JP3174740U - 多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】スティックと親指のみで操作を行い、携帯電話の画面に指紋や皮脂等の付着を極力防止するマルチタッチ補助具を提供する。
【解決手段】使用者の親指の第一関節の部位に装着できるゴム製バンド部材11と、スティック部材12とから成る。スティック部材12の先端部分には導電性ゴムが設けられ、その先端からバンド部材11の取付位置までの長さを使用者の親指の先端から第一関節までの長さと同一又は長く形成する。スティック部材12を親指の爪上面に配置して装着することにより、スティック部材12の先端部と親指の先端部とでピンチアウト又はピンチイン操作を親指のみで行うことができる。更にバンド部材11に先端部が滑動性を有する導電性素材から成る第2スティック部材を前記スティック部材12と反対側に取り付けることにより、親指の先端を画面にタッチさせずにマルチタッチ操作が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】使用者の親指の第一関節の部位に装着できるゴム製バンド部材11と、スティック部材12とから成る。スティック部材12の先端部分には導電性ゴムが設けられ、その先端からバンド部材11の取付位置までの長さを使用者の親指の先端から第一関節までの長さと同一又は長く形成する。スティック部材12を親指の爪上面に配置して装着することにより、スティック部材12の先端部と親指の先端部とでピンチアウト又はピンチイン操作を親指のみで行うことができる。更にバンド部材11に先端部が滑動性を有する導電性素材から成る第2スティック部材を前記スティック部材12と反対側に取り付けることにより、親指の先端を画面にタッチさせずにマルチタッチ操作が可能となる。
【選択図】図1
Description
本考案は、多機能携帯電話(スマートフォン)の表示画面を操作するためのマルチタッチ補助具に関するものである。
現在、携帯電話に代わり、音声通話や電子メールによる通信機能は勿論のこと、パーソナルコンピュータ(PC)の機能を有し、インターネット接続機能、音楽、動画、ゲーム、及び個人情報管理等々について多様なフォーマットに対応する各種アプリケーション・プログラムもインストールできる多機能携帯電話(以下、「スマートフォン」という。)が爆発的な人気を博している。
このスマートフォンの表示画面は、タッチパネル方式で手の指によって画面にタッチして操作を行うものである。
その基本操作としては、1本の指で行う「タップ」、「ダブルタップ」、「フリック」及び「ドラッグ」等を挙げることができる。
また、2本の指で、例えば親指(第一指)と人差し指(第二指)を使用して行う「ピンチアウト」や「ピンチイン」の操作を挙げることができる。
その基本操作としては、1本の指で行う「タップ」、「ダブルタップ」、「フリック」及び「ドラッグ」等を挙げることができる。
また、2本の指で、例えば親指(第一指)と人差し指(第二指)を使用して行う「ピンチアウト」や「ピンチイン」の操作を挙げることができる。
タップというのは、PCのマウスのクリックに対応し、1本の指先で軽く触れる又は叩く操作を意味し、ダブルタップは、前記動作を2回行う操作で、PCのマウスで言うところのダブルクリックに対応するものである。また、フリックというのは、画面を指先で弾くように素早く動かす操作であり、PCでいうところのスクロールに対応する。
他方、2本の指で操作するピンチアウトは、例えば親指と人差し指を揃えて画面にタッチし、その間隔を広げて画面表示を拡大する操作を意味し、ピンチインという操作は、前記親指と人差し指の間隔を狭めるように移動することにより画面表示を縮小する操作を意味する。
他方、2本の指で操作するピンチアウトは、例えば親指と人差し指を揃えて画面にタッチし、その間隔を広げて画面表示を拡大する操作を意味し、ピンチインという操作は、前記親指と人差し指の間隔を狭めるように移動することにより画面表示を縮小する操作を意味する。
通常、スマートフォンを操作し使用する場合には、片手で操作することが多い。
前述の1本の指で操作するタップやダブルタップ等の操作では、第二指から第五指の4本の指と手の平でスマートフォン本体を保持し握ることができるが、ピンチアウトやピンチインの場合には、第三指から第五指の3本でスマートフォン本体を保持しなければならない。
この場合、3本の指のみで本体を保持するために、例えば電車等の乗物に載って操作する際には、本体を落としてしまうという危険性があったのである。
前述の1本の指で操作するタップやダブルタップ等の操作では、第二指から第五指の4本の指と手の平でスマートフォン本体を保持し握ることができるが、ピンチアウトやピンチインの場合には、第三指から第五指の3本でスマートフォン本体を保持しなければならない。
この場合、3本の指のみで本体を保持するために、例えば電車等の乗物に載って操作する際には、本体を落としてしまうという危険性があったのである。
そこで、本考案においては、上記のようなピンチアウトやピンチインのような2本の指で操作するマルチタッチ操作に際して、2本の指を使用せずに、第一指(親指)のみで、これらマルチタッチ操作を行うことができるようにするための補助具を提供することをその課題としている。
また、本考案においては、使用者によっては、表示画面に指紋や皮脂の付着を嫌う人も多くいるために、指の先端を画面に全く付着させずに、マルチタッチ操作を行うことができるようにすることもその課題となる。
更に、補助具を使用するための種々の課題をクリアすることも本考案の課題となる。
また、本考案においては、使用者によっては、表示画面に指紋や皮脂の付着を嫌う人も多くいるために、指の先端を画面に全く付着させずに、マルチタッチ操作を行うことができるようにすることもその課題となる。
更に、補助具を使用するための種々の課題をクリアすることも本考案の課題となる。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、使用者の第一指(親指)の第一関節の部位に装着できる伸縮自在のバンド部材と、このバンド部材と略直角方向に取り付けられたスティック部材とからなり、スティック部材は少なくともその先端部分が導電性素材からなり、スティック部材の先端からバンド部材の取付位置までの長さを、使用者の第一指の先端から第一関節までの長さと同一又は長く形成し、前記スティック部材を第一指の爪上面に配置して装着することにより、スティック部材の先端部と第一指の先端部とで、ピンチアウト又はピンチイン操作を第一指のみで行うことができる多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具である。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、前記スティック部材の先端部の導電性素材として、導電性ゴム等の滑り止め効果を有する素材を使用したことを特徴とする多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具である。
本考案の第3のものは、上記第1又は第2の考案において、前記バンド部材に更に第2スティック部材を取り付け、この第2スティック部材は、前記スティック部材と対向する反対側に設け、その少なくとも先端部分を滑動性を有する導電性素材から形成し、前記スティック部材を第一指の爪上面に配置し、前記第2スティック部材を第一指の爪と反対側の下側に配置して使用できることを特徴とする多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具である。
本考案の第4のものは、上記第1乃至第3のそれぞれの考案において、前記バンド部材が輪状ゴム製バンドから形成したことを特徴とする多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具である。
本考案の第5のものは、上記第1乃至第4のそれぞれの考案において、前記スティック部材及び第2スティック部材を導電性を有する硬質合成樹脂製の棒状体から形成したことを特徴とする多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具である。
本考案の第1のものにおいては、伸縮自在のバンド部材とスティック部材とから成り、バンド部材を第一指の第一関節の部位に装着することにより、スティック部材が第一指の爪上面に配置されることとなる。
そして、スティック部材の先端部から取付部位までの長さが第一指の先端部から第一関節までの長さよりも長く(同一を含む)形成している。
そして、スティック部材の先端部から取付部位までの長さが第一指の先端部から第一関節までの長さよりも長く(同一を含む)形成している。
これにより、スティック部材の先端部をスマートフォンの表示画面にタッチ(当接)させた状態で、第一指の先端部を第一関節を中心にして回動させることができるのである。
従って、スティック部材の先端を画面にタッチさせた状態で、第一指の先端部を画面にタッチして(マルチタッチ状態にして)指先を下側に移動させる(滑らせる)ことにより、スティック部材の先端部と第一指の先端部との間隔が広がることとなり、ピンチアウト操作が実行される。
従って、スティック部材の先端を画面にタッチさせた状態で、第一指の先端部を画面にタッチして(マルチタッチ状態にして)指先を下側に移動させる(滑らせる)ことにより、スティック部材の先端部と第一指の先端部との間隔が広がることとなり、ピンチアウト操作が実行される。
他方、ピンチイン操作の場合には、スティック部材の先端を画面にタッチさせた状態で、第一指の先端部を画面に触れない状態で第一関節を曲げて、この第一指の先端部を下方に折り曲げた状態で画面にタッチし、その後その指先を上に跳ね上げるように移動させる(滑らせる)ことによりピンチイン操作が実行されるのである。
このようにして、1本の親指のみによって、この補助具を使用することによりマルチタッチ操作が可能となり、スマートフォン本体を落としてしまうという問題を解消させることができるのである。
このようにして、1本の親指のみによって、この補助具を使用することによりマルチタッチ操作が可能となり、スマートフォン本体を落としてしまうという問題を解消させることができるのである。
尚、1本の指で操作可能な、タップやダブルタップ等の操作は、スティック部材の先端部又は親指の先端部の何れかで行うことができる。
スティック部材でこの操作を行えば、画面に指先の指紋や皮脂等が付着するという問題が防止できることとなる。
スティック部材でこの操作を行えば、画面に指先の指紋や皮脂等が付着するという問題が防止できることとなる。
本考案の第2のものにおいては、上記効果に加えて、スティック部材をより限定したものであって、かかるスティック部材の先端部を導電性素材として、導電性ゴム等の滑り止め効果を有する素材を使用したことを特徴とするものである。
これにより、ピンチアウト又はピンチイン操作をよりし易くするものである。
つまり、スティック部材の先端を画面にタッチした状態において、親指の先端を画面にタッチして下方向に移動させる際、又は、スティック部材の先端を画面にタッチした状態で、親指の先端を画面にタッチさせて上方側に弾くような動作を行う際に、スティック先端部が画面上で滑動しないようにすることができるのである。
これにより、ピンチアウト又はピンチイン操作をよりし易くするものである。
つまり、スティック部材の先端を画面にタッチした状態において、親指の先端を画面にタッチして下方向に移動させる際、又は、スティック部材の先端を画面にタッチした状態で、親指の先端を画面にタッチさせて上方側に弾くような動作を行う際に、スティック先端部が画面上で滑動しないようにすることができるのである。
本考案の第3のものにおいては、バンド部材に更に第2スティック部材を取り付け、この第2スティック部材は、前記スティック部材と対向する反対側に設け、スティック部材を第一指の爪上面に配置すると、第2スティック部材は第一指の爪と反対側の下側に位置するように構成したものである。
これにより、2本のスティック部材を利用して、これら2本のスティック部材の先端部をスマートフォンの表示画面にマルチタッチさせ、ピンチアウト及びピンチイン操作を行うことができることとなるのである。
これにより、2本のスティック部材を利用して、これら2本のスティック部材の先端部をスマートフォンの表示画面にマルチタッチさせ、ピンチアウト及びピンチイン操作を行うことができることとなるのである。
つまり、前記第1の発明で親指の先端で行う動作を第2スティック部材の先端部が行うようにしたものである。
これにより、画面には指先の指紋や皮脂等が付着する恐れは全く生じ無くなるのである。
更に、この第2スティック部材の先端部分は滑動性を有しており、滑り易くしたので、この第2スティック部材を表示画面上で容易に滑らせて移動させることが可能となる。
これにより、画面には指先の指紋や皮脂等が付着する恐れは全く生じ無くなるのである。
更に、この第2スティック部材の先端部分は滑動性を有しており、滑り易くしたので、この第2スティック部材を表示画面上で容易に滑らせて移動させることが可能となる。
本考案の第4のものにおいては、バンド部材を限定したものであり、このバンド部材は輪状のゴム製バンドを使用したものである。
これにより、親指の第一関節の部位にバンド部材を伸張させ広げて嵌めることによって、簡単に装着することができることとなるのである。
これにより、親指の第一関節の部位にバンド部材を伸張させ広げて嵌めることによって、簡単に装着することができることとなるのである。
本考案の第5のものにおいては、スティック部材及び第2スティック部材を更に限定したものであって、これを導電性を有する硬質合成樹脂製の棒状体から形成したものである。
このスティック部材を使用して、容易にバンド部材に取り付け、固定させることができ、その製作が容易となるものである。
また、合成樹脂製のため、その外形形状を各種の所望の形状、形態に成形することも容易にできることとなる。
このスティック部材を使用して、容易にバンド部材に取り付け、固定させることができ、その製作が容易となるものである。
また、合成樹脂製のため、その外形形状を各種の所望の形状、形態に成形することも容易にできることとなる。
以下、添付の図面と共に、本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案に係る多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具(以下「マルチタッテ補助具」という。)の一実施形態を図示する斜視図で、使用状態を示すものである。
本考案に係るマルチタッチ補助具10は、第一指(親指)の第一関節の部位に装着する伸縮自在のバンド部材11と、このバンド部材11に取り付けられるスティック部材12とから成る。
図1は、本考案に係る多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具(以下「マルチタッテ補助具」という。)の一実施形態を図示する斜視図で、使用状態を示すものである。
本考案に係るマルチタッチ補助具10は、第一指(親指)の第一関節の部位に装着する伸縮自在のバンド部材11と、このバンド部材11に取り付けられるスティック部材12とから成る。
バンド部材11は、適宜幅の合成ゴム製の輪状部材からなり、伸縮自在で、丁度親指の第一関節の周りに取り付け装着することができる。
スティック部材12は、前記バンド部材11の適宜部位にバンド部材11と略直交する方向に取り付けられ、バンド部材11を使用者の親指Tの第一関節の周りに装着した際に、丁度親指Tの爪部Nの上面側に位置することができる。
スティック部材12は、前記バンド部材11の適宜部位にバンド部材11と略直交する方向に取り付けられ、バンド部材11を使用者の親指Tの第一関節の周りに装着した際に、丁度親指Tの爪部Nの上面側に位置することができる。
また、スティック部材12は、合成樹脂製の棒状体から成るが、その先端部12tには導電性ゴムが被覆されている。
従って、このスティック部材12の先端部は、スマートフォンSの表示画面Pにタッチすると滑り止め効果が発揮される。
従って、このスティック部材12の先端部は、スマートフォンSの表示画面Pにタッチすると滑り止め効果が発揮される。
操作方法については、後の図を用いて詳説するが、図1にある通り、本考案に係るマルチタッチ補助具10を親指Tの第一関節の周囲に装着し、スマートフォンSは、他の第二指から第五指の4本の指と手の平で保持される。
この状態で、スティック部材12の先端から取付部12cまでの距離が親指Tの先端から第一関節の部位までの長さよりも同一か長いため、親指Tの第一関節を少し曲げた状態で、スティック部材12の先端部12tを画面Pに容易に当接(タッチ)できる。
この状態で、スティック部材12の先端から取付部12cまでの距離が親指Tの先端から第一関節の部位までの長さよりも同一か長いため、親指Tの第一関節を少し曲げた状態で、スティック部材12の先端部12tを画面Pに容易に当接(タッチ)できる。
その後に親指Tの先端部を画面Pにタッチし、タッチした状態で上又は下にスライド移行させるのである。
矢印Dの方向に親指Tをスライドさせれば、ピンチアウト操作ができ、矢印Eの方向に親指Tをスライドすれば、ピンチイン操作ができるのである。
この際に、スティック部材12の先端部12tには、導電性ゴムが設けられているために、その先端部12tは移動しないままの状態を維持できるのである。
矢印Dの方向に親指Tをスライドさせれば、ピンチアウト操作ができ、矢印Eの方向に親指Tをスライドすれば、ピンチイン操作ができるのである。
この際に、スティック部材12の先端部12tには、導電性ゴムが設けられているために、その先端部12tは移動しないままの状態を維持できるのである。
その他のタップ、ダブルタップ、フリック等の操作については、スティック部材12又は親指Tの何れかの先端部で行うことができる。
即ち、本考案に係るマルチタッチ補助具10においては、従来のように2本の指を使用することなく、親指Tの1本のみで全ての操作が可能となるのである。
これにより、スマートフォンSは、他の4本の指と手の平で保持され、落としてしまう恐れが少なくなるのである。
即ち、本考案に係るマルチタッチ補助具10においては、従来のように2本の指を使用することなく、親指Tの1本のみで全ての操作が可能となるのである。
これにより、スマートフォンSは、他の4本の指と手の平で保持され、落としてしまう恐れが少なくなるのである。
図2は、上記実施形態に係るマルチタッチ補助具の使用方法を示す説明図であり、その(A)がスティック部材を画面にタッチした状態を、その(B)がスティック部材と親指の両方をタッチした状態を示している。
先ず最初に、スマートフォンの画面Pに、スティック部材12の先端部12tを当接する。この先端部12tには導電性ゴムが被覆されているために、当接した状態を維持できる。即ち、その先端部12tは、画面上を滑動し難いものとなる。
この状態で、親指Tの第一関節を少し曲げて、その後にその親指Tの先端部をスマートフォンの画面Pに当接するのである。この状態を図2(B)が示している。
この状態で、親指Tの第一関節を少し曲げて、その後にその親指Tの先端部をスマートフォンの画面Pに当接するのである。この状態を図2(B)が示している。
その後、ピンチアウト又はピンチインの操作を行うために、親指Tの先端部を画面P上でスライド(滑動)させるのである。
画面上矢印Dの方向に親指Tの先端部を滑らせると、ピンチアウト操作となり、画面上矢印Eの方向に親指Tの先端部を滑らせると、ピンチイン操作となるのである。
このように、親指Tの1本で、これらの操作を簡単に行うことができるのである。
画面上矢印Dの方向に親指Tの先端部を滑らせると、ピンチアウト操作となり、画面上矢印Eの方向に親指Tの先端部を滑らせると、ピンチイン操作となるのである。
このように、親指Tの1本で、これらの操作を簡単に行うことができるのである。
図3は、本考案の第2の実施形態を図示する説明図である。
この第2実施形態においては、上記実施形態の構成に更に第2スティック部材22を付加したものである。
この第2スティック部材22は、前記実施形態のスティック部材12と同じ素材を用いた棒状体から成るが、その基端側端部がバンド部材11の部分で終わっている。
この第2実施形態においては、上記実施形態の構成に更に第2スティック部材22を付加したものである。
この第2スティック部材22は、前記実施形態のスティック部材12と同じ素材を用いた棒状体から成るが、その基端側端部がバンド部材11の部分で終わっている。
このような構成としたのは、この第2スティック部材22は、親指Tの爪側と反対側の下側(内側)に配置されるため、第一関節の部位でその基端部が終わるようにして、第一関節を曲げることができるようにしたのである。
これにより、第2スティック部材22は、親指Tの先端部の動きに追従することができることとなるのである。
これにより、第2スティック部材22は、親指Tの先端部の動きに追従することができることとなるのである。
即ち、親指Tの第一関節から先の先端部を下方に動かせば、第2スティック部材22の先端も矢印Dの方向にスライドし、親指Tの先端部を上方に動かせば、第2スティック部材22の先端も矢印Eの方向にスライドすることとなるのである。
これにより、滑動しないスティック部材12と上下に滑動する第2スティック部材22の動きにより、ピンチアウト及びピンチイン操作が親指Tの1本の動きで実行できることとなるのである。
これにより、滑動しないスティック部材12と上下に滑動する第2スティック部材22の動きにより、ピンチアウト及びピンチイン操作が親指Tの1本の動きで実行できることとなるのである。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案においては以下の通り種々設計変更することができる。
バンド部材の素材等は、伸縮自在であればよく、各種の合成ゴムを利用することができる。
その輪状直径サイズも自由に設計することができ、大、中、小の異なる複数のサイズのものを用意することができる。
そのバンド部材の幅も自由であるが、親指の第一関節の周囲に装着する関係上、余り幅の広いものは相応しくないが、堅牢性を考慮して、ある程度広幅のものを使用することもできる。
バンド部材の素材等は、伸縮自在であればよく、各種の合成ゴムを利用することができる。
その輪状直径サイズも自由に設計することができ、大、中、小の異なる複数のサイズのものを用意することができる。
そのバンド部材の幅も自由であるが、親指の第一関節の周囲に装着する関係上、余り幅の広いものは相応しくないが、堅牢性を考慮して、ある程度広幅のものを使用することもできる。
本考案においては、より厳密に説明すると、スティック部材は、親指の第一関節の動きに追従しない構成である。つまり、親指の第一関節から根本部側に固定されるのである。
他方、第2スティック部材は親指の第一関節から先の先端部分に追従する構成である。
従って、バンド部材に取り付けられるスティック部材12は、第一関節から根本側に固定され、第2スティック部材22は、第一関節から先端側に固定されるように形成してもよい。
他方、第2スティック部材は親指の第一関節から先の先端部分に追従する構成である。
従って、バンド部材に取り付けられるスティック部材12は、第一関節から根本側に固定され、第2スティック部材22は、第一関節から先端側に固定されるように形成してもよい。
それ故、バンド部材を一定の幅にせずに、或いは、バンド部材の第2スティック部材との接合部位を親指の先端側に延長して延長部を形成し、この延長部に第2スティック部材22を取り付けるように構成してもよいのである。
その際に、バンド部材の下側(第2スティック部材の取付側)のみを先端側に幅広に形成して実施することもできるのである。
つまり、バンド部材は、一定幅のものでなく、第2スティック部材が連接される下側部分を先端側に膨出した形状に形成することもできるのである。
その際に、バンド部材の下側(第2スティック部材の取付側)のみを先端側に幅広に形成して実施することもできるのである。
つまり、バンド部材は、一定幅のものでなく、第2スティック部材が連接される下側部分を先端側に膨出した形状に形成することもできるのである。
スティック部材及び第2スティック部材の素材も各種のものを使用することができるが、その少なくとも先端部には導電性の素材を付加する必要がある。
上記の実施形態では、その先端部に導電性ゴムを被覆したが、その先端部分の全体を全て導電性ゴムで形成することもできる。
スティック部材の長さも適宜自由に設計することができるが、使用者の指の長さを考慮して、長、中、短と、何種類かの長さのものを用意することができる。
上記の実施形態では、その先端部に導電性ゴムを被覆したが、その先端部分の全体を全て導電性ゴムで形成することもできる。
スティック部材の長さも適宜自由に設計することができるが、使用者の指の長さを考慮して、長、中、短と、何種類かの長さのものを用意することができる。
スティック部材及び第2スティック部材の形状も自由に設計変更することができる。
上記実施形態では、いずれも棒状体(断面略円形又は楕円形)のものから形成したが、先端部分のみを断面円形形状又は楕円形形状にし、根元側(親指の第一関節部分及びその根元部側)を厚みの薄い薄板状に形成して、バンド部材との接合をより容易に行うことができるような形態にすることも可能である。
上記実施形態では、いずれも棒状体(断面略円形又は楕円形)のものから形成したが、先端部分のみを断面円形形状又は楕円形形状にし、根元側(親指の第一関節部分及びその根元部側)を厚みの薄い薄板状に形成して、バンド部材との接合をより容易に行うことができるような形態にすることも可能である。
但し、先端部は、タップやダブルタップを行う関係上、ある程度接触面積が大きい形態にすることが望ましい。
スティック部材をバンド部材に取り付ける取付方法も自由である。
両者を溶着することもできるし、バンド部材を二重に配して、その間に接着することもできる。
従って、この取付方法により、スティック部材12を親指の先端部に追従せず、第2スティック部材22のみを追従するように容易に取り付け、接合することが可能となる。
スティック部材をバンド部材に取り付ける取付方法も自由である。
両者を溶着することもできるし、バンド部材を二重に配して、その間に接着することもできる。
従って、この取付方法により、スティック部材12を親指の先端部に追従せず、第2スティック部材22のみを追従するように容易に取り付け、接合することが可能となる。
以上、本考案は、極めて簡易な構成で、親指1本でマルチタッチ操作が可能となり、且つまた画面に指紋や皮脂等の付着も最小限に抑えることができる多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具を提供することができたものである。
10、20 多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具
11 バンド部材
12 スティック部材
12t 先端部(スティック部材の)
22 第2スティック部材
S スマートフォン
P 画面
T 親指(第一指)
11 バンド部材
12 スティック部材
12t 先端部(スティック部材の)
22 第2スティック部材
S スマートフォン
P 画面
T 親指(第一指)
Claims (5)
- 使用者の第一指(親指)の第一関節の部位に装着できる伸縮自在のバンド部材(11)と、このバンド部材(11)と略直角方向に取り付けられたスティック部材(12)とからなり、
スティック部材(12)は少なくともその先端部分が導電性素材からなり、
スティック部材(12)の先端からバンド部材(11)の取付位置までの長さを、使用者の第一指の先端から第一関節までの長さと同一又は長く形成し、
前記スティック部材(12)を第一指の爪上面に配置して装着することにより、スティック部材(12)の先端部と第一指の先端部とで、ピンチアウト又はピンチイン操作を第一指のみで行うことができる多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具。 - 前記スティック部材(12)の先端部の導電性素材として、導電性ゴム等の滑り止め効果を有する素材を使用したことを特徴とする請求項1に記載の多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具。
- 前記バンド部材(11)に更に第2スティック部材(22)を取り付け、この第2スティック部材(22)は、前記スティック部材(12)と対向する反対側に設け、その少なくとも先端部分を滑動性を有する導電性素材から形成し、
前記スティック部材(12)を第一指の爪上面に配置し、前記第2スティック部材(22)を第一指の爪と反対側の下側に配置して使用できることを特徴とする請求項1又は2に記載の多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具。 - 前記バンド部材(11)が輪状ゴム製バンドから形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具。
- 前記スティック部材(12)及び第2スティック部材(22)を導電性を有する硬質合成樹脂製の棒状体から形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の多機能携帯電話の画面用マルチタッチ補助具。
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2012
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