい実施の形態においては、前記ベースブロック(10)の平断面形状が、矩形状であり、前記抜止め突部(10b)は、前記押圧子(20)を挟んで180度の関係に位置する2つ辺(P1,P2)に対応する側面のそれぞれに設けられ、かつその弾性は、ベースブロック側面に沿って上方へと突出する片持ち梁状突部の内側に位置するベースブロック側面に凹部(10d)を形成することによる内方への弾性撓曲作用により実現されており、前記発光ダイオードが、前記押圧子を挟んで180度の関係に位置する他の2つの辺(P3,P4)に対応する位置に設けられている、ものであってもよい。
好ましい実施の形態においては、前記発光ダイオード(30)が、2本のリードピン(30d)を有する単色発光ダイオードであり、前記開閉接点の回路数は、2本の端子片(60)を有する1回路であり、前記配線基板片上のコネクタ半体(50)の端子数が、少なくとも4端子以上であり、さらに前記プリント配線基板片(40)上の導体パターンが、前記2本の端子片(60)の内の第1及び第2の端子片を前記コネクタ半体(50)の第1及び第2のコネクタ端子(A,B)にそれぞれ導通させる導体パターン部分(40−1,40−2)と、前記2個の発光ダイオード(30)のアノード用リードピン同士又はカソード用リードピン同士を共通接続して第3のコネクタ端子(C)に導通させる導体パターン部分(40−3)と、前記2個の発光ダイオード(30)のカソード用リードピン同士又はアノード用リードピン同士を共通接続して第4のコネクタ端子(D)に導通させる導体パターン部分(40−4)とを有する、ものであってもよい。
別の一面から見たとき、本項案は、照光式押ボタンスイッチとして把握することもできる。
すなわち、この照光式押ボタンスイッチ(100)は、前記支持プレートとして機能する底板(80b)には、前記ベースブロック(10)の平断面形状に対応する取付穴(80a)が明けられ、かつ上面開口(80f)には、所定の上下ストローク範囲(S)で出没自在に押ボタン部材(90)が保持されたスイッチホルダ(80)と、前記スイッチホルダの底板に明けられた取付穴に挿入嵌合される上述のいずれかに記載のスイッチモジュール(1)とを具備し、前記押ボタン部材の押し下げ動作に連動して前記スイッチモジュールの押圧子(20)が押し下げられる、ものである。
照光式押ボタンスイッチの好ましい実施の形態においては、前記スイッチホルダの外周面にはネジ部(80c)が、また上縁部にはフランジ部(80d)が形成されている、ものであってもよい。
本考案によれば、従前のスイッチモジュールのサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込み、それにより、顧客側で用意される押ボタンをその背後から均一かつ十分に照明することが可能となる。
本発明に係るスイッチモジュールの構成図(その1)である。 本発明に係るスイッチモジュールの構成図(その2)である。 本発明に係るスイッチモジュールが組み込まれた押ボタンスイッチの構成図である。 図3に示される押しボタンスイッチのA矢視図である。 従来のスイッチモジュールの一例を示す構成図である。 従来のスイッチモジュールの取り付け方法の説明図(その1)である。 従来のスイッチモジュールの取り付け方法の説明図(その2)である。
以下に、この考案の好適な実施の一形態を添付図面(図1〜図4)を参照しながら詳細に説明する。
本考案に係るスイッチモジュールの構成図が図1に示されている。同図に示されるように、スイッチモジュール1は、所定の高さ及び所定の平断面形状(この例では平断面矩形状)を有し、その内部には少なくとも接点機構(図示せず)が収容される合成樹脂製のベースブロック10と、ベースブロック10の上部外周面を水平に所定量だけ突出させてなるフランジ部10aと、ベースブロック10の上部外周面にあって、フランジ部10aから僅かに下方へ離隔した位置(つまり、支持プレート70の厚み分下方へ離隔した位置)から、水平方向へと弾性的に付勢された状態に保持された1又は2以上(この例では2箇所)の抜止め突部10b(図4参照)とを有する。
ベースブロック10の上面からは、ベースブロック内部の接点機構(図示せず)を作動させるための押圧操作子20が垂直方向上方へと弾性的に付勢された状態に保持され、かつ前記ベースブロックの底部からは、接点機構を構成する開閉接点(図2(b)参照)の両端にそれぞれ導通する端子片60が突出される。この例では、押圧操作子20は、下側に位置する円筒部20aと上側に位置する突片部20bからなり、円筒部20aはベースブロック10の上部に延設されたガイドスリーブ10cに挿入され、出没自在に案内されている。
そして、任意の支持プレート70(図7参照)上にあって、ベースブロック10の平断面形状に対応する取付穴70a(図6(a)参照)に、ベースブロック10をその下端部側から差し込むことにより、フランジ部10aと抜止め突部10bとの間に、支持プレート70が狭持固定され、ベースブロック10の底部から突出する端子片下端部60aからスイッチ出力を導出可能となっている。
ベースブロック10の上面にあって、押圧操作子20を挟んで対称的な2つの位置のそれぞれには、リードタイプの砲弾型発光ダイオード30が、そのリードピン30aのそれぞれがベースブロック10を上から下へと貫通する状態で位置決め固定されている。
ベースブロック10の底部には、矩形状のプリント配線基板片40が固定されると共に、このプリント配線基板片40には、所定の端子数(この例では4個)を有する差込式コネクタのコネクタ半体50と、開閉接点(図2(b)参照)に対応する2本の端子片60のそれぞれに対応する2個の接続孔40bと、2個の砲弾型発光ダイオード30に対応する4本のリードピン30aのそれぞれに対応する4個の接続孔40aと、それらの接続孔40a,40bのそれぞれと前記コネクタ半体50の端子列50aとの間を適宜に繋ぐ導体パターン40−1〜4とが設けられる。
このような構成によれば、発光素子のレイアウトは、単に、ベースブロック10の上面にあって、前記押圧操作子20を挟んで対称的な2つの位置のそれぞれに、リードタイプの砲弾型発光ダイオード30を、そのリードピン30aのそれぞれを前記ベースブロック10を上から下へと貫通させた状態で位置決め固定するだけであるから、精々リードピンが垂直に通過するスペースを確保する程度で、ベースブロック内部の構造それ自体は、従前のものと殆ど変更する必要はない。加えて、砲弾型発光ダイオード30の発光部30aはむき出し状態でかつ対称的配置であるため、顧客側で用意される透明な押ボタン(図3の押ボタン部材90参照)をその背後から十分な明るさで均一に照らすことが出来る。
また、その配線は、もともと底部に存在するスイッチ出力導出用の端子片下端部60a及び今回新設された発光素子用のリードピン下端部30cを、コネクタ半体50の対応する端子列50aと基板片40上の導体パターン40−1〜4を介して適当に配線するものであるから、ベースブロックの内部には特別な設計変更を行う必要もない。しかも、スイッチ出力の導出並びに発光素子への信号供給は、すべて、差込式コネクタによるワンタッチ接続であるから、配線作業に手間取ることもない。
そのため、このような構成によれば、従前のスイッチモジュールのサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込み、それにより、顧客側で用意される押ボタン部材90(図7参照)をその背後から十分に明るく照明することが可能となる。
特に、この実施の形態においては、ベースブロック10の平断面形状が、矩形状であり、抜止め突部10bは、前記押圧操作子20を挟んで180度の関係に位置する2つ辺(P1,P2)に対応する側面のそれぞれに設けられ、かつその弾性は、ベースブロック側面に沿って上方へと突出する片持ち梁状突部の内側に位置するベースブロック側面に凹部10dを形成することによる内方への弾性撓曲作用により実現されており、前記発光ダイオード30が、前記押圧操作子20を挟んで180度の関係に位置する他の2つの辺(P3,P4)に対応する位置に設けられている(図2(a)参照)。したがって、図2(a)に示されるように、リードピン挿入孔10fは、上記の抜止め突部10bを回避して配置することができ、スイッチモジュールの基本構造を改変する必要もない。
また、この実施の形態においては、前記発光ダイオード30が、2本のリードピン30dを有する単色発光ダイオードであり、前記開閉接点の回路数は、2本の端子片60を有する1回路であり、前記配線基板片40上のコネクタ半体50の端子数が4端子であり、さらに前記プリント配線基板片40上の導体パターンが、以下の如き構成となっている。
すなわち、上記の導体パターンは、図2(b)に示されるように、2本の端子片60の内の第1及び第2の端子片を前記コネクタ半体50の第1及び第2のコネクタ端子(A,B)にそれぞれ導通させる導体パターン部分40−1,40−2と、前記2個の発光ダイオード30のアノード用リードピン同士又はカソード用リードピン同士を共通接続して第3のコネクタ端子(C)に導通させる導体パターン部分40−3と、前記2個の発光ダイオード30のカソード用リードピン同士又はアノード用リードピン同士を共通接続して第4のコネクタ端子(D)に導通させる導体パターン部分40−4とを有する。したがって、2個の発光ダイオード30を同時に点灯して、顧客側で用意される押ボタンをその背後から均一かつ十分に明るく照明することが可能となる。
別の一面から見たとき、本項案は、照光式押ボタンスイッチとして把握することもできる。
すなわち、この照光式押ボタンスイッチ100は、図3及び図4に示されるように、前記支持プレート70として機能する底板80bには、前記ベースブロック10の平断面形状に対応する取付穴80aが明けられ、かつ上面開口80fには、所定の上下ストローク範囲(S)で出没自在に押ボタン部材90が保持されたスイッチホルダ80と、前記スイッチホルダ80の底板80bに明けられた取付穴80aに挿入嵌合されるスイッチモジュール1とを具備し、前記押ボタン部材90の押し下げ動作に連動して前記スイッチモジュール1の押圧操作子20が押し下げられる、ようになっている。このスイッチホルダ80の外周面にはネジ部80cが、また上縁部にはフランジ部80dが形成されている。そのため、この照光式押ボタンスイッチ100は、ユーザ側が用意する図示しない支持プレートに明けられた円形穴に挿入嵌合させたのち、図示しないナットを介して固定することができる。
より具体的に説明すれば、スイッチホルダ80は、平断面が円形状であって、その上部開口80fには、下面が開口された透明な円筒状の押ボタン部材90が、ガイドスロット90cに案内されつつ出没自在に嵌合されている。この押ボタン部材90の内面側には、さらにボタン側押圧片90aが嵌合固定され、その中央部の下面には、下方突起部90bが形成されている。この下方突起部90bは、内部にスロットを有する中空体とされており、これにスイッチモジュール1の押圧操作子20の突片20bが嵌合される。そして、押ボタン部材90が押し下げられるのに連れて、スイッチモジュール1が作動するのである。
本考案のスイッチモジュールによれば、従前のスイッチモジュールのサイズや基本構造を大幅に変更することなく、当該モジュールに発光素子を組み込み、それにより、顧客側で用意される押ボタンをその背後から十分に照明することができ、それにより任意のボタン形状の照光式押ボタンスイッチを容易に実現することができる。
1 スイッチモジュール
10 ベースブロック
10a フランジ部
10b 抜止め突部
10c ガイドスリーブ
10d 底板
10f リードピン挿入孔
20 押圧操作子
20a 円筒部
20b 突片部
30 砲弾型発光ダイオード
30a 発光部
30b 発光基部
30c リードピン下端部
30d リードピン
40 プリント配線基板片
40a リードピン接続孔
40b 端子片接続孔
50 コネクタ半体
50a 端子列
60 端子片
60a 端子片下端部
70 支持プレート
70a 取付穴
80 スイッチホルダ
80a 取付穴
80b 下方突起部
80c ネジ部
80d フランジ部
80e ガイドスロット
80f 上部開口
80f 底板
90 押ボタン部材
90a ボタン側押圧片
90b 下向き突起部
90c ガイドスロット
90d フランジ部
90e 抜止め突起
100 照光式押ボタンスイッチ
S ストローク
P1〜P4 辺

Claims (5)

  1. 所定の高さ及び所定の平断面形状を有し、その内部には少なくとも接点機構が収容される合成樹脂製のベースブロック(10)と、
    前記ベースブロックの上部外周面を水平に所定量だけ突出させてなるフランジ部(10a)と、
    前記ベースブロックの上部外周面にあって、前記フランジ部から僅かに下方へ離隔した位置から、水平方向へと弾性的に付勢された状態に保持された1又は2以上の抜止め突部(10b)と、を有し、
    前記ベースブロックの上面からは、前記接点機構を作動させるための押圧子(20)が垂直方向上方へと弾性的に付勢された状態に保持され、かつ前記ベースブロックの底部からは、前記接点機構を構成する開閉接点の両端にそれぞれ導通する端子片(60)が突出され、
    任意の支持プレート(70)上にあって、前記ベースブロックの平断面形状に対応する取付穴(70a)に、前記ベースブロックをその下端部側から差し込むことにより、前記フランジ部と前記抜止め突部との間に、前記支持プレートが狭持固定され、前記ベースブロックの底部から突出する端子片からスイッチ出力を導出し得るようにしたスイッチモジュール(1)であって、
    前記ベースブロックの上面にあって、前記押圧子を挟んで対称的な2つの位置のそれぞれには、リードタイプの砲弾型発光ダイオード(30)が、そのリードピン(30a)のそれぞれを前記ベースブロックを上から下へと貫通させた状態で位置決め固定され、
    前記ベースブロックの底部には、プリント配線基板片(40)が固定されると共に、前記プリント配線基板片には、所定の端子数を有する差込式コネクタのコネクタ半体(50)と、前記開閉接点に対応する端子片(60)のそれぞれ及び前記発光ダイオードに対応するリードピン(30a)のそれぞれに対応する接続孔(40a,40b)と、前記接続孔のそれぞれと前記コネクタ半体の端子との間を適宜に繋ぐ導体パターンとが設けられている、ことを特徴とするスイッチモジュール。
  2. 前記ベースブロック(10)の平断面形状が、矩形状であり、
    前記抜止め突部(10b)は、前記押圧子(20)を挟んで180度の関係に位置する2つ辺(P1,P2)に対応する側面のそれぞれに設けられ、かつその弾性は、ベースブロック側面に沿って上方へと突出する片持ち梁状突部の内側に位置するベースブロック側面に凹部(10d)を形成することによる内方への弾性撓曲作用により実現されており、
    前記発光ダイオードが、前記押圧子を挟んで180度の関係に位置する他の2つの辺(P3,P4)に対応する位置に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチモジュール(1)。
  3. 前記発光ダイオード(30)が、2本のリードピン(30d)を有する単色発光ダイオードであり、前記開閉接点の回路数は、2本の端子片(60)を有する1回路であり、前記配線基板片上のコネクタ半体(50)の端子数が、少なくとも4端子以上であり、さらに前記プリント配線基板片(40)上の導体パターンが、
    前記2本の端子片(60)の内の第1及び第2の端子片を前記コネクタ半体(50)の第1及び第2のコネクタ端子(A,B)にそれぞれ導通させる導体パターン部分(40−1,40−2)と、
    前記2個の発光ダイオード(30)のアノード用リードピン同士又はカソード用リードピン同士を共通接続して第3のコネクタ端子(C)に導通させる導体パターン部分(40−3)と、
    前記2個の発光ダイオード(30)のカソード用リードピン同士又はアノード用リードピン同士を共通接続して第4のコネクタ端子(D)に導通させる導体パターン部分(40−4)とを有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチモジュール(1)。
  4. 前記支持プレートとして機能する底板(80b)には、前記ベースブロック(10)の平断面形状に対応する取付穴(80a)が明けられ、かつ上面開口(80f)には、所定の上下ストローク範囲(S)で出没自在に押ボタン部材(90)が保持されたスイッチホルダ(80)と、
    前記スイッチホルダの底板に明けられた取付穴に挿入嵌合される請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチモジュール(1)とを具備し、
    前記押ボタン部材の押し下げ動作に連動して前記スイッチモジュールの押圧子(20)が押し下げられる、ことを特徴とする照光式押ボタンスイッチ(100)。
  5. 前記スイッチホルダの外周面にはネジ部(80c)が、また上縁部にはフランジ部(80d)が形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の照光式押ボタンスイッチ(100)。
JP2012000543U 2012-02-03 2012-02-03 スイッチモジュール Expired - Fee Related JP3174941U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012000543U JP3174941U (ja) 2012-02-03 2012-02-03 スイッチモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012000543U JP3174941U (ja) 2012-02-03 2012-02-03 スイッチモジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3174941U true JP3174941U (ja) 2012-04-12

Family

ID=48002032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012000543U Expired - Fee Related JP3174941U (ja) 2012-02-03 2012-02-03 スイッチモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3174941U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047386A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 三和電子株式会社 押しボタン式スイッチ並びに操作盤
CN113380569A (zh) * 2021-06-15 2021-09-10 温州市大瓯电器有限公司 一种改进的按钮开关

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047386A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 三和電子株式会社 押しボタン式スイッチ並びに操作盤
CN113380569A (zh) * 2021-06-15 2021-09-10 温州市大瓯电器有限公司 一种改进的按钮开关

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4248563B2 (ja) プッシュスイッチ
EP2570721B1 (en) LED socket
KR100527567B1 (ko) 포인팅장치
WO2016107547A1 (zh) 一种具有良好手感的开关
US7202429B2 (en) Switch with light supported in operating member
US7564004B2 (en) Switch device
US2853565A (en) Printed circuit switch constructions
JP3174941U (ja) スイッチモジュール
JP2016004767A (ja) 押しボタンスイッチ
US9373462B2 (en) Push switch
US10453630B2 (en) Surface mount snap switch
US9024215B2 (en) Switch device
CN205211636U (zh) 一种改进的输入装置
US7312413B2 (en) Electronic device and key assembly thereof
JP2017117764A (ja) 押しボタンスイッチ、押しボタンスイッチユニット
JP5741739B1 (ja) 照光スイッチ及びキーボード
CN107230574B (zh) 按压开关结构
JP2008053139A (ja) 入力装置
CN210182265U (zh) 一种简式按键指示型开关
JP4151513B2 (ja) 照光式押しボタンスイッチ
JP2011148462A (ja) スイッチ一体型ledランプ装置
KR20100134239A (ko) 스위치 장치
CN218548272U (zh) 发光开关
WO2013114744A1 (ja) 接触部材
TWM452435U (zh) 按鈕開關之改良結構

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3174941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150321

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees