JP3174719U - ベースを両端に持つヒートシンク - Google Patents

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Abstract

【課題】組立工程でフィンの枚数を決めることができ、成型し易く、製造コストを抑えたヒートシンクを提供する。
【解決手段】フィン2の相反する方向の両端部に沿う箇所にベース10,20が一体形成され、これら2つのベースの各2面における一方の片側の各1面には長手方向に沿う凸条部が形成され、該各2面における他方の片側の各1面には、該凸条と同形状の凸条部を有する連結用ベースの凸条部を圧入変形させて装着する凹条部が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、フィンの数に合わせた接続が可能なベースを両端に持つヒートシンクに関する。
最近の電子集積回路及び電気回路の高密度化・高容量化よる過熱抑制にヒートシンクが一般的に用いられている。
ヒートシンクは、ベースの表面に等間隔ごとにフィンを立設させたもので構成され、多くの種類のヒートシンクは、アルミニウムで圧縮成型、ダイカスト成型、インサート成型、押出し成型等によりベースと所定枚数のフィンとが一体形成されている。
一方、これらの成型によると金型製作コストが高くつき、このため、例えば特許文献1において、ベース(基板)の表面に並設させた溝部内にフィンの一側のみをカシメ固定する技術が開示されている。これによればフィンをプレス成型、ロール成型で製作できる利点がある。
特開平7−161882号公報
しかしながら、特許文献1に記載のヒートシンクによれば、1台のベースに複数の溝が形成されているため、所望の数のフィンを備えたヒートシンクにするには、その数に合わせた溝を持つベースを製造する必要があるため、このための金型製造コストが高くなる。
溝の数より少ない枚数のフィンをベース上に立設させることは可能であるが、必要以上の大きさのベースは、取付スペースを必要以上に広くとることになる。
また、フィンの一側のみをベースに固定させた同特許文献のフィンを片支持させる構造は、肉厚が例えば1mm以下のように薄いフィン、大きな面積のフィン、横長いフィン等をベース上にカシメて立設させる際に変形が生じ易い。また、ヒートシンクによる放熱(冷却)効率は、ベースとフィンの表面積の差が大きく影響するため、更に表面積を広くすることが望まれる。
本考案は、掛かる事情に鑑みて提案されたものであり、フィンの相反する方向の両端部に沿う箇所にベースが一体形成され、これら2つのベースの各2面における一方の片側の各1面には長手方向に沿う凸条部が形成され、該各2面における他方の片側の各1面には該凸条と同形状の凸条部を有する連結用ベースの凸条部を突入係合させて装着する凹条部が形成された、ベースを両端に持つヒートシンクとすることにより、組立工程でフィンの枚数を決めることができ、成型し易く、製造コストを抑え、しかもフィンを両側から補強する、ベースを両端に持つヒートシンクを提供することを解決課題とする。
請求項1の考案に係るベースを両端に持つヒートシンクは、
アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金のいずれかによる方形状を有するフィンの相反する方向の両端部に沿う箇所にベースが一体形成され、
これら2つのベースにおける前記フィンと面を同じ向きにした各2面は平行な平坦面であり、該各2面における一方の片側の各1面には長手方向に沿う凸条部が形成され、該各2面における他方の片側の各1面には、該凸条部と同形状の凸条部を有する連結用ベースの凸条部を圧入変形させて装着する凹条部が形成されているところに特徴がある。
請求項2の考案に係るベースを両端に持つヒートシンクは、
請求項1に記載の構成の上、更に、前記2つのベースの少なくとも一方のベースに形成されている前記凸条部と凹条部は、いずれも2列又は3列による並列間隔で配置されている。
請求項3の考案に係るベースを両端に持つヒートシンクは、
請求項1又は2に記載の構成の上、更に、前記凹条部は、溝内先端部が略Y字形状に分岐した形状であり、前記凸条部の先端部は、該溝内先端部の斜面内壁に突入した後、更なる圧入により該溝内先端部内に変形突入可能な2股の略U字形状とされている。
請求項1の考案に係るベースを両端に持つヒートシンクによれば、
1枚のフィンの両端部に沿う箇所にベースを設けて一体化させ、しかも、ベースには個々のヒートシンクを平行に連結させるための互いに突入係合し合う凸条部と凹条部を設けた結果、組立工程で所望の枚数にヒートシンクにすることができるようになった。
請求項2の考案に係るベースを両端に持つヒートシンクによれば、
前記2つのベースの少なくとも一方のベースに形成されている前記凸条部と凹条部を2列又は3列による並列間隔で配置した結果、更に強固な連結ができるようになった。
請求項3の考案に係るベースを両端に持つヒートシンクによれば、
、前記凹条部を、溝内先端部が略Y字形状に分岐した形状とし、前記凸条部の先端部を、該溝内先端部の斜面内壁に突入した後、更なる圧入により該溝内先端部内に変形突入可能な2股の略U字形状とした結果、更に一層強固に連結できるようになった。
また、本考案の各請求項によれば、連結させるベースどうしを強く押し付けるといいう簡単な作業で行えるようになった。
本考案実施形態のベースを両端に持つヒートシンクを単体構造でを示した斜視図。 同じく連結させて示した斜視図 本考案実施形態のベースを両端に持つヒートシンクの一端側ベースの拡大側面断面図。側面図。 ヒートシンクの連結前の状態を示した部分拡大側面図。 同じく連結後の状態を示した部分拡大断面図。 はベースの連結の流れを示した部分拡大断面図であり、(a)は連結前、(b)は連結途中、(c)は連結後の状態を示している。 端部のベースの処理方法を示した斜視図。
本考案を実施するための形態は次の実施例において一層明確に理解されるであろう。
図1に示す本考案実施形態に係る単体構造のヒートシンク(以下、ヒートシンク単体、と略称する。)1は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金のいずれかを材料とする方形のフィン2の両縁部に沿う箇所にベース10,20が一体形成されたものである。
図に示すフィン2は平板形状であるが、波板形状、表面積を広げて冷却効率を向上させるために突起や孔等が形成されたフィンであっても構わない。
図1において上部側で示されるベース10と、下部側で示されるベース20はフィン2の面に対して同じ高さで突出する横幅があり、2つのベース10のフィン2と面の向きを同じにした長手方向に沿う一方の片側面には、横M字形状の凸条部12と、横M字形状の凹条部13が形成され、他方の片側面の凸条部12と高さ位置合わせた箇所には、横M字形状の凹条部16が形成されている。凹条部の語は溝の語に置き換えてもよい。
また、ベース20の一方の片側面にも同様の凹条部23と凸条部24とが交互平行に各三段形成され、他方の片側面には凸条部28と凹条部29とが交互平行に各三段形成されている。
下部側のベース20は、従前のベースと同様に、下面と熱源になる部材とが重ね合わされる。上部側のベース10は、フィン2の形状を維持安定させる機能があり、双方のベース10,19は、フィン2とともに放熱(冷却)に必要な表面積を大幅に拡大させる
2つのベース10,20は、また、複数のこの種のヒートシンク単体1,1・・・を連結される機能も持つ。
図2は、複数個のヒートシンク単体1,1・・を連結させた状態を示しており、この図に見られるように、凹凸嵌合を伴うベース10,10・・及びベース20,20・・を、互いに密着させる方向に加圧させて連結させてあり、ヒートシンク単体10の連結数は自由に設定できる。
図3及び図4は、ベース10Aとベース10B、及びベース20Aとベース20Bの詳細な形状を詳細に示している。
これらの図に示すように、M字形状の凹条部23,23・・・、29,29・・・の溝内先端部は、略Y字形状に分岐した形状となっている。そして、凹条部23,23・・・、29,29・・・の長手方向に沿う内壁面は、M字形状の凸条部24,24・・・、28,28・・・の外壁面と一体となっている。
図4及び図5に示すように、2つのヒートシンク1A,1Bによる連結では、ベース10A側のM字形状の凸条部12が、ベース10B側の凹条部16内に突入し、ベース10側の凸条部17がベース10A側の凹条部12内に突入する。同時に、小凸条部15が溝11内に突入し、小凸条部14が溝18内に突入する。
また、ベース20Aとベース20B間においても、凸条部28が凹条部23内に突入し、凸条部24が凹条部29内に突入し、小凸条部30が溝25内に突入する。
そして、これらの突入後、隣り合う各2つのベース10A,10B、20A,20Bを密着させる方向に加圧させると、各凸条部12,17,24,28の二股に分岐した先端部が変形して、離脱不能になる。
図6(a)〜(c)は、この一連の連結工程を更に明瞭に示している。
連結における図6(a)から(b)に至る突入工程を終えると、M字形状の凸条部28の(上下の)壁面は凹条部23の内壁に密着し、分岐した先端部28a,28bは、凹条部23内の傾斜面23b,23bに当接した状態にある。 この後の上記加圧により、図6(b)から(c)に示すように、分岐した先端部28a,28bは傾斜面23b,23bに押しつけられて、凹条部23の溝内先端部23c,23c内に向けて加圧変形する。同時に、同様の原理で、M字形状の凹条部23の上下の入口に形成されている小凸条部22が、M字形状の凸条部28のくびれた溝29a内に変形突入し、小凸条部24aが溝29b内に突入する。また、M字形状の凸条部28の先端中央に形成されている溝28bと、凹条部23内中央に形成されている小凸条部23aとが密着した状態になる。
図7に示すように、複数のヒートシンク単体1A,1B,1Cを連結させた後の端部の後処理は、上述と同様の連結により、ベース10,20の開放側端部をエンド部材10X,20Xを連結させて、凹凸を隠すようにしてもよい。
本考案に係るヒートシンクは、ベースを両端に持つヒートシンクとすることにより、組立工程でフィンの枚数を決めることができ、成型し易く、製造コストを抑え、しかもフィンを両側から補強する利点があり、従来のヒートシンクが用いられている各種産業分野で利用可能性がある。
1 本考案実施形態に係るヒートシンク単体
2 フィン
10 ベース
12 凸条部
16 凹条部
20 ベース
23 凹条部
24 凹条部
28 凸条部
29 凹条部

Claims (3)

  1. アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金のいずれかによる方形状を有するフィンの相反する方向の両端部に沿う箇所にベースが一体形成され、
    これら2つのベースにおける前記フィンと面を同じ向きにした各2面は平行な平坦面であり、該各2面における一方の片側の各1面には長手方向に沿う凸条部が形成され、該各2面における他方の片側の各1面には、該凸条と同形状の凸条部を有する連結用ベースの凸条部を圧入変形させて装着する凹条部が形成されていることを特徴とする、ベースを両端に持つヒートシンク。
  2. 前記2つのベースの少なくとも一方のベースに形成されている前記凸条部と凹条部は、いずれも2列又は3列による並列間隔で配置されている、請求項1に記載のベースを両端に持つヒートシンク。
  3. 前記凹条部は、溝内先端部が略Y字形状に分岐した形状であり、前記凸条部の先端部は、該溝内先端部の斜面内壁に突入した後、更なる圧入により該溝内先端部内に変形突入可能な2股の略U字形状である、請求項1又は2に記載のベースを両端に持つヒートシンク。
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WO2016002288A1 (ja) * 2014-07-03 2016-01-07 株式会社丸三電機 放熱部材、ヒートシンク、及び、ヒートシンクの製造方法
KR20170079177A (ko) * 2015-12-30 2017-07-10 한온시스템 주식회사 전기소자 냉각용 열교환기

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